■ 「値引き」をやる前に。
今月は売れ行きが厳しいから、少し値引きするかぁ…
ライバル会社が値下げしてる…ウチも合わせなきゃな…
経営者を度々悩ませる「価格設定」
誰しも一度のみならず経験アリ!ではないでしょうか?
特に競合がひしめく業界なら、なおのことですよね。
常にライバル会社の価格には目を光らせている…
今日は、そんな悩みを持つ経営者向けの記事です。
多くの経営者は「値引き」をあまり良い策だとは思っていません。
価格破壊を起こしてしまう…
売り上げが一時的に上がったように思えて、裏では経費が圧迫…
一度やってしまうと、通常の価格には戻しづらい…
こういった「ホンネ」、ほとんど正解です。
値引きを断行して長期的に成功させることは、至難の業なんです。
「100円セール」のミスタードーナツ
をイメージしてみてください。
今でこそ、今後ああいったセールは実施しない!と発信していますが…
100円セールを乱発していた時期の顧客心理は、非常に厳しかったと思います。
100円が普通!定価は高い気がする!セールの時しか行かない!
ここまで極端ではないにせよ、遠からず…ってところではないでしょうか?
大きな企業でも、こういった残念なケースが発生してしまうんですね。
でもジツは、ほとんどの経営者は本能的に分かっているんです。
それでもサクッと実施してしまうのには様々なワケがあるはず…
と思いきや、意外にも冒頭の様なワケがそのほとんどを占めているんです。
イマ、売り上げが欲しい…
競合他社に合わせないと不安…
こういったワケで値引きを断行してしまうと、本能では理解していたマイナス面がリアルに襲ってくるケースが多いのです。
いつ通常価格に戻そうか…
戻してはみたけど、やっぱり売り上げは下がってしまった…
また日を置いて値引きセールを実施するか…
負のスパイラルは、まだまだ続くかもしれません。
気が付けば競合他社の定価がウチのセール価格と同等…
売れる度に少し赤字だけど、他の商品で挽回していくか…
こうなると、ちょっとしたキッカケで破たんする可能性も飛躍的に上がります。
とてもカンタンに実施できる戦略だからこそ、熟考が必要な「値引き」
世界中の経営者が知っているベタなテクニックに頼るよりも、少し考えてみませんか?
他には無い、唯一無二のオリジナル商品を扱っている訳ではないかもしれません。
似たような店舗や売り方をしている競合はたくさん存在するかもしれません。
でも、その商品やサービスを販売・提供しているあなたは、完全なオリジナル。
まったく同じ経営者、人間なんて世界中探しても見つかりません。
だったら、あなたオリジナルの売り方もあるはず。
万一「値引き」を実施することになっても…
もっと詳しく知りたい方は、一度この「日記」を読んでみてください。
専門用語ナシ、小さなお店のオーナーが書いた「集客日記」です。
【 わたしの集客日記 】 無料公開中 終了しました。
基礎から学びたい方にもおススメですよ。