息子が保育園で受けていた食育虐待の話。⑩ 当時の息子の想いと今の私の想い | なんてない日々

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。⑩ 当時の息子の想いと今の私の想い

※今日の記事はこちら↓

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。①

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。②

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。③ I先生からの洗脳

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。④ ボイスレコーダーを忍ばせる恐怖

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。⑤ 教育のプロと年少のいうことどちらを信じるのか

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。⑥ 息子くんだけができないという呪いの言葉と高IQ

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。⑦ 顔に爪の傷

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。⑧ 答え合わせ1

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。⑨ 答え合わせ2

の続きです。

 

↑※すみません。④を間違って削除していまいました・・・えーん

息子のバッグにボイスレコーダーを忍ばせて、

万が一先生に見つかり、園とトラブルになると

保護者内で噂になり

あそこの親はこっそりボイスレコーダーで監視してくる

面倒な過保護親だと認識され、

息子が孤立するんじゃないか

というのを一番懸念した。というような内容を書いています。

 

 

 

 

つづきです↓

 

 

 

 

 

息子はやっと話せたと言わんばかりに、

 

 

I先生に対する当時の想いを

話してくれました。

 

 

不満「僕さぁ、I先生のことが本当に嫌いだった。」

 

 

悲しい「年少小の頃は言葉もまだ今みたいに息子君、

話せなかったからさ、

保育園の状況が解らずにママも悩んでたんだけど、

息子君が話せるようになっても、

I先生好きだよって言ってたから、

そのまま信じちゃった。

 

なんで言ってくれなかったの?」

 

 

不満「僕が誰かのこと悪く言ったら、

ママが悲しむかなぁと思ったし・・・

 

あとはなんかわかんないけど

大きな事になるのがいやだった記憶がある。」

 

 

悲しい「それって、例えば、

ママが保育園にクレーム言ったりして、

保育園と揉めたりすること?」

 

 

不満「まあ、そういう感じうーん

ママが園長先生とかI先生に怒ったりしたら

なんかイヤだなぁって感じかな。

I先生がもっとイライラしちゃうと思ったし。

 

揉めるより、転園させて欲しいって思ってたかも。
あの頃は本当に辛くて毎日地獄だったぐすん

 

 

悲しい「そうだよね・・・

本当にごめんね。

顔の傷見た時には、さすがに転園させるか、

入れる保育園ないなら、

もう入学まで1年、

保育園行かないっていうのもアリかなって

思っていたんだけどね。」

 

 

驚き「そうだったんだ。」

 

 

悲しい「うん・・・

でも、パパと意見が別れちゃって」

 

 

うーん「どうして?」

 

 

悲しい「小学校に入る最後の準備の一年になるのに、

ガラリと同級生が変わったり、

環境が変わったり・・・

保育園行かないなら行かないで、

集団行動の練習とかそういうのができないまま、

小学校に入って苦労するのは息子君だって。

パパの意見ね。

 

で、ママも、

小さい子どもは順応しやすいというポジティブな面もあるけど、

逆に忘れやすいというネガティブな面もあって、

 

年中さんまで一緒だったとしても、

年長の1年離れていたら、

息子君のこと忘れちゃう子もいるのかなって。

 

息子君の苦手なところを、

色々助言してくれたり、

手伝ってくれたり、

AちゃんとかKくんとかしてたから、

そういうお友達がいないまま入学するのはかわいそうだなって、

 

担任の先生が年長でまたI先生になったら、

その時は潔く保育園辞めようと思ってた。

 

でもI先生じゃなくなって、

優しいR先生になったから、

そのままK保育園にしたんだよね。」

 

 

驚き「そうだったんだ。

知らなかった。

 

でも、今となっては、

Aちゃんとかさ、

Kくんとか、

保育園から一緒だったからこそ

小学校に入ってもっと仲良くなった友達もいるから、

転園しなくてよかったと思ってるけどね。

 

パパの判断が正解だったかもウシシ

 

R先生は優しかったから、

僕の保育園最後の1年は

本当にいい1年だった。

 

運動会の時期とかは

登園嫌がって泣いちゃったりしたけど、

でも給食地獄と

I先生地獄からは解放されたしね。」

 

 

ひらめき「R先生でよかったよねぇ~ラブラブ

ほんっと、ホッとしたもん。」

 

 

にっこり「僕、R先生には素直になれたよ。

 

I先生の命令は、

納得いかないことは

聞こえないことにしてたからねほんわか

 

 

ちょっと不満「実は当時ね、

I先生が息子君は私の指示を

理解できてないのかもしれないって

言われたりして心配したんだよ」

 

 

ゲラゲラ「そうなんだぁ。

ママには心配かけてごめんね。

I先生に叱られる時は、

僕は言葉がわからないことにしてたの。

実際、ヒステリックに怒鳴るから、

なんて言ってるかわかんなかったし。

 

1度にいっぱい怒るから

なんだったっけ?うーん

なんで叱られてたんだっけ?うーん

 

ってねゲラゲラ

 

 

 

自己防衛だったんだと思います。

 

自分の心を守る術を編み出した息子。

 

頼もしいといえば頼もしい(笑)

 

まあ、普通は横着というのかもしれないですが真顔

 

 

 

でも、そうでもしないと、

 

心が壊れるほどの日々だったんだと思います。

 

 

 

そんな、小さな子どもの、

悲痛な心の声を、

 

当時の私は軽んじていたんじゃないか

 

 

と今でも思います。

 

 

 

もっともっと真剣に、

 

