1971年,ピンク・フロイド(Pink Floyd)は 10月4日~7日の 4日間に渡るイタリアのポンペイの遺跡(アンフィ・シアター/円形劇場)での撮影終了後,11月にリリースされるニュー・アルバム 『 Meddle (おせっかい) 』 のプロモーションを兼ねて 10月15日米国カリフォルニア州サンフランシスコのウィンターランド・オーディトリウム公演を皮切りに 11月20日オハイオ州シンシナティのタフト・オーディトリウム公演まで,北米ツアー(通称 「 Meddle Tour 」)を行います.
本ギフト・アイテムは,北米ツアー(通称 「 Meddle Tour 」)終盤に当たる 11月12日ペンシルベニア州フィラデルフィアはユニバーシティ・オブ・ペンシルベニア(ペンシルベニア大学)のアーバイン・オーディトリアム公演の 2種類のオーディエンス録音の内 Recorder 1 を収録した 『 University Of Pennsylvania 1971 : Recorder 1 (Gift CDR) 』 で,2015年1月に Sigmaレーベルよりリリースされた 『 San Diego 1971 (Sigma 121) 』 にもボーナス・アイテムとして付属しており,元音源は NeonKnight氏がネット上にアップしたものです.
この時期,オープニングを飾る ”The Embryo” は,この日も中間部のジャジーな展開が興味深いですが,この北米ツアーを最後に演奏されなくなります.そして何と,一週間後の北米ツアー最終公演に当たる 11月20日オハイオ州はシンシナティのタフト・オーディトリアム公演(『 The Growing Embryo (Siréne-031) 』)では,30分弱の演奏を繰り広げています.
当日のセット・リストは
[Set List]
1. The Embryo
2. Fat Old Sun
3. Set the Controls for the Heart of the Sun
4. Atom Heart Mother (without Orchestra)
5. One Of These Days
6. Careful With That Axe, Eugene
7. Cymbaline
8. Echoes
なので,残念ながら Recorder 1 は全曲収録されていませんし,マスターの劣化に伴うと思われる ”Fat Old Sun” の 1分33秒前後のドロップ・アウトや,”Set The Controls For The Heart Of The Sun" が終盤部を残して 13分31秒前後でカット,若干のオーディエンス・ノイズもありますが,各パートの音の分離も割と良く,充分楽しめる音質です.
メーカー情報では
『ロジャー・ウォーターズによるコンセプト作品で世界を制していったPINK FLOYD。
「The 1971 Meddle Tour」はその直前にあたり、あくまで“サウンド・アーティスト”であったFLOYDの総決算ツアーとしても人気です。
数々の傑作録音が残されていますが、本作は“知る人ぞ知る”という存在だった「11月12日ペンシルヴァニア公演・テープ1」です。
なぜ“知る人ぞ知る”だったのか?
