こんにちは、住友林業さんで小さな平屋を建築中のぽぱいです。
↓断熱材についての記事です
↓こっちは気密について
今回は住友林業さんお得意の大開口について、気密・断熱の観点から記事にしていこうと思います。
住友林業さんといえば、ビッグフレーム工法による大開口も売りの一つとしてますよね
大開口の窓、開放感があってとても良い。海辺の大開口窓とか最高ですね
しかし、断熱気密の目線で行くと窓(開口部)は熱の出入り口となってしまうので少なければ少ない程良いです
以前の記事住友林業さんの窓で載せた様に、住友林業さんの標準仕様ではアルミ樹脂のペアガラスになります。断熱性能的には正直イマイチ感は拭えません
勿論予算に余裕のない私は標準仕様のままです
そこで、予算が潤沢にあり窓を自由に選べたなら・・・という視点で窓を紹介させていただきます
まず大開口と断熱性能を両立させる為に、トリプルガラス+樹脂サッシは必須項目かと思います。
更に日射遮蔽をどの様に行い、Low-E金属膜を屋外側(遮熱タイプ)か屋内側(断熱タイプ)どちらに配置するか等を考えていきます(この辺は別記事で書かせて頂きます)
続いて、大開口と言うと引き違いの掃き出し窓を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし以前の記事にも書いた様に、引き違い窓は気密性能的にはちょっと悪いです
ここでは引き違い窓と比較して気密性能UPが期待できる窓構成を3パターン程ご紹介させて頂きます
①片引き窓
②FIX窓+テラスドア
③ヘーベシーベ・大開口スライディング・シングルスライド窓
まず、①の片引き窓からです。
これは一般的に割とよく見かける窓構成です。引き違い窓と違い、どちらか片側の窓しか動きませんが、その代わり引き違い窓と比較して気密的には多少有利になります。
続いて②のFIX窓+テラスドアの組み合わせです。
こちらについては、カタログ上ではあまり見かけませんが、連窓の組み合わせを確認すると選択できると思います。(下図参照)
テラスドアは開き系の窓になるので、パッキンとの密着度が高く気密性能が高い組み合わせです。ただし、通風の為に開けっ放しにしておく事が難しかったり、シャッターがつけられなかったり、窓の前に物干しを設置出来なかったりと何かとデメリットも多いので、採用には熟考が必要かと思います
最後に③の窓についてです。
呼び方が色々ありますが、どれも似た様な物と考えてます。(違いがあったらごめんなさい)
ここでは、エクセルシャノンさんのシングルスライド窓を例にとって紹介します。
こちらもパッキンに対してサッシを押し付ける様に動く為、非常に気密性の高い窓になります。お金に余裕があったら、こんな窓をつけてみたいですね
あと、小窓は全部ドレーキップ窓にしたいですね
今回は、大開口窓でどうやって断熱・気密性能を確保していくかご紹介させて頂きました
以上、閲覧いただきありがとうございました