ISUがAI判定の導入を検討中⁉︎/ナム君と羽生くん | 羽生結弦さんの見つめる先を見ていたい

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羽生結弦選手を敬愛しています。羽生さんを応援する素敵ブログ様方を日々の心の糧にしている、ソチ落ち主婦のブログです。(横浜在住)

る昨日、ISU(国際スケート連盟)がAI判定の導入を検討しているというニュースが入ってきました。

正直、「やっとか⁉︎」という気分です。

いまのところ、情報元はロシア発のニュース記事です。


↓elさま、感謝してお借りします🙇‍♀️


ロシア語からのGoogle翻訳ですが↓

Match TVによると、フィギュアスケートの審査で人工知能と拡張現実を実装するために特別なISUワーキンググループが結成されました。システムは、回転数と前回転の識別に焦点を合わせます。

「Match TV」は🇷🇺のテレビ局です。スクープ的発信のようですが、ジャンプの正確な回転数と、プレローテーション(踏み切り離氷前の氷上での下回り)を、AIでチェックする方向へ向かうということでしょうか。実働チームを作り、その準備段階に入っていると?

でも、これまでも、ISUは正しい方向へ向かうような改正案を発表しては、自らそれを覆してきました。


↓maimaiさま、感謝してお借りします🙇‍♀️


そもそも、ジャンプ教本にはない本来不適正な「下回りジャンプ」を「稚拙なジャンプ」と名付けて容認するという、信じ難い「改悪ルール」さえ決定した組織です。

自分達で、「稚拙な(踏み切り)ジャンプ」は出来栄え点で引く(具体的には「+3」以上は与えない)とルールを作ったはずなのに、特定の選手に対しては「バクセル※」でさえ、+4〜+5を与え続けました。

※最初の構えだけ前向き踏切のアクセル(3回転半)風で、その実は氷上で180°回って後ろ向きに踏み切り、空中では3回転しか回っていないジャンプの俗称。

↓の動画の中ほどで、この"ちょろまかしジャンプ"について、佐野稔さんが詳しく解説しています。

↓SAANAさま、感謝してお借りします🙇‍♀️

最初は🇺🇸選手に多い跳び方でしたが、元々高難度のアクセルジャンプを苦手とする選手は多かったため、今やお手軽な3A攻略方法として、世界中にはびこってしまった感があります。汗


↓あっちゃん様、感謝してお借りします🙇‍♀️

とはいえ、そもそも選手側が「出来ない」ことは罪とまでは言えず、採点で適正に減点されるならば問題は少ないとされてきました。より根深い問題は、正統な技術で跳ぶ3Aに対して、「プレロテ」または「バクセル」をきちんと区別して採点できない、またはしない、今のジャッジ側にあります。


ここ数年、北京五輪までは、ずっとこんなモヤモヤ状態が続きました。それが、五輪が終わった途端にAI案が急浮上してくるなんて⁉︎


ISUはずっとAI判定の導入要求を拒んできました。 


恣意的な偏向採点を暴かれたくないから?

北京五輪で特定選手を勝たせたいがために?

やはり、平昌後の数々のルール改悪は北京五輪の為に重ねられてきた"準備作業"だった?

そして今、目標は達成されたと、

…あまりにあからさま過ぎて、笑えません。

今更ながら、ISUという国際組織の姑息さに言葉を無くします。


ずっとずっと、ISUジャッジによる偏向採点に苦しめられてきた選手達のことを思うと、泣きたい気持ちになります。

ISUは自分達でルールを変更しておきながら、それでも推し選手が勝てそうにないと分かると、今度はルールを無視してでも得点を操作する道を選びました。  


例えば「シリアスルール」。「2回以上、演技の流れを止めるようなミスがあった場合、PCS(芸術点)は9.2以下に抑える」という平昌後に登場した謎ルールでしたが、この適用は羽生くんだけ。

ISUの推し選手は2回転倒してさえシリアスルールを取られることは、ありませんでした。  

そもそもルール設定当時、PCS10点満点中9.5以上の高得点を獲得できるスケーティング技術を持つ選手は、羽生くんを含めごく少数だったのですから、最初から"羽生結弦狙い撃ちルール"であると囁かれていました。プンプンむかっ


当時、PCS(スケーティング技術や音楽表現など5項目)で圧倒的に勝っていた羽生結弦の点数を抑えることで、PCSで劣っていた推し選手達が追いつき易くなるように画策したルールと考えられます。

過去記事でも書きました↓


ISUが羽生結弦を封じ込めようとして総体的に何をしてきたかというテーマで、最近も記事にさせていただきました↓

羽生くんは、ずっとフィギュアスケートの正義を信じて、正統な技術を伝えようと、頑張ってきました。体力を消耗することは百も承知で、音楽を余す所なく表現する繋ぎの濃いプログラムを作り上げ、磨いて来たのです。それも己れの信条とするフィギュアスケートの本道、「技術と芸術が融合する演技」を体現したい一心で、です。


