武道の精神1 | 預言者のコラム2

預言者のコラム2

俗言ではなく、預言者の視点から哲学、
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最近、安倍政権による集団的自衛権、安全保障法案というもので騒ぎが起こっています。

右翼なる人々は、これらに反対する人々を左翼と呼び、これらの法案に賛成しています。
なぜなら、彼らは中国や韓国が日本の海域を侵害したり、攻撃して来ることを懸念しているからです。

言い換えるなら、彼らは中国などが怖いのです。
そして彼らは日本が武力を持つことが抑止力となると信じているわけです。つまり、彼らなりの正義感なわけです。

しかし、この「抑止力」という言葉、核の時も使われます。
イランはアメリカやロシアが持っているから持つと言い張り、北朝鮮もそう。彼らレベルの低い国々は他国から自分を守るという名目で核を肯定しているわけです。

しかし、目下のところ、日本、その他ヨーロッパ各国は核兵器を持っていません。賢いことです。特に国連が良い機能をしているからでしょう。

しかし、もし世界各国が他人が持っているなら自分もと核兵器を持ち始めたらどうでしょう。世界は大変危険なものになってしまいます。「一触即発」とはこのことです。

つまり、疑心暗鬼になって、他国を警戒するあまり、武力を持とうとすることもこれに等しいわけです。

それに、現在のところ中国の暴虐は海域侵害、サンゴや資源を盗もうとすることくらいです。韓国の竹島問題もそう。日本人の日常には関係のないことです。

横道にそれますが、ギリシャ神話の「イリアス」で語られる、ギリシャとトロイの戦争の本当の原因は「海域争い」だったとケイシーは述べています。

しかし、私は思います。他国が調子に乗って次々と国土を侵害するようでは困りますが、多少、海域を超えたくらいでは目くじらを立てるべきではないのではないか。それこそ国連、世界の審判に委ねるのが賢いのではないか。

そもそも海は誰のものか。神のものではないでしょうか。ただ、人間にはテリトリーがあり、侵害されると不都合なことがあるので、国という単位を否定できないのです。

しかし、海域云々で戦争体制に入ることがトロイを滅ぼしたことを考慮すると、寛容になることも策だと考えるべきです。




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