AllAboutより
病院の検査室にずらりと並ぶ検査のコップ。中毒症は昔から妊婦の脅威ですが、謎はまだ解けていません。
■いまだに謎の病気
妊娠中毒症は、妊婦さんにとってはまるで「ふとりすぎ」「塩分の摂りすぎ」が原因であり、妊娠中毒症の治療はカロリー制限や塩分制限であるかのように思われているふしがあります。でも、これらはみな、症状として出てきた高血圧に対する対症療法に過ぎません。
わかっているのは、妊娠中毒症の人は、血管の内側の細胞「内皮細胞」が壊れ、血管が、硬くてきめの荒い状態になっている、ということです。そのため血液の通路がせまくなって高血圧になったり、血管内にとどめておくべき水が体内に洩れてむくんだりするのです。しかし、そもそも、なぜそんなストーリーが始まってしまうのでしょう?
その答えこそ妊娠中毒症の本当の原因なのですが、残念ながら、この部分は十分に解明されていません。妊娠中毒症は、今も謎が多い病気です。
■胎盤ができる場面が鍵を握る?
今、最も有力な説は、胎盤の血管がうまく出来なかったため、というものです。胎盤は子宮壁について、血管を張り巡らしていきますが、それが何かの理由でうまくいかないと胎盤が低酸素状態になってしまいます。
すると低酸素状態になった胎盤は、内皮細胞を壊す物質を出すというのです。これが母親の全身に行ってしまい、全身の血管を硬く、荒れたものにしてしまうというわけです。
■赤ちゃんを他人として拒絶する「免疫」
その裏には、免疫機構の働きがあると考えられています。免疫とは、通常、ウィルスのような外部からの有害なものを排除するための仕組みですが、実は、赤ちゃんも母親の身体にとっては自分自身ではありません。遺伝子の半分は自分のコピーですが、半分は他人なのです。
そのため、ごく軽い免疫反応が起きて、赤ちゃんを拒絶する働きを起こすのではないか、と考えられています。それを裏付けることとして、初めての妊娠や再婚後初めての妊娠など、その男性との間に出来た初めての子どもで妊娠中毒症になりやすいというデータをあげる人もいます。初めて受け入れる遺伝子の方が、身体が異物と思いやすい、ということでしょう。
中林先生は「妊娠は、ある意味ではお母さんと赤ちゃんのせめぎ合い」だと言います。ひとつの身体を一緒にふたりの人間が使うのが「妊娠」です。考えてみれば、奇跡のようなもの。時に、軽微な誤解が起きるということも、あり得るかもしれません。
**********
アレルギー体質だし、ストレスで免疫はかなり低下していたかも↓↓↓
余裕がなかったし、旦那さんに家事とか全てやって貰っていて
何かと悲観的になってたかも
免疫力高めたい(≧д≦)
病院の検査室にずらりと並ぶ検査のコップ。中毒症は昔から妊婦の脅威ですが、謎はまだ解けていません。
■いまだに謎の病気
妊娠中毒症は、妊婦さんにとってはまるで「ふとりすぎ」「塩分の摂りすぎ」が原因であり、妊娠中毒症の治療はカロリー制限や塩分制限であるかのように思われているふしがあります。でも、これらはみな、症状として出てきた高血圧に対する対症療法に過ぎません。
わかっているのは、妊娠中毒症の人は、血管の内側の細胞「内皮細胞」が壊れ、血管が、硬くてきめの荒い状態になっている、ということです。そのため血液の通路がせまくなって高血圧になったり、血管内にとどめておくべき水が体内に洩れてむくんだりするのです。しかし、そもそも、なぜそんなストーリーが始まってしまうのでしょう?
その答えこそ妊娠中毒症の本当の原因なのですが、残念ながら、この部分は十分に解明されていません。妊娠中毒症は、今も謎が多い病気です。
■胎盤ができる場面が鍵を握る?
今、最も有力な説は、胎盤の血管がうまく出来なかったため、というものです。胎盤は子宮壁について、血管を張り巡らしていきますが、それが何かの理由でうまくいかないと胎盤が低酸素状態になってしまいます。
すると低酸素状態になった胎盤は、内皮細胞を壊す物質を出すというのです。これが母親の全身に行ってしまい、全身の血管を硬く、荒れたものにしてしまうというわけです。
■赤ちゃんを他人として拒絶する「免疫」
その裏には、免疫機構の働きがあると考えられています。免疫とは、通常、ウィルスのような外部からの有害なものを排除するための仕組みですが、実は、赤ちゃんも母親の身体にとっては自分自身ではありません。遺伝子の半分は自分のコピーですが、半分は他人なのです。
そのため、ごく軽い免疫反応が起きて、赤ちゃんを拒絶する働きを起こすのではないか、と考えられています。それを裏付けることとして、初めての妊娠や再婚後初めての妊娠など、その男性との間に出来た初めての子どもで妊娠中毒症になりやすいというデータをあげる人もいます。初めて受け入れる遺伝子の方が、身体が異物と思いやすい、ということでしょう。
中林先生は「妊娠は、ある意味ではお母さんと赤ちゃんのせめぎ合い」だと言います。ひとつの身体を一緒にふたりの人間が使うのが「妊娠」です。考えてみれば、奇跡のようなもの。時に、軽微な誤解が起きるということも、あり得るかもしれません。
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アレルギー体質だし、ストレスで免疫はかなり低下していたかも↓↓↓
余裕がなかったし、旦那さんに家事とか全てやって貰っていて
何かと悲観的になってたかも
免疫力高めたい(≧д≦)