宝石に負けない、私のアクセサリー(安物)

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こんばんは！

本日無事入稿が済みました！

すっごい面白い本が作れてると思います。

風邪気味になりそうだったので

寝不足もあり、今日は寝てました。

漫画を描く時間が取れなかったので

本日も写真の更新で…

でも、ほぼ秘蔵？の

私物公開ですよ～

本物の宝石ではないけど…

よく、物のたとえで「食べる宝石」とか

「生きた宝石」とか綺麗なものの例えを

そんな風に言いますよね。

宝石って高いけど

その高い宝石よりも

時にはその価値を超えそうな

珍しくてすごいものがある、

かも知れない、今日はそんな話。

モルフォ蝶、

北米と南米にいる美しい蝶。

インコが好きな人にはもうそれだけで

「あっ、 シッタシン色素！」と

思うかもしれませんね。

光の反射で発色して

色あせることがない羽根を持ってます。

一年くらい前に買った、その

モルフォ蝶の羽根ブローチ。

人によっては虫の羽根が入ってて

気持ち悪いなーと思う人がいても…

まぁ仕方ないかな、と思いますが

私は好きです。

どうしてこれを手に入れたかというと

もう3,4年も前のことなんですが

ある所で、100年以上前のイギリス製の

モルフォ蝶の銀製のブローチを

見たのがきっかけでした。

そのブローチは使い古され

銀細工の部分は擦り傷だらけで

ピンは曲り、古びでいたのですが

当時、はめ込まれた蝶の羽が

まだ輝いていたのです。

あっ、まだ生きてる！

蝶そのものはもう

命は失ってしまったけど

綺麗さが生きてると思いました。

さすがに新品のものと

同等かと言われると…

やや汚れていたかもしれません。

昔のヨーロッパでは

アクセサリーは装飾品としてだけでなく

身に着けていられるお守りとしての

要素も強かったのです。

すごく大事な人の髪の毛が入っていたり

魔よけのモチーフもあれば

子孫繁栄でハエ(蠅)のモチーフもあって

今の人の感覚とは

ちょっと違うかもしれません。

私はどうしても

現行品でなくて、

少しでも古いモルフォの羽根の

実物を見てみたくなりました。

とはいってもなかなか

本当に状態のいいアンティークの物は

お値段も高くてそう簡単に手に入りません。

もし買ってもあまり高いと、

使うに使えなくなりそう…ということで

おそらく30年～45年くらい前のものを

何とか高くないお値段で

買うことができました。

実物をみると　驚くくらい

今でも輝いていて、反射します。

ベルベットの布に

シワが織り込まれているような、

蝶の羽の模様が見えます。

それが、

時に暗く、時にビカビカと。

このままあと何十年も

輝き続けるのでしょうか…？

それを見ていきたい。

(私が没してもたぶん

誰か見てくれるのかな～)

興味本位で買いましたが、

もちろん使います。

無地のような色合いにもかんじて

柄の入ったワンピースによく合います。

私はブローがもともと好きで

自分で作ったものもよくつけますが

自分で作ったものは、どうしても

無地っぽい布の服のが合うんですよね。

なので、柄入りの服の時はこれです。

今でもいいもの買ったなーと思ってます。

(ちょと価格は忘れちゃったけど

送料込みで4000円しないくらいでした)

見る角度によって色が変わる

アクセサリーというと

去年の年末の大晦日に

もうひとつ、同じくらいの価格で

買ったものがあります。

正確には…

遅いクリスマスプレゼントというか

年末に頑張ったご褒美で

旦那から買ってもらったものです。

パッと見、暗い色の石にも見えますね。

でも、宝石でなくて

ガラスのネックレスなんです。

これも、角度によって変色するもので、

40年～80年くらい前に流行った

外国製のガラスが使ってあります。

金具部分は現行品です。

(価格も確かブローチと同じくらい)

この季節の夜のように

真っ暗な青色をしているのに

角度を変えると…

明るく濃く、色が違って見えます。

正面から見るととっぷり暮れた

夕暮れ見たいです。

でも角度を変えると

もうすぐ日が昇りそうな

青くてちょっとだけ赤い空の色です。

去年の今頃、

ずっとこの4000円しないネックレスを

買うか買わないか迷っていたのですが

去年の年末にイベントに行く日の朝

こんな色をした空を見て、

ものすごくきれいで感動して

衝動的に同じものが欲しくなり

帰宅してすぐに注文してしまいました。

この時は旦那もあきれてました。

ネックレスを一つも

持っていないわけではなく…

むしろ幾つもあるんです。

私の首は一個しかないというのに…

贅沢だなと思いつつも

つけてなくてもひと月に何度も

机の横に出して

しょっちゅう出しては眺めてます。

本当はこのガラスが欲しくて

身に着けられる状態になっているから

「使えていい」というだけだったかも？

ただ、届いたとき

冬の日の空を手に入れたみたいで

うれしかったけど

届いて一年たった今

またあの時の季節がやってきて

不思議と嬉しい気分です。

角度によって色が違って見える

そんな様子は一年たった今でも

見ていて飽きません。

宝石は本当にきれいで私も好きです。

この二つは、

どちらも本物の宝石ではないけれど

私を楽しませてくれている、という点では

なかなか負けてないんじゃないかなー

ってそう思ってます。

明日か明後日にはまた

漫画の更新に戻れたらと思ってます。

ではまた！

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