オーストラリアでヨガ講師をしている

佐々木はるかです。

 

 

 

多民族国家の環境の中で

ハタヨーガを指導しながら、

 

 

インドの学校を通して

 

クリシュナマチャリア伝統における

哲学を学んでいます。

 

 

 

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今日は、チャンティングやキルタン(キールタン)などで使われる、

 

ハーモニウム(ハルモニウム)を買いたいなと

 

思っている方に向けて。

 

 

 

選び方や買い方の参考になればと思って

シェアをしてみます。

 

 

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私がキルタンを始めたのは8年半前。

 

 

よく分からず始めたのち、

 

あっという間に月日は流れて、

 

ハーモニウムの音に親しみはあったけれど

自分で弾いてみることはなく。

 

 

 

やっと触ってみたのが、

ちょうど1年前くらいです。

 

 

 

小さい頃にピアノを習っていたので、

 

指の動かし方などはそこまで手こずることは

 

なかったけれど、

 

 

 

これまでドレミで音楽をしてきた頭を

 

急にコードに切り替えるのは

 

難しいなあと思いました。

 

 

 

 

周りの友達が持っているハーモニウムを、

 

借りては返し、

 

別の子に借りては返し、

 

 

 

友達とのシェアハーモニウムがあった時期もありましたが、

 

 

自分のが欲しいなあと思うようになり、購入。

 

 

 

 

今は、家では自分のハーモニウムを使い、

 

グループチャンティング(キルタン)でリードをする際は、

 

そのコミュニティにあるハーモニウムを

使っています。

 

 

 

 

 

私が知っている限りの、

 

ハーモニウムのことを今日はシェアしてみます。

 

 

 

どなたかの参考になれば。

 

 

 

 

 

  サイズについて

 

 

サイズは本当にピンキリ。

 

大きいものもあるし、

 

今はトラベルハーモニウムと言って、

持ち運びにとても便利な小さなものもあります。

 

 

大きいとやはりそれなりの重量なので、

持ち運びが辛いです。

 

 

 

多分私のは、10kgくらいあります。

 

 

 

 

  折りたたみ式について

 

 

私は英語圏に住んでいるので、

 

ハーモニウムを調べる際、

 

買い物の下調べなどは英語でしたが、

 

 

英語だと Foldable という風に表記がなされます。

 

 

 

土台の木箱の中に、

がっちゃんと入れ込む形で収納できるのが一般的。

 

 

折りたたみ式だと、小さくはなりますが、

 

私の印象だと重たくなります。

 

 

 

ただ、折り畳めると持ち運びやすい形状にはなるので、

 

これもどういう用途でハーモニウムを買うのかで

良くも悪くもなると思います。

 

 

おうちで弾くだけなら、

 

折りたたみ式である必要はない気がします。

 

 

 

 

  有名ブランドについて

 

 

とても高品質で有名なブランドだと、

 

BINA(ビーナ)、Paul and CO(ポールアンドコー)などがあります。

 

しかしその分お値段はもちろん張ります。

 

 

 

日本国内でどのブランドが出回っているのか、

 

リサーチしたことがないので分からないのですが、

 

 

英語だとかなりのブランドが出てくるので、

 

英語ができる方は英語でショッピングされてもいいかも。

 

 

 

 

 

 

  ベローについて

 

ベローとは、アコーディオンのように、

 

空気を送り込むペコペコ動かす部分です。

 

 

私が持っているハーモニウムは、ダブルベローと言って、

 

右を締めることも左を締めることもできる。

 

つまり、右利き左利きに合わせて、

 

どちらを開いておくか決めれるようになっています。

 

 

 

 

そういう左右非対称のものではなく、

 

左右対称なベローもあります。

 

 

 

どちらがいいなどはないと思います。

 

好みです。

 

 

 

 

  リードについて

 

ハーモニウムを購入ページ詳細などを見ると、

2リード、3リードなどという表記をみるかと思います。

 

 

これは音の深さ、みたいなのを表しているというのが

私の理解なんですが、

 

 

3リードだとより深くて美しい音が出る一方で、

 

2リードだと少し淡白な音色にはなるけれど、

重量が軽くなります。

 

