bittorrent(ビットトレント)でダウンロードするとは?の簡単な説明 | やすのブログ

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bittorrent(ビットトレント)を使うと何ができるかという説明とそのリスクについても簡単に説明します。

 

「ビットトレント」はサーバー無しでファイルをダウンロードできるシステムで、サーバーがない代わりにダウンロードしている人はアップロードも行う事で他の人のダウンロードも支えるP2P型のファイル共有システムになっています。

 

「ビットトレント」を使う際は「ビットトレント」のクライアントソフトという「ビットトレント」を動かすソフトと何のファイルをダウンロードするかが記録されているtorrent(トレント)ファイルが必要になります。

 

「ビットトレント」を動かすソフトは色々あり、µtorrentやqbittorrent、Transmissionなどがよく使われるようです。

 

「トレントファイル」は「トレントファイル」を配布している「トレントサイト」から入手するか、ビットトレントを動かすソフトに渡す「トレントファイル」の代わりにURLを指定する「マグネットリンク」を入手します「トレントサイト」の中には「マグネットリンク」しか扱ってない所もあるようです。

 

「ビットトレント」のクライアントソフトは検索で出てきますのでお好みの物を選ぶとよいと思いますがµtorrentの人気が高いようです。

 

「トレントファイル」や「マグネットリンク」を入手する「トレントサイト」は具体的にはどこがいいという事は著作権の事情が複雑ですので基本的には自分で合法的な物を探していただくことにしますが、ここではLinuxを配布している「トレントサイト」の「Linux TRACKER」を上げておきます。

 

「ビットトレント」のシステムは初期の段階からサーバーがなくとも「Linux」を高速にダウンロードするシステムとして活用されてきました。

 

さて、PCで「ビットトレント」を使う際は「ビットトレント」のクライアントソフトをインストールする必要がありますが、「NAS」などのファイルサーバーで「ビットトレント」のクライアントソフトがサポートされている場合などはそのまま初期設定のまま使えたりアプリをダウンロードしたままで使えたりします。

 

さらに「ビットトレント」のクライアントソフトは基本的に長時間放置して動かすことになるため「NAS」などの独立したサーバーで動作していると安定して便利に使えます。

 

 

ここからはもう少し複雑な話を上げておきます。

 

「ビットトレント」は管理されたサーバーからの「ダウンロード」ではなく、各々「ダウンロード」した人が「アップロード」した上りデータを数人分集めて誰かの「ダウンロード」になりますのでどうしても「ダウンロード」のみという選択肢はない仕組みになっています。

(あなたも「ダウンロード」だけでなく「アップロード」も許可しないと高速な「ダウンロード」ができない仕組みが入っていたりします)

 

ということで誰かがあなたから「ダウンロード」しているときはあなたのインターネットの「IPアドレス」が「ダウンロード」している人に分かってしまいますのであなたの「IPアドレス」への攻撃の材料にされるリスクもあります。

 

また必ず「アップロード」はつきものですのであなたが「ダウンロード」したファイルの「拡散」に寄与している事にもなりますのであなたが「ダウンロード」したファイルがもし著作権上の問題がある場合はアップロードの罪にも問われるかもしれませんのでご注意を。

 

あなたのインターネットの「IPアドレス」を隠すという事については速度や料金との引き換えでVPNを使うと接続の「IPアドレス」がVPNサーバーの物になるという自衛手段もあります。

VPNを利用するには単独で使用を申し込むほかにノートンなどのセキュリティソフトにおまけで利用権がついているものもあったりします。

 

 

セキュリティソフトを使うかの件については、ダウンロードされるファイルにはウィルスが混入していたり悪意のあるファイルが有ったりするリスクも存在しますので万一に備えてサードパーティ製のセキュリティソフトの利用は必須です。

またダウンロードされるファイルだけではなく「トレントサイト」の閲覧で悪意のあるソフトが仕込まれる可能性もあります。

私の経験上のお勧めは「ノートン」です。

 

それでは色々準備が整いましたら世界中で配布されているファイルのダウンロードサービスを享受してみてください。