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車、コンピューター全般、ネット関係、に興味のある記事を書きます。

元SE・PGです。

bittorrent(ビットトレント)を使うと何ができるかという説明とそのリスクについても簡単に説明します。

 

「ビットトレント」はサーバー無しでファイルをダウンロードできるシステムで、サーバーがない代わりにダウンロードしている人はアップロードも行う事で他の人のダウンロードも支えるP2P型のファイル共有システムになっています。

 

「ビットトレント」を使う際は「ビットトレント」のクライアントソフトという「ビットトレント」を動かすソフトと何のファイルをダウンロードするかが記録されているtorrent(トレント)ファイルが必要になります。

 

「ビットトレント」を動かすソフトは色々あり、µtorrentやqbittorrent、Transmissionなどがよく使われるようです。

 

「トレントファイル」は「トレントファイル」を配布している「トレントサイト」から入手するか、ビットトレントを動かすソフトに渡す「トレントファイル」の代わりにURLを指定する「マグネットリンク」を入手します「トレントサイト」の中には「マグネットリンク」しか扱ってない所もあるようです。

 

「ビットトレント」のクライアントソフトは検索で出てきますのでお好みの物を選ぶとよいと思いますがµtorrentの人気が高いようです。

 

「トレントファイル」や「マグネットリンク」を入手する「トレントサイト」は具体的にはどこがいいという事は著作権の事情が複雑ですので基本的には自分で合法的な物を探していただくことにしますが、ここではLinuxを配布している「トレントサイト」の「Linux TRACKER」を上げておきます。

 

「ビットトレント」のシステムは初期の段階からサーバーがなくとも「Linux」を高速にダウンロードするシステムとして活用されてきました。

 

さて、PCで「ビットトレント」を使う際は「ビットトレント」のクライアントソフトをインストールする必要がありますが、「NAS」などのファイルサーバーで「ビットトレント」のクライアントソフトがサポートされている場合などはそのまま初期設定のまま使えたりアプリをダウンロードしたままで使えたりします。

 

さらに「ビットトレント」のクライアントソフトは基本的に長時間放置して動かすことになるため「NAS」などの独立したサーバーで動作していると安定して便利に使えます。

 

 

ここからはもう少し複雑な話を上げておきます。

 

「ビットトレント」は管理されたサーバーからの「ダウンロード」ではなく、各々「ダウンロード」した人が「アップロード」した上りデータを数人分集めて誰かの「ダウンロード」になりますのでどうしても「ダウンロード」のみという選択肢はない仕組みになっています。

(あなたも「ダウンロード」だけでなく「アップロード」も許可しないと高速な「ダウンロード」ができない仕組みが入っていたりします)

 

ということで誰かがあなたから「ダウンロード」しているときはあなたのインターネットの「IPアドレス」が「ダウンロード」している人に分かってしまいますのであなたの「IPアドレス」への攻撃の材料にされるリスクもあります。

 

また必ず「アップロード」はつきものですのであなたが「ダウンロード」したファイルの「拡散」に寄与している事にもなりますのであなたが「ダウンロード」したファイルがもし著作権上の問題がある場合はアップロードの罪にも問われるかもしれませんのでご注意を。

 

あなたのインターネットの「IPアドレス」を隠すという事については速度や料金との引き換えでVPNを使うと接続の「IPアドレス」がVPNサーバーの物になるという自衛手段もあります。

VPNを利用するには単独で使用を申し込むほかにノートンなどのセキュリティソフトにおまけで利用権がついているものもあったりします。

 

 

セキュリティソフトを使うかの件については、ダウンロードされるファイルにはウィルスが混入していたり悪意のあるファイルが有ったりするリスクも存在しますので万一に備えてサードパーティ製のセキュリティソフトの利用は必須です。

またダウンロードされるファイルだけではなく「トレントサイト」の閲覧で悪意のあるソフトが仕込まれる可能性もあります。

私の経験上のお勧めは「ノートン」です。

 

それでは色々準備が整いましたら世界中で配布されているファイルのダウンロードサービスを享受してみてください。

Web版の無料MS-Excelを使っていて、スマホなどで撮影した画像の文字や数値が表に入力されたらいいなぁと思う事はありませんか?

 

実はWeb版の無料MS-Excelには画像を取り込んで画像の中の文字や数値をある程度自動認識して表に取り込んでくれる機能があるんです。

 

その機能のメニューの場所は「データ」→「画像からのデータ」です。

 

・この機能を選択すると、PC上にある文字取り込みをしたい画像ファイルを選択するためのダイアログが表示されますので、文字を取り込みたい画像ファイルを選択します。

 

・画像ファイルを選択するダイアログの画面で画像ファイルを選択して「開く」を押すと、Excelの画面に分析中と表示されて分析が完了すると画面の左側に取り込んだ画像と認識した文字・ボタンが表示されます。

 

・表示されるボタンは「データを挿入」「確認」ボタンでその下には認識した文字や数値が表示されます。

 

・認識した文字や数値がすべて満足いく認識結果だった場合は「データを挿入」ボタンを押すと表のセルに認識した文字や数値が挿入されますが、文字認識があまりうまくいっていない場合は「確認」ボタンを押して文字認識された項目を画像の部分を見比べながら認識された文字を修正していきます。

 

・1項目分の認識文字を確認・修正が済んだら「同意する」ボタンを押して確定します。

・認識された全ての項目について「同意する」ボタンを押すか、認識結果に満足して表に挿入されても良い状態になったら「データを挿入」ボタンを押します。

 

