☆車椅子父ちゃんの人生劇場☆~只今入院中!~ -17ページ目

闘病記 93話 -「術後」



車椅子父ちゃん
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2015年3月3日


手術後、麻酔が切れると、
短時間なら我慢できても
ずっと続くこれほどの痛みは
結構きついものだ。

でも、痛み止めの注射は、
とても効くのが早かった。

-

1分たたないうちに激痛が
みるみる鈍痛に変わってゆく。

6時間以上、
間をあけないといけない
痛み止めを
6時間おきに打ってもらい、
痛みを凌いだ。


そんな状態が、
手術の次の日の夜まで続いたが、
当日の夜、眠れず長い夜だったのに
対翌日の夜は、良く眠れた。

手術の傷跡の痛みについては
こんな感じで、
意外とすぐに治まった。

ところが、そのあとも
他の症状でもしんどい日が続いた。


94話 -「様子が変」へ つづく

 

 

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闘病記 92話 -「眠ってる間に…」

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2015年3月3日(火)

午後1時に手術が始まる。

手術の大まかな流れは、

手術中に無意識に動かないように
一時的に筋肉の働きをなくす薬を投与。

その為、自分で呼吸が
出来なくなるので
人工呼吸器をつける。

全身麻酔で、10秒位で
意識がなくなる。

手術中は当然何もわからない。
夢すら見ない。



※イメージ

目が覚めたら、
 「〇〇さーん、
  無事終わりましたよー」 と
声がきこえる。

時間は午後3時半。

その後、病室に戻り、
麻酔が完全に切れるまで
ぼーっとしていた。

麻酔が切れてからが
痛みとの戦いだった。



93話 -「術後」へ つづく

闘病記 91話 -「安心材料」

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3月2日(月)


手術前日、一通りの検査が終わり、

病室で麻酔の先生の
手術説明があった。


その時に手術と手術後の
いろいろな不安要素を
取り除いてくれたので

少しは楽な気持ちになった。


手術室担当の癒し系の看護師
からもいろいろ話しを聞いて、

3月2日(月)


手術前日、一通りの検査が終わり、

病室で麻酔の先生の
手術説明があった。


その時に手術と手術後の
いろいろな不安要素を
取り除いてくれたので

少しは楽な気持ちになった。


手術室担当の癒し系の看護師
からもいろいろ話しを聞いて、




これなら大丈夫だろうと思い、

一安心した。


92話 -「眠ってる間に…」へ つづく

 

闘病記 90話 -「手術前日検査」

車椅子父ちゃん
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2015年3月2日

手術する病院に転院して
手術の前日検査で
胃カメラでの検査があった。

長年ほとんど口から
食事をしていない僕は
口が大きく開かくて、

プラスチックのスペーサーを
噛むことが出来ず、
無理やり顎を開かれ
やっとの思いで口にねじ込まれて、
歯が折れるんじゃないかと思った。


更にそこから胃カメラを
入れていくんだけど、

長年口から食事をしていない
ので食道が細くなっているし、

喉には、
カニューレ(プラスチックの管)
が付いてるので、
食道にカメラを入れるのは
最新式の細いカメラでないと
そもそも無理があります。




胃カメラは何度も経験があるが
今までは細いカメラを使ったん
だと思う。

今回は普通のカメラで
無理やり喉を通そうとするので
粘膜を傷つけて、かなり出血した。

めちゃめちゃ痛かった。

結局3回チャレンジしても
カメラが入らず検査は中止になった。

僕は、喉の粘膜をやられて
イガイガと痛いまま
次の日の手術を迎えることになった。

この病院では、先月の検査でも
ベットから車椅子に移す時に
転倒させられ、頭を強打するという
事件もあった。

この病院で手術しても大丈夫?
と、不安が募るばかりだ。


91話 -「安心材料」へ つづく

 

闘病記 89話 -「ドキドキ、ワクワク」

 

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2015年2月後半


車椅子父ちゃんは3月2日の転院
を前に手術への不安な気持ちを
看護師に話した…



「あの病院大丈夫かな
  今更病院変えられないよね」

という感じで、後で思い出しても
ホント臆病だったと思います(^^ゞ

それでも最後は開き直って
ワクワクでした\(^o^)/

90話 -「手術前日検査」へ つづく

 

闘病記 88話 -「臆病風」

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2015年2月17日

この日、45歳になりました。
気持ちは入院した時と同じ
35歳です^^

ようやく、ここ数年続いていた
脇腹から背中にかけての
痛みが解決しそうです。


2週間後に、
痛みの原因とされている
石が沢山溜まった
胆のうの摘出手術をする
ことになりました。

ただちょっと、
気になっている事があって・・・


胆のうは 
なくても大丈夫というのは、
前から知っていたので、
とってしまう事については
抵抗はないんですが、
気になっているのは
手術方法なんです。


一般的には、
お腹に数箇所の穴を開けて手術する
腹腔鏡下手術という、患者の負担を
軽減した手術法が普通らしい。





最近ドラマなどでも
よく出て来るので、
ある程度は知っていました。

ところが僕は、胃に穴を開けて
管を通す胃瘻(いろう)をしていて、
そこから栄養(流動食)を胃に直接
流しているのです。


その、胃瘻の部分と腹腔鏡下手術で
穴を開ける位置が重ってしまうので
15~20cmほどお腹を切って手術する
開腹術になるとのこと。


この場合、手術時間や
術後の傷の治り・痛みが
長くなってしまい
すぐには退院できなく
なるようです。


で、一番恐れているのが痛みです。

いろんな人から
辛かった話を聞いているので、
術後の痛みが一番嫌ですね。

毎日作業しているパソコンも
出来なくなるくらい痛かったら
どうしよう?


