打ち上げ花火

打ち上げ花火

ド素人の花火写真・動画館。普段の身近な出来事も。
かつて筆者が運営していた「東京西北部の中小河川」
「東京西北部の送電鉄塔」の関連情報も掲載。

文化の日は入間航空祭。
今年はスケジュールが短縮されており、13時で終了。ブルーインパルスは午前中に飛ぶらしい。しかし今日は昼前に所によりにわか雨か雷雨の予報が出ている。晴れの特異日なのにブルーの時間帯にぴたり合わせて雨とか嫌がらせかな。雨合羽持って早めに出発。

基地南端の不老川沿い。ここに三脚や脚立が並ぶと航空祭だなという感じがする。この反対側は広場にも大砲レンズを構えた人が多い。ちなみにこの広場は不老川の調整池の役割もあり、ライブカメラを見るとゲリラ豪雨でよく満水になる様子が分かる*1

 

基地南端
 

その先の西武線の踏切を渡るところでC2輸送機が低空から進入してきた。空挺隊のパラシュートが下りるのを確認。時刻は9時ちょうど。今年は進行が早いよ~。
 

空挺降下
 

彩の森入間公園を回って、稲荷山公園駅の西でもう1回西武線の踏切を渡り北門から入る。過去にあちこち入口を変えて入場したが、ここが最も空いているようだ。自転車を所定の場所に置いて入場する。9時20分頃。立ち寄った稲荷山公園駅では電車が到着たびにどっと人が降りてくる。

 

基地内の踏切 人が物凄く電車も頻繁に来るので、ここを渡るにはかなり時間が掛かる
 

例によってブルー前に陣取る。今年は空いている。昨年の半分くらいに感じた。背後の昨年建設中だった大型格納庫がまだ完成しておらず、この部分だけ柵に囲まれておりスピーカーも設置されていないため、ややブルーの左寄りに構える。会場では輸送ヘリCH47のパフォーマンスが行われていた。滑走路向こう側のランウェイビューエリアにも行ってみたかったのだが、今年は時間がない。

 

吊るしている荷物は1つが2tだそうだ
 

お馴染みだったC1輸送機も引退し、現在はより大型のC2のみ
 

ブルーインパルスは10時40分から搭乗の準備が始まる。これまで午後からだったので、随分早くなった印象を受ける。この時間までに入間まで来るのが大変という人も増えたことだろう。

 

ブルー前 10時30分頃
 

一方で空を見上げると予報通り怪しげな黒い雲が出ている。雨雲レーダーを確認したいが混雑で回線が繋がらない。西の空には青空が見えている。ブルーが飛ぶまでに雲がどっか行ってしまえばしめたもの。空気の状態は良く、男体山がはっきり見えるので、大きな崩れはないようだ。
 

男体山もよく見える。ちなみにその右下に小さく見える白い鉄塔は坂戸市の只見幹線423号
 

11時、ブルーが上がる。まだ雲は少し残ってはいたが、展示飛行には問題なくフルコースの1区分。一部新しい課目に入れ替わっている。
 

ラストのコークスクリューは録画失敗のため、ローリングコンバットピッチで終わっている
 

ブルーが終わると途端に帰り始める。今年は終了後の通路が一方通行になっており、かなり長い列ができている。特にランウェイビューエリア側の狭山市役所門へ向かう通路は相当な行列だ。基地から出るまでかなり時間も掛かったのではないだろうか。

 

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怪しい雲が流れてきたが、雨に降られず無事終わり何より。今年はスケジュールを短縮しての開催で、会場も空いており入場者も少なめか思ったが、公式発表で何と26万人も来たそうだ*2。ブルーが早い時間帯なだけに、通常なら18時頃帰宅のところが今年は16時には戻れた。今の時期は日が落ちるのも早いし、今後もこの内容での開催もいいかも知れない。

*1 入曽調節池(外)(不老川) - 埼玉県 川の防災情報
https://suibo-river.pref.saitama.lg.jp/sp/cameraDetail.html?scd=400&ccd=55201100110&type=1

*2 @jasdf_iruma
https://x.com/jasdf_iruma/status/1985237078050001084

昨年開催を見送った柳瀬川の花火が復活した。今年は新座市政55周年(11月1日)に合わせて11月の開催。このところ週末に限って雨だったが、今週は雲が多いものの天候は大丈夫そうだ。

