夫婦により結成されたアメリカ合衆国のデュオ歌手:デラニー&ボニー(Delaney & Bonnie)は,エリック・クラプトン(Eric Clapton),デイヴ・メイソン(Dave Mason),リタ・クーリッジ(Rita Coolidg),ジム・ケルトナー(Jim Keltner),デュエイン・オールマン(Duane Allman)らと交流があり,ツアーやライヴは デラニー・アンド・ボニー・アンド・フレンズ(Delaney & Bonnie & Friends)として交流のあったミュージシャンと一緒に行うことが殆どでした.
入手困難なライヴ盤で1969年12月の英国ツアーの音源(3夜4ショウ)を収録した 4枚組 『 Delaney & Bonnie & Friends - On Tour with Eric Clapton (オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン)</span> 』 が,2019年4月の エリック・クラプトン(Eric Clapton)来日を記念して限定リリースされた事は記憶に新しく,これを機に デラニー・アンド・ボニー・アンド・フレンズ(Delaney & Bonnie & Friends)の当時の活動や音源にも関心・注目が集まり,2019年6月には幾つかのアイテムがリリースされました.
そして何と今回登場したアイテムは,デラニー・アンド・ボニーアンド・フレンズ(Delaney & Bonnie & Friends)名義で,1970年3月にリリースした 1969年12月7日英国クロイドンはフェアフィールド・ホール公演を収録したライヴ・アルバムで名盤の 『 On Tour with Eric Clapton (オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン) 』 のプロモーション用のレアな DJ / COPY のアナログ盤 『 On Tour With Eric Clapton : DJ/COPY Monaural (ST-C 13295/6 PR) 』をトランスファーした 『 On Tour With Eric Clapton : DJ/COPY Monaural (No Labe) 』です.
音の塊が迫って来る迫力が良いです.
メーカー情報では
『【世界で唯一の激レア・モノラルDJサンプルLPを精巧に復刻!】
今週はエリック・クラプトン関連の「激レア復刻企画」として、70年にアメリカのみで極少数製作され、一般販売は一切なく、ラジオ局向けに配布された激レアモノラルDJサンプルLPをリリース致します。本作は、70年にアメリカでリリースされたライブアルバム「DELANEY AND BONNIE AND FRIENDS ON TOUR WITH ERIC CLAPTON」のDJサンプルモノラル盤をCD化したものです。
60年代後半~70年代初期にかけて、一般家庭で音楽鑑賞する際にはレコードとラジオが一般的でしたが、当時はステレオ盤が出始めた頃で、まだモノラル再生しかできないイクイップメントが主流だった時代でした。ラジオもそれを反映してモノラル放送が主流だった時代でしたが、当該アルバムは米英ではステレオ盤LPのみがリリースされました。しかしアメリカにおいてATCOレーベルは、ラジオ局のモノラル放送に適するよう、わざわざ極少数のモノラル盤を製作し、全米のラジオ局に配布していました。つまり完全非売品だったわけですが、長い年月を経る中で、ラジオ局のスタッフ、関係者が局の在庫を整理処分するために手放したものが稀に中古盤市場に現れるようになりました。当然限定非売品の激レア盤ですから、中古盤市場でもプレミア価格で取引され続け、現在に至ります。年月が経てば経つほど希少価値は高まり、価格も高騰しているという状況です。今回、当店はベテランロックマニアの方から「DELANEY AND BONNIE AND FRIENDS ON TOUR WITH ERIC CLAPTON」のDJサンプルモノラル盤を借り受け、ハイエンドのアナログ&デジタルイクイップメントを用い、この原盤に忠実なCD化を行いました。
