F氏にクリアーシャアザクはつくれるのか? その7
日曜日なんですが、僕は仕事帰りっす。今月は生徒たちのテストが集中するんで、しばらく休みはなしっす。
まあ、自営業としては、忙しいにこしたことはないっす。ただ、それでもブログ制作とガンプラ作成の時間だけは捻出してますけどね・・・・。
では、MS-06S シャアザククリアーバージョンのレビューっす。予めお断りしますが、今回はキットの性質上・・
デジラマはありません~。ご了承ください!
その分、次回作で気合入れますんで・・・・
【フロントビュー】
う~ん、やっぱり内部のパーツの透過度がいまいち・・・。
【腕のアップ】
まあ、ここまでアップすると内部の塗り分けが若干分かりますかね~。
【リアビュー】
露出している関節にご注目、通常版をつくるときにも塗装したほうがよい内部パーツをご確認ください。
【リアビューアップ】
まあ、うしろはこんな感じです。
【おまけ】
胸部とそのアップです。まあ、シャア様がこんな感じでみえるっていうことで・・・。
そして、彼は本来の行くべき場所へと向かいました・・・。
こうして、他のキットに囲まれながら、お店のガンプラの売上アップに少しでも貢献してくれると幸いですね・・・・。ちなみに、他のキットはほぼK氏がつくったものですが、SD関羽は、僕がK氏にあげた奴です。
にしても、人のためのキット作りは違ったプレッシャーがあるんで、その感覚を楽しんだりしてつくりました。結果、依頼者のK氏がすこぶる喜んでくれたんで、僕としてもヤレヤレっていう感じです。
F氏にクリアーシャアザクはつくれるのか? その6
特に大したコメントはないんですが、今回は作れば作るほど高揚感が萎えていってます。一体何が原因なのかっていうと・・・。
それはまた別な機会で書きますね・・・。
で、手首なんすけど、実はこの内部にコード類を埋め込む企画をしていました。がしかし、あまりにも内部にスペースがなく、下手に削ると強度時な問題が生じるために、断念しました。
ですから、今回やったのはいつもの指可動工作だけです。武器保持のために、右手は中指のみを分割。左手は5指とも分割しています。
この分割方法に関しては、ティターンズMk-Ⅱ・ジ・オ・Z Plus・リ・ガズィ編で詳しく解説していますんで、気になる方はそちらをご覧になってくださいな。
で、得体のしれない赤い目玉焼きのようなパーツ。何かっていいますとザクバズーカの照準機のクリアーパーツです。
これは、Hアイズなどのモノアイの工作にも応用できるんですが、まずアルミホイルを用意します。そして、平らな面に瞬間接着剤を塗って、貼りつけちゃいます。
あとは乾いたら切りだして使えばいいって訳っすね。で、このパーツは無色だったんで上からクリアーレッドを塗ってTOPコート光沢を吹いてますが、Hアイズなら色塗りはいらないでしょう。
ちなみに、この方法はダッチ氏直伝です。凄腕モデラーが身近な知り合いにいると、いろいろアドバイスもらえるんで助かります.。
で、悩んでいた武器の色は塗装することで決着。ライトガンメタで塗装して出番を待つ状態です。
ていうわけで、武器類は完成。ちなみに左側のやつは、付属している昇降機つきの自動車っす。
まあ、シャアがザクに乗り込むシーンを再現するためのアイテムっていうわけですね。
あと、今回武器を塗装することを選んだのは、ゲートの位置が原因です。
どうしてもやすり掛けする必要があったんで、他のクリアーパーツと同等に扱えなかったんですよ。
クリアーバージョンは、この辺が課題ですね。
では、次回完成レビューっす!
F氏にクリアーシャアザクはつくれるのか? その5
ロシア大統領の国後島訪問が、様々な波紋を呼んでますが、ここで民主党政権の弱腰ばかり非難するのはどうですかね~?
そもそも、50年以上にわたり交渉を進展できなかったのはすべて自民党の責任。そのくせ、野党になったら自分たちの悪行を省みずに非難ばっかり。
こんな政党に政権を任せていた我ら国民は、阿呆集団といわれてもしゃーないかも・・・。
では、足です。ここも、すざまじい塗り分けしています。シリンダーはシルバー、受ける部分はカッパー、そしてボルト部分はブロスで塗っています。
この部分はまあ、外装をつけても結構目立つんでシリンダー周りくらいは塗っといたほうがいいですね。
あと、足裏も、しっかりと塗り分けたほうがかっこいいっす!