・「データを挿入」ボタンを押した際にまだ「同意する」ボタンを押してない項目がある場合は確認のボタンが出てきます。

・「そのまま挿入」ボタンを押すとまだ「同意する」ボタンを押していない項目も同意したとみなされて表のセルに認識された文字や数値が挿入されます。

・「確認」ボタンを押すと認識された項目でまだ「同意する」ボタンを押していない項目への表示確認と修正の画面が表示されます。

 

いかがでしょうか?この機能を使うと画像に撮影した文字データなどを見比べながら表への入力作業がとても楽になります。

 

おまけで似ている「Windows11での画面キャプチャー機能」→キャプチャーした画像内の文字を自動認識してクリップボードへコピー、してくれる機能も載せておきます。

 

操作の流れ

・Windows11のデスクトップ表示に「自動文字認識」したいものを表示する

(例:WEBで表示される、文字列をコピーさせないようにされている文字を表示)

 

・「PrtSc」(プリントスクリーンKey)を押して「自動文字認識」させたい範囲を指定してキャプチャーする

 

・「Snipping Tool」画面が表示されるのでツールバーの「テキストアクション」ボタンを押して「自動文字認識」を行わせます。

 

・「クイック編集」ボタンを押すと電話番号やメールアドレスが黒塗りになる機能もあります

・「すべてのテキストをコピーする」ボタンを押すと「自動文字認識」された文字などがクリップボードにコピーされます。

 

以上です。

 

このWindows11の「画面キャプチャー」した内容から「自動文字認識」される機能を使うと、WebのMS-Excelなどの「自動文字認識」ができないPDFファイル内に表示される文字などでも画面に表示された状態で「画面キャプチャー」をすればクリップボードに文字を「自動文字認識」させて文字列として扱うことができます。

 

なお、この「Snipping Tool」の「テキストアクション」ボタンはWindows11の物にしかなく、Windows10の画面キャプチャーで表示される「Snipping Tool」では2023/11現在「テキストアクション」ボタンがないのであしからずです。

自宅のWI-FIなどにPCやスマホを接続した時には大抵の方が自動で適当にIPアドレスが割り振られる方式で利用されているかと思います。

IPアドレスの割り当ては大抵の場合だと適当に空いていた物で支障はないのですが、IPアドレスを指定したい何かのサーバーとして(ファイルの共有サーバーになるなどの用途もあったりします)動作させたい場合や、ルーターで何かの通信の操作をしたい場合などはIPアドレスを指定しますので自動で割り当てられるIPアドレスが接続のたびに毎回同じでないと困りますよね。

 

このようなIPアドレスの割り当てが毎回同じにしてしまう方法の事を「固定IPアドレス化」と呼んでいます。

 

特定のPCやスマホを「固定IPアドレス化」するには2つの方法があるのですが、両方の方法いずれでも「固定IPアドレス化」したIPアドレスが自動割り当ての時に他の機器に割り当てられて使われないようにする必要がありますのでIPアドレスが自動割り当てされる際の設定を行う必要があります。

 

さて、一般的な家庭のLAN環境でどの機器がIPアドレスを自動割り当てしているかというとLAN内の「DHCPサーバー」というサーバーで割り当てられていましてほとんどの場合はルーターに内蔵されている「DHCPサーバー」で自動割り当てが行われています。

そのために「DHCPサーバー」で自動割り当てされるIPアドレスを「固定IPアドレス化」するにはルーターの「DHCPサーバー」の設定を変えることになります。

 

●方法1:少々面倒な物の王道の設定

自動割り当てされるIPアドレスを固定にしてしまう方式

 

「DHCPサーバー」のどんな機能に何を設定すると「固定IPアドレス化」になるかを簡単に説明しますと「固定IPアドレス化」したいPCなどに割り当てられている1台毎に異なる「MACアドレス」が「例)AA:BB:CC:01:23:45」の場合は「例)192.168.0.10」を割り当ててください、のような設定を行うと「MACアドレス」が「例)AA:BB:CC:01:23:45」のPCなどがLANに接続されるとIPアドレスの自動割り当てで毎回必ず「例)192.168.0.10」が割り当てされるようになり「固定IPアドレス化」されます。

 

参考までに私の環境のルーターでは「DHCPサーバー」の設定を行う項目は「DHCPv4サーバ設定」という項目にあります。

このルーターの「DHCPサーバー」でのIPアドレスの割り当ては初期値で「192.168.1.2」-「192.168.1.255」までの間のIPアドレスを割り当てる設定になっていますので「固定IPアドレス化」の際に選んで設定するIPアドレスもその範囲でなくてはなりません。

 

このルーターで「固定IPアドレス化」の設定をする際は「DHCPv4サーバ設定」の項目にある「DHCP固定IPアドレス設定」という所を選択して「固定IPアドレス化」の設定をします。

 

「DHCP固定IPアドレス設定」の設定画面では「固定IPアドレス化」したい機器分の個数を以下の項目を入力して設定します。

・「固定IPアドレス化」したい機器の「MACアドレス」と「固定IPアドレス化」したいIPアドレスの設定

 

私の環境のルーターでは「DHCP固定IPアドレス設定」を行ってもすぐには反映されずルーターを再起動する必要があるので「DHCP固定IPアドレス設定」での設定の変更や追加・削除を行った後にルーターを再起動しています。

 

さて「固定IPアドレス化」したいIPアドレスはIPアドレスの割り当て範囲内の物で適当にわかりやすいものを選べばよいのですが「固定IPアドレス化」したい機器を判別して設定するには機器のネットワークアダプターに割り当てられている「MACアドレス」を調べる必要があります。

