手には右利き、左利きがあるのはよく聞きますが、

足にも右利き、左利きがあるんですよ。

えっ???

あなたは階段をのぼるときに、

どちらの足からのぼっているかということです。

無意識でしょうから、こんど意識してみてくださいね。

はい、脳にもどちらかというと

右脳が優位な人と左脳が優位な人がいます。

速読は、右脳が優位な人の方が習得しやすいと言われています。

大学入試センター試験の国語の問題で

20000文字前後使われている試験を考えてみます。

日本人の平均読書スピード(1分間500文字)では、

問題分を読むだけで40分もかかってしまいます。

試験時間は80分なので、問題文を読むだけで、

試験時間の半分が終わってしまいます。

もし、1分間に2000文字ならば、10分ですみます。

その差、実に30分です。

問題文を読むスピードだけで、

その大学に入れるかどうかの判断ができるとも言えるのです。
学校教育から引き継いできた、教科書に書かれたとおりに

一文字ずつ順番に読んでいく音読・黙読の習慣。

この習慣を変えなければ速読できるようになりません。

あと、あなたの本の読み方にも

速読できるようになる読み方とそうでない読み方があります。

「熟読」しなければ読んだ気がしない人は、

その読み方の習慣を変えていく必要があります。

とりあえず、途中、意味がわからない言葉、言い回し、

少し引っかかる内容が出てきても、

絶対に立ち止まらないでください。

気にしないで一気に最後まで読み切ってしまう「通読」をしてみましょう。

「熟読」から「通読」に変えるのも習慣を変えなければなりません。

その習慣を変えるお手伝いをするのが、私たち速読講師の仕事です。