現物を見ますと、ジャケットはステレオと表記されていますが(つまりモノラル盤用のジャケットまでを製作するコストはかけられず、通常盤のジャケットを流用したということです)、「dj/copy monaural」と表記されたステッカーが貼付してあります。レコード盤のラベルは白で、Atcoマークとタイトルトと曲目 SAMPLE COPY NOT FOR SALEと印刷されてますMONO専用の物で、通常の規格番号の頭に表記される「SD」の文字が無いだけでなく、マトリックスNo.は通常流通のPR工場プレス/ステレオ盤の「ST-C-701831 PR/ST-C-701832 PR」とは全く違い、dj/copy monaural盤は「ST-C-13295 PR/STC-C-13296 PR」となっています。とにかくMONOは通常盤とはまったく異なる過程で製造されたため激レアで、これまで一度もCD化された事が無い貴重音源なのです。
CD化に当たっては、ヴィンテージ盤につき針パチ音が激しかったのですが、全体に針パチ除去を掛けると演奏音に影響するため、目立つもののみピンポイントで細かく修正しました。また、歪っぽい個所が複数ありますが、高感度のカートリッジにおいて針圧調整しても改善されませんでしたので、そのままとしました(デジタル変換時の入力超過ではありません)。さらにComin' Home の5:55時点には、右チャンネルのみ音落ちする箇所がありますが、マスター起因と考えられるためそのままにしました。あの当時のアメリカのラジオでしか聴けなかったモノラル盤を、現時点での最良の環境でCD化した本作で手軽に聴いていただけるわけです。本作を鑑賞いただき、あの70年当時のアメリカでラジオを聴いていた家庭にタイムリープしてみませんか?
【デラニー&ボニーとは】
さて、初めて「デラニー&ボニー」というアーティスト名を聞かれた方のために、改めてここで簡単にデラニー&ボニーとはどんなアーティストだったのかを解説しましょう。60年代ロサンゼルスのテレビ局を拠点に全米で放映されていた音楽ライブ番組「Shindig(シンディグ)」のハウスバンドのギター&ボーカルとして活躍していたデラニー・ブラムレット(39年生まれ)は、アイク&ティナ・ターナーのバックコーラスグループ、アイケッツに在籍していたボニー・リン(44年生まれ)と知り合い、僅か数日で結婚します。ミシシッピー州出身でブルース&ソウルに染まっていたデラニーと白人で初めてアイケッツに採用されたソウルフルな歌手ボニーでしたから、余程意気投合したのだと思われます。二人はバックバンドに優秀なスタジオミュージシャンを集め、グループとして活動を始め、アルバムも着実に発表していきます。このバンドには、ジェリー・マギー(ギター)、ジム・ケルトナー(ドラム)も在籍していた時期もありますし、デイヴ・メイスンも彼らに影響を受けて渡米、バンドに在籍した時期があります(クラプトンの前任でした)。そして、60年代末期に渡米したジョージ・ハリスンがLAのスヌーピークラブでデラニー&ボニーのステージを観て感動し、帰国後親友のクラプトンに彼らのことを話します。そんな折、67年にクリームとしてのアメリカンツアー中のクラプトンにザ・バンドの「Music From Big Pink」のテープを聴かせた業界関係者アラン・パリサーから、デラニー&ボニーの「Accept No Substitute」のテストプレス盤がクラプトンの下に送られてきます。この時期、パリサーはデラニー&ボニーのマネージャーに収まっていたのです。これを聴いたクラプトンは衝撃を受け、即座に来るブラインド・フェイスのUSツアーの前座に彼らを指名します。1969年のことでした。ツアーで実際に彼らのステージを目の当たりにしたクラプトンは、バンドのメンバーとよりもデラニー&ボニーのバンドと過ごす時間が増え、ツアーを終了したブラインド・フェイスはそのまま空中分解、クラプトンはデラニー&ボニーと行動を共にするようになります。当時はクリームで名声を獲得していたスーパースターでもあったクラプトンはプライドなど関係なく、ブラインド・フェイスの前座を務めたこの無名バンドの、白人にもかかわらずアーシーでブルージーかつソウルフルな音楽性、ファミリー的なバンドメンバーの絆に心底魅せられたのでした。そして彼らとシングル盤用の楽曲2曲をレコーディングしたクラプトンは、デラニーに切望して正式にバンドに加入します。そして彼らをヨーロッパに紹介すべく、ツアーを企画し実行します。