で、実はシリンダーに関しては、当初アルミテープを貼ってみたんですが・・・・
厚みで組み上げ不能です~・°・(ノД`)・°・
なんで、全部はがしてから塗装し直しです、トホホ・・・・・・。
で、脚パーツを組み上げた状態がこれ。可動に関しても申し分なしですね。あと、フクラハギにつける小さなバーニアパーツは、例によってステンレスで塗装しています。磨き終わったら付けていきますよ~。
で、完成した両足です。この角度から見ると派手に塗り分けてるのがよ~くわかりますね。
ボルト部分やモールドを普段は無視する部分まで彩色しとります。
まあ、今回はクリアーバージョンということで外装塗装は依頼者からしなくていいって言われてるんで、ここに力入れてます。
これだけ塗り分けたのがどのように反映するか、それが大きな問題っていうことです。
まあ、見た目は派手ですが・・・・・・。
動力パイプと外装をつけるとこんな感じです。
ほっ。これならなんとか外からも目立ちますんで、ヤレヤレです~。
あと、腕の時と同様に、関節部分は塗り分けておいたほうがいいっすね。僕的には、外部から露出する部分はなるべく塗装したほうがいいと思いますよ・・・・。
さて、次回で各パーツは完成です・・・。
F氏にクリアーシャアザクはつくれるのか? その4
11月に入ってからは、天候不順で、まともに太陽の姿は見てないですね~。実は、2日の夕方に太陽は拝んだのですが、激しい雨が降ってたりして・・・・・。
しかも、綺麗な虹が出ていたっていうのに、翌日3日の天気はまるでぱっとしませんね。
「朝虹は雨、夕虹は晴れ」っていうことわざもあてにならず・・・・・。
で、前回完成した頭部を、コクピット周りに外装をつけて早速組んでみました。
さすがに、控えめに内部塗装してるんで、全く目立ちませんね。
困ったものです。
まあ、手足の時は少し考えて塗装しなおしてみます。
あと、黒いデカール貼ったんですが、これも全く目立ちません。デカールは差し替えて作って欲しかったすね。
で、下半身の腰回りっす。ここは無骨にそのまんま。まあ、派手な色で目立たせるような部分でもないんで、こんな感じでしょう。
あと、スカートの分割が凄まじいですね。これで、可動を広く取るっていうわけなのでしょうか。
では、腕を組み上げていきます。まず、1枚目は肩の関節です。外部に露出するのはカッパーの筒状の部分ですので、ここは通常バージョンでも塗装しておいたほうがいいでしょう。
シルバーの部分は、組んだあとに中央も塗っちゃいますが、まあクリアーでなきゃいらんっすね。
あと、その他の腕パーツ。8の字の関節パーツは外にも露出しますんで、ここも塗装したほうが見栄えはいいですね。
で、組みあがった腕の内部構造です。一見塗り分けがはでですが、これでもあまり目立たないんですね。あと可動に関しては申し分なし。ここまで肘が曲がるんでは、いいでしょう。
そして、外装をつけていくんですが、今回はヤスリを使わずにデザインナイフのみでゲート処理を行ない、白化部分に対してコンパウンドで磨くっていう方法をとっています。
が、ほとんどのゲートは目立ちにくい接合部分にあるんで、デザナだけでも十分なのですが・・・・。
この肩パーツだけは・・・・・。
こんなとこにゲート跡があるんで、処理は地獄のようでした・・・・。
まあ、組みあがったらシールドや肩当に隠れて目立たんのですが、それでもね~。
しっかし、あれだけ派手に彩色したのに透けて見えるのはこの程度、困ったな~。
F氏にクリアーシャアザクはつくれるのか? その3
気がつけば、日本シリーズも4戦消化しているのですが、今年の僕はまるで見る気がないっすね。スポーツニュースすら見てないですよ・・・。
これは、プラモに熱中しているから・・・、てなわけではなくシーズンがすでに終わってしまったFsファンの悲しさってやつですね。
来年に期待、頑張れ斎藤佑樹投手!