 

打ち上げ現場。やや高い打ち上げ筒は4号玉
 

主会場の新座4中へ向かう。中央にステージが組まれ、物凄い人が並んでいるが、これは飲食店に並ぶ列のようだ。
 

会場
 

花火は18時から。町内会の祭りとは言え、花火は決して簡素なものではなく立派な大会だ。打ち上げ場所がとても近く発射音がはっきり聞こえ真上に上がり、最大4号玉とは言え迫力抜群。かつてのとしまえんの花火大会を思い出す。ラストにはナイヤガラもある。ただ、煙が物凄くフィナーレがやや見えにくいものになってしまったのは残念ではある。

 

カメラの音声なので音質は悪いがご了解を

翌3日は入間航空祭。その様子はまた後で。

先月、Windows 10から11へと更新したことは以前書いた(※こちら)。あれこれ改造して使い勝手もようやく馴染んできたと思ったのだが、どうも不安定な箇所がある。例えば標準でインストールされている電卓やペイントが英語表示になってしまう。ネットで調べて対策を施したものの変わらず。英語でも使えないことはないのだが、何か正常に動作していない部分があるんじゃないかと不安になる。

 

どうやら10から11へと上書きしたのが不安定の原因なのかも知れない。今回は今までの環境を捨てて、改めて1からインストールし直すことにした。

今までの環境を引き継がない場合、面倒なのはデータの移動。筆者は個人データは起動用SSDとは別のHDDに入れてあるので何もする必要はない(デフォルトのドキュメントフォルダなど一切使わないし、開いたことすらない(笑))。問題はメールデータだ。今使ってるメーラーは(Windows標準のメーラーが使い物にならないので)Thunderbirdだが、移行は思っていたより簡単だった。既定の場所を開き、コピペするだけでよい*1

Windows 11ダウンロードサイトを開き、「Windows 11 のインストール メディアを作成する」を選んでUSBメモリにブートイメージを作成する。現在配布されているのは最近正式公開された25H2。BIOS画面からUSBを指定して起動し、SSDの古いパーティションを削除して切り直し、改めてWindowsをインストールする。

筆者はローカルアカウントでしか使えない人間だが、Pro版なら「職場または学校用に設定する」を選べばローカルアカウントが作れる。Home版でもある呪文を唱えれば検問所を突破できる*2

セットアップが済んだら、まずはアンチウイルスソフトのインストール。筆者はESETを使用。インストールし直してプロダクトキーを入力し認証させる。

次に細々とした環境の整備。BitLocker等の無効化、キーの割り当てから画面のレイアウトまで変更は多岐に渡る。ようやく使えるようになったところで先ほど退避させておいたメールデータの復帰。Thunderbirdをインストールし、公式に書かれていた通りに保存先からペーストする。同じファイル名があった場合は上書きする。完了後、Thunderbirdを立ち上げてみる。おー、素晴らしい。メールがきちんと復元されている。他のメーラーでデータをエクスポート、インポートなどして苦労していたのが嘘のようだ。

続いて他のアプリのインストール。普段使いのアプリはごく少数なのでこれは楽だが、各種設定がデフォルトに戻っているので設定し直す。

さて一通り整備が終わり、しばらく使っているうちに新たな不具合が出てくる。全角/半角キーを押しても日本語入力状態にならずに、「´」の文字が出てしまう。おかしいと思って設定を調べたら101キーボードの設定になっていた。セットアップ時には当たり前のように109キーボードが接続されているものと思い確認もせずに「次へ」を押してしまったが、この辺りきちんと判定できないものだろうか。

また、今度はWindows Defenderが英語表記になってしまう。普段ESETを使っているのでDefenderは使わないが、これはWindows Updateで最新パッチを当てることで解決した。

後はしばらく様子見。また何かすら不具合が出てくることだろう。通信量が莫大となり、またしてもWiMAXの上限(3日間で10GB)を超えてしまった。明日からしばらく1Mbps規制だ……

 

バージョン 25H2 26200.6899

 

*1 Thunderbird のデータを新しいコンピューターに移動する
https://support.mozilla.org/ja/kb/moving-thunderbird-data-to-a-new-computer

*2 俺はローカルアカウントで使いたいんだよ!Windows 11のセットアップでMicrosoftアカウントを回避する方法最新版 
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/2036750.html

