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前回のこちらの記事

 

免許更新に行って反省した理由

 

アメトピ掲載していただきました!

どうもありがとうございます。

 
 
本日は以前にこちらでも少し書いた
千葉県富津市のくも合戦「フンチ」の紹介です。
 
実は2~3年前から興味はあったのですが
コロナなどで大会が中止になったり
なかなか見学のタイミングが合わず
やっと今年見ることができました!
 
今回の記事 後半のほうに少しだけ
クモの写真があります。
苦手な方いらしたらごめんなさいね。
 
とても興味深い行事なので
お付き合いいただけますと嬉しいです。

 

「フンチ」ってご存知ですか?
最近ではテレビ局のニュースや
新聞などにも取り上げられているんです。
 

 

なんでも富津市出身の友達が言うには

地元の男の子はだいたいやっていた遊びで

子供だけでなくお父さんやお爺ちゃん

主に男性が、かなりの確率で

「フンチ」をやっていたのだそうです。

 

その内容は…

 

 

フンチのシーズンは4月~5月頃、

生け垣などから「ネコハエトリグモ」という

小さな種類のクモのオスを捕まえて行います。

 

ポケモンさながらに肌身離さず管理して

トレーニングして戦いに慣れさせて

オスの闘争本能を利用して

相手のクモと戦わせるのです。

 

その遊びの文化は近年じわじわと盛り上がり

今は大会があり、町おこしにもなってます。

 

 

5月4日、富津市八坂神社

 

日本三大くも祭り

第23回横綱決定戦 が行われました。

 

地元のフンチ愛好会が開催している大会です。

 

この日は愛好会の参加者の他、

当日は市外からも一般参加者や

子供の部の参加もあり

合計で100人くらいが試合をします。

 

 

午前中9時ごろに始まり、

神社のあちこちで試合をします。

 

 

フンチの見どころ、面白さ

 

試合の参加者はそれぞれ

各自のクモを持ち寄るのですが

個人による違いが面白かったですね。

 

フンチに使う『ネコハエトリグモ』

クモ自体は小ぶりなものは9ミリくらい

大きなものでも1センチちょっと位。

 

もちろん、大きい方がいいに決まってます。

だけど、大きさだけでなく度胸や

勝負に慣れたもののが有利になることも…。

 

皆この試合に出るために

一か月前から人より大きなクモを探し

確保したクモのどれを使うか真剣です。

 

大きなクモを確保する場所を

人に絶対教えたくなくて必死です。

 

 

クモの管理のしかたでも差が出ます。

クモの入れ物も人によって違えば

試合に持ち込むクモを1匹に絞る人、

クモを2~3匹持ってくる人もいました。

 

(こうやって説明を書いていると

本当にポケモンみたいだなぁ…)

 

 

試合には必ず行事さんがつきます。

この行事の役はフンチに熟知しつつ

本当に平等に決着がつくように心がけ

それでいて、ご自身も参加していたり

とても大変な役どころで…

私はその辺りも感心して見学しました。

 

真ん中の青い帽子のかたが行司さん

 

「フンチ」は 言うなればクモ同士の相撲

管理してきた人は親方のように

自分のクモを大事に想い、試合を見守ります。

 

試合は参加者の握手ではじまり

最後も握手をして気持ちよく終りにします。

 

合戦だけど、こういう所はさっぱりと!

強い日差しと さわやかな風のような

まるで 5月の陽気のような催しです。

 

 

午後、いよいよ優勝者決定戦

 

 

実は、前回の開催で市外の参加者が優勝し

横綱の優勝旗を持っていかれてしまった状態。


富津の人は

「今年は何としてでも優勝旗奪還!」

と一段と熱気が入っているようです。

 

私は富津の人ではないので

そんな状況もあえて楽しく感じましたね。

 

いよいよ決勝、みんなで注目です。

 

 

この日は見学者含め300人以上のひとが

小さな神社に集まり1日過ごしました。

 

実物のフンチの様子です!

 

 

ネコハエトリグモは

一番前の脚がとても長いのが特徴で

戦いではこの足で相手を押さえつけます。

 

なので、体の大きさだけでなく

足の長さが強さの条件の一つになります。

 

クモは向かい合い「俺の足のが長いぞ!」

と言わんばかりに足を広げてみせます。

 

体をゆらゆらと動かし

相手を押さえつけるタイミングをうかがい…

 

 

その様子は柔道とや空手を連想します。

ドキドキしますよ~!

 

その後、抑え込み、時には また離れ

どちらかが

「あっ、これ自分のが弱い」と感じて

ピョンと後ろに逃げたら試合終了です。

 

このときの抑え込みの時間が

10秒くらいのときもあれば

5分、10分続くこともあるんです。

そのあいだ、みんな息をのんで見守ります。

 

 

そして、優勝者がついに決まりました!

 

なんと…!

午前中から「この行事さん、うまいなー」

と思っていたかたが優勝しました!

 

 

富津フンチ愛好会の会長、佐久間さん、

20年ぶりくらいの優勝だそうです。

奪還した優勝旗を手にし

歓喜で目が潤んでいるように伺えました。

 

子供の部は女の子が優勝しました。

優勝賞品のiPadをもらってニコニコしてました。

 

 

この日は「少し見学~」の予定が

フンチに夢中になる人たちが魅力的で

最後まで見てしまうほど楽しかったです。

 

 

捕まえたクモたちは、みんな

この試合が終わると元の場所に戻されます。

これから訪れる夏、大人になり繁殖し

来年のために子孫を残すのでしょう。

 

この日のために準備してきた人たちも

大会が終わると、いつもの日常に戻るのでしょう。

 

本当はもっと細かく紹介したいのですが

今回はこの辺りで…

 

 

帰りは友達の行きつけの富津市内の

美味しいラーメン屋さんに行きました。

 

 

本格的な九州ラーメンが食べられるお店

お手頃で、しかも美味しかった!

お店詳細は(twitter)にて紹介しています。

 

一日外に出て遊んだら

スカッとして気分が良かったです。

この日の夕焼けはとてもきれいでした。

 

 

ではでは。

 

 

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