内装部分に当たるランナーは、上のように4枚あるわけですが、今回はクリアーパーツ仕様なので、外からその色が目立つように彩色しています。
実は、これは第1部。この状態で塗りやすいところをサッサと作業して、ランナーから切り離したあとに、細部を詰めていきます。
まあ、実のところ普段のMG制作で装甲に隠れるのに意地で彩色してきたことが、活きてますね。ただ、通常のMGでも彩色したほうが見栄えのいい部分もありますんで、それはおいおいと・・・。
あと、細かな彩色部分に関しては、写真をクリックして拡大してご確認くださいな。
おっと、写真にはないですがポリキャップも全てガンメタルで彩色済みです。ポリキャップの塗装に関しては、メタルプライマーのスプレー缶はあえて使わず、びんタイプでがっちりと筆塗りしました。その後、スプレーで塗装しましたが、
定着度がめちゃイイっす!
で、まずはバックパックから、正直ちょっと失敗かな~。インテークの焼鉄色やバーニアのステンレスは露出しているんでいいんですけど、内部はカッパーが分かる程度。クリアーと言っても結構色が濃いので、分かりにくいっすね。
そして、コクピットまわり。実機に沿って、コクピットが左右スライドするギミックが盛り込まれています。ただ、そのためにいちいちバックパックを外すのがめんどいですがね・・・・。
そして、頭部っす。アクセントで頭頂部はブロス(薄い金色)で塗っています。モノアイはシャインシルバーを塗った上から蛍光ピンクの上澄み液で塗ってみたんですけど、あまりに薄すぎて没。
この方法進めたヒト、プラモわかってんのかねえ・・・。
結局、まともな蛍光ピンクにしてしまいました。トホホ・・・・。
で、組みあがった頭部です。なんとかブロスが透過してくれているんでいいとしましょう。あと、全く隠れてわからないのですが、モノアイの後の部分はダークアイアンにぬって、反射を若干よくしてます。
ただ、思ったほどの効果が・・・。
では、次回は胴体から、腕まで・・・・。
F氏にクリアーシャアザクはつくれるのか? その2
さて、嫌なことから片づけますか・・・。っていうわけで、本日のお題は・・・
動力パイプです。
では、次のような感じで作業開始ですぅ。
まずは、ランナーを左の写真のような部品単位でばらします。その際の注意点なんですが、MG2.0ザクの動力パイプは、軟質パーツに小さな動力パイプパーツがつらなっている形になっています。
右の写真のように、1セットごとにばらしていきます。(ランナーの番号もつけときましょう)
で、この状態のまま、一気にニッパーでゲートを切り離し、デザインナイフで出っ張り部分を切り落とします。そして、水ペーパーをかけるっていうわけです。
僕は、400番→1000番とかけましたが、塗装するならこれで十分ですね。
ヤスリがけが終わったら、このままの状態で塗装したほうが楽なんで、念入りに古い歯ブラシなどを使ってかすを取ります。そしたら塗装できるのですが、注意点がひとつ。
ゲート跡のちょうど裏側には、咬み合わせあと風のモールドが入っています。ここは、パーティングラインもありますが、これをやすりで消してしまうと、パイプをハメる時の向きが分かりにくくなりますので、消さないようにしましょう。
てなわけで、一気にライトガンメタルのスプレーをぶっ掛けて塗装終了です。
クリアーバジョンでは、パイプ色がメカ色なんで、全体にまんべんなく塗装するといいのですが、通常の場合は右の写真の赤丸のところをマスキングしましょう。
なぜかっといいますと、通常バージョンでは動力パイプはボディ色を塗装することになるからです。
また、赤丸の軟質パーツ部分は、メタルプライマーを塗っとかないと定着しませんので御注意を・・・。
あとは、パイプをずらして、サクサクハメるだけです。はあ、ジ・オの時の地獄と比べりゃ楽勝・・・。
しっかし、世の中そんなに甘くはない!
同じ写真をもう一度使いますが、実は赤丸の部分は塗装すると厚みが出て、パイプがはまりにくくなっちゃうところがあるんですね。
胴体部分の動力パイプの軟質パーツは、塗装はしないようにマスキングしてから処理しましょう。
とかやっているうちにシャア様も塗装完了。写真を見て不十分なところはあとから修正しますんで、ご了承ください。
なんせ、このブログの読者にはシャア様ファンが多いんで・・・・、
下手をうつことできな~い!