コロナ禍後は11月に開催されていた川口花火大会だが、今年は10月の開催となった。
18、19日はユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財「川越まつり」。川越市街を回ってから会場へ向かうが、既に市街の広い範囲は車両通行止めとなっており、出会えた山車はこの1台のみであった。
 

大手町 鈿女の山車(県指定有形民俗文化財)

朝霞水門から荒川サイクリングロードに出る。かなり強い南風が吹いており、下流方向は向かい風でちと辛い。いたばし花火大会・戸田橋花火大会の会場を過ぎて戸田橋を超えると間もなく会場の荒川運動公園対岸に着く。17時少し前であった。草ぼうぼうかなと気になっていたが、昨年よりは状態は良い。

会場対岸 17時頃

 

会場付近も強い風が吹いており、公式サイトには開催可否の最終判断は17時とある。17時過ぎに大量の空花火が上がり、開催決定を告げる。

 

主会場 斜面はB席。他に平面のA席と協賛席がある
 

やや上流の無料席 密度はかなり高い さいたま新都心遠望
 

場所取り後、トイレを済ませて自転車を所定の場所に置いてくる。トイレは埼京線北赤羽駅下の児童遊園まで行かないといけない。自転車は300mほど上流の防災基地のヘリポートの特設駐輪場に置く。

 

昼間は暑かったが、日が暮れると冷え込んでくる。夕焼けがきれいだ。風はまだかなり吹いている。メイン会場は風下なので燃えカスが降って来るのではないだろうか。
 

本日の夕焼け
 

打ち上げは18時から。全プログラムが音楽花火だが、対岸は風上なので音声は何も聞こえない。カウントダウンも聞こえず、突然花火が上がった。玉数は11,100発。
 

 

 

風が強いので花火も流されるかと思ったが、意外と安定している
 

 

 

 

たまたま隣にプロ級カメラマンがおり、感度は100にして絞りはf16を中心に調整して……と、友人にあれこれアドバイスしてるのが聞こえる。ちなみに筆者は常にf11で撮っている。

 

 

 

 

 

フィナーレは意外と呆気なかった。そりゃ先週こうのす花火大会見たばかりだからしょうがないか(笑)。「もう終わり?」という声があちこちから聞こえるが、対岸には何一つ伝わってこない。会場をよく見ると土手上をぞろぞろと帰路に向かう人影が見えており、ようやく終わったんだなと分かった。
 

 

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風はやや強かったが、雨に降られず何より。まだ5回目と歴史の浅い大会だが、今後各地で開かれている荒川の花火の一員として定着することだろう。

鴻巣市合併20周年記念(鴻巣市、川里町、吹上町合併)。
今年もこうのす花火大会がやってきたが、またしても雨だ。九州付近にいる台風23号からの湿った空気が前線を刺激して関東は朝から雨が降っている。予報でも終日雨だと言っている。しかし今年は予備日なしの一発勝負。公式サイトにも予定通り開催と記載されている。

自転車に荷物を積み、雨合羽着て出発の準備をする。肌寒いのでやや厚着をして出発。北西の風なので行きは向かい風。顔面に雨が吹き付ける中を1時間も走ると気が滅入ってしまうが、ここで引き返すわけには行かない。

郊外へ出るに連れ、雨も小降りになってくる。川越市の入間大橋15時15分頃。昨年は近くの上尾市西貝塚環境センターの煙突が上まで見えなかったが、昨年より空気の状態はずっと良く上端まではっきり見えており、今回は行けそうな感じがする(昨年と比較されたい。※こちら)。

 

入間大橋より。煙突もはっきり見える
 

ここからは荒川サイクリングロード。まだ除草していない区画もあり、草が雨で垂れ下がっている。この状態で強引に通ると雨をたっぷり吸った草であっという間にずぶ濡れになるのだ。下道へと迂回する。

 

荒川サイクリングロード ホンダエアポート前
 

吉見のさくら堤公園は、昨年は彼岸花が見頃であったが、今年は既に枯れている。キンモクセイも匂ってきており、今年は夏が長かったものの、季節はいつも通り進行しているようだ。
 

さくら堤公園
 

県道76号に入る。駐車場に入る車の大渋滞を見るとこうのす花火へ来たんだなという気分になる。糠田橋右岸では今年もドローンショーの準備が進んでいる。

 

