おはようございます。
でこしゃんです。
先日のことです。
イタリアの友人とWhatsApp （LINEのようなもの）で
やり取りしていて
あぁ、面白いなぁと思うことがありました。
ブログにも度々出てくる
アントニオ。
イタリア在住時に同じアパートに住んでいた
大切な友だちです。
アントニオとの楽しい思い出は数知れず…
その、愛すべきアントニオの長女、
マティルデ（14歳）が
今年の夏休み
二週間の語学研修に参加するため
一人でイギリスに行ったことを
教えてくれました。
その時のやり取りです。
（私） いい経験になるね。
（アントニオ）
そうそう、いい経験だね。
僕たち両親から離れて
一人で行くのは初めてなんだよ。
どうしてる？
元気だよ。
とっても喜んでる。
すごいわ～！
本当だね。
僕とラッファエッラ（奥さん）にとっても
（娘と離れるのは）
簡単なことではなかったんだ。
でも、（娘も立派だけど）
僕たちも、立派だったよ。
(M siamo stati bravi anche noi
)
bravi （ブラボーの複数形）の
意味する範囲が広いので
訳すのが難しいのですが、
お利口な、エライ、立派な、すごい、上手
といった感じで
褒める時、称える時に
よく使います。
謙遜文化の日本に
どっぷり一年間浸かっていた私は
娘と共に
自分たちの勇気を称える
アントニオの文を読んで
おぉぉ、そうだった
イタリアはこうだった！と
懐かしくなったのでした。
日本で同じような会話をしたら
どんなやり取りになるかなぁ…
もちろん日本にも
いろいろな人がいますが、
謙遜する親、という想定で
いろいろと妄想してみたら
違いが楽しかったです
どちらがいい、悪いではないのですが、
子どもの勇気、頑張り、挑戦した気持ち、
それを支え、後押しした
親の勇気。
そんな自分たちの
頑張った一歩を認め、褒めるって
（それを他の人に言うか言わないかは文化ですが）
大切なことだなぁと思った
アントニオとのやり取りでした。
Ciao! ちゃお！
【愛すべき隣人たち】
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