まず第1に、このライヴには2種類の記録があり、「テープ2」の方が長く記録されていました。
第2に、今まで「テープ1」のサウンド・クオリティは今ひとつなものばかりだったのです。
しかし、数年前、突如ネット上に「テープ1」の「Low Transfer Tape」なるバージョンが登場。グッと鮮度の良くなったサウンドで、レア録音が堪能できるようになったのです。そのサウンドは「プレス級!」とまでは言いませんが、よくある“ノイズの中から楽音を探す”といった類ではなく、普通に聴いていて十分以上に楽しめる。ヘッドフォンで聴いていると、自然な鳴りに没入してしまうリアル・オーディエンスです。
しかもネットに登場した段階でピッチはジャストで正しく、これだけでも本テイクのジェネレーションの確かさが伺われるというもの。まさにじっくりと聴き入ることのできるヴィンテージ・サウンドなのです。
また、「テープ2」の方が長尺で知られていますが、そちらは「The Embryo」がなく、「Fat Old Sun」がカットインで入るほか、「Echoes」も途中でフェイドアウトしてしまう。それに対し、本作ではこれらの曲が完全に収録されているのです。
この日はリズムセクションの緊密なコンビネーションが素晴らしく、「エンブリオ」昼間部のジャムではウォーターズがリードしながら長めの演奏を披露。25分以上の長尺バージョンで楽しめる「Echoes」も通常よりも速めのテンポで、エコー感やタメのないちょっと不思議な雰囲気のバージョンになっています。
収録時間約70分。音質も演奏も素晴らしく、間違いなくファン必聴の一枚です。
★「Recorder 1」の決定版タイトル。音質も良好です。』
University Of Pennsylvania 1971 : Recorder 1 (Gift CDR)
Live At Irvine Auditorium,University Of Pennsylvania,Philadelphia,PA,USA 12nd November 1971
1. Tuning
2. The Embryo
3. Fat Old Sun
4. Set The Controls For The Heart Of The Sun
5. Echoes
TOTAL TIME (68:59)
The Embryo
Echoes
[参考]
1971 North American Tour Dates
October
15 Winterland Auditorium,San Francisco,CA,USA
16 Santa Monica Civic Auditorium,Santa Monica,CA,USA
17 Convention Hall,Community Concourse,San Diego,CA,USA
19 National Guard Armory,Eugene,OR,USA
21 Willamette University,Salem,OR,USA
22 Paramount Theater,Seattle,WA,USA
23 Gardens Arena,Vancouver,B.C.,CANADA
26 Eastown Theater,Detroit,MI,USA
27 Auditorium Theater,Chicago,IL,USA
28 Hill Auditorium,University Of Michigan,Ann Arbor,MI,USA
30 Taft Auditorium,Cincinnati,OH,USA
⇒ [Rescheduled To 20 November]
31 Fieldhouse,University Of Toledo,Toledo,OH,USA
November
02 McCarter Theatre,Princeton University,Princeton,NJ,USA
03 Central Theatre,Passaic,NJ,USA
04 Music Hall,Boston,MA,USA
⇒ [Rescheduled to 11 November]
04 Lowes Theatre,Providence,RI,USA
05 Lowes Theatre,Providence,RI,USA
⇒ [Rescheduled To 04 November]
05 Assembly Hall,Hunter College,Columbia University Of New York,New York City,NY,USA
06 Emerson Gymnasium,Case Western Reserve University,Cleveland,OH,USA
08 Peace Bridge Exhibition Center,Buffalo,NY,USA
09 Centre Sportif,Université de Montréal,Montréal,QC,CANADA
10 Pavillion de la Jeunesse,Québec City,QC,CANADA
11 Music Hall,Boston,MA,USA
12 Irvine Auditorium,University Of Pennsylvania,Philadelphia,PA,USA
13 Chapin Hall,Williams College,Williamstown,MA,USA
14 The Gymnasium,State University Of New York,Stony Brook,Long Island,NY,USA
15 Main Hall,Carnegie Hall,New York City,NY,USA
16 Lisner Auditorium,George Washington University,Washington D.C.,USA
19 Syria Mosque Theater,Pittsburgh,PA, USA
20 Taft Auditorium,Cincinnati,OH,USA
[関連記事]
「Santa Monica 1971 (Sigma 237)」
「Toledo 1971 (Sigma 234)」
「Chicago 1971 (Sigma 217)」
「Share In A Unique Musical Experience : Washington 1971 (SPE-020)」
「Clevekand 1971 (Sigma 136)」
「University Of Toledo 1971 (Special Bonus 2CDR)」
※) 「Clevekand 1971 (Sigma 136)」の下部に記載している特典です.
「San Diego 1971 (Sigma 121)」
「Quebec City 1971 (Gift CDR)」
「University Of Toledo 1971 (Gift CDR)」
「Hunter College 1971 (Special Bonus CDR)」
※) 「Unprocessed Osaka 1971 (Sigma 112)」の下部に記載している特典です.
