息子が保育園で受けていた食育虐待の話。⑤ 教育のプロと年少のいうことどちらを信じるのか | なんてない日々

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。⑤ 教育のプロと年少のいうことどちらを信じるのか

※今日の記事はこちら↓

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。①

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。②

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。③ I先生からの洗脳

息子が保育園で受けていた食育虐待の話。④ ボイスレコーダーを忍ばせる恐怖

の続きです。

 

↑※すみません。④を間違って削除していまいました・・・えーん

息子のバッグにボイスレコーダーを忍ばせて、

万が一先生に見つかり、園とトラブルになると

保護者内で噂になり

あそこの親はこっそりボイスレコーダーで監視してくる

面倒な過保護親だと認識され、

息子が孤立するんじゃないか

というのを一番懸念した。というような内容を書いています。

 

 

 

 

つづきです↓

 

 

 

息子のバッグにボイスレコーダーを忍ばせるのは

 

あまりにリスクが大きいと思ったので、

 

話し合いになるだろうというお迎えの段階で、

 

私のバッグにボイスレコーダーを入れて

 

ONにした状態でお迎えに行きました。

 

 

 

実際のやり取りはかなり長くなりますので、

 

だいぶ割愛したり、

 

台詞をまとめたりしながら会話の流れがどんな感じだったか、

 

雰囲気が伝わればという目的で

 

本当の会話に近い状態でやり取りを書いていきます。

 

 

 

園長「今日は給食の件で相談があるってことで・・・

息子君は園庭で遊んでもらってて、

担任(I先生)と副担任(O先生)、主任と、私(園長)と

食事の補助に時々あたっている○○先生と

これからお話伺いたいと思うんですが・・・」

 

 

真顔「はい、お願いします。」

 

別部屋へ移動

 

 

 

 

園長「相談というのは?」

 

 

真顔「給食の件ですが・・・

いつも息子が好き嫌いが多く、

先生方にご負担をお掛けしているかと思います。

申し訳ありません。」

 

 

I先生「そうですねー。チーン

好き嫌いが本当に多いですよね~DASH!

 

 

ちょっと不満「家でも頑張って食べさせようと工夫していますが、

なかなか上手くいかない状況です。

私たち以上にたくさんの子どもたちをみられているI先生には、

本当にご苦労おかけしています<(_ _)>

申し訳ないなといつも思っています。

 

こちらの保育園が、好き嫌いをせずに食べられるようになろう!

という方針であることも充分に理解しているつもりです。

 

ですが、先生方、息子、

両方の負担があまりに大きいと思いますので、

もう少し緩和に見守っていただけないかと思いまして。」

 

 

園長「誰か1人の好き嫌いを認めてしまったら、

嫌いな食べ物でも頑張って食べている子はどうなりますか?

キライなりに頑張って食べる子もいるんです。

お母さんが嫌いだからそのままで、

としてしまったら、

いつまでも好き嫌いが多いままですよ?

 

園としては、1人の子だけ特別に許すわけにはいかないんです。」

 

 

真顔「許す許さないということではなく、

もっと寛容で柔軟な対応をしていただきたいと思っている、

ということです。

 

食育って、ただ完食するっていうことが大切なのではなく、

楽しく食べる

おいしいと感じながら食べる

食材に感謝しながら食べる

 

ってそういうことが重要なんじゃないかと思うんです。

 

園では食べられないものが出ている時、

どういった対応をしてくださってますか?」

 

 

園長「時間になるまで頑張って食べようね

と励ましながら見守っています。」

 

 

 

真顔「本当にそれだけですか?

長時間、ずっと食べさせたり、

ひどく無理強いしたりしてませんか?

怒鳴ったりとか」

 

 

園長「していませんガーンあせる

 

食べている間にお料理も悪くなってきますので、

長くても居残りは20分くらいを目処に、

ごちそうさまをさせています」

 

 

 

真顔「そうなんですか?

私、給食が終わって、

みんながお昼寝の準備をしている時に、

まだ壁にむかって1人で食べている息子を

見たこともありますが・・・汗

 

 

 

園長「いえ、時間は守っていますよ。ひらめき電球

あまり長く居残りさせると、

食中毒になってしまいますから。

一応苦手克服のために頑張らせていますけど、

しっかり時間と安全を優先しています。」

 

 

 

 

真顔「・・・そうですか・・・。

それならいいんですが・・・。

 

 

といいますのも・・・

 

 

先生方もご存じの通り、

朝、激しく保育園に行くのを嫌がります。

尋常じゃないくらい嫌がっているんです。

私も最初はただ家がいいだけなのかなって思っていました。

 

でも、少し気になることがありまして・・・

それが同級生たちの発言です。」

 

 

園長「どんな発言です?」

 

 

真顔「同級生たちがだいぶ前から、

息子を赤ちゃんだとからかったりしているのを、

よく見かけるようになっていて、

気になっていたんです。

 

 

息子には一緒に遊ぶ同級生もいませんよね?