 

例としてandroidスマホとWindows11のPCでの「MACアドレス」の表示方法を以下に載せておきます。

・androidスマホ

 「設定」→「端末情報」→「デバイスの状態」→「Wi-Fi MACアドレス」に出ている12桁の数字やアルファベットの区切り「例)AA:BB:CC:01:23:45」

 

・Windows11のPC(有線)

 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「イーサネット」→「物理アドレス(MAC):」に出ている12桁の数字やアルファベットの区切り「例)AA-BB-CC-01-23-45」

 

・Windows11のPC(WI-FI)

 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」→「接続しているSSIDの名称 XXXXXXXX のプロパティ」→「物理アドレス(MAC):」に出ている12桁の数字やアルファベットの区切り「例)AA-BB-CC-01-23-45」

 

・Windows全般共通での接続中のネットワークアダプタのMACアドレスを見る

 「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「アダプター設定の変更」→「調べたいアダプター(Wi-Fiやイーサネット)を選んでダブルクリック」→「詳細(E)...」→「物理アドレス」に出ている12桁の数字やアルファベットの区切り「例)AA-BB-CC-01-23-45」

 

 

●方法2:自動割り当てされるIPアドレスの範囲外を機器に自由に設定してしてしまう設定

自動割り当てされるIPアドレスの範囲をせばめて範囲外のIPアドレスを機器に固定で設定してしまう方式

(管理性が良くないですし間違って重複したIPアドレスを設定してしまうと色々と不具合が出ますので上級者以外の方にはお勧めしません)

 

また私の環境のルーターを前提にしてしまいますがこのルーターの「DHCPサーバー」でのIPアドレスの割り当ては初期値から変更し例として「192.168.1.128」-「192.168.1.255」までの間のIPアドレスを割り当てる設定にしてしまいます

 

また例ですが元から初期値で割り当てていたIPアドレスの「192.168.1.2」-「192.168.1.127」が自動割り当てされなくなりますので、スマホやPCのネットワークアダプタ毎に「固定IPアドレス化」したいIPアドレスをその範囲で固定で設定してしまいます。

 

例としてWindowsのPCでのネットワークアダプタへのIPアドレス固定の設定方法を載せておきます。

・「コントロールパネル」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」→「アダプター設定の変更」→「IPアドレスを固定設定したいアダプター(Wi-Fiやイーサネット)を選んで右クリック」→「プロパティ」→「インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)をダブルクリック」→の画面で以下の項目を設定する。

 

「次のIPアドレスを使う(S)」に切り替えて

ーIPアドレス(i):「例)192.168.1.10」

ーサブネットマスク(u):「例)255.255.255.0」

ーデフォルトゲートウェイ(d):「基本的にルーターを指定 例)192.168.1.1」

 

もしもDNSサーバーのアドレス設定も「DHCPサーバー」を使わずに固定にする際は以下の項目も

「次のDNSサーバーのアドレスを使う(E)」に切り替えて

ー優先DNSサーバー(P):「基本的にルーターを指定 例)192.168.1.1」

 

DNSサーバーとは「www.google.co.jp」のようなドメイン名をIPアドレスに変換してくれるサーバーの事で、ルーターがプロバイダーに接続するとルーターが接続する接続先DNSサーバーのIPアドレスを教えてもらえています。通常はルーターがプロバイダーのDNSサーバーへの代返をしてくれますのでその際は「ルーターのIPアドレス」がLAN内でのDNSサーバーのIPアドレスになります。

 

・まとめ

IPアドレスが「DHCPサーバー」の自動割り当てで固定IPアドレスにする設定では機器のネットワークアダプタの「MACアドレス」を調べて設定しなければならない。(「MACアドレス」は機器にネットワークアダプタが複数個搭載できますのでネットワークアダプタ毎に割り当てられます)

 

IPアドレスを「DHCPサーバー」で割り当てないようなプロフェッショナルな環境の場合(DHCPサーバーの不調によるネットワークトラブルを避けたり余計な通信を極力避けるなど)やIPアドレスの自動割り当てをある範囲に限定してその範囲外を固定IPアドレス設定で機器に直接設定して使う方法もある。ただし色々上級者向けの方法です。

以前に購入したIntelのN100なミニPCで基本的な消費電力を測定してみました。

 

購入したミニPCは以下のメーカーの物です

・TRIGKEY Green G5 小型PC

 

測定する際のハードウェアの条件は以下のような環境です

・メモリ:16GB

・ネットワーク接続:有線1Gbps

・サブSSD:2.5inch SATA 2TB SSD 1基内部ベイに増設

・RTL-SDRの接続時に使用するUSBのSDR:Nooelec RTL-SDR v5*1、RTL-SDR Blog V3*1、4ポートミニUSB-HUB*1

 

以下にミニPCに基本的な動作をさせた際の消費電力の測定結果を上げます

基本的に画面操作や表示が必要な操作はリモートデスクトップで表示させています。

 

WAKE-ON-LAN待機時:0.8W

Windows起動時最大電力:27.2W

 

Windowsアイドリング時最低電力:10.9W

 

RTL-SDR1基接続時のアイドリング最低電力:11.9W
RTL-SDR1基接続時のrtlsdrサーバー1つ時のアイドリング最低電力:12.2W
RTL-SDR1基接続時のrtlsdrサーバー1つ時の動作電力最大(クライアント0.9MSPS):16.3W


