こんにちは。
シンママワークス代表
平山利恵です。
先日、長馴染みで親友(女性)が、
昨年の夏に肝臓がんが見つかり、
この度、旅立っていったんですけれどね。
彼女と私が、病室で話した。
ある日の会話を、
紹介させてください。
・・・・・・・・・
「ねぇ、りえちゃん。
私ね。まさか、
39歳でやっと産んだ子どもの子育てが
たった7年で終わってしまうなんて
夢にも、思ってなかったなぁ。
残念だなぁ。
くやしいなぁ。
でもさ、ほらよく、
何げない日常が「奇跡」だよ。
だなんて聞くじゃない?
あれ、病気になった今でも
ちょっと分かんないんだよね。
だって
今でも、私。当たり前のように
「明日」がくると
思っちゃってるもん。
人間って、意外とアホだね
でもね。
昨日、夢を見たの。
まだ、うちの息子が
4歳、5歳だったころの夢。
「お母さん、抱っこ~」
って、よく言ってきてたんよ。
あれ、子どもってさ、
なんで、むっちゃ忙しいときに限って
「抱っこっ!」って、
せがんでくるんだろうね?
マッハで、ご飯作っている時とか
むっちゃ、疲れている時とか
ヤバいくらいに、遅刻しそうにな時とか
けっこうピリピリしてるそういう時に限って
「抱っこしてぇ」
てね。
そんな時、私いっつも、
「ハイハイ、あとでねっ!」
って、やりすごしていたんよ。
夢の中でも、私。
「今、忙しいのっ!
抱っこは、あとねっ!!」
って、言ってバタバタしてた。
でもさ、抱っこなんてさ、
「5秒」あったらできるのにね。。。
そうなんよ、りえちゃん。
今、私が一番悔しいのは、
なんであの「5秒」を、
あの時、やらんのかったんかなぁって。
息子に、申し訳ないことしたなぁって。
あのたった「5秒」を、
これからは、
叶えてやることすら
もう、できんように
なるっていうのにさ。
あの「5秒」をやらんかったことが、
今、くやしくてたまらんのよ。
この先の、息子の未来を
私はもう見る事ができないってことも
もちろん、くやしいんだけれども、
今は、あの「5秒」がねぇ・・・
くやしいなぁ・・・
・・・
だからさ、りえちゃん。
これからもし息子くんが
「抱っこぉ~」って言ってきたら
超めんどくさい時でも、
うっさいわ~ってなってる時でも、
絶対、ぎゅって、
抱きしめてあげてくれないかな?
「5秒」だし、どう??
(私)「うん、分かったよ。
めっちゃ面倒な時でも、
必ず、ぎゅっとするよ!5秒だしね」
ありがとう。
あ、あとな。
だからって、自分に厳しくしちゃだめよ、
イライラする事があっても、
自分で、自分をほめてな。
これから見てるで、上から(笑
(私)「それ、本気で怖いね」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
彼女と2人、
ふふっと笑い合いあったこの会話が
最後でした。
母親は、自分の子どもに
「幸せになってほしい」
と、心から願うから
たくさんの明るい未来を想像して
つい、アレコレ考えたり
心配になったりするんだけれども。
大切な子どもとの「今」こそ
大切に過すことが
大事だってことを
彼女が教えてくれました。
「今」の積み重ねが
「未来」なんですものね。
(今日保育園の帰りに見つけた!)
実は、彼女は未婚の母。
母子家庭だということで、
残していくお子さんのこれからを、
とても、とても心配していました。
だからこそ、
彼女がくれた「5秒」を
1人でも多くの方に伝えていこう。
この記事を読んでくださっている方に
大切な人がいたら、
その人をギューってしてくれたら、
嬉しいです。
(これは、ギューってされちゃってる)
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