こんにちは、住友林業さんで小さな平屋を建築中のぽぱいです。
前回の内容と非常に近いですが、スミリンさん標準の断熱材について投稿します。
まず、適用される工法についてものすごく簡単に以下にまとめます。
・一階床 剛床工法(床下100mmの押出法ポリスチレンフォーム)
・外壁部 充填断熱工法(グラスウール100mm)
・天井部 敷き込み工法(グラスウール110mm×2)
・全体 ビッグフレーム工法(以下BF工法)
ここで、外壁部の断熱材について紹介します
スミリンさんで使用しているのは、いわゆる耳付きグラスウールです。
耳付きのグラスウールというのは、防湿気密フィルム付きのグラスウールで、
下記写真のように柱の見付面(向かって正面)にグラスウールの耳部分を
タッカー留めし防湿・気密層を連続させます。
間違っても柱の側面にタッカー留めしないでください。
フィルムの意味が全くなくなります、チェックポイントですよ
写真の状態ですと、耳の隙間から湿気と空気がツーツーになります
では、防湿・気密層を連続させる為にはどうするのかと言いますと・・・・
石膏ボードを貼り上げていくだけです。
気密テープは使いません、石膏ボードで見付面を押し付けて気密を取ります。
ちょっと不安になりますよね?
そんなんで気密取れるの?って。
で、その答えは・・・、
分かりません!
はい、ごめんなさい
実は、気密性については施工後の実測でしか良し悪しが判断出来ないんです。
なので、現状気密が取れているか私自身も不安ではあります。
ただし、BF工法と耳付きグラスウールは相性が良いんじゃないかな、と思っています。
その理由は単純で、筋交いがなくグラスウールを充填し易いからです。
施工がし易いということは、施工精度を高める事に繋がります。
気密性の向上は基本的に施工精度を高めて行く事だと私自身は考えているので、
耳付きグラスウールでも良しとしています。(マニュアル通りの施工が前提です)
断熱材の話から気密性の話に脱線してしまいました。
また、気密については別記事で投稿したいと思います。
以上、閲覧いただきありがとうございました
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