「Chicago 1971 (Gift CDR)」
「San Diego 1971 (Gift CDR)」
「Santa Monica 1971 (Sigma 50)」
「Acute Danger (Sigma 9)」
「Heart Of Darkness (Siréne-204)」
「The Growing Embryo (Siréne-031)」
#2020-10-27
本ギフト・アイテムは,北米ツアー(通称 「 Meddle Tour 」)終盤に当たる 11月12日ペンシルベニア州フィラデルフィアはユニバーシティ・オブ・ペンシルベニア(ペンシルベニア大学)のアーバイン・オーディトリアム公演の 2種類のオーディエンス録音の内 Recorder 1 を収録した 『 University Of Pennsylvania 1971 : Recorder 1 (Gift CDR) 』 で,2015年1月に Sigmaレーベルよりリリースされた 『 San Diego 1971 (Sigma 121) 』 にもボーナス・アイテムとして付属しており,元音源は NeonKnight氏がネット上にアップしたものです.
この時期,オープニングを飾る ”The Embryo” は,この日も中間部のジャジーな展開が興味深いですが,この北米ツアーを最後に演奏されなくなります.そして何と,一週間後の北米ツアー最終公演に当たる 11月20日オハイオ州はシンシナティのタフト・オーディトリアム公演(『 The Growing Embryo (Siréne-031) 』)では,30分弱の演奏を繰り広げています.
当日のセット・リストは
[Set List]
1. The Embryo
2. Fat Old Sun
3. Set the Controls for the Heart of the Sun
4. Atom Heart Mother (without Orchestra)
5. One Of These Days
6. Careful With That Axe, Eugene
7. Cymbaline
8. Echoes
なので,残念ながら Recorder 1 は全曲収録されていませんし,マスターの劣化に伴うと思われる ”Fat Old Sun” の 1分33秒前後のドロップ・アウトや,”Set The Controls For The Heart Of The Sun" が終盤部を残して 13分31秒前後でカット,若干のオーディエンス・ノイズもありますが,各パートの音の分離も割と良く,充分楽しめる音質です.
メーカー情報では
『ロジャー・ウォーターズによるコンセプト作品で世界を制していったPINK FLOYD。
「The 1971 Meddle Tour」はその直前にあたり、あくまで“サウンド・アーティスト”であったFLOYDの総決算ツアーとしても人気です。
数々の傑作録音が残されていますが、本作は“知る人ぞ知る”という存在だった「11月12日ペンシルヴァニア公演・テープ1」です。
なぜ“知る人ぞ知る”だったのか?
まず第1に、このライヴには2種類の記録があり、「テープ2」の方が長く記録されていました。
第2に、今まで「テープ1」のサウンド・クオリティは今ひとつなものばかりだったのです。
しかし、数年前、突如ネット上に「テープ1」の「Low Transfer Tape」なるバージョンが登場。グッと鮮度の良くなったサウンドで、レア録音が堪能できるようになったのです。そのサウンドは「プレス級!」とまでは言いませんが、よくある“ノイズの中から楽音を探す”といった類ではなく、普通に聴いていて十分以上に楽しめる。ヘッドフォンで聴いていると、自然な鳴りに没入してしまうリアル・オーディエンスです。
しかもネットに登場した段階でピッチはジャストで正しく、これだけでも本テイクのジェネレーションの確かさが伺われるというもの。まさにじっくりと聴き入ることのできるヴィンテージ・サウンドなのです。
また、「テープ2」の方が長尺で知られていますが、そちらは「The Embryo」がなく、「Fat Old Sun」がカットインで入るほか、「Echoes」も途中でフェイドアウトしてしまう。それに対し、本作ではこれらの曲が完全に収録されているのです。
この日はリズムセクションの緊密なコンビネーションが素晴らしく、「エンブリオ」昼間部のジャムではウォーターズがリードしながら長めの演奏を披露。25分以上の長尺バージョンで楽しめる「Echoes」も通常よりも速めのテンポで、エコー感やタメのないちょっと不思議な雰囲気のバージョンになっています。
収録時間約70分。音質も演奏も素晴らしく、間違いなくファン必聴の一枚です。
★「Recorder 1」の決定版タイトル。音質も良好です。』
University Of Pennsylvania 1971 : Recorder 1 (Gift CDR)
Live At Irvine Auditorium,University Of Pennsylvania,Philadelphia,PA,USA 12nd November 1971
1. Tuning
2. The Embryo
3. Fat Old Sun
4. Set The Controls For The Heart Of The Sun
5. Echoes