RTL-SDR2基接続時のアイドリング最低電力:12.7W
RTL-SDR2基接続時のrtlsdrサーバー2つ時のアイドリング最低電力:12.8W
RTL-SDR2基接続時のrtlsdrサーバー2つ時の動作電力最大(クライアント0.9MSPS):20.5W

リモートデスクトップ接続時の画面最小化アイドリング最小電力:10.9W
リモートデスクトップ接続時の画面最大化アイドリング最小電力:11.2W


WEBブラウザyoutube HD動画視聴電力:16.6W
HD動画視聴電力:18.6W

 

ミニPCの共有フォルダ(NVMe)へのファイル送信時最大電力:20.2W
ミニPCの共有フォルダ(NVMe)からのファイル受信時最大電力:15.4W


ミニPCの共有フォルダ(SATA)へのファイル送信時最大電力:20.0W
ミニPCの共有フォルダ(SATA)からのファイル受信時最大電力:13.3W

 

WinowsUpdate Windows11-23H2適用時最大:26.9W
 

リモートデスクトップで軽い作業時の大体の電力:15.0W程度
リモートデスクトップで軽い作業時の大体の瞬間的な電力:20.0W程度

リモートデスクトップで重い作業時の大体の電力:20.0W程度
リモートデスクトップで重い作業時の大体の瞬間的な電力:22.0W程度

リモートデスクトップでログイン時の大体の瞬間的な最大電力:23.5W


CINEBENCH R23(Multi Core) 瞬間的な電力:大体25Wピーク25.9W
CINEBENCH R23(Single Core) 瞬間的な電力:大体13W所により17Wピーク21.7W

iperf3ベンチマーク 1Gbps ミニPCのサーバーで通信データ受信時最大:18.1W
iperf3ベンチマーク 1Gbps ミニPCのサーバーから通信データ送信時最大:14.0W

crystaldiskmark(NVMe)でのファイル読み書き時最大電力:19.0W
crystaldiskmark(SATA)でのファイル読み書き時最大電力:17.3W

 

という訳でディスクの読み書き、通信の送受信、CPUベンチマーク、rtlsdrのサーバとして、動画視聴時などの消費電力は以上のような感じになりました。

 

軽い負荷の場合は15W程度、重めの負荷は20W程度、限界に近い負荷は26W程度辺りのようです。

ちょっとした省電力気味のノートPC程度な消費電力程度で済むようです。

 

アマゾンのセールで一時在庫切れになっていましたが2023/11上旬の現在のamazonでの「TRIGKEY Green G5 小型PC」の価格は以下のような感じのようです。(「TRIGKEY Green G5」で検索すると出てきます。「TRIGKEY 直営店」と「TRIGKEY-JP」の2つの所で出品されていますが価格もクーポンの額も同じでした)

・メモリ8GBモデルで32800円、割引クーポンで7500円引き(25300円に)

fire tv stick と chromecastの有線LAN接続に関する情報のニーズ高いようですので機材や電源でのトラブルなどの基本的な事項のまとめを。

 

まずは基本的な事項ですがUSB型の電源からの電源の供給能力が低いと電圧が足りなくなってしまい、有線LANアダプターが電圧の低下を敏感に感じ取って有線LANが認識されないというケースが多いようです。

また、電源には余裕があっても電源用のケーブルが純正以外の物を使っているために電圧が低下しているというケースもあるようです。

(長いUSB充電ケーブルなどは電圧の低下が酷くなりますので症状が出やすくなります)

 

一度純正電源+純正電源ケーブルで試してみてはいかがでしょうか?

 

USBテスターがあるならば実測で電源出口の電圧を計測してみて電圧の高い電源に変更するのも手です。

 

fire tv stickは純正の電源ケーブルの太さがいまいちっぽいので大電流対応型に変更してみるのも良さそうです。

 

以下は純正の電源と代替の電圧が安定した電源として用意したマルチポートのUSB充電器とでフルパワーをかけた時の最低電圧と最大電流を計測してみました。

電流は有線LANアダプター分の消費も含まれていて、どちらも純正ではない1GbpsのUSBのHUB付きアダプターを使っています。

 

ですが純正の電源にもいろいろと問題があるようです。AC100Vの電源電圧が低めの物件に住んでいる方は電圧が高めでしっかりした充電器の電源に交換することで症状が改善するかもしれません。

 

・fire tv stick 4K maxに付属してきたUSB電源のスペック

 電源ケーブルの見た目:あまり電流が流れやすそうではない

 電源出力の仕様: DC出力 5V 1.0A

 使用しているUSB LANアダプター(TYPE-A HUB):JESWO USB LAN Switch 有線LANアダプター(micro-USBをTYPE-AにするOTGケーブルで変換と電源供給しています)

 実測で負荷をかけたストリーミング動画再生時

 (電源の出口にUSBテスターを繋いで計測しているのでfire tv stick本体の入り口時点ではUSBケーブルでさらに電圧が低下しています)

  純正電源 5.074V(最低電圧) 0.64A

  用意したマルチポートUSB充電器 5.285V(最低電圧) 0.66A

 

・chromecast with google tvに付属してきたUSB電源のスペック

 電源ケーブルの見た目:そこそこ電流が流れやすそう

 電源出力の仕様: DC出力 5V 1.5A

 使用しているUSB LANアダプター(TYPE-C):Lemorele RJ45 Ethernet PD 2in1 Switch

 実測で負荷をかけたストリーミング動画再生時

  純正電源 5.083V(最低電圧) 0.61A

  用意したマルチポートUSB充電器 5.285V(最低電圧) 0.62A

 

