終の棲家になるのかどうかは未定です
日本活育協会 Yogaマイスターきのしたゆりです。すっかり春めいてまいりましたね!皆様方にはお変わり御座いませんか?一月に新スタジオをオープンして、少しは落ち着くのかと想っていた私でしたが、新たな事案が勃発し、益々多忙を走っております。自然は最高のカウンセラー心理学でそのように学び、私が五感で感じたままに選択してきた生き方が実は心身の健康を支えてくれていたのだと、実感したのも未だ記憶に新しい今日。私は山が大好きです。田舎育ちなので当然その影響もあるかとは想いますが、とにかく身近に山が在り、緑があることだけでとても落ち着くのです。ここに移り住む前は里山に緑蒸す木々の麓に自分で設計した家を建て四季の移ろいを眺めながらご満悦でした。10年前夫の病によって止む無く会社の整理。その家を手放した先の住まいであるここにも同じように里山が隣接し疲れた心身を癒してくれました。一月の中頃でしょうか・・・この山に道路がつくことになりました。きのした様のお宅だけが新しい道路に面します。工事中は何かとご迷惑をおかけすることになると思いますが・・・降って沸いたお話では御座いました。工事車両がバンバン行き交う様が脳裏を過ぎります。工事が終了した後は、これまで以上に往来する車が増えるのは明々白々。私を癒してくれた里山も姿を消し去ります。その日の夜行動を起こす良いきっかけかも知れないわね!新しい住処を探しましょう! となりました。老齢になったら車にも乗れなくなることだし色々な利便性を考えると私達の終の棲家は絶対駅前だよね!かねてよりそのように話していた私達夫婦。何の迷いも無く仕事場がある駅前で物件を探し始めました。ところが帯に短し たすきに長し。やっと気に入った物件にめぐり合ったかと思えば、眼を見張るほど高額の家賃。ここは思案のしどころと数日を経て考え方を180度変更しました。持ち家は要らないと語ってきた私でしたが、これほど高額の家賃を支払わねばならないのなら、買ってしまった方が合理的。目的が決まりますと、後は突っ走るだけです。そうなりますと心はつい自然が身近にあるほうへと泳ぎます。駅前はもう少し後。現役で忙しくしている間はやっぱり私には山が必要。とても気に入った物件と遭遇しました。とは言えこれまでとは180度違った計画を立て、実行に移さねばなりません。今の私に出来る最大限の努力をしてでも、その夢を手にするために走り出しました。夢は持ったほうが楽しいです。そして夢は大きいほうがもっと楽しいです。そして夢は叶えたほうが更にもっと楽しいです。私は永遠に夢見る夢子ちゃんを地で生き抜きたいです。そしていつも実感するのです。[人間万事塞翁が馬]と。※蛇足ながら[人間万事塞翁が馬]の解説まで中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり、国境には城塞がありました。ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に逃げていってしまいました。この辺の北の地方の馬は良い馬が多く、高く売れるので近所の人々は気の毒がって老人をなぐさめに行きました。ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。「このことが幸福にならないとも限らないよ。」そしてしばらく経ったある日、逃げ出した馬が胡の良い馬をたくさんつれて帰ってきました。そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと、老人は首を振って言いました。「このことが災いにならないとも限らないよ。」しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと、老人は平然と言いました。「このことが幸福にならないとも限らないよ。」1年が経ったころ胡の異民族たちが城塞に襲撃してきました。城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。そして、何とか胡人から守ることができましたが、その多くはその戦争で死んでしまいました。しかし、老人の息子は足を負傷していたので、戦いに行かずに済み、無事でした。この話は、中国の古い書物「淮南子(えなんじ)」に書かれています。「人間万事塞翁が馬」の「人間(じんかん)」とは日本で言う人間(にんげん)の事ではなく、世間(せけん)という意味です。「塞翁」というのは、城塞に住んでいる「翁(おきな)=老人」という意味です。「城塞に住む老人の馬がもたらした運命は、福から禍(わざわい)へ、また禍(わざわい)から福へと人生に変化をもたらした。まったく禍福というのは予測できないものである。」という事です。誠に禍福はあざなえる縄の如しきっちりとなりましたら又ご報告させて頂きます。それまでみなさま方もごきげんよう!!