私が1997年11月29日(いい肉の日)にホームページを始めたきっかけになったホームページがあります。
 
浅草散歩」というホームページです。
 
当時、このページは、個人が運営するホームページとしては珍しく、新聞などにも取り上げられたりして、多くの人にとって、「自分もホームページをやってみたい」と思うきっかけになったのではないかと思います。
 
このページは、浅草の旨いものの紹介を中心に構成されています。
 
失礼ながら、私はこれを見て、「自分なら、もっと濃い情報を発信できるのではないか」と感じて、自分のホームページを立ち上げました。
 
結果的には、知名度は全く及ばず、5年後の2002年11月29日(いい肉の日)にばっさりと閉じてしまいましたが。
 
浅草に行くなら」というブログでもご紹介しました通り、浅草は私に取って、東京の中で一番好きな街です。
 
「浅草散歩」を見る以前からも、結構頻繁に浅草には遊びに行っていました。
 
でも、このページの「おいしいペリカンのパン屋さんを探せ!!!」というページを見るまで、浅草に「ペリカン」というパン屋さんがあることを知りませんでした。
 
そして、実際に訪ねて見て、食パンやロールパンを買ってみて、即この店の大ファンになりました。
 
 
以来、20年以上、たまにこちらのパンを買いに行っています。
 
こちらで販売しているパンは、食パンとロールパンが殆ど全てです。
 
丸パンとドッグパンという品もあるのですが、予約しようとしても出来なかったりします。
 
パン生地は全て同じものを使っている、と聞いたことがあるのですが、形状によって、結構食感や風味が異なります。
 
私の一番の気に入りは「中ロール」です。
 
小ロール」という品もあって、こちらは、昔、仲村トオルが出演したネスカフェR&BのCMにも登場しています。
 
「小ロール」や「食パン」も捨てがたいのですが、私は生地のボリューム感とバランス感から、中ロールが一番気に入っています。
 
こちらのパンは、生地がしっかりしていて、風味があり、比較的強い味の具を受け止めるようなところがあります。
 
うまい具であればあるほど、双方の良さを引き立てあう、と言った感じです。
 
私は、この中ロールを買うと、明太子パンにするのは勿論、濃いめのチーズやいい感じの生ハムなどを買いそろえて楽しむことにしています。
 
いい具を挟まずペリカンのロールパンを食べてしまうと、そのうまさが活かしきれず、勿体ない思いをしてしまうからです。
 
ロールパンは、午後に焼きあがるため、午前中に購入することはできません。
 
予約する時に、受け取りの時間を確認され、13時半、14時半、15時半のいずれかを選択する必要があります。
 
早めに予約しないと、前半の回は埋まっていることもあります。
 
今回は、本気を出して、1週間ほど前に、中ロール5袋を14時半の受け取りで予約しました。
 
12時半頃に浅草に到着し、まずは「紀文堂」で人形焼きを購入します。
 
 
そのまま浅草寺を抜けて裏浅草に出て、「千葉屋」の大学芋をゲット。
 
 
そして、千束通りの「竹松鶏肉店」で「なか塩焼き」も入手します。
 
 
さらに、合羽橋商店街まで足を伸ばし、「さがみ屋」でかっぱステーキを買います。
 
 
危なく、売り切れかと思ったのですが、5本だけ残っていてラッキーでした。
 
その後、「来集軒」に寄って、ソース焼きそばとシューマイをやっつけます。
 
 
少し休憩して、受け取り時間になるのを待ち、「ペリカン」で念願の中ロールを受け取ることができました。
 
 
自分の家で食べる分は3袋、残り2袋は人に差し上げる分です。
 
私は、自分がうまいと思っているものを、人に食わせるのが大好きなのです。
 
今回は、体のケアでお世話になっている、お二人の方に差し上げることができました。
 
私は、うまいもので人との繋がりを築くのは、とても大切だと思っていて、「仲良くなりたい」と思った人には、自分がうまいと思うものを贈ることにしています。
 
でも、「人と仲良くなること」が非常に不得手な人間なので、あまりうまくいくことはありません。。
 
それでは、実食レポートです。
 
こちらが、「中ロール」5個入り520円。
 
 
こちらが単体です。ちょー可愛いでしょ?
 
 
調理用ハサミで横に切れ目を入れます。
 
 
そして、「辞書を半分に開くようにして」開き、オーブンかトースターで焼き立てくらいまで温めます。くれぐれもやりすぎないように。
 
 
これはキリのクリームチーズを片面に塗ったとこ。
 
 
そして、その上に生ハムを折り畳んで載せます。生ハムチーズパンの完成。
 
 
こちらは、明太子にマヨネーズ。ただ、明太子のインパクトが弱くて、パンが勝ってしまっていました。やはり「徳永」のじゃないとダメなのかなー。
 
 
そしてこちらが「さがみ屋」のかっぱステーキ。添付のシーズニングスパイスがいい仕事をしてくれます。
 
 
レシピの言うことは聞かずに、両面にスパイスを振ります。
 
 
フライパンで両面をこんがりと焼きます。
 
 
醤油をかけて少し焼いてから、皿に移して完成。
 
 
予想通り、ペリカンのパンとも相性ばっちりでした!
 
やはりこれ位主張の強い具の方が、ペリカンにはピッタリ来ます。優勝。
 
 
そしてこちらは「竹松鶏肉店」のなか塩焼き。
 
塩味がまたたまらないんです。200gで7個入ってました。
 
 
さらにこちらは「千葉屋」の大学芋。うまそーでしょー。
 
 
このように、浅草には美味しいお土産がたくさんあります。
 
改めて、「浅草に行くなら」のブログもご覧になってみてください。
 
おしまい