ノーカントリー | まさとしのよもやま話

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おはようございません。

映画のブログは久しぶりですね。

今日はコーエン兄弟監督のノーカントリー(日本公開2008年)。

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2007年度第80回アカデミー賞で作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞を受賞。
コーエン兄弟の作品では最大のヒット作。

金と麻薬に巻き込まれる男と保安官と、それを追う殺人鬼の話←略しすぎ。



コーエン兄弟の作品は必ず決定的な人生観が根底に流れています。諸行無情というんでしょうかね。

暴力描写がわりとありましたが、他の作品にもれずこのノーカントリーも観賞後の余韻に浸れる素晴らしい映画でした。

スリラー作品というほどではなく、ドキドキするという程度なので普通のサスペンスが観れる方なら平気ですよ。

人間としてのコーエン兄弟がどういう人かは知らないのだけど、なにか宗教観を持ってるのは間違いない(特定の宗教じゃなくてね)。

ファーゴ、レディ・キラーズなど見ても一貫した物を感じる。

そういやバーバー観てないな。今度観よう。



しかしトミー・リー・ジョーンズはいいね。この人が黙ってても観客はずっと観ていられる。今回もいい味出してました。

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ジョシュ・ブローリンもかっこよかったなあ。ああいう40になりたいね。グーニーズに出てたらしいけどどの役だろ??

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そしてこの映画はこの人を避けては語れない。

ハビエル・バルデム。

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この作品でスペイン人として初めて助演男優賞受賞。

怖い!

冷酷無比な殺人鬼を演じています。

怖い!

目が怖い!

ほんとに正気じゃないって感じ。



てか髪型!

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娯楽としても面白いし、鑑賞後に「どうせ人生そんなものなのさ」という、諦めというよりは吹っ切れる感じです。監督がそういう意図で作ったのではないかもだけど。



こういう系統の映画が苦手じゃなければ是非観て下さい。いずれ名作と言われる作品です。





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