そのイギリス公演でレコーディングされ、リリースされたのが、ライブ盤「Delaney & Bonnie & Friends On Tour With Eric Clapton」でした。70年に入ってもクラプトンは彼らと行動を共にし、デラニーの勧めで初めてのソロアルバムをレコーディングするに至ります。プロデュースはデラニーが務めました。彼らは72年に解散しましたが、彼らのキャリアで最も売れたアルバムが「Delaney & Bonnie & Friends On Tour With Eric Clapton」であったことを考えると、彼らとクラプトンは激動の時代を共に切磋琢磨した同志であったと言えるでしょう。クラプトンのキャリアに変革をもたらし、一方でブリティッシュロックにブルーアイドソウルの新風を吹き込んだのがデラニー&ボニーだったのです。
【このアルバムについて】
クラプトンのキャリア上では地味な活動期間ながら(ブラインド・フェイス~デレク・アンド・ザ・ドミノス結成までの端境期に当たります)、単身乗り込んだ本場での武者修行時代だったと言うことができると思います。クラプトンが彼らのために企画実行したツアーは、11月下旬にドイツから始まりましたが、12月に入ったイギリスツアーからは、クラプトンの前任であったデイヴ・メイスンも加わり、彼らを滞在させていたクラプトン邸に近かったため、クラプトンの発案で親友のジョージ・ハリスンを半ば拉致してツアーバスに同乗させ、ツアーに強制参加させるという出来事もありました。このアルバムは1969年12月7日、イギリス、クロイドンのフェアフィールドホールにて収録されたライブテイクをメインとしていますが、I Don't Want to Discuss Itのみ12月2日ブリストルのコルストンホールでのテイクが収録されています。注目すべきは、ギタリストです。ステージ上には、リーダーのデラニー・ブラムレット、エリック・クラプトン、デイヴ・メイスン、そしてジョージ・ハリスン、と最多で4人ものギタリストがいた瞬間がありました。ジョージ・ハリスンの参加については、所属レーベルが彼らとは異なっていたことから、権利関係でクレジットできず、アルバムのバックカバーに「Thanks to L’Angelo Misterioso」という変名でクレジットされたのは有名な話です(これはジョージがクリームの「GOODBYE」に参加した際に用いた変名でした)。 Little Richard Medleyの前のMCによるメンバー紹介、曲中のデラニーによるメンバー紹介でもジョージの名はうまくカット編集されています。
ステレオ盤でのミックスについては、クロイドン公演のテイクでは、クラプトン は右チャンネル、メイスンは左チャンネル、デラニーとジョージは共にセンターチャンネルにミックスされていました(Comin' Homeではセンターにスライドギターが2本ミックスされていますので、判りやすいです。そのうちの1本がジョージです)。ブリストル公演のテイクでは、クラプトンはセンターチャンネルにミックスされています(この公演にはジョージは参加していません)。ステレオ盤ではこうした聴き分けができたわけですが、モノラルミックスである本作では4人のプレイがどのようなバランスでセンターにミックスされていたのでしょうか?マニアの方なら非常に気になるところでしょう。是非お確かめください。
モノラルミックスで聴くと、改めて総勢12名からなるこのバンドの音の分厚さ、迫力に圧倒されます。当時無名だったにもかかわらず、全員が一流の腕前です(この後クラプトンがこのメンバーとデレク・アンド・ザ・ドミノスを組みたがったのも頷けます)。
つまりこのステージに立っていたバンドは、デラボニに加え、後のデレク&ザ・ドミノスにジョージ・ハリスンとデイヴ・メイスン、さらに後のストーンズのホーンセクションにリタ・クーリッジが加わった超豪華な面子だったというわけです。あの時代、売れてなくてもこれだけまばゆい輝きを発していたバンドのプレイに耳を傾けてください。このモノラルサウンドにこそ、ある意味このバンドの真髄が存在しているような気さえしてしまいます。激レア非売品アルバムの初CD化です!』
On Tour With Eric Clapton : DJ/COPY Monaural (No Labe)