F氏にクリアーシャアザクはつくれるのか? その1
新規作成は、シャアザクの限定品クリアーバージョンでございます。で、古くからの読者の方はご存知ですが。僕は・・・・・
動力パイプの工作が大っ嫌いです~!
そんな僕が、なぜザクを作ることになったかといいますとそれは、先月の・・・
ガンプラEXPOで、MGシャアザクを衝動買いしたから!
しかも、懇意にしているY電機K氏も同じキットを買ったというから始末が悪い・・・。
そこで一計、K氏の分を僕がつくろうではないかって話がまとまり、作成に至るわけです。
では、開始~!
まずは恒例の部品チェック。1枚目はクリアーでないパーツ。ようするに塗装が要必要というパーツですね。
で、こいつらはザックリランナーごと塗装をタミヤカラースプレーのガンメタルでやっちまって、部分塗装後にTOPコート光沢を噴いて仕上げようって算段です。
は~い。サッサと部品を洗浄して、即塗装です。正直、メインの塗装はこれだけなんで楽って言えば楽ですな。
で、お嫌いな動力パイプ・・・、ん!
あれ、クリアーじゃないじゃん!確か、ボディ色のピンクじゃないの?
どうやらパイプはクリアー部品は使えなかったようですな・・・。ゲート処理後に塗装しますか・・・。
で、今回の目玉のクリアーパーツです。まあ、外装のすべてがクリアーなんで塗装はまったくしませんね。
あと、モノアイ関係は、割と形状がいいんで、今回はHアイズは使わなくてもいいみたいですね。
ただね~、キャスバル兄さんも、クリアーなんですよね・・・。さすがにこのパーツは白サフ吹いて真面目に塗装することにいたしましょう!
で、こんなとこまでクリアーかっていうのが、ウエポン類と足先。足はまあ、そのままでいいだろうけど、ウエポン類はクリアーっていうわけにはイカンよね、これはK氏と相談後に方針を決めましょう。
そういうわけで、クリアーパーツ磨き用に早速ハセガワのコンパウンドと専用の拭き布買ってきましたよ。で、いかに3割引とはいえ、この1セットで2000円は痛い・・・。しかも、ポリキャップ用のメタルプライマースプレーも新たに購入・・。
準備段階から必要以上に出費がかさむな~。
しか~し、神はわれを見捨てていなかった!
仕事を終えて、フラっと馴染みのパチ屋(ベ◯スベ◯スK店)に立ち寄り、最近お気に入りの「スイートケロット」と戦ってみた。
すると1K(1000円)っていうか、5プレイ目でいきなりBIG!
その後、怒涛の連チャンを重ね、様々な判別要素から設定6を確信!
閉店までのわずか2時間で・・・、
2000枚(+39K)ゲット~!
よっしゃ、今回の作成費はなんとかなったのである。
この機種は、ローリスク・ローリターンが基本だけど、その分遊べながら気づいたら小さな幸せを呼んでくれますよ~。おすすめっす。
さて、リ・ガズィの時と違って、いろんな意味で滑り出しは絶好調だ!
今回はがんばるぞ~!
ささやかなプレゼント
始めに、前回の記事なんですが、僕の予想を超える反響がありまして、正直ビックリしています。まあ、コメントを頂いた皆さんに共通しているのはガンプラ作りをこよなく愛しているっていうことですね。
だから、雑な作り方をしていることを怒る方もいますし、今の自分はこうだけど、こういう方向性を目指したいなどの熱い思いが伝わってきて嬉しかったです。
僕が、作成日記メインのブログを書いている理由の一つは、多くの皆さんにガンプラつくりの楽しさを伝えたいから・・・。
その初心を忘れずに、これからもブログを書き続けていきます。
コメントを頂いた皆さん、そして毎回読んでいただいている皆さん、どうもありがとうございます。
では、皆さんに感謝の意味を込めまして!
今までに作ったデジラマの中から、何枚かを壁紙サイズで画像保存してます。お好きなやつがありましたら、お持ち帰りください。表示の画像はやや不鮮明ですが、クリックして拡大すると大丈夫ですよ。
なお、お持ち帰りの際は、コメントもくださいね。
ただ、アメブロの設定上800×600になっちゃうことはご了承ください。

【次回予告】
ザク系のパイプを組み上げるのが死ぬほど嫌いなF氏が!
しかも、アムロ専用機なわけはない!
シャアザクだ!しかも限定品クリアーバージョン!