1人で遊ぶか、

小さい子達の中に入って遊んでいることがほとんどだと思います。

 

 

先日もよってたかって、

数人の同級生たちがうちの子をバカにしたり、

赤ちゃんだとか、

あっちの部屋に行かなきゃとか。

お仕置きだ。

 

と言って意地悪しているところに遭遇したんです。

それを見て、

これって、普通じゃないなと思ったんです。

イジメですよね?

 

様子を見ていると、

 

「またI先生から赤ちゃんの部屋に連れて行かれるよ!」

「給食食べないからそんなに赤ちゃんみたいに小さいんだ」

って数人の子どもたちが説教しているのを聞いて驚きました。

 

それで子どもたちに聞いてみたんです。

 

いつも、赤ちゃんのお部屋に連れて行かれてるの?って

 

そしたら、お友達が色々と保育園で見ていることを教えてくれました。」

 

 

ここで、先日の記事に書いた、

Aちゃんが教えてくれた

①~⑨の内容を言いました。

 

 

 

 

真顔「私はそれで、

同級生の意地悪な発言は

周囲の大人の影響だろうと感じて不安になったんです。

何か心あたりはないですか?I先生。」

 

 

I先生「いえ・・・あの~・・・汗

 

 

園長「お母さん、勘違いしていません?」

 

 

ちょっと不満「??」

 

 

園長「あのね、

うちの保育園にはイジメなんてないんですよ。

未就学児に

イジメという概念はありません。

 

特定の子どもを、

みんなで意地悪するという『知恵』自体が

まだ育っていないんですよ?

 

ですから、

お母さんが感じた「イジメ」

というのは存在するはずがありません。」

 

 

 

ちょっと不満「そんなことはありません。

なぜなら、私自身が

幼稚園の時に、

しかも年少小の頃から、

同級生にひどくイジメられていました。

 

それは勘違いでもなんでもないです。

メンバーが変わらず、

そのまま小学、中学までずっと一緒でしたが、

そのメンバーに

そのままイジメられ続けましたから、

幼稚園の時の自分の勘違いだった

ということは絶対にあり得ないんです。

 

年少小であっても、

集団で1人の子に意地悪をするというのはありますよ。

少なくとも私は2歳半の時に、

明確にお友達の意地悪な意図を感じていました。

 

そしてそのまま大人になりました。

 

当時の記憶は私だけではなく、

その頃一緒に幼稚園に通っていた

いじめた側の子、

そばで見ていた子にも

記憶として残っていました。

大人になって聞いてみたら、

私の記憶は事実も感情も、

当時の同級生と完全に一致しました。

 

 

小さい子にも「イジメ」という概念が存在することは明白です。

 

 

ただ、

 

 

私は今回は同級生からのイジメについての相談ではありません。

 

こいつならいじめていいんだ!

 

というみんなへの意識付けをしているのが、

I先生ではないか、と感じたから

その要因となっているのが給食であれば、

対応を少し変えて頂けないか

というご相談なんです。

 

 

でも、それが保育園の食育の方針から来ていて、

うちの子が頑なに食べないから、

食べさせようとI先生も必死になっているだけで、

先生がうちの息子に意地悪をしているつもりがない。

周囲の子どもたちが勝手にそう感じて意地悪を言っているだけだ

 

と仰るのであれば、

執拗に嫌いな食べ物を食べさせるという方法を

もう少し緩和的に対処していただけないか、

そして「赤ちゃんみたい」とか、

「お仕置きする」といった発言を控えたり、

怒鳴ったり脅したりする対応を

控えたりしていただけないか

とご相談にあがった次第です。

 

そうすればお友達の印象もまた変わってきて

仲良くしてもらえるんじゃないか、

 

と思うんです。」

 

 

園長「①~⑨のことはどの子が教えてくれたんですか?」

 

 

不安「特定のお子さんを巻き込むことになってしまうので、

名前はなるべく言いたくありません。」

 

 

園長「こちらも誰から聞いたか確認しないと

事実確認しようがありません。

園児の勘違いかもしれませんし。

仰れないなら対応できません。

こちらとしては、

本当にそんなことを上手に話せる園児がいると思えないですから・・・

 

大丈夫です。

必要に応じて、

見たことが本当か、どんなことを見たのかを

私(園長)から確認するだけですから。」

 

 

 

ちょっと不満「そうですか・・・。

誰がどの話だったかはわかりませんが

(↑本当はわかっていたけどトボケてみた)

複数いました。

その場にいたのはYくんとかAちゃんとか・・・・」

 

 

園長「あ~・・・Aちゃん?

Aちゃんが色々話したんでしょ?

Aちゃんは嘘つきな子なんですよ~あせる

 

 

I先生「そうなんですあせる

Aちゃんは嘘つきなんですDASH!

