☆車椅子父ちゃんの人生劇場☆~只今入院中!~ -16ページ目

闘病記 103話 -「酷い対応」

車椅子父ちゃん
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2017年6月30日


夜の緊急手術後、
ストレッチャーで暗い廊下を通り
ある場所へ連れてこられた。




そこは、薄暗い廊下の終着点で、
ストレッチャーに乗せられたまま

看護師から平然とした顔で、
「今日はここで休んでください」
と言われた。

高熱でぐったりとしていたけど
いくら急患とはいえ、
これはあんまりだろうと
思ったから、

「こんなところで寝せるの?
 しかも、これ(ストレッチャー)で
 寝るの?いくらなんでも
 ひどすぎる」

と言った。

そこにいた数人の看護師は、
当たり前のような顔をして
手術後だから一般病棟には
行けないという。
 
納得いかない僕は、薄暗い廊下の
少し離れたところにベットが目に
入った。

「あそこにあるじゃないか、
 なんであれに寝せてくれないの」

と言ったら、

「あれがいいの?
 特殊なベットなんだけど、
 どうしてもって言うなら
 変えましょうか?」

と言うので、

「あたりまえだ!
  こんな病院は初めてだ!」

と言ってやった。

そのベットに移してもらったら
今まで寝ていたストレッチャー
とは違う心地よさを感じ、

これが普通だよ、なんで最初から
ベットに寝せなかったんだ !?
と思いながら眠りについた。


「幻覚か夢か」へ つづく

 

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闘病記 102話 -「転院した日に転院 」

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2017年6月30日

医療センターには泌尿器科がなく
その日は金曜日で土日になると
医師や看護師が少ないので、
 
今日のうちに早期処置をした方が
いいからすぐに連れて来てくれと、
泌尿器専門の病院から
受け入れの連絡が来た。
 
 
激しい悪寒が収まるのをまって
救急車でその病院に運び込まれた。

道中、救急隊員からこれまでの
いきさつを根掘り葉掘り聞かれて
病院で話してことを再度説明
しなければならなかったので、
正直「うざい!」と思った。
 
(後になって冷静に考えたら、
 僕を救うために一生懸命対処
 してくれていた隊員の方に
 うざいは失礼だなと反省)





20時過ぎに到着し、
すぐに手術室に入り尿管の結石を
取り除く処置が行われ、
 
21時頃には終わったと思う。
(高熱ではっきり覚えてない)

その後、ストレッチャーで
夜の暗い廊下を通り、
どこかに連れて行かれるのだが、
その行き先で、僕は激怒した。


103話 -「酷い対応」へ つづく

闘病記 101話 -「意識朦朧」

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2017年6月30日


医療センターで詳しく診てもらったら
尿管結石と判り、ここには泌尿器科が
ないため、急遽近くの泌尿器科をあた
ってくれてた。


そうしてる間に40度を超える熱で

意識も朦朧としてきて、
看護師が使ってるパソコンを
自分のものだと勘違いし、

「僕のパソコンを返してくれ!」
           と言ったら

「これは病院のですよ、
 松田さんの持ち物はリュックと
     携帯電話だけですよ」と

言わて我に返るという状態だった。


※画像はイメージ

今までも40度を超える高熱が出る前に
強い悪寒にみまわれることは何度も
あったけど、これまでに経験したことが

ない激しい悪寒にタガタ震えていた。

血液検査の結果が出た時は、
もう外は暗くなっていた。


102話 -「転院した日に転院 」へ つづく

闘病記 100話 -「退院を阻害するもの」

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2017年6月30日

前年から1年間、
ちょっとした発熱を繰り返しながらも
大きく体調を崩すことが減ったので、

今度こそ退院して施設に移れると
思っていた矢先に、またまた、
それを邪魔する悪夢が襲ってきた。


40度を越す発熱に加え、
お腹の左側の痛みが徐々に強くなって
ガスも便も出ないので腸閉塞の疑いが
あるということで医療センターで
診てもらうため急遽転院することに
なった。


医療センターでは、
CPなど、いろんな検査を終えて

出た結果は、腸閉塞ではなく
尿管結石が原因でした。


尿管に腎臓に溜まっていた石の一部
が流れ込み、

尿管の途中でひっかっかっている
状態で、その石が血管を傷つけて
そこから細菌が入り、
敗血症を引き起こしていた。






【敗血症(はいけつしょう)とは】

細菌が血液の流れの中に入って
増殖し、その生産した毒素によって
中毒症状をおこしたり、
細菌が血液の循環によって
全身に広がり、二次的にいろいろな
臓器に感染をおこす重い病気。