1Gbpsの有線LANアダプターなので上記のように100Mbpsを超えた速度が出ています。

 

 

みなさんも不本意ながらUSBの電源ケーブルを長くしなければならない場合などはケーブルの質ともっと電圧が高くて安定している充電器を採用すると動作にこぎつけられるかもしれませんね。

Nooelec RTL-SDR v5を使い始めてしばらく経過しましたが利用初期はAMの中波放送での受信感度が良い以外にRTL-SDR v3とは耳での聞こえ方の違いが良く分かりませんでしたがデジタルで変調されたデータをアナログにデコードするDRM放送の受信ではどうか?という点についてです。

 

RTL-SDR v3とNooelec RTL-SDR v5の違いについては以下のような感じです。

まずはDRM放送受信時のSDRsharpでの受信帯域10KHzのSNRについてですが同じ時間帯の表示はこんな感じです。

 

・RTL-SDR v3

RTL-SDR v3のSDRsharpキャプチャー

 

 

・Nooelec RTL-SDR v5

Nooelec RTL-SDR v5のSDRsharpキャプチャー

 

 

短波放送の受信ですし厳密に同じ経過時間のスクリーンショットではないため、両者のSDRsharpとDREAMのSNR表示はばらついてはいます。がSNR表示は大体同じくらいです。

 

デジタルでのデコードですので受信信号が強い際は問題なく、受信信号が弱くてデコードできるかどうかの際が問題になってきます。

大体いままでの受信信号が弱い際の傾向としては「Nooelec RTL-SDR v5」の方が「RTL-SDR v3」よりもデコードできるチャンスは多いような感じがします。

amazonのレビューなどの方にも「DMR, POCSAG, ADS-B」なんかのデジタルデータを受信するのに具合がいいというようなものもあるようです。

 

発熱についてですが皆さんのレビューによると温度が上昇するとチューニング精度が悪くなるという事も報告されていましたが25度の室温で通常の短波放送の受信を1時間ほど連続してもほんのり温くなる程度で特に周波数のずれは感じませんでした。

しかしながらDRM放送はデジタルデータが64の値に変調されて送られてきますのでなるべく受信エラーを減らすためにヒートシンクをつけてみました。

選択したヒートシンクはM.2 SSD用で22×70×10 mm厚みの物にシリコンゴムのサーマルパッドがついてきます。

丁度M.2 SSDへの取り付け金具が基盤の電極に接触しないようにするためのゴムバンドが3個位ついてきますのでSDR本体とサンドイッチにしたサーマルパッド、ヒートシンクをゴムバンドで束ねて固定しています。

ヒートシンクの幅はM.2 SSD用になっているので「Nooelec RTL-SDR v5」より多少幅は大きいですが倍よりは小さく収まります。又このヒートシンクだと「RTL-SDR v3」の幅より少し小さい程度なので「RTL-SDR v3」の方にも同じものを装着しています。

 

このヒートシンクの効果は25度の室温でDRM放送の受信を1時間続けてもわずかにぬくもりを感じる程度でほとんど温度は上昇しません。

直接風が当たらない状態でどの位温度が上昇するかデータとして表面温度計で計測してみました

・計測条件

 室温:22.5度

 計測前のSDR温度:22.5度

 SDRでの受信条件:ダイレクトサンプリングモードで2.048MSPS幅

 短波放送受信時間:1時間

 

 15分経過後の室温:22.6度

 15分経過後の「RTL-SDR v3」本体温度:23.7度

 15分経過後の「RTL-SDR v3」ヒートシンク温度:28.0度

 15分経過後の「Nooelec RTL-SDR v5」本体温度:24.0度

 15分経過後の「Nooelec RTL-SDR v5」ヒートシンク温度:27.6度

 

 30分経過後の室温:22.6度

 30分経過後の「RTL-SDR v3」本体温度:24.4度

 30分経過後の「RTL-SDR v3」ヒートシンク温度:28.4度

 30分経過後の「Nooelec RTL-SDR v5」本体温度:25.8度

 30分経過後の「Nooelec RTL-SDR v5」ヒートシンク温度:28.7度

 

 45分経過後の室温:22.6度

 45分経過後の「RTL-SDR v3」本体温度:24.1度

 45分経過後の「RTL-SDR v3」ヒートシンク温度:29.5度

 45分経過後の「Nooelec RTL-SDR v5」本体温度:26.0度

 45分経過後の「Nooelec RTL-SDR v5」ヒートシンク温度:28.9度

 

 1時間経過後の室温:22.5度

 1時間経過後の「RTL-SDR v3」本体温度:25.0度

 1時間経過後の「RTL-SDR v3」ヒートシンク温度:29.5度

 1時間経過後の「Nooelec RTL-SDR v5」本体温度:25.8度

 1時間経過後の「Nooelec RTL-SDR v5」ヒートシンク温度:29.0度

 

季節はもう秋で室温が低めでのデータですがこんな程度です。

 

Windows11の環境でですがいつのまにかできていなかった「DREAM2.2.1」での日本語の名称を含んでいるサウンドデバイスへのデコード音声が出力されるようになっていました。

 

いつものように土曜日の20:30JSTより9910KHzでのKTWRのDRM短波放送を受信していましたがこの日はいつもと違う事をしていたことに気づきました。

 

いつもはDRMのデコードを「DREAM2.2.1」で行っているのですがたまたま間違って「DREAM2.1.1」でデコードしていました。

 