Taken From The Original US ATCO Promotional Dj/Copy Monaural [ST-C 13295/6 PR]
01. Things Get Better
02. Poor Elijah - Tribute to Robert Johnson Medley
03. Only You Know And I Know
04. I Don't Want to Discuss It
05. That's What My Man Is For
06. Where There's A Will There's A Way
07. Comin' Home
08. Little Richard Medley
- Tutti Frutti
- The Girl Can't Help It
- Long Tall Sally
- Jenny Jenny
TOTAL TIME (42:51)
Eric Clapton : Guitar, Vocal
Delaney Bramlett : Guitar, Vocal
Bonnie Bramlett : Vocal
Dave Mason : Guitar
George Harrison : Guitar
Rita Coolidge : Vocals
Bobby Whitlock : Keyboards, Vocal
Carl Radle : Bass
Jim Gordon : Drums
Tex Johnson : Percussion
Jim Price : Trumpet
Bobby Keys : Saxophone
Only You Know And I Know
That's What My Man Is For
Comin' Home
[参考]
実際のレコード盤のラベル

On Tour with Eric Clapton : Original US Reel-To-Reel (No Label)

1969 Tour Dates
January
07 Ledbetter's,Los Angeles,CA,USA
23 Ledbetter's,Los Angeles,CA,USA
28 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
29 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
30 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
31 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
February
01 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
02 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
07 Anaheim Convention Center,Anaheim, CA,USA
March
11 Golden Bear,Huntington Beach,CA,USA
12 Golden Bear,Huntington Beach,CA,USA
13 Golden Bear,Huntington Beach,CA,USA
14 Golden Bear,Huntington Beach,CA,USA
15 Golden Bear,Huntington Beach,CA,USA
16 Golden Bear,Huntington Beach,CA,USA
30 Hollywood Palladium,Los Angeles,CA,USA
31 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
April
01 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
02 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
05 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
06 Whisky A Go Go,West Hollywood,CA,USA
08 Troubadour,West Hollywood,CA,USA
09 Troubadour,West Hollywood,CA,USA
10 Troubadour,West Hollywood,CA,USA
11 Troubadour,West Hollywood,CA,USA
12 Troubadour,West Hollywood,CA,USA
13 Troubadour,West Hollywood,CA,USA
May
03 Cow Palace,Daly City,CA,USA
30 Fillmore East,New York City,NY,USA
31 Fillmore East,New York City,NY,USA
June
02 Steve Paul's The Scene,New York City,NY,USA
03 Steve Paul's The Scene,New York City,NY,USA
05 Boston Tea Party, Boston,MA,USA
06 Boston Tea Party, Boston,MA,USA
07 Boston Tea Party, Boston,MA,USA
July
04 Atlanta International Raceway,Hampton,GA,USA
⇒ [Atlanta International Pop Festival 1969]
05 Atlanta International Raceway,Hampton,GA,USA
⇒ [Atlanta International Pop Festival 1969]
07 Piedmont Park, Atlanta,GA,USA
12 Madison Square Garden,New York,NY,USA
13 John F. Kennedy Stadium,Bridgeport,CT,USA
18 Varsity Stadium, Toronto,ON,CANADA
26 Wisconsin State Fair Park,West Allis,WI,USA
⇒ [Midwest Rock Festival 1969]
27 International Amphitheater,Chicago,IL,USA
August
09 Pacific Coliseum,Vancouver,BC,CANADA
15 The Forum,Inglewood,CA,USA
22 Salt Palace,Salt Lake City,UT,USA
31 Dallas International Motor Speedway,Lewisville,TX,USA
⇒ [Texas International Pop Festival 1969]
September
01 Dallas International Motor Speedway,Lewisville,TX,USA
⇒ [Texas International Pop Festival 1969]
Octobar
14 The Brass Ring,Los Angeles,CA,USA
26 The Brass Ring,Los Angeles,CA,USA
31 Shrine Exposition Hall,Los Angeles,CA,USA
November
[European Tour]
27 Jahrhunderthalle,Frankfurt,GERMANY
28 Musikhalle,Hamburg,GERMANY
29 Sporthalle,Cologne,GERMANY
December
01 Royal Albert Hall,London,UK
02 Colston Hall,Bristol,UK
03 Birmingham Town Hall,Birmingham,UK
04 Sheffield City Hall,Sheffield,UK
05 Newcastle City Hall,Newcastle,UK
06 Empire Theatre,Liverpool,UK
07 Fairfield Halls,Croydon,UK
10 Falkoner Teatret,Copenhagen,DENMARK>
12 Konserthuset,Gothenburg,SWEDEN
13 Konserthuset,Stockholm,SWEDEN
30 The Brass Ring,Los Angeles,CA,USA
[関連記事]
「The Best Of Delaney & Bonnie US Promo LP plus "Comin' Home" Singles (No Label)」

「Country Life (No Label)」

「Fillmore West 1970 (Beano-062)」

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「Eric Clapton : Original US Reel-To-Reel (No Label)」

「Copenhagen 1969 Colorized (Gift DVDR)」

「Delaney & Bonnie & Friends with Derek - Live At Fillmore West (ARMS-42-PR)」

「Delaney & Bonnie & Friends Featuring Eric Clapton - Beat Club 1969 Raw Videos (Gift DVDR)」

#2026-01-20















































































































