以前に「人を動かすためのチカラ」というブログを書きました。
この中で私は、「自分が美味いと思ったものを人に食わせるのが好き」な理由は、相手に取っての自分の味覚に関する信頼性のポイントを上げておきたいからだ、と書いています。
「この店のラーメン美味いから食ってみ」と言われた時に、全く知らない人から言われるのと、何度か美味しいものをもらって食べた経験のある人から言われるのとでは、全く信頼性が異なるでしょう、ということです。
そのラーメンを勧めたのが、ある程度味覚に関する信頼性のある人で、そのラーメン屋も場所や値段的にも比較的行きやすい店だったと仮定しましょう。
その時、実際にそのラーメンを食べに行くために必要となるチカラの大きさを「1ラーメン」と呼びます。
勿論、ラーメンの食べ歩きを趣味にしているような人と、殆ど外食をしないような人とでは、それを実行に移すためのチカラの大きさはかなり異なるのですが、もう少し「一般的な人」を基準にすれば、それがどの位のチカラの大きさか、イメージが沸くと思います。
例えば、全国どこにでもあるようなコンビニで売っている150円くらいのスイーツがもの凄く美味しいので食べて見て欲しい、と言われた時に、それを行動に移すためののチカラの大きさは、「0.3ラーメン」から「0.5ラーメン」といったところではないでしょうか。
食べ物ではないのですが、「この映画、絶対面白いから観に行ってみ」と言われて劇場に足を運ぶのは、「1.5ラーメン」から「2ラーメン」程度のチカラが必要でしょう。
「聞いたことも無い劇団の芝居の動画を550円出して買う」のは、もう少しハードルが高く、「2ラーメン」もしくは「3ラーメン」といったところでしょう。
このように、食べ物以外のことにもこの単位を使用することが出来ます。
「岩下の新生姜味塩焼そば」を実際に買って食べて下さった方が、アメブロ関連で5名ほどいらっしゃったのですが、「見つけるのに苦労した」という点を考慮すると「0.8ラーメン」から「1.2ラーメン」位のパワーを要したものと思います。
つまり、私の実力は、まだまだ「1ラーメン」程度が限界だということです。
これを、「1.5ラーメン」、「2ラーメン」に強化出来るよう、日々鍛錬を積んでいるのです。
これまでに修行のために活用したものは、「たけや製パン」の「粒あんグッディ」、「パンのペリカン」の「中ロール」、「千葉屋」の「大学芋」、「紀文堂総本店」の「人形焼き」、「草月」の「黒松」、「草加煎餅まるそう一福」の煎餅、「チーズ工房角谷」の「カマンベールチーズ」、「黒棒本舗」の「福大黒」、「正栄デリシィ」の「サク山チョコ次郎」、「越生特産物加工研究所」の「梅干し」、「デイジイ」の「クロワッサンB.C.」、そして「サンヨー食品」の「岩下の新生姜味塩焼そば」です。
これらのメンバーは、私が知っている美味いものの中で、人に差し上げるのに比較的適したものをピックアップした面子です。
これらのうちいくつかのものを、「0ラーメン」の消費で食べたことがある方に取っては、私が勧める美味いものに、どの程度の価値があるかお判りいただけるのではないでしょうか。
そろそろ皆さん、私が「美味い!」というものに対しては、ご自身で買っていただく、もしくは食べに行っていただくなど、「2ラーメン」位のチカラを使っても損は無い、と判っていただいてもいいと思いますぜ。
おしまい