なぜなかなか気づかなかったかというといつもの「DREAM2.1.1」では「ノートPC内蔵のオーディオデバイス」が日本語での名称を含んでいてなぜかこのバージョンだけ「ノートPC内蔵のオーディオデバイス」へのデコード音声出力ができていなかったからなのですがこの時はちゃんと「ノートPC内蔵のオーディオデバイス」からデコード音声が聞こえていたのでいつもの「DREAM2.2.1」を使っているのだろうと勘違いをしていたのですが受信信号のログを出力しても「DREAM2.2.1」のディレクトリにはログが出力されいなくなぜだろうと思っていたところ動作していたのは「DREAM2.1.1」でログは「DREAM2.1.1」のディレクトリに出力されていました。

 

「DREAM2.1.1」の「ノートPC内蔵のオーディオデバイス」へのデコード音声出力ができないのを確認した時点から「DREAM2.1.1」の環境は更新していなかったので不思議に思いましたが更新されていたのはWindows11の方がWindowsUpdateで毎月更新されますし更新の更新などもありますのでそちらの方での不具合が解消されたのが動作するようになった理由のようです。

 

 

YOUTUBEで吉田製作所さんの記事を見て「INTELの省電力CPUなN100を搭載したミニPC」を欲しくなったのでその導入の記事を。

吉田製作所さんの動画は3か月前に投稿されたものだそうで、すでに多少変わっている部分がありました。

 

導入したミニPCは手のひらサイズの物で「TRIGKEY」というメーカーの物です。

以下はそのミニPCのスペックなどです。

AMAZONでの2023/10現在の仕様

 

TRIGKEY Green G5 小型PC

価格:32800円(8000円引きのクーポン適用で24800円)

 ※:amazonでの2023/10/中旬のセールで在庫が売り切れ、その後復活した在庫の価格は16GBモデルオンリーでクーポン無し35800円でした。16GBモデルで比較しても8000円位高くなっちゃいました。

CPU:第12世代 Alder Lake Intel N100 800MHz 最大3.4GHz

OS:WINDOWS11 PRO(英語版)

メモリ:DDR5 4800MHz 8GB 最大16GB SO-DIMM*1

SSD:M.2 NVME 512GB

LAN:Intel I2225 2.5Gbpsポートが2つ

WI-FI:Intel AX101 WI-FI 6

他:Bluetooth 5.2

USBポート:3.0*2 2.0*1 TYPE-C*1

ディスプレイ用のポート:HDMI*2

イヤホンマイク対応の3.5mmオーディオジャック

電源ACアダプター:100-240V対応の 12V 3.0A

WAKE ON LAN対応

7mm 2.5インチSATAドライブ用の増設BAY有り(一台分)

 

で、メモリが16GBの物は価格が35800円で7000円引きクーポンがありましたが、とりあえず導入コストを下げるために8GBモデルにしました。

 

省電力のNASやRTL-SDRのRTL-TCPサーバーにも利用しようとして追加で2.5インチの内蔵SSDも増設しました。

 

ネットに接続していない状態でも使えるようにローカルアカウントでセットアップしました。(Windows11 PROなので楽です)

 

導入時のトラブルは以下のようなものです。

 

・英語版のWindows11なので日本語の106/109キーボードが追加されていなくメールの「@」が入力できない(吉田製作所さんも同じことを言ってらっしゃいましたが設定が結構面倒です)

 設定→「時刻と言語」→「言語と地域」→「日本語…」→「…言語のオプション」→「インストールされているキーボード(キーボードの追加)」

 で「日本語106/109キーボード」を追加し、同じ画面の

 

「キーボードレイアウト(レイアウトを変更する)」→で「日本語106/109キーボード」に変更して再起動でやっと日本語キーボード環境になります。昔のWindowsはもっとシンプルだったのですが。

 

・日本語の入力のIMEがWindows11になってからの新しい「Microsoft IME」になってしまっていて機能が少なくて不便だったので苦労して以前のバージョンの「Microsoft IME」に戻した

 以前のバージョンの「Microsoft IME」に戻す方法は、

 設定の検索で「IME」を検索して「日本語IME設定」を選択し、

 「全般」→「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」を「ON」にする。

 

・なぜかSDRsharpがすぐに異常終了してしまう。日本語のWindows11 PROでは起こらない

 原因:根本的な物は分からないが「Plugins」ディレクトリ内の「dmr」というフォルダの名前のプラグインが原因だったので削除した。

 

・ネットワーク越しでのドライブ共有時に読み書き権限を「administrators」に付与しても初期設定で作った「adminisrator」権限のアカウントが含まれていなく、個別のユーザへの読み書き権限付与が必要だった。

 

・WindowsUpdateの途中まで「WAKE ON LAN」ができていたのに一連の更新が終わったらなぜか「WAKE ON LAN」ができなくなった

 原因:WindowsUpdateでLANのドライバ「Intel I2225」用の物が新しいドライバに更新されて「WAKE ON LAN」が強制的に無効にされてしまった。

 対策:まずは「Intel I2225」のドライバを以前の物に戻す。

 「コントロールパネル」→「デバイスマネージャー」→「ネットワークアダプター」→「Intel(R) Ethernet Controller I2225-V」→ダブルクリック→「ドライバー」タブ→「ドライバーを元に戻す」→理由などを聞かれるが戻す→再起動

「C:\Power_On_and_WOL」ディレクトリ内の解説画像を見ながらBIOSとWindowsの設定を変更。

 ネットワークアダプタの「電源の管理」タブの「WAKE ON LAN」関連の全部のチェックを入れる→再起動

 で「WAKE ON LAN」が元に戻って使えるようになりました。

 

 ※:「WAKE ON LAN」とは何ですか?