大人に気に入られようとしてついつい大げさに言ったり、

あることないこと言っちゃうんですよ。

本当のことみたいに話すから~・・・チーンDASH!

 

 

園長「それにお母さん真顔

 

相手はまだ言葉のつたない年少ですよ?

その年少の、生まれて数年しか経たない子どもの言うことと、

子どもたちに正しいことを教育していく立場の保育士、

どちらを信じるんですか?

 

年少の言葉を鵜呑みにするなんて・・・。

お母さん、

そんなに小さい子に振り回されて・・・汗

 

 

だから息子君の好き嫌いも治らないんだと思うんですけどねぇ~DASH!

大人は毅然としておかないとアップ

 

 

 

真顔「そうなんでしょうか・・・あせる

1人の子だけが、

あんなことあった、こんなことあった

と突然話しかけてきたら、

それは疑うかもしれません。

 

でも、ずっと以前から

同級生たちの息子への発言がいつも同じで・・・

 

大人の真似をしているとしか思えなかったので、

今回子どもたちが話をしてくれて

腑に落ちたから話しているんです。」

 

 

園長「それは・・・

息子君に対して友達がそう思ったから、

見えたままを言っているのでは?

(↑赤ちゃんみたいということ)

 

少なくとも保育士の真似とは考えられません。

お母さんの勘違いですから安心してください。

 

 

 

結論としては、

 

給食を食べられないからと言って、

お仕置き部屋に閉じ込めたり、

赤ちゃんクラスに連れて行ったり、

すごく長くずっと完食するまで無理強いしたり

などという指導はもちろんありません。

その辺は安心していただいてひらめき電球

 

 

そういう話を聞くと、

お母さんとしては不安になって

事実を聞きたくなる気持ちもわかりますよニコニコ

 

 

でも、こちらはプロなんですから。

お任せ下さいウインク飛び出すハート

 

 

そして、

こちらとしては正しい範囲での食育をしています。

食育指導の方針や対応を変えるつもりはありません。

これがK保育園の方針ですから。

イヤなら他の園を選んで頂いて・・・

ということでひらめき電球

以上でよろしいでしょうか。」

 

 

 

 

 

負けました。

 

 

 

今考えると、

 

突然襲撃すればよかったと後悔します。

 

ずっと園長先生がほとんどしゃべっていて、

 

時々、園長の援護をするかのように主任の先生が発言するばかり。

 

反論があるときだけI先生がしゃしゃり出てくる。

 

きっと、応戦のための作戦会議をしたに違いありませんでした。

 

 

 

I先生は重要なところはほとんどしゃべりませんでした。

 

逃げるチャンスを与えてしまったのかもしれません。

 

 

そして、

 

初めて話しに出てくるO先生(副担任)ですが、

 

終始うつむいていました。

 

何も発言せず、ずっとうつむいていました。

 


 

この話し合いの数ヶ月後

(翌年度3月)

O先生が突然退職したのですが、

 

息子が大きくなり、

 

答え合わせをしてみると、

 

O先生が辞めてしまったこと、

 

なんとなく腑に落ちました。

 

 

 

 

O先生は、実は私の夫と実家が近くて

(ものすごい偶然)

 

親同士も知り合い。

 

だからというわけではなく、

 

どんな子にも分け隔てなく

 

ものすごく優しい先生でした。

 

保護者にも理解があり寄り添ってくれました。

 

 

 

どうみてもO先生の方が年上なのに、

 

いつも年下のI先生に偉そうにされて、

 

I先生に言われたとおりに動いている

 

という印象のある先生でした。

 

前年度までは担任副担任が逆でしたが、

 

副担任の時もI先生の方が偉そうにしていました。

 

 

 

私は当時、O先生が退職した理由は、

 

お子さんの部活動などが大変だから

 

と聞いたのですが、

 

本当はI先生が理由かなと思っていたんです。

 

O先生もI先生に酷い態度を取られているっぽいからなぁって。

 

 

 

 

でも、

 

今回このブログを書くにあたり、

 

どうしても怖くて聞けなかった、

 

「本当は保育園で何が行われていたのか」

 

という虐待の詳細について、

 

息子に色々と質問したんです。

 

 

 

こわかった理由は2つ。

 

①息子のPTSDが酷くなるかもしれないのが怖い

②弱く、バカで無知だった自分を再認識しなければいけないのが怖い

 

 

でも、嘘は書けませんから、

 

予想だけでは書けませんから、

 

「本当のこと」

 

を意を決して息子に聞きました。

 

 

私はその酷い実態を改めて知り、

絶句しました。

 

 

息子から話を聞き、

 

O先生が辞めた本当の理由は、

I先生がイヤだから。なんて、

そんな単純な気持ちではなかったのだろうな、

 

と思いました。

 

 

続きます。