ドローンショー会場。向こうに4尺打ち上げ筒
 

吉見会場
 

糠田第2会場。ここも有料席だが、橋の向こう側なので低い位置のスターマインとかは見えにくいかも

 

自転車置き場に着いたのは16時25分頃。会場へ向かう。昨年は正面の入口が水溜まりのため閉鎖されていたが、今年も閉鎖されている。ここが使えないと終了後左手の入口に集中して退場に凄く時間が掛かる。帰りだけでも開けてくれないかな……

 

糠田第1会場 右は一般協賛席、左手奥の柵に囲まれた部分は専用トイレや売店もあり、高額協賛者向けの席らしい
 

今年のドローンショーはオロナミンC発売60周年記念「元気ハツラツ! 大空大合唱」。会場入口ではスポンサーの大塚製薬によるオロナミンCの無料配布が行われている。筆者は両手に三脚等の荷物を抱えており、ガラス瓶の後始末も考えると(会場にゴミ捨て場はない)、残念ながら戴くのを断念せざるを得なかった。

今年も協賛させていただいた。昨年は凄い泥濘だったが、今年は地面もしっかりしており靴が埋まるようなことはない。しかし会場側であらかじめ準備してあるシートにはかなり水が溜まっており座るのに苦労しているようだ。最後尾のフェンス沿いに陣取る。既に同業者が多数並んでいる。通り掛かりの人には「すげぇカメラばかりだな。テレビ局かよ(笑)」と半ば呆れ顔で呟く人もいたが、気にせず聞き流す。

まだ細かな雨が降っている。北風が吹いており立ち止まっているとかなり肌寒い。厚着してきて正解であった。浴衣姿のお姉さんも多数見られたが、相当寒かったのではないだろうか。始まる前にトイレに向かう。出てきた後、運動場の外れにある常設の水道で手を洗おうとしたのだが(ここの会場は他に手を洗う場所が設けられていない)、何と蛇口から水が出ない。これは計算違いだった。鞄にコンビニでもらったウエットティッシュが1枚だけ入っていたのでそれで凌ぐ。後でスタッフの人が配水盤(筆者が陣取っていたすぐ近くにあった)のところへ来て「水、開けたよ!」と無線で話しており、一安心した。

 

協賛席 まだ細かな雨が続いており傘が雨合羽が目立つ
 

開会は17時30分。この頃になると、細かな雨も上がって傘も不要になった。花火に合わせてピタリ止んでくれた天候には礼を言わざるを得ない。まず実行委員長や市長等の挨拶の後、ドローンショーが始まる。内容は上に書いたように大塚製薬による「大空大合唱」。観客参加型のドローンショーで、プロの声優による司会進行。KAN『愛は勝つ』の楽譜に合わせてみんなで歌おうというもの。まず発声練習から。司会「元気ハツラツ」会場「オロナミンC!」。結構大きな声が出ていたが、本番では一緒に歌っていた人は少なかったような(笑)。全国ツアーで既に多くの花火大会で行われてきたショーなので詳細は割愛する(「オロナミンC ドローンショー」で検索)。

 

ドローンショーより「みんなで歌おう!」
 

さて花火本番。今回は第22回なので、2尺玉2発の同時打ちで始まる。筆者がここへ訪れるようになって2尺玉は初めて。雨は上がったが、上空はまだ少しもやっとしている。
 

オープニング 2尺玉同時打ち
 

 

 

低いスターマインは問題なし
 

 

途中、手違いにより打ち上げられなかったプログラムがいくつかあった。協賛金は返却なのかな……と一瞬考えたりもした。
 

ラストから2番目の「黄金錦大乱舞」
 

最後は尺玉300発+4尺玉の「鳳凰乱舞」。昨年は煙に隠れてほとんど見えなかったが、今年はしっかり見えるし、これなら十分合格点を与えられる。
 

 

 

まばゆい輝きの千輪。どっと歓声が上がる
 

4尺玉。玉自体が非常に重いため(500kgくらいある)、高さは尺玉と同じくらいまでしか上がらずカメラをやや上へ向け過ぎてしまった。きれいな円形に広がらないのも重さのためか? なお、今回はオープニングに2尺2発を上げたためか、3尺玉は省略されている
 