  PCがシャットダウンされていても同一LAN内(同一LAN内のWI-FIからもOK)から「WAKE ON LAN」のパケットというデータを受信すると自動的に電源ONになる機能です。

  「WAKE ON LAN」のパケットを送れるのはPCやスマホからで、PCなら「WinWol」などがあり、スマホのアプリも「wake on lan」で検索すると色々出てきます。

  「WAKE ON LAN」で必要になる情報は「WAKE ON LAN」させたい機器の「MACアドレス」という物です。

  「MACアドレス」はLANの機器一台ごとに別々に割り当てられているアドレスで、例えばWindows11から有線LANの「MACアドレス」を見るには、

  「設定」→「ネットワークとインターネット」→「イーサネット」画面内の「物理アドレス(MAC)」に出ています。

 

で、某吉田製作所さんの所では起動時のBIOSの待ち時間が長いといわれていましたが私の方の物は結構待ち時間が短く改善されいて設定が高速で起動するものに変わったのか自己テストなどがスキップされる設定になったのかは分かりませんが快適になっています。

 

動作速度は評判の通りに動画参照やWEBブラウズなどがなかなかにサクサク動きます25000円以下でこのコスパは凄いものです。

その割に消費電力は少なく、2.5インチのSSD増設の割にはアイドリング時に11W程度、CPU利用率が100%の時でも25W程度で済みます。

 

皆さんのベンチマーク結果によると大体Core i5の5000番台クラスの速度が出ているそうです。

 

グラフィックがオンボードですのでグラフィックのパワーが必要なゲームには向きませんがそこそこ遊びでも使えるようです。

 

おまけ:WindowsUPDATEなどのシステム更新中に誤って電源を引っこ抜いてしまったようでシステムが一度壊れました

 リカバリできるかと思う前にシステムのバックアップイメージがあったのですがリカバリパーティション情報も書き換えてしまうために初期状態には戻せなくなり、仕方なくMSよりインストールUSBを作れるツールを落としてインストールUSB内のインストールプログラムから初期状態にするインストールをやり直しました。

 最新のWindowsUPDATEが適用されるまでは設定画面などに一部英語メニューが残っていましたが無事にほぼ日本語環境に

更新できました。

 まだ初期の状態で被害が少なくてよかったです。めでたしめでたし。

 

おまけ2:昔のWindowsソフトで使われていたシフトJISコードなどのプログラム動作について

 さすがに昔のWindowsソフトで使われていたシフトJISコードなどを使っているプログラムなどはファイルの読み書きだったりなどもベースが英語版Windowsではうまく動かないかと思っていました。しかし設定の「時刻と言語」の「言語と地域」に「管理用言語の設定」という部分があり、Windowsの設定メニューなどの基本的な言語を選択できるのですが、そこに「Unicode対応でないプログラムの現在の言語:英語(米国)」と言う部分を「システムロケールの変更」というボタンで変更できるようだったので「Unicode対応でないプログラムの現在の言語:日本語(日本)」に変更してみました。

 なんと結果はシフトJISの日本語や半角カタカナコードのプログラムも動作してしてしまうし、メモ帳で文字化けしていたシフトJISのファイルも読み書きできるようになってしまいました。

 もうセットアップ時の英語環境以外に日本語Windowsと何が違うのか差異が分からないくらいになってしまっています。

 

最近の世の中は安い価格でポケットWI-FIが使いやすくなりましたよね。

 

そこでポケットWI-FIを中古でもいいから安く購入したり、安く運用するにはどうするかの簡単な話を。

 

まずはポケットWI-FIを運用するときのSIMにまつわる話です。

ポケットWI-FIを使うという事は大抵PCでWI-FIを使う用途になりそうですので、月の通信容量はそれなりに多くなりそうですからよくありがちな20GBの容量の価格などが重要にもなると思います。

また、利用を休止するときは月の利用容量を最小のGB数にして料金を抑えたいなどもあると思います。

 

そこで比較的メジャーな格安SIMのiijmioの2023年10月時点でのデータ通信専用SIMの料金を見てみたいと思います。

大容量のデータ通信ができそうといえば楽天UNLIMITEDって無制限では?という事がありますがこちらは利用を実現できるまでにはいろいろと通信機器面でのハードルがあるそうですので後述します。

 

iijmioの2023年10月時点でのデータ通信専用SIM(電話の通話もショートメッセージも受け取れません)の料金で、ギガプランというのは以下のような月額料金だそうです。

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2GB 740円

5GB 900円

10GB 1400円

15GB 1730円

20GB 1950円

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この料金ですと月に20GBで2000円程度で使えて、利用しないときは2GBのプランにしておけば740円の維持費で済むようです。

 

またiijmioですとSIMの通信速度を低速モード(300Kbps程度)に抑えて通信のGBを消費しない設定にもできたりします。

iijmioから提供されているスマホの「My IIJmio」アプリで設定します。

ただし低速モードを3日間の連続日で何MBまでとかの縛りがありますのでご注意を、詳しくは「IIJmioシムラボ」さんの所の「IIJmioは低速モードが使える!速度切り替えでデータ消費なし」をご覧ください。

 

さて気になる楽天UNLIMITEDですが、もしもこちらのSIMでデータ通信が使い放題無制限という事が実現した場合は以下のような料金になります。(色々困難な壁があります、ポケットWI-FIの機器の説明で説明を)

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3GBまで1078円

20GBまで2178円

20GB超え3278円

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この料金ですと月に20GBまでなら2178円、利用しないときは3GBまでですので1078円で維持という事になりますし、20GBを超えても3278円という事になります。

 

無制限で使えて3278円と思われますが、実際にPCでの利用をしてみたある方の感想だと夜間に頻繁に切断されたりでネトゲに向いてないなどの報告もあるようです。日中はどうなんでしょうね?

