1980年、フランスのブルゴーニュに登場したベルギー出身のジャン・マリー・ギュファンス氏が立ち上げたネゴシアン「VERGET」(ヴェルジェ)。
今や確固たるブランドを築き上げ、フランスワインファンなら誰もが知る存在となっています。
現在、ジャン・マリー・ギュファンス氏は、仏ブルゴーニュ(シャブリ、コート・ドール、マコネ)で「Maison Verget」を運営する他、南仏コート・デュ・ローヌでネゴシアン「Verget du Sud」(ヴェルジェ・デュ・スッド)と自社畑のブドウから生産する「Chateau des Tourettes」(シャトー・デ・トゥレット)、さらにマコネで自身のドメーヌ「Domaine Guffens-Heyne」(ギュファン・エナン)と、3つの事業を展開しています。
彼は非常に個性的な人物として知られ、ワインづくりに対して独自の考えを持ち、時として変人扱いされることもあります。
ジャン・マリー・ギュファンス氏は、「シャブリとマコネはワインにミネラリティがあるから好き」と言い、彼は白ワインに対してミネラリティをとても重視しています。
彼が本拠地を置くマコンは、現在でこそ質のいいワインが造られていますが、昔は安ワインのイメージが強く先行していました。
そんな時代からギュファンス氏はこの地に目を向け、その高いクオリティ、そして素晴らしいテロワールがある事を見抜いていました。
この土地で造られる彼のワインは、見事にミネラリティに溢れ、ピュアでクリアな味わいを生み出しています。
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