オーストラリアでヨガ講師をしている

はるかです。

 

 

 

ここでの経験をシェアしています。

 

 

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アボリジニの
おばあちゃんが
草のカバンを作るのです。



 





南国の硬い
トゲトゲの葉っぱ、

 

 

パンダナスって言うんですが、


自然に生えているそれを収穫し、

 

 



器用に
何層にも葉を割いて、



それを別の
ベリーや草の根で煮て
色をつけ、




ものすごい
手間暇をかけて
カバンやマットを編むのです。






前に、

アボリジニの住む
小さなコミュニティで、
キッズヨガを教えるということだったんだけど、




いつになっても
子供が現れない。






私とはおそらく
違う時間感覚で生きてる
彼らなので、


まあいいかと思って、




近くで
草マットを編んでいた
おばあちゃんと
お話をしながら、



他の大人たちの
肩揉みをしたりして。








世の中は、

効率化や生産性という
言葉が飛び交い、



ファストフードや
ファストファッションが
主流になったけど、

 

 

 

 


じゃあその【時短】して
浮いた時間で、


少しでもマインドが
豊かになっているだろうか。

   

 




うちの日本のばあちゃんは、


床にちょこんと座って、
チラシで作った箱を使い、

 


もやしのヒゲ根を
1時間かけて取る人だった。







あらゆることを、
効率化させるのは


とても勿体ない気がしてる。




豊かな暮らしって
なんだろう。