なんてことないんですよ。これはある方からの依頼。
ようするに頼まれものです。
でも、作成日記にしちゃおうって訳ですな。
まあ、外装の塗装が全くいらないんで気楽なんですが、内装をいかにこって作るかが鍵。
しかも、冬間近だし作業はうまくいくのか?
乞うご期待!
ガンプラモデラーの格付けと作成法
よく、ガンプラモデラーを初級~上級に分類する基準は何かっていう話題が出るのですが、それに対する一つの指標があります。
確か、15年くらい前のHJ誌に出ていた記事なんですけど、MGファーストガンダム1.0の作り方を、初級・中級・上級と段階分けして説明していく内容がありました。
その記事を参考に格付けすると次のようになるようです。
(1)初級
基本的に、素組みで外装は墨入れのみ。よくて、バーニアなどの部分塗装を施す.レベル.。つなぎ目消しはしない。ゲート処理なども、ニッパーで綺麗に切る程度。
これにTOPコート処理をするくらいも初級ってことらしいですね。
ですんで、現在のHJ誌によく掲載されている「キミにもできるガンプラ簡単製作法」は、おもに初級を対象にした記事っていうことになります。
(2)中級
エアブラシやスプレー缶などを使って、全塗装をこなすことができる。また、成型色と異なる部分の部分塗装は必ず行う。
工作的には、つなぎ目消しは必須技術。また、改造パーツを使った改修作業をこなすのも中級の範疇。
その他、シャドウ、グラデ、ウエザなども中級的技術であるとのこと。
この、中級っていうレベルは結構クセモノですね。僕なんかは、ここに入っちゃいます。
つまり、写真にある色の塗り替えとシャドー、改造パーツを使った改修レベルでは中級なんですって。
ただし、中の下~中の上のレベル差は大きいらしく、初級じゃなきゃ中級、上級に達してなければ中級っていう区分けらしいっすね。
(3)上級
中級の塗装技術をこなすことは必須。それに加えて、パテやプラ板を使った形状変更などのフォルム工作、可動範囲を拡大するなどの可動工作をこなすこと。
また、パテやプラ板などを使って独自部品を作り出すいわゆるスクラッチ技術を要することも条件。
ここまで来ると、僕から見たら達人のレベルっす。
ただし、これはあくまでも10年ほど前の分類法。その当時なかった、ある作成法が分類を難しくしています。何かっていいますと・・・・、
簡単フィニッシュなんです。
ようするに、成型色を活かしてプラモを作成する、色プラ主流のガンプラ系にしか通用しない作成法はどこに分類されるのか、そこが難しいですね。
で、こういうふうに考えるらしいっす。
墨入れ程度で終わるのは初級。シャドウ、ウエザくらいまで施すのは中級以上。
まあ、成型色を活かしているっていうだけで、そこまでやったらそうですわな。
ただ困ることが一つ。初級レベルしかこなさないのに、それが当たり前の簡単フィニッシュと勘違いしているモデラーが多いことですね。
しかも、簡単フィニッシュを茶道の流派のごとく、確立したものと考えているのも困りものです。
プラモって自由につくるもんだから、どの方法じゃなきゃいけないってことはないんじゃないかな?
現に僕だって、一見、全塗装だけどパーツによっては成型色の色を活かしてTOP処理で使うこともありますし、手法として自分が納得するために利用するといいんではないかと思いますよ。
また、多色成形のMGとはいえ、この色は絶対におかしいってこともあるから、キットによって手法を分けるのもありだと思います.。すべてを簡単フィニッシュでつくると、辛いような気がしますね。
【参考:僕的に簡単フィニッシュに適不適なMGの例】
(適)Zガンダム2.0、ファースト2.0、ネモ、百式(メッキ仕様)、ザク系の2.0など
(不適)ガンダムMk-Ⅱ2.0(内装色☓)、リ・ガズィ、ジ・オ、ハイザック(外装色☓)、キュベレイ(パールにするなら☓)など
あと、これが一番困る、といっても僕的にですけど・・・・。
超素組み!