でも医療センターには、
泌尿器科がなかった。


101話 -「意識朦朧」へ つづく

闘病記 99話 -「胃瘻器具モデルチェンジ」

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2016年4月1日


僕は3年間は交換不要という、

特殊な胃瘻を使用してい
て、その交換時期を迎えました。
 
更にその胃瘻が製造中止に
なっているので違うタイプの物
に変えることになりました。


髪の毛もスッキリして、交換の為
に総合病院に転院しました。




初日は、僕の要望で、
頭のMRI画像を撮ってもらい、

がんの再発などの異変がないかを

調べてもらいました。

2日目は、胃瘻交換ですが

特殊なタイプなので内部ストッパー

を切り離して食道を経由して口から

取り出すというのですが・・・

その内部ストッパーの硬さや

大きさのせいで食道に傷が入り、

手術後は喉からみぞおちにかけて

痛みがありました。

2日たった今も痛いけど、胃瘻は
きちんと入り、頭のMRIも再発なし
ということで、予定通り3日目に
は退院しました。


現在は、元の病院に再入院して
またリハビリに励むことになります^^


100話 -「退院を阻害するもの」へ つづく

闘病記 98話 -「交換と検査」

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パッカーンと開いていた

手術後のキズは

1ヶ月くらいで綺麗になって

 

その後は腹痛もなく

落ち着きを取り戻した。



2016年3月22日


胃瘻器具の寿命である3年が

近づいて来たので、
来週は交換の為に一旦他の病院へ移り、
ついでに他の検査もしてもらう予定です。
 
最近、手足のしびれが強くなり、
頭痛や耳鳴りがひどくなる時もあり、
MRIで詳しく調べてもらいます。
 


 
そのため2泊3日で入院します。
って、今も入院中なんですが(笑)

いま入院中の病院を退院して
他の病院に入院します。

2日後にその病院を退院して
また元の病院に再入院します。


手続きが面倒なんですが、
いま入院中の病院が療養型の病院
なので設備が乏しく、細かい検査や
手術はできないので仕方がない。


早く病院を頼らなくていいように
頑張らねばと改めて思います。。


99話 -「胃瘻器具モデルチェンジ」へ つづく

闘病記 97話 -「続・パッカーン」

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2015年3月後半~


手術後3週間目で手術の傷跡が
「パッカーン」と開いた箇所は
徐々に閉じてはきているが、

未だに、「パッカーン」と開いたままだ。

どういう処置をしてるかというと
主に、褥瘡(床ずれ)に使う薬を塗って
ガーゼを被せている。

あとは、リハビリでは激しい運動を
控えているだけだ。

痛みは時々不定期に感じるだけで
痛み止めを貰うほどではない。


それと、携帯電話auのCMで
桃太郎役の松田翔太が
「パッカーン」を連発するCMを見ると


手術の傷を意識してしまい、
思い出したように少し痛みを感じちゃいます(笑)

「パッカーン」


98話 -「交換と検査」へ つづく

闘病記 96話 -「パッカーン」


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2015年3月11日~

いろいろありましが、
手術は概ね成功して抜糸も終わり、
10日目に退院し、元の病院に
再入院した。

手術した箇所は時々少し痛むけれど
徐々に痛みは治まっていった。

そして・・・

手術から3週間後の3月24日、
看護師が体ふきをしようとしたら

「わっ、こりゃぁいかん!」

手術の跡がパックリ開いてしまって
いたのだ。


※画像はイメージです

最初は1箇所だけだったが、
後にもう1箇所も開きそうに
なっていた。

最初に開いていた傷はちょっと深く
化膿していたようだ。

慌てて先生に診てもらい、
何かの塗り薬を塗って
上からガーゼを被せた。


やっぱりあの病院で
手術しなきゃよかったのかな。

ちょっと呆れてしまった。



97話 -「続・パッカーン」へ つづく


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闘病記 95話 -「ガス大爆発」

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2015年3月7日

手術後の消化器系の循環が悪くて、
流動食が胃に溜まって気持ちが
悪かった。


その後のX線検査で
十二指腸に便が停滞し、
大腸には、便は殆んど見られないが
ガスが溜まっている事がわかった。


なので、大腸の動きをよくする
座薬を入れることになった。

便秘の時に
いつも使っている座薬だ。

そうすると、その日の夜中
ガスが大量に出てきて、
その後に半下痢状態の
便が多量に出てきた。

特にガスが
だいぶ溜まっていたようだ




今までに、体験したことのない
多量のガスと便がオムツの中に
一気に放出されたことで

形容しがたい音が鳴り響いた。
個室じゃなかったら
爆笑されてたかも(笑)

汚い話しでごめんなさい m(_ _)m


96話 -「パッカーン」へ つづく

 

 

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闘病記 94話 -「様子が変」

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2015年3月5日

手術した箇所の痛みは随分良くなった。

しかし、
下腹部の張りがなかなか取れず
その痛みが気になる


おしっこの量が極端に少なく
便も出ていない。






先生が、手術のあと、
ガス(おなら)は出ましたか?
と聞いてきて

手術後、全く出ていない事に
気づいた。

眠っている時は出てる
かもしれないけど、
出てなさそうな気がする。


止めていた流動食も一日3食
以前のとおり流し始めたのだが

昼注入したものが胃の中に溜まって
夕食が入らず、昼食の半分以上が
胃瘻から管を通じて外に出てきた。


この状態が続いたので
栄養を補うための
点滴をすることになった。


95話 -「ガス大爆発」へ つづく


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