探ろうと思えば探れたような話だったんだろうと。

 

 

 

でも、私は自己保身に走ってしまった。

 

 

 

 

しかし、前の記事でも言及したように、

 

小学校に入り、

 

あまりにK保育園関係者が

(保育士さんたちが、

同じ小学校の保護者さんだったり)

 

とても多いので、

 

あの時変に揉めていなくてよかった、

 

とも思うことも事実です。

 

 

 

今書いているこのブログも、

 

本当は息子が

 

この町から巣立つ日が来るまで

 

書かない方がいいのかもしれない

 

 

とも想うくらい、

 

保育園関係者とは今後も揉めたくないな

 

というのが本心です。

 

息子に何か影響があるかも、と怖いです。

 

 

 

しかし、

 

それもこれも、

 

今息子が元気で、

 

当時のことを笑って横着な物言いで、

 

振り返ることができたからなんだと思うんです。

 

 

 

取り返しのつかないような命に関わる状況になっていたり、

 

心身共に不調になり、

 

小学校に通うことも出来なくなっていた可能性も

 

否定できないことを考えると、

 

 

息子が今小学5年生になって想うことは、

 

潔く、そして迅速に

 

もっともっと早い段階で

 

サッと転園をさせておけばよかった

 

と思います。

 

 

 

今考えれば、

 

転園させない理由がどこにもなかったのに、

 

なぜあんなにもK保育園にそのまま通わせることを

 

貫き通したのだろうと。

 

 

 

それは夫が、

 

色んな環境に順応できる強い子どもにしないといけない。

 

躓くような石を親が取り除いてあげていては

困難を乗り越えられない子どもになる。

 

 

という教育方針から、

 

その環境に慣れさせるということを優先した結果ではありました。

 

 

 

それと、もう一つ。

 

以前の記事で書いたように、

 

発達検査を受けた結果、

うちの子は高IQだったのですが、

 

高IQの子って、本当に一筋縄ではいかない面が多々ありまして、

 

未だに親である私でも、

 

息子の手綱を引くのは容易ではなく・・・

 

 

 

こちらの都合で言ったことなんかは特に、

 

見透かして、

 

言い方や指導内容が悪いとそこに納得がいかず、

 

頑なに「うん」と首を縦に振らなかったりします。

 

 

 

気づかないでいいようなことに気づいたり、

 

相手の思惑に気づいて絶対にハマらないぞ!

 

って抵抗してみたり・・・

 

そして「過度激動」といわれる、

 

気分の浮き沈みの激しさを持っていて、

 

納得がいかないことがあると、

 

癇癪を起こします。

 

正確には家では癇癪を起こしますが、

 

外では心の中で癇癪を起こしている状態になっているようです。

 

 

なので、

 

息子のそういう面が、

少なからずI先生を追い詰めてしまった部分は、

多分にあるのではないか、とも思います。

 

 

 

しかし、

 

言葉のつたない小さな子ども。

 

 

 

あらゆる可能性を考えると、

 

3年間毎朝尋常じゃないほど泣き続け、

 

登園を拒否るには

 

それなりの理由があるんじゃないか、

 

と想像をするのが妥当だったと反省しきりです。

 

 

 

 

本当は

 

もっともっと早い段階から、

 

K保育園のヤバさに気づく、

 

「ヒヤリハット」はたくさんありました。

 

 

なのに・・・

 

 

なのに・・・

 

 

 

大切な我が子の命を預ける保育園なのに、

 

私はあまりにも軽く考えていたんじゃないか

 

 

と今更ながら、

 

自分自身に「なぜ?」と問いたいくらい、

 

K保育園を選択し続けていたことを

 

後悔しています。

 

背筋が凍る想いです。

 

 

 

K保育園のヤバさに気づくには

 

充分過ぎるほど充分だった、

 

私が目撃&体験した「ヒヤリハット」

 

 

次の記事からご紹介していきたいと思います。

 

 

今、言葉の拙いお子さんの、

 

保育園での様子が判らず保育園への

不信感で悩んでいらっしゃる親御さん、

 

先生からの圧力で

憂鬱になっている親御さん、

 

参考にしていただきたいです。

 

やっと答え合わせができた我が家だからこそ、

発信できることがあると想っています。

 

 

とくに、

先生からのイヤ~な圧力

(冷たくあしらわれたり、

あなたのお子さんだけができないんですよ

って感じの物言いをされるなど)

で悩んでいる親御さん・・・

 

 

親御さんは送迎の時間帯だけかもしれないけれど、

子どもはその先生と四六時中いることを

想像してみてください。

 

きっと親御さんだけに圧力があるわけじゃないです。

 

 

私のように後悔してほしくないです。

 

 

子どもにちゃんと適切な保育ができてない保育園には、

 

保護者が、

 

「ん??」

 

 

と首をかしげるような点が

時々あると思います。

 

 

その「ん??」という違和感は

きっと本物だと思います。

 

 

先に断っておきますが、

 

もちろん、

 

プロといえども、

 

たくさんの子どもたちをみている保育士さんですから、

 

全てのこどもたちに、

 

親が我が子1人に対してしているような

 

手厚い保育ができるかといえばそうではないです。

 

そんなことは大前提で、

 

過剰なクレームとかではなく、

 

 

 

きっとその「ん??」

という違和感は、

 

 

子どもの心身に対しての

危険を察知する「ん?」という、

保護者目線レーダーのようなものなんじゃないか、

 

と思います。

 

 

 

 

続きます。