羽生くんは、不利なルールと囁かれようが、いつでもその時定められているルールに則って堂々と戦ってきました。


それなのに、五輪連覇の王者スケーターにこんなことを言わせる、ISU(国際スケート連盟)と日本スケート連盟は、いったいどういう倫理を持つ組織なのでしょうかムキー


↓yuzu🌸703様、感謝してお借りします。


↑は2019年の年末、全日本の直後に収録されたインタビューです。フジTVが『結弦とゆづる』という特番で流していました。私もこの時の羽生くんの姿は一生忘れられそうにありません。悲しい



それでも、羽生くんはどこまでも羽生結弦であろうとしてきました。

自分で「修道僧みたい」と言うように、日々はスケートリンクと自宅の往復で、常にスケート技術を磨き、「いつか分かってくれる日が来ることを願って」と正道を歩み続けています。

スケートの修練だけではなく、将来的なAI判定の道筋を付けるべく研究し、論文も書きました。

2020年早稲田大学に提出された卒論は、フィギュアスケートにおけるAIによるジャンプ判定の未来を提案し検証した研究成果であり、高い評価を博しました。

論文タイトルは、『無線・慣性センサー式モーションキャプチャシステムのフィギュアスケートでの利活用に関するフィージビリティスタディ※』です。

「実行可能性調査」のこと


ニュース記事にもなりました↓


昨年初めには、大学HPでその論文の「特別編集バージョン」が一般公開されました。

その論文についての過去記事です↓


羽生くんは、フィギュアスケートの未来を押し進めるために、自身の力でできることは、全身全霊で実践してきた方です。長年積み重ねられた、それらの誠実な行動が、心ある方々にご理解いただき、現在の評価=大絶賛に繋がっているのです。

その功績は、一シーズンの結果、一大会の結果、一演技の結果、それら数字に過ぎないものなど遥かに凌駕する偉大なものです。それこそが、数多の方々から「レジェンド」と讃えられる所以です。


今のところ、AI判定の導入に関しては、ISUからの正式な発表待ちです。

ニュースを聞いた選手の方々の反応は、半信半疑といったところかもしれません。


ここで、かつてクリケットでチームメイトだった🇨🇦ナム・ニューエンくんの言葉をご紹介させていただきます。(インタビューの収録は2021年です)


↓ウメドンさま、感謝してお借りします🙇‍♀️

ナム君、素敵な思い出エピソードをありがとう!照れ


話を戻しますね。

もし、曲がりなりにも、本当にフィギュア界でAI判定への舵が切られたのだとしたら、それは喜ばしいことに違いありません。

少なくとも「バクセル」は駆逐されるはずです。

↓syusyuさま、感謝してお借りします🙇‍♀️

↓宙さま、感謝してお借りします🙇‍♀️


皆さまも危惧していらっしゃる通り、せっかく最先端のAI技術を導入したとしても、運用は人間です。正しいデータを打ち込み、正統な技術を継承していくこと、これが絶対必須です。

果たして、これが「正しい道」への軌道修正の第一歩となるのか、注視し続けようと思います。

↓クシャナ様、感謝してお借りします🙇‍♀️

↓片翼の天使さま、感謝してお借りします🙇‍♀️


↓maimaiさま、感謝してお借りします🙇‍♀️

4回転ルッツを、正確な左足アウトエッジで、きちんと右足トゥを突いて、プレロテ無しに実施できるのは、トップグループでは羽生くんと🇨🇳ボーヤンくんと🇷🇺コリヤダくんぐらいなもの。残念ながら、ランキング上位選手の多くに「なんちゃってジャンプ」が蔓延っているようです。

↓Ytjzuki様、感謝してお借りします🙇‍♀️


例えば、コーチがスケートを学ぶ子供達に北京五輪メダリスト達の試合映像を見せた時「このジャンプは間違った跳び方だから真似してはいけません」と注意する必要があるなど、そんな馬鹿げたことが今後も起きて良いはずがない。

今からでも、ISUは正しい技術の伝播に努めてほしいと切に願います。🙏


さまざまな物議を醸した北京五輪。

いつか、あの男子フィギュアの判定が反面教師として語られる未来であって欲しい。

また、そうであるならば、あの試合にも新たな意味と価値が加えられる日が来るのではないかと、

今は、そんな風に感じています。


【追記です】

東スポニュースでも発信されました。




今日も羽生くんを全力応援!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ


羽生くんの怪我が早く良くなりますように!

羽生くんが笑ってくださっていますように!

羽生くんの幸せを心から願い、祈ります🙏



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