F氏をガンプラ道を導いてくれた出会い
さすがに、この原稿を書いてる日にゃ雪が積もっているもんで、新規作成は出来ないんです。そこで、ちょっと今年の出会いについて振り返ってみます。
僕は、今年(2010年)の4月から、約10年ぶりにガンプラ作りを再開しました。まあ、空白の10年の間には様々な事情があって、作る環境にはなかったということなんですが・・・・。
その休止直前は、MGばかりつくっていた関係と家庭の事情で、ムーバブルフレームなどの内装色は塗装するけど、外装色は成型色そのままで、墨入れだけをするという、いわば簡単フィニッシュよりも手抜きの作成だったんですね・・・。
前にも書いたように、アムロ仕様のガンダムMk-Ⅱを全塗装で作りたいと考えていたところで、休止期に入りましたんで、まずは全塗装してしっかりとモデラーらしいことをしようと思い立ったわけなんです。
ですが、全塗装といってもそんな大したことはしてなかったんですね。
その当時(4月頃)につくったMGはこの写真のZガンダムなんですが、今から考えると、非常に手抜き作です。
恥ずかしくて、よそには出せません。
でも当時は、無謀にもそれなりのレベルだろうと過信していたからどうもならないですね。
そこで、念願のアムロ仕様のガンダムMk-Ⅱを作ったときに、超簡単ガンプラ! という投稿サイトの「何でも投稿ギャラリー」に作品をアップして、いろいろと感想を頂いたっていうわけなんですが・・・・・。
まあ、自分の未熟さに呆れましたね。それでもめげずに何回か投稿しまして、それなりに納得出来るようになったとき、出会ったのはY電機の店員K氏でした。
K氏のおかげで、Y電機に展示する機会を得、お客さんの評判も上々だったことから自分はそれなりのレベルまで来たんだなと納得していたのですが・・・・。
超簡単ガンプラ! サイトの「何でも投稿ギャラリー」へ投稿している札幌在住の凄腕モデラー2人との出会いが、僕の作成の未熟さを決定的に思い知らしてくれました。
その2人について、お会いした順にちょっと書かせていただきますと・・・・。
(1)クウ氏
今は、同じ部活で懇意にさせていただいている方です。そのときに見せていただいたキットはこれです。
マスラオの鏡面仕上げです。写真では分かりにくいですが、現物はすざまじい出来でした。しかも、クウ氏のプラモ歴はわずか1年ということで、自分との違いをまざまざと見せつけられたのです。
当時のクウ氏はエアブラシを使っていなかったのですが、リアルタッチマーカーを使ったシャドーやウエザリングの上手さには衝撃を受けました。
(2)ダッチ氏
陸戦MSを得意とする方で、ジオラマなんかも作る方です。以前、ガンタンクをご紹介した方ですね。
で、そのときに見せていただいたキットはこれです。
ジオラマベース付きの陸戦型ジムです。しかも、わざわざジオラマベースまでお持ちになって見せていただきました。
写真ではわからなかった2人の作例と技術の高さを見たときに、
自分ってなんだろ~?
と正直思いましたね。このブログを始める前の出来事です。
ですから、今それなりに多くの皆さんに読んでいただけるようなブログが書けるのも、クウ氏とダッチ氏の2人のおかげと言っていいと思います。
何事もそうですが、今の自分がそれでいいと満足したら、向上心を捨てているのと同じですよね。
そういった、向上心をくれた2人に大感謝です。
ついでにいうと、さらに刺激を受けたいんで、他の札幌近郊のモデラーの方とも一度作品を見せ合って、刺激を受けたいですね~。



