12月21日(日)の午後は,野毛町の先の宮川町にある 大島コーヒーで行われた,サックス奏者:伴田裕(Yutaka Handa)さんのリーダー・バンド:Yutaka Handa INTERMIND により行われた,11月10日リリースの 伴田裕(Yutaka Handa)さんの 2nd アルバム 『 The Man with a Beautiful Soul (ザ・マン・ウィズ・ア・ビューティフル・ソウル) 』 のリリース・ライヴへ.

先日(12月13日)も,JR大崎駅前の 寿司居酒屋 日本海 大崎店にて,リリース・ライヴが行われましたが,今回は,私的な地元ということで,会場も近いのでラッキーでした(笑)
開場:12時30分,開演:13時00分(~ 3 Set )という,午後のライヴ.
これは有難い限りです.
開場予定時刻に間に合うように会場へ.
到着は,12時20分位だったでしょうか.

既に開場待ちの方が 1名いました.

到着した時は,中では最終的なサウンド・チェックを実施しているようで,音が漏れ聴こえてきました.

定刻通りに開場.
ステージ間近の席を確保し,食事を兼ねてキーマカレーをオーダー.

ステージ上や店内にカメラや機器が配置されており,演者に確認したところ,Yokohama Reunion Music channelにて定期的に行われている無料のセッション生配信のプログラム 『 Feel Like Makin' Jazz 』 を,12月27日(土)に 大島コーヒーにて行うということで,同時配信のプレ配信と言うかテストの為とのことでした.
程なくして,キーマカレー到着

定刻になり,演者がステージに登場.
1st Set は,季節感あふれる,アーヴィング・バーリン(Irving Berlin)作の ”White Christmas” がオープニングを飾ります.

リチャード・ロジャース(Richard Rodgers)/オスカー・ハマースタイン2世(Oscar Hammerstein II)作で,ミュージカル映画 『 The Sound Of Music (サウンド・オブ・ミュージック) 』 の挿入歌でもある ”My Favorite Things”(”私のお気に入り”)を演奏.

先日は,ソプラノ・サックスを使用しての演奏だったような記憶がありますが,この日はテナー・サックスを使用しての演奏.
そう言えば,この日は,ステージ上にテナー・サックスしか用意されていませんでした.
続けて,マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)作で名作と言われているバラード調の ”Search For Peace”.
森永さんは,最初はブラシで,後半はスティックを使用してドラム叩いていました.

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)作の ”The Preacher”.
軽快なリズムのこの曲では,中盤でのベースとドラムの掛け合い的な演奏が素晴らしかったです.

次に演奏する曲:”J.R. Mitchell” の紹介として,MC では 「 ニューヨークに住んでいた頃に,多大な影響を受けたドラマーで,1996年にレコーディングした『 HAMABE 』 に参加している.帰国した後に連絡があり,レコ発をしようと言われ,色々とやり取りをしていたが,急に連絡が付かなくなくなり,おかしいなと思って,同じアパートに住んでいた知り合いの人に訳を話して見に行ってもらったら,亡くなっていたという経緯があり,結果的に,アメリカでレコ発はできなかったんですが,その時に追悼で書いた曲 」 的な話をしていたと思います.
因みに,過去のライヴでは 「 1st アルバム 『 HAMABE 』 のレコーディング・メンバーであり,同じくレコーディング・メンバーであるベースの フレッド・ホプキンス(Fred Hopkins)と出会う切っ掛けを作ってくれた,ドラムの J.R.ミッチェル(J.R.Mitchell) 」 とも

そして,1st Set 最後に,アルバム 『 The Man with a Beautiful Soul (ザ・マン・ウィズ・ア・ビューティフル・ソウル) 』 収録のオリジナル曲:”J.R. Mitchell” を演奏し,暫しのブレイクへ.

ブレイクは 15分前後でした.


粗,定刻(14時00分)通りに演者がステージに登場.
2nd Set は,ブロニスラウ・ケイパー(Bronisław Kaper)/ポール・フランシス・ウェブスター(Paul Francis Webster)作の ”Invitation” がオープニングを飾ります.
私的には ジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius)が演奏した楽曲のイメージが強すぎますが,良い曲です.

1st Set の ”White Christmas” 同様に,この時期,ジャズのライヴでは割と演奏される機会の多い,メル・トーメ(Mel Torme)/ロバート・ウェルズ(Robert Wells)作の ”The Christmas Song”.

確か演奏前に 「 静かな曲ばかりだと退屈でしょうから 」 というようなニュアンスの MC と,「 ”Mornin” という有名な曲がありますが,それとは別です 」 とも言っていたように思いますが,クレア・フィッシャー(Clare Fischer)作で,ラテン・ジャズのスタンダードとしても知られている "Morning".

そして,アルバム 『 The Man with a Beautiful Soul (ザ・マン・ウィズ・ア・ビューティフル・ソウル) 』 収録のオリジナル曲で ”The Wise Guy At The West End”.
因みに 「 タイトルの ”The Wise Guy At The West End” は,以前,一緒に演奏したことのあるピアニストの 西尾賢さんの名前を英語するとどうなるだろうと思い,やってみた 」 とのこと.タイトルを直訳すると 「 ウエストエンドの賢者 」 でしょうか.

”The Wise Guy At The West End” 終了後に殆どシームレスで,ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)作の軽快な ”Tenor Madness” を演奏し,2nd Set を締め括りました.
因みに ”The Wise Guy At The West End” は,非常にスリリングで,もはやプログレ的な世界観の曲です.

お客さんも相応に入っていて,2nd Set 途中からは,最前列に若い女性のグループ(3人組)が座ってました.若い人がジャズのライヴに来ていると言うことは,ジャズもまだまだ将来が期待できますね.
私用があったので,1st と 2nd Set のみの参戦でした.

以下,知り合いが,撮影した集合写真を送ってくれたので,以下に貼り付けておきます.

[Member]
伴田 裕 / Yutaka Handa : Tenor Saxophone
伊藤駿介 / Shunsuke Ito : Piano
仲石裕介 / Yusuke Nakaishi : Bass
森永哲則 / Tetsunori Morinaga : Drums
[Set List]
1st Set
01. White Christmas
02. My Favorite Things
03. Search For Peace
04. The Preacher
05. J.R. Mitchell
2nd Set
01. Invitation
02. The Christmas Song
03. Morning
04. The Wise Guy At The West End
05. Tenor Madness
[参考]
The Man with a Beautiful Soul

[収録曲]
01. 海風・岩船 (Sea Breeze / Iwafune)
02. J.R.Mitchell
03. The Man with A Beautiful Soul
04. The Wise Guy At The West End
05. Stardust
06. 神無月 (Kannazuki)
07. Everything Is In Confusion
08. Beautiful Love
09. Desperado
HAMABE

[収録曲]
01. When I Leave This City
02. Hot, Warm And Cool
03. Blues For A Beautiful Brother
04. 浜辺 (Seashore)
05. 遥か (Haruka)
06. 郷愁 (Nostalgia)
07. 黒潮 (The Black Stream)
08. Intermind
#2025-12-21


























































