つまり、ただ組み立てるだけの人々。墨入れすらしない・・・。
ある雑誌(何かは忘れましたが)に曰く、それはモデラーではなく単なるコレクターだそうです。執筆者はそんな連中はモデラーを気取るなって辛辣に書いてましたね。
まあ、プラモ作りを通して、よりよいものを作りたいと思わないのはただのコレクターだということだそうです。
簡単フィニッシュの初歩に固執するのもそういうことになっちゃいますね。
仕事柄、向上心が能力を伸ばすっていうのは痛感させられています。これでいいとか、これ以上はいらないっていう考え方は、そこで能力をストップさせてしまうんですよね。
だから、プラモを作る皆さんは、次に作るキットでよりよいものをっていう感じで作ってくれたら、皆が刺激うけあってプラモ界も良くなるような気もしたりするんです。
僕も、上級モデラー目指して進化している途中、そう思いたいですね。
F氏をガンプラ道を導いてくれた出会い
さすがに、この原稿を書いてる日にゃ雪が積もっているもんで、新規作成は出来ないんです。そこで、ちょっと今年の出会いについて振り返ってみます。
僕は、今年(2010年)の4月から、約10年ぶりにガンプラ作りを再開しました。まあ、空白の10年の間には様々な事情があって、作る環境にはなかったということなんですが・・・・。
その休止直前は、MGばかりつくっていた関係と家庭の事情で、ムーバブルフレームなどの内装色は塗装するけど、外装色は成型色そのままで、墨入れだけをするという、いわば簡単フィニッシュよりも手抜きの作成だったんですね・・・。
前にも書いたように、アムロ仕様のガンダムMk-Ⅱを全塗装で作りたいと考えていたところで、休止期に入りましたんで、まずは全塗装してしっかりとモデラーらしいことをしようと思い立ったわけなんです。
ですが、全塗装といってもそんな大したことはしてなかったんですね。
その当時(4月頃)につくったMGはこの写真のZガンダムなんですが、今から考えると、非常に手抜き作です。
恥ずかしくて、よそには出せません。
でも当時は、無謀にもそれなりのレベルだろうと過信していたからどうもならないですね。
そこで、念願のアムロ仕様のガンダムMk-Ⅱを作ったときに、超簡単ガンプラ! という投稿サイトの「何でも投稿ギャラリー」に作品をアップして、いろいろと感想を頂いたっていうわけなんですが・・・・・。
まあ、自分の未熟さに呆れましたね。それでもめげずに何回か投稿しまして、それなりに納得出来るようになったとき、出会ったのはY電機の店員K氏でした。
K氏のおかげで、Y電機に展示する機会を得、お客さんの評判も上々だったことから自分はそれなりのレベルまで来たんだなと納得していたのですが・・・・。
超簡単ガンプラ! サイトの「何でも投稿ギャラリー」へ投稿している札幌在住の凄腕モデラー2人との出会いが、僕の作成の未熟さを決定的に思い知らしてくれました。
その2人について、お会いした順にちょっと書かせていただきますと・・・・。
(1)クウ氏
今は、同じ部活で懇意にさせていただいている方です。そのときに見せていただいたキットはこれです。
マスラオの鏡面仕上げです。写真では分かりにくいですが、現物はすざまじい出来でした。しかも、クウ氏のプラモ歴はわずか1年ということで、自分との違いをまざまざと見せつけられたのです。
当時のクウ氏はエアブラシを使っていなかったのですが、リアルタッチマーカーを使ったシャドーやウエザリングの上手さには衝撃を受けました。
(2)ダッチ氏
陸戦MSを得意とする方で、ジオラマなんかも作る方です。以前、ガンタンクをご紹介した方ですね。
で、そのときに見せていただいたキットはこれです。
ジオラマベース付きの陸戦型ジムです。しかも、わざわざジオラマベースまでお持ちになって見せていただきました。
写真ではわからなかった2人の作例と技術の高さを見たときに、
自分ってなんだろ~?
と正直思いましたね。このブログを始める前の出来事です。
ですから、今それなりに多くの皆さんに読んでいただけるようなブログが書けるのも、クウ氏とダッチ氏の2人のおかげと言っていいと思います。
何事もそうですが、今の自分がそれでいいと満足したら、向上心を捨てているのと同じですよね。
そういった、向上心をくれた2人に大感謝です。
ついでにいうと、さらに刺激を受けたいんで、他の札幌近郊のモデラーの方とも一度作品を見せ合って、刺激を受けたいですね~。
























































