きまぐれ聖書講義4 創世記 | 預言者のコラム2

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俗言ではなく、預言者の視点から哲学、
人生、宇宙、宗教、
時事問題などを語って行きます。



さて、旧約聖書の一番最初の書物は「創世記」

ここに書かれているのは
天地創造~神が7日で世界を創造したという、あれです。

アダムとイブ~アダムとイブが蛇に騙され、禁断の木の美を食べ堕落したというもの

これが「アップル」社の名前の由来になっています。皆さんが使っているiフォンとやらの会社です。

なぜ彼らが自社に「アップル」と名付けたのか? そもそもアダムとイブを堕落させた元凶なのに。
それは聖書にはアダムとイブがそれを食べたため「知恵が開かれた」とあるからなのです。

これを単純に読んで彼らは禁断の木の実=リンゴは知恵を開くものと解釈したのです。
実は違う意味なのに。

ちなみに、韓国の「サムスン」社の名前の由来も聖書から来ています。
~日本も聖書から企業名を取れば成功する?

次いで物語は
カインとアベルへと進みます。兄のカインが弟のアベルを殺すというもの

~タレントのケイン・コスギのケインはカインから来ています。
なぜ親がこんな人の名を子につけるのか?それはカインがアダムとイブの長男だからです。
親たちは自分らをアダムとイブに見立てているわけです(笑)。

しかし、物語をきちんと読めば、カインは弟を殺した殺人者なので、あまり欧米人はこの名を子につけないものです。

ノアの洪水
これは旧約聖書では最も有名かも知れません。未だにこれがおとぎ話だ、いや地球の歴史上実際に起こったことだと議論されています。実際はアトランティス時代に起きた史実なのです。

バベルの塔

人類が神に到達しようと、高い塔を作ったという話
しかし、これは神によって破壊されてしまいます。
もちろんこれは比喩。
実際に塔が造られたわけではありません。簡単に言えば人類の傲慢さが頂点に達したというようなことです。

アブラハム

この後、物語はおとぎ話風ではなくなって行き、一民族の話しに切り替わって行くかのように見えます。(実はそうではないのだが)

アブラハムという父祖がいて、彼の日常が延々と語られるのです。そのため日本人が読むと馴染めないものになっているでしょう。

ちなみにアブラハムは英語発音で「エイブラハム」。エイブラハム・リンカーンはここから取られています。

アブラハムの妻の名はサラ。現代でもサラ(セイラ)という名はここから来ているのです。

イサク

アブラハムにはイサクが生まれます。ヘブライ発音でイツハク、英語なまりでアイザック。アイザック・ニュートンやアイザック・アシモフはここから来ているわけです。 
彼の奥さんはリベカ。英語なまりではレベッカ。愛称はベッカ~ベッキー~タレントのベッキーの本名はレベッカ・レイボーン。ここから取られているわけです。

ヤコブ
イサクには双子が生まれます。エサウとヤコブ。ヤコブの方が物語の主流となって行きます。
英語なまりではジェイコブ。

ヨセフ

ヤコブは四人の奥さんをもらい、12人の息子と一人の娘をもうけます。その中の一人、ヨセフが物語の主流となり、創世記は終わるのです。
ちなみにヨセフは英語発音でジョセフ。

と大筋を流してみました。

まだまだ細かく語ると興味深いポイントがあります。
たとえばアブラハムは神の命令で息子イサクを殺そうとする場面があります。
当然、神がそのようなことを命じるはずはなく、比喩になっているわけですが・・・

ちなみにこの登場人物たち、ただの人ではありません。彼らはいわば天使であり、これ以降、聖書に違った名前でしばしば顔を出すのです。近代や現代に転生している人もいます。

これらの細かい部分は後で語ることにしてとりあえずは流して行こうと思います。
聖書を詳しく語ると百科事典のようなものになってしまうからです。



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