 

 

私は3リードを使っていますが、

正直、持ち運びは大変なので極力したくありません。

 

重たいです、音色はとても素敵ですが。

 

 

 

そして、3リードだとサイズの奥行きが増すので、

 

ベローに手が届くのがギリギリ(私は前のめりになって弾いています)になり、

体勢がきついなあと感じること多し。

 

 

オーストラリアで生きていると、

周りが手足長い人ばかりで、

 

あまりこの問題を共有できる人はいませんが。

 

 

日本人女性の一般的な身長ですが、

3リードは大きいなあと感じます。

 

 

 

 

  鍵盤について

 

 

まず鍵盤の数。

 

数が多ければ多いほど、横に広くなります。

 

 

逆に、鍵盤の数が少なければ、

 

コンパクトに収まるので、前述したトラベルハーモニウムなどは、

 

鍵盤の数がとても少ないです。

 

 

 

インド人の伝統音楽の先生と話す機会があったのですが、

 

和音でチャンティングするのは西洋式であり、

 

ピロピロと指を右に左にたくさん動かすのが

 

インドの伝統だと言っていました。

 

 

 

私は和音でコードを弾くのみなので、

 

正直 1.5オクターブくらいしか使っていません。

 

 

 

 

鍵盤が増えるほどもちろん重たくなるので、

 

重さと奏法の良い塩梅を探すのが良いと思います。

 

 

 

また、鍵盤は弾くときの感触もかなり違うので、

 

試し弾きできるのがベストです。

 

 

鍵盤を下げる感触がとても強いもの、

柔らかいもの、

 

色々です。これは自分の好みだと思います。

 

 

 

 

 

  スケールチェンジャーについて

 

スケールチェンジャーとは、

 

いわゆるカポのことです。

 

 

ギターやウクレレで、音の高さを調節する時に使う、

 

洗濯バサミみたいなやつ。あれです。

 

 

スケールチェンジャーがあるハーモニウムであれば、

 

ドレミを2つ高い音に上げたい!となった時に、

 

スケールを調節するだけで、実際の鍵盤の指は変えることなく

 

音だけ変えることが可能です。

 

 

 

これの何が便利かというと、

 

例えばギターやウクレレなど、他の楽器と合わせて演奏する時に、

 

 

ギターがカポを使う曲で、

 

一緒にスケールチェンジャーを使えば、

 

とても簡単。

 

 

 

複雑な指の動きをすることなく、合わせることができます。

 

 

私は他の楽器と合わせてキルタンをするので、

 

スケールチェンジャーがついたものを購入しましたが、

 

 

 

自分だけで演奏するのであれば、

正直いらないと思います。

 

 

これがつくと、幅のサイズが大幅アップ、重量アップするので、

身軽ではなくなります。

 

 

お値段も上がります!

 

 

 

  チューニングについて

 

日本で正規販売されているものであれば、

 

おそらくここを心配する必要はないんだけれど、

 

 

世界標準でチューニングされているのか、というのは

 

事前に一応確認しておいてもよさそう。

 

 

特にインドで購入する場合など。

 

 

 

特に、他の楽器と合わせて演奏する場合、

 

このチューニングがずれていると、

 

同じコードを弾いてるのに不協和音・・ということがありえる。

 

 

念のために確認してもいいですね。

 

 

 

 

  ドローンとストップ

 

このドローンとストップという名称が、

 

日本語でも同じくこう呼ばれているのかは

 

ちょっとわからないのですが、

 

 

手前についている、引く取手みたいなやつのこと。

 

 

 

こちらはまた今後、

 

別記事で書いてみようかと思います。

 

 

ベーシックなものしか演奏しないし、

 

まだまだ練習中の私のレベルで話すと、

 

この取手が多ければ多いほど良い、ということはないと思います。

 

 

 

私はほとんど使わないので。

 

 

 

 

 

 

  私のハーモニウム

 

 

 

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私はこちら、Pakrashiブランド(パクラシ)。

 

中古で購入しました、日本円だと8万円ほど。

 

3リードでスケールチェンジャー付きです。

 

 

重たいです・・。

 

 

 