TOTAL TIME (68:59)
The Embryo
Echoes
[参考]
1971 North American Tour Dates
October
15 Winterland Auditorium,San Francisco,CA,USA
16 Santa Monica Civic Auditorium,Santa Monica,CA,USA
17 Convention Hall,Community Concourse,San Diego,CA,USA
19 National Guard Armory,Eugene,OR,USA
21 Willamette University,Salem,OR,USA
22 Paramount Theater,Seattle,WA,USA
23 Gardens Arena,Vancouver,B.C.,CANADA
26 Eastown Theater,Detroit,MI,USA
27 Auditorium Theater,Chicago,IL,USA
28 Hill Auditorium,University Of Michigan,Ann Arbor,MI,USA
30 Taft Auditorium,Cincinnati,OH,USA
⇒ [Rescheduled To 20 November]
31 Fieldhouse,University Of Toledo,Toledo,OH,USA
November
02 McCarter Theatre,Princeton University,Princeton,NJ,USA
03 Central Theatre,Passaic,NJ,USA
04 Music Hall,Boston,MA,USA
⇒ [Rescheduled to 11 November]
04 Lowes Theatre,Providence,RI,USA
05 Lowes Theatre,Providence,RI,USA
⇒ [Rescheduled To 04 November]
05 Assembly Hall,Hunter College,Columbia University Of New York,New York City,NY,USA
06 Emerson Gymnasium,Case Western Reserve University,Cleveland,OH,USA
08 Peace Bridge Exhibition Center,Buffalo,NY,USA
09 Centre Sportif,Université de Montréal,Montréal,QC,CANADA
10 Pavillion de la Jeunesse,Québec City,QC,CANADA
11 Music Hall,Boston,MA,USA
12 Irvine Auditorium,University Of Pennsylvania,Philadelphia,PA,USA
13 Chapin Hall,Williams College,Williamstown,MA,USA
14 The Gymnasium,State University Of New York,Stony Brook,Long Island,NY,USA
15 Main Hall,Carnegie Hall,New York City,NY,USA
16 Lisner Auditorium,George Washington University,Washington D.C.,USA
19 Syria Mosque Theater,Pittsburgh,PA, USA
20 Taft Auditorium,Cincinnati,OH,USA
[関連記事]
「Santa Monica 1971 (Sigma 237)」
「Toledo 1971 (Sigma 234)」
「Chicago 1971 (Sigma 217)」
「Share In A Unique Musical Experience : Washington 1971 (SPE-020)」
「Clevekand 1971 (Sigma 136)」
「University Of Toledo 1971 (Special Bonus 2CDR)」
※) 「Clevekand 1971 (Sigma 136)」の下部に記載している特典です.
「San Diego 1971 (Sigma 121)」
「Quebec City 1971 (Gift CDR)」
「University Of Toledo 1971 (Gift CDR)」
「Hunter College 1971 (Special Bonus CDR)」
※) 「Unprocessed Osaka 1971 (Sigma 112)」の下部に記載している特典です.
「Chicago 1971 (Gift CDR)」
「San Diego 1971 (Gift CDR)」
「Santa Monica 1971 (Sigma 50)」
「Acute Danger (Sigma 9)」
「Heart Of Darkness (Siréne-204)」
「The Growing Embryo (Siréne-031)」
#2020-10-27