僕は、年齢を重ねるごとに
臆病になってきているようだ(笑)


89話 -「ドキドキ、ワクワク」へ つづく

闘病記 87話 -「まさかの壁ドン」

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2015年2月


体調不良が続いていて、
特に右の脇腹のちょっと上の
強い痛みが頻繁にあるので

昨日、現在入院中の病院から
S病院という総合病院に行って
外来受診を受けてきた。


結果的に胆のうの胆石が多く、
それの痛みだろうという事で
翌月、胆のう摘出術をすることに
なった。

それに伴い、
昨日は手術前のいくつかの検査を
して帰ることになったんだけど…


そこでとんでもない事が起こった。


検査の時に診察ベットに
移るんですが、僕は麻痺で
自分の力で立つことができない。

検査技士の若い小柄な女の子が
一人で介助しようとしたので

「絶対無理だから
   もうひとり呼んできて」

と言って男性の助っ人を
連れてきてもらった。

そして男性が後ろにまわり
少し ぎこちない感じで、
なんとかベットに移って
検査をした。


検査後、また車椅子に戻るため
また男性が背後に回り、

小柄な女の子が前から 
だき抱える形で
車椅子に移そうとしたその時、

女の子の力では抱えきれず
僕は、女の子共々床に崩れ落ち、
ドーン! と 頭の左おでこを
硬い壁に強打した。


※イメージとは異なります

女の子に掴まっている手を離すと
そのまま後頭部を床に叩きつけら
れるので、

必死にしがみついて、
男性の助けを待っていたが
慌てふためいている声だけ聞こえて
何をしているのかわからない。

騒ぎにもう一人駆けつけてきて
やっとの思いで車椅子に移った。

「大丈夫ですか?」とは
何度も言っていたけど
謝罪の言葉は耳に残っていない。


診察をした医師にその事を言ったら
もし脳から出血いていたら
後から吐き気とか出てきたりするの
で十分気をつけるように言われて、

今入院中の病院に
「頭を打っているのでその後の経過 

 に十分注意しておいてください」

という内容の手紙を
もらって帰った。


入院中の病院に戻り、
念のためCTを撮って
異常がないことが確認されたので
ひとまず安心したんだけど

本当にS病院で手術して
大丈夫だろうか?
と、多少の不安が残った。


88話 -「臆病風」へ つづく

 

闘病記 86話 -「やっと退院か?」

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2014年3月~2015年1月


多少の不安を抱えながらの
約10ヶ月間は、


2ヶ月に1回ほど、高熱が出たり、
軽い肺炎になったりしたけど、

入院生活も比較的安定してきていた。




退院の話もチラホラと出てきて、
そろそろ退院に向けた準備を
本格的に始めようとした矢先に…


次なる病気が発症した。


87話 -「まさかの壁ドン」へつづく

闘病記 85話 -「残る不安」

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2014年1月~2月



発熱もないし体調はそんなに
悪くなく、落ち着いている状態
ではあるが、

体中の麻痺は相変わらずあり、
これは地道にリハビリで克服
していくしかない。

ずっと苦しんできた便秘は
薬を変えたことにより、
驚く程改善した。


しかし、
その他に問題が
いくつかあるので
整理してみます。


※イメージ


痰がすごく多いので
ティッシュの減りも早く、

マメに吸引をしないと
肺炎を起こす危険性がある。


飲み込みが上手くいかないので、
肺に流れ込みやすい。
これも肺炎を起こす危険性がある。
なので口からの食事ができない。


腎臓結石があり、時々痛む。
尿管に流れ込むと尿管結石になる
危険性がある。


左耳が聞こえない。
治るものなら早く治したい、
右耳も7割ぐらいしか
聞こえてないので
右耳まで聞こえなくなると、
音のない世界になってしまう。


これらの問題が今後どうなって
いくのかわからないけど、
僕ははこれからも
ポジティブに生きてゆく(^O^)


86話 -「やっと退院か?」へ つづく

闘病記 84話 -「新たな気持ち」

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2014年 1月


9年連続、病院で年を越し。

毎度のことながら、
2014年新たな気持ちで
新年を迎えました。


今年の新たな気持ちとは何かと
言うと・・・ リハビリに励み、

自力で立てるようになる事と、
口から食事ができるようになる事、

そして、字を書いたり
箸を使えるようになる事。


と・・・
これまた毎度のことながら
同じような内容だけど、

前年の初夏に死にかけた事を
ピークにいろいろな事が徐々に
好転し、この年はいつもと違って、
目標がより現実味を帯びてきました。


自分の体のことだけではなく、
家族のことや仕事のことなど

全てが動き始めた実感があり、
一番気合が必要な大切な年だ。 


そう決意した矢先に、
年明け早々熱を出して
寝込んでしまった(笑)


※イメージ


まあ、
そんなことを乗り越えながらの
充実した一年にしたい。


85話 -「残る不安」へ つづく