初心者にしてはかなり奮発した方だと思います。

 

 

 

私の場合、大人数の前で

すでにキルタンのリードをしていたので、

 

少々良いやつを選ぶぞと思ってこちらにしましたが、

 

 

自分だけで弾く、まずは練習、

 

っていうタイミングであれば、

 

 

別のを買ったと思います。

 

 

 

私のは中古なので、いつか新品のハーモニウムが欲しいな。

 

壊れるまでは大事にケアして使いたいと思います。

 

 

 

 

 

 

少しでも選び方、買い方の参考になれば。

 

 

 

 

 

 

 

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オーストラリアでヨガ講師をしている

佐々木はるかです。

 

 

 

多民族国家の環境の中で

ハタヨーガを指導しながら、

 

 

インドの学校を通して

 

クリシュナマチャリア伝統における

哲学を学んでいます。

 

 

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haruka_shanti

.
今読んでいる、
人類学の本の前書きは、
.
.
こんな一文から始まる。
.
.
.
【的外れな情報であふれ返る世界にあっては、
明確さは力だ。】
.
.
.
情報過多の現代では
ごく当たり前の話だけれど、
.
このパワフルな言葉選びに、
思わず
蛍光ペンで線を引く。
.
.
.
著者はイスラエル人の歴史学者。
原本は英語かな、
.
.
本を閉じて、
表紙の翻訳者の名前を見る。
.
.
.
柴田さん。。
.
.
その業界には詳しくないから
もちろん
存じ上げないけれど、
.
.
一体どんな気持ちで
この日本語訳を
選んだのだろうとか、
.
そもそも
原文はどんなだろうとか
.
考えていたら
前書きから
なかなか進めない。
.
.
.
美しくて
力強い文章が
好きだ、
.
世界観が独特で
全く理解できない絵画が
好きだ、
.
しなやかで
繊細な音楽が
好きだ、
.
ランダムに見えるけど
完璧なパターンで並ぶ
自然の造形美が
好きだ。
.
.
.
自由な思考も
好きだ。
.
.
考えに考え抜いた
アイディアを、
自らあっさり
斬ってしまうような。
.
.
.
あなたは
どんなものが
好きですか?
.
芸術を享受して
生きようよ、
.
.
だってほら
世界は
アートで溢れている。
.
.
魅了したいより
魅了されたい。
.
.
存分に学び、
存分に味わう権利を
無駄にすることなく。

オーストラリアでヨガ講師をしている

佐々木はるかです。

 

 

 

多民族国家の環境の中で

ハタヨーガを指導しながら、

 

 

インドの学校を通して

 

クリシュナマチャリア伝統における

哲学を学んでいます。

 

 

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果たして
祈りにどれだけの力が
あるのか、

ぼんやりとすら
説明できないまま、

早9年が経とうと
しています。

.

昔に見た
祈りのドキュメンタリーの中に、
こんな実験があった。

アメリカの西海岸に住む人たちが、

東海岸に住む
病人グループAに向けて
毎日祈ると、

祈られていない
グループBと比べて
体調が良くなった。

グループAの人たちは
自分たちが祈られていることは
知らない、

そういう条件下の実験だった。

.

まだまだピンとこない部分も
多いけど、

そこそこ長く
祈りに興味を持ち続けているのは、

何かしらのパワーを
心の底では
信じているからなのかもしれない。

.

明日も美味しいご飯が
食べられたらいいな。

今年も元気に
過ごせたらいいな。

あの人の
体調が良くなればいいな。

自然がこれ以上
破壊されなければいいな。

これからも沢山
色んなものを見聞きして
吸収できたらいいな。

必要な人に
時間とエネルギーを
向けられる自分で
あれたらいいな。

腹の底から
誰かを応援できる
自分であれたらいいな。

学びの手を止めない
自分であれたらいいな。

謙虚に
伝統と向き合える
自分であれたらいいな。

.

祈りと言っても
I want to 構文ばかりが並ぶ
私の頭の中だけど。

目の前の心理に、
事象に、
社会に、

繊細に思考を向けながら、

マクロに大きく
大宇宙に委ねるような、

そんな生き方が
出来ますように、、、。