この辺の解説は「IIJmioシムラボ」さんのところを「楽天モバイルシムラボ」に切り替えると無制限のプランで「楽天モバイルを固定回線化・固定回線代わりに使う方法を解説」の記事などもありますので参考になるかと思います。

 

 

さて、ここからはポケットWI-FIの機種についてのお話です。大抵docomo回線のSIMを使う際は問題ないようですが

以下はどこのキャリアが電波のバンドを使っているか(チャンネルのような物です)です

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docomo:バンド1、バンド19プラチナバンド

au:バンド1、バンド18

ソフトバンク:バンド1、バンド8プラチナバンド

楽天モバイル:バンド3、ローミングのau回線はバンド18

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普通のSIMフリースマホですとどこのバンドでも使えるように設計されているのですが、SIMフリーのポケットWI-FIの世界ではどこのバンドが使えるか結構ばらつきが多いようで普通は「docomo」「au」「ソフトバンク」で使える最低限の「バンド1」をサポートしているようなのですが問題は「楽天モバイル」です「バンド3」しか使えないようになっていますがポケットWI-FIで「バンド3」が使える機種は少ないのだそうです。

 

「楽天モバイル」は一部地域だとパートナーの「au」の「バンド18」も使っているそうですがこちらのバンドをデータ通信で使うと月に5GBという制限が起きるそうなのでポケットWI-FIによっては「バンド18」の接続にならないように「バンド3」に固定する機能もあるそうです。

 

他にポケットWI-FIで嬉しいのは「docomo」「au」「ソフトバンク」のプラチナバンドが使えると通信しやすいという特徴があります。

「docomo」→「バンド19」、「au」→「バンド18」、「ソフトバンク」→「バンド8」

全部使えるならそれに越したことはないのですが中には超癖が強いポケットWI-FIもあるそうで「楽天モバイル」の「バンド3」しか使えないものなどもあるのだそうです。

 

で、今回の記事でのSIMフリーモバイルルーターは「UQモバイル」の「W05」をファームウェアダウングレードしたバージョンで使うというやつです。

 

「W05」はファームウェアのバージョンが最新だと「バンド3」が使えなくなっているのだそうで、昔の古いバージョンで使うのが良いようです。

「W05」の機械的にサポートされているバンド

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「バンド1」:「docomo」「au」「ソフトバンク」

「バンド3」:「楽天モバイル」※「docomo」(主に東京、大阪、名古屋など限定)

「バンド18」:「au」

「バンド26」

「バンド41」

「バンド42」:「docomo」「au」「ソフトバンク」

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ファームウェアバージョン「11.450.07.31.824」:「バンド3」使える〇

ファームウェアバージョン「11.450.07.34.824」:「バンド3」使える〇

↑古い、↓新しい

ファームウェアバージョン「11.450.09.13.824」:「バンド3」使えない✖

ファームウェアバージョン「11.450.09.20.824」:「バンド3」使えない✖

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SIMサイズ:nanoSIM

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で、「バンド3」が使える古いファームウェアに如何にして書き換えるかはネットに色々な情報が有ります。

→ファームウェアの書き換えはWindowsのPCで行う

→月5GBの「バンド18」に繋がらないように設定するにはアンドロイドスマホが必要

 

手っ取り早いのはメルカリで古いファームウェアに書き換えられた「W05」の中古を購入すると簡単だと思います。

大体2000円で出品されているようです。

SIMフリーのポケットWI-FIは使うSIMの会社のAPNという物を設定しなければならないのですが、最近では「楽天モバイル」用のAPNをあらかじめ設定済みで「楽天モバイル」のSIMを入れるだけという物も出品されているようです。

 

このポケットWI-FIをPCで使う際は「有線LAN」だと安定していて高速ですがそれを可能にするには充電もできる「クレードル」(別売り)を使えます。クレードルをどのように使うかは「WiFiの極み」さんの「W05でクレードルは必要?メリット・デメリットや現在の価格や有線接続設定まとめ。」の記事をご覧ください。

 

いかがでしょうか?「W05」は結構多用途な割に安く購入出来て便利ですよね。

Radio Northern Europe International日本語放送の今月放送が2023/9/30にあるそうです。

 

詳細な情報は「KAGEYAMA BCL BLOG」の「」をご参照くださいませ。

 

放送日時 2023年9月30日(土曜日)

時刻 18:25~18:55 JST

周波数 9900kHz

放送の送信所 台湾、中部 Paochung送信所 送信角は45度

 

※:送信角というのは送信アンテナから電波が送信される方向で、↑が0度、→が90度、↓が180度、←が270度の時計周りの角度の事ですね。


送信所からの地図上での送信角45度を見たい方はHPより→「Radio Northern Europe International日本語放送」地図上のPaochungの位置から右上に緑色の45度と色付けしてある方向に電波が送信されます。

 

台湾から送信されますので45度というと丁度日本列島方面です。電波を受信しやすいと思いますので、短波放送を受信できる環境の方は是非聞いて見てください。台湾の「Rti 台湾国際放送」と似ている条件ですのでポータブルの短波ラジオのロッドアンテナでも結構聞こえそうな予感がします。