ちゃお!

 

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イタリアのふくらはぎ辺り
小さな田舎町に住む
でこしゃんです。

 

昨日の
詐欺師、再び現る?!には、


イタリアらしく後日談があります。
(同じ日の出来事です。)

 

そうです、そんなにスムーズに
いくはずがない!


期待を裏切らない国、イタリア!

 

お昼ご飯は前日の残り物
おでんを温めて食べました。

 

その時はガスコンロでお鍋を温めましたが、
きちんとガスが出ました。

 

今思えば、ガス管に残っていた
わずかなガスで再加熱したんですね。

 

短時間温めるだけだったので
何の問題もありませんでした。

 

で、夕方。
ガスコンロをつけようとすると
付きません。

 

そういえば?と確かめてみると
暖房もついていません。
(常に20-21度になるように設定していますが、
暖かい日だったので気が付きませんでした。)

 

お隣のロサルバさんが、修理工に

 

ガスが出なかったら
ボイラーについているボタンを押して!

 

と言われていたので、
ボイラーを見に行きましたが
そもそも

ボタンがありませんでした

チーン。詐欺師扱いした天罰か?!

 

 

あちゃー。
既に18時近く。

 

仕方ない、ダメだったら

 

チェック今夜はトースターで
冷凍ピッツァを焼こう。

 

チェック寒いけど、電気ポットでお湯を沸かして
湯たんぽを入れて早く寝よう。

 

チェックお風呂も諦めよう。
沸かしたお湯で
娘のお尻と足だけ洗ってあげよう。
(こんな詳細な記述、不要ですね?)

 

と腹をくくってお隣りへ。

 

ぴんぽーん。

 

事情を説明すると、

 

そうでしょ。私もあの後
自分のボイラーを見てみたけれど
ボタンなんかついていないし、
変だなーと思ってたのよ。

 

あなた!!今気付いたの?
まー、もう18時よ。

 

まずはアントニオ(階下に住む息子)に
電話して聞いてみるわ。

 

ここからはね、もう
イタリア人の素晴らしい連携プレー。

 

○ アントニオのアドバイスに従い、
屋外にあるガスメーターを開けに行く。

ボタンはない。

 

○ ダメ元でガス屋に電話し、
そのガス屋で働くアントニオの友だち、
ミルコの携帯電話を聞き出す。


○ ミルコに電話

「アントニオのマンマよ!」で会話をスタート。

ガスが出るまで許さないオーラを漂わせる。

指示通りにすると
コンロのガスは出るようになる。
取り敢えず夕食は確保。でも暖房とお湯は復活せず。

 

○ 友だちのよしみでミルコが現る。
(しかも5-10分後に。ありえない早さ!)

暖房、お湯復活。

 

えー、今日中どころか、


1時間あまりで

あっさり解決しちゃって
いいんですか?

ココハドコ?ワタシハダレ?


しかも私はロサルバさんの隣にいて
ガスをひねったり、指示通りにしただけ。


彼女が全て、

電話の窓口をしてくれました。

 

冷凍ピッツァだったはずの夕食が
温かい夕食になり、

 

部屋も暖まり

 

お湯も使えて

いつもどおり。

 

ま、元はと言えば
ガス屋さんが工事の後に
ちょっと確認をしてから帰ってくれたら
よかったんだけどね。

 

私も思い切り詐欺師扱いしてしまった手前、
そうも言えず…。

 

海外では日本のように
スムーズにいかないことの方が
多いですが、

 

こと、知り合いがいると
超高速で物事が進む国、イタリア。

 

ありがとう、ロサルバさん。


あなたの大きな声と

有無を言わせぬ強引さ説得力のおかげで


飢え死にせず

凍え死ぬこともなく
いつも通りの朝を迎えました!


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