ゆっくりの更新ですみません。
瀬戸大橋が架かる塩飽諸島めぐりの最後、与島へ。
児島駅(6:40発)――櫃石(6:55着/8:09発)――岩黒島(8:16着/9:41発)――与島BS(与島PA内)(9:44着)――与島BSから瀬戸大橋FWまで徒歩移動――瀬戸大橋FW(与島内)(13:01発)――坂出駅(13:23着)
与島はマイカーで島内の土地に下りることができます。ただし、高速道路PA(パーキングエリア)内のみでエリア外(集落等)への出入りは櫃石・岩黒同様不可。
路線バスは与島へ。
ここは高速道路利用者のためのPA(パーキングエリア)と、与島島民専用IC、与島BS(バスストップ)と3つの機能が備わっていますが、本線上の案内はPのみ。
料金所の文字が消され"検札"とあります。これは 上り下り兼用PAで、本州側からも四国側からもUターンが可能なため。
与島IC料金所
与島PA。与島での滞在時間は3時間17分なので、急がずゆっくり食事でも…
と、本場のさぬきうどんを…とメニューを見るもぶっかけとかけ、釜玉とは? つゆが入っているのはどれなのかと、違いも注文のしかたもわからずオロオロしてしまいました
関東でみたことのない、旨味凝縮海老が入っているかき揚げ。
落ち着きを取り戻した後、本州と四国のほぼ中間にいることをGPSで楽しんだり、
施設上の展望台へ。四国方面の北備讃瀬戸大橋と、この展望台にある与島PAを通過する列車の時刻表
瀬戸大橋を往来する列車は上下合わせて151本、注目すべきはマニアックな貨物列車の通過時刻まで掲載されています 岡山着0:38着のマリンライナー72号から始まり、深夜1時台0本以外高頻度に運行されていることもわかります。
寝台列車サンライズ瀬戸はというと、上り21:54で撮影は難しそうですが、下りは7:00で、日の長い夏には撮影可のようです。
上りマリンライナー26号が通過中。このあとは与島PAを抜け出し、与島の集落のほうへ。
PAの南側・北側どちらからも高速エリア外へ抜け出し可。ひときわ目を引く北備讃瀬戸大橋の巨大なアンカーブロック。
"与島石"大阪城の石垣にも使われ、かつては採石業が盛んだったそうですが、この集落の石垣にもその石が使われているのでしょうか。。。
錆びついた待合室がシブい 浦城バス停。
ここでも美しい瀬戸大橋を眺めながら海岸沿いを歩き、
あの…周囲に何もないんですが今回巡った本四を繋ぎ3島を結ぶ路線バスの"要"となる瀬戸大橋FWバス停。
"要"というのも、なんと 路線バスは本州~四国を直通していません。
下電バス 本州児島~櫃石島~岩黒島~与島BS(与島パーキング内)~瀬戸大橋FW
琴参バス 与島集落~瀬戸大橋FW~与島BS(与島パーキング内)~四国本島坂出
というように、本州方面~四国方面へ跨ぐには瀬戸大橋FWと与島パーキングエリア内与島バスストップの2停留所で乗り換えが必要となります。櫃石島と岩黒島は香川県(坂出市)に属するも同様のこと。
ところで、瀬戸大橋FWの、"FW=フィッシャーマンズワーフ"とは…
かつてここにあった瀬戸大橋架橋と同時に開業した施設の名称。架橋ブームにたくさんの来場があったそうですが、ブームが去るとともに利用者が減少、閉鎖、そして解体。バス停の向かいに大型車61台、小型503台も収容可能な与島PA第二駐車場はガラガラ。
瀬戸大橋自体が観光地であった架橋時の繁栄ぶりが偲ばれます。
そして、いざ
南備讃瀬戸大橋と北備讃瀬戸大橋の継ぎ目は瀬戸大橋最高地点。
徐々に近づく四国本島 期待なのか未踏の地への緊張感か…心拍数がアップしていきます
初四国旅最後の目的地、坂出へ。
(2016年8月13日)