全体の半分くらいが音楽スターマイン。そのまま載せると音楽が著作権に引っ掛かりYoutube側で弾かれるので音楽なしのスターマインと同時打ち中心だが、鳳凰乱舞だけはノーカットで載せてある。4尺玉はカメラを上に向け過ぎたため下に片寄って写ってしまっている
 

4尺玉の後、再びドローンショーが始まる。先日の北区花火会もそうだったが、最近の花火大会では開会時と終了時双方でドローンショーをやるのがトレンドなのだろうか。一旦引き上げた後、終了時刻までに数100機のドローンの充電とか現場はさぞ大変なことだろう。ドローン担当はいつものレッドクリフ社。

 

ご来場ありがとうございました
 

終わったらすぐにおしっこタイム。寒いから冷えるんだ。先に水道がちゃんと出るのを確認、よかった。次はウエットティッシュを多めに持って来よう。

行きに閉鎖されていた正面の入口が開放されており、帰りは意外とスムーズだった。自転車置き場に戻って三脚等を荷台に縛り、出発したのが20時37分。昨年は21時過ぎていたのでかなり早く出ることができた。

糠田橋の県道76号は相変わらず渋滞している。歩道は吉見運動公園の駐車場へ戻る人が大勢歩いているので自転車は押して歩かねばならず、連なった車の脇をすり抜けるのが一番怖い。細心の注意を払ってゆっくりと進む。

荒川サイクリングロードに入れば車は来ないので楽だが、しばらくは歩行者が多いのでゆっくり走る。さくら堤公園辺りまで来てしまえば人影すら見なくなる。この後入間大橋まで誰にも出会わなかったが、タヌキの家族には2回遭遇した。帰りは追い風なので楽だった。

ホンダエアポート21時27分、入間大橋21時45分。入間大橋から荒川上流方面を見ると遠くにほんのりと明かりが灯っていた。恐らく糠田の会場だろう。運営の皆さん夜遅くまでお疲れ様です。後で調べたら直線で約14kmほどであった。

 

入間大橋から見えた会場

 

川越市内から再び霧雨が降り始め、以後帰宅までずっと降っていた。これも昨年とほぼ同じ。伊佐沼21時57分、いろは親水公園22時47分、23時35分帰宅。走行距離101.65km、平均時速16.8km/hであった。昨年は日付の変わる直前の帰宅だったが、今年は30分近く早く着いた。会場の導線が大切なんだなと感じた。
 

-・-
 

生憎の天候ではあったが、ほとんど見えなかった昨年よりは良い空模様だった。「2度あることは3度ある」という諺があるが、来年も雨だろうか……? 関東は梅雨よりも秋雨が雨量が多くなる傾向があるが、来年こそ星空の下で開催される大会を見てみたいものだ。

先日の北区花火会の際、北清掃工場の建て替え工事*1で煙突の解体が進んでいるのを確認。高さ120m。コンクリ打ちっ放しの無塗装で、他の清掃工場では見られない特異なデザインの煙突だった。調べれば著名な建築家の設計だったそうだ*2

 

隣の鉄塔は国土交通省荒川下流河川事務所の通信鉄塔、右手奥に小さく見えるのは防衛省の鉄塔(220m)
 

杉並清掃工場のように建て替えても煙突は流用というケースもあるが、ここの場合、光が丘と同じように筒を追加するスペースがないため煙突ごと建て替えになったのだろう。

花火会当日は見学会も開催された*3。工場見学してから花火へ行ったという人もそれなりにいたのではないだろうか。

 

在りし日の姿(19.9.28)
 

*1 北清掃工場建替工事
https://www.kita-tatekae.com/

*2 石山修武氏による高さ120mの煙突がある「北清掃工場」が解体・建替えへ
https://bluestyle.livedoor.biz/archives/52545019.html

*3 北清掃工場建替事業現場見学会
https://www.kita-tatekae.com/file/info/20250927kengakukai.pdf

12回目を迎えた北区花火会。今年のテーマは昨年と同じく「RED×BLUE SPARKLE GATE」。
今年も川口側へと向かう。有料席も値上がりしており、昨年のイス席4,400円は5,500円になってしまった。撮影席も13,200円に値上げ。代わりに今年は赤羽側と同じく自由席のファンゾーンが設定されたので、今回はそこにした(3,300円)。

荒川左岸に沿って会場へ向かう。川口市の夕方の防災無線は「遠き山に日は落ちて」(「家路」ともいう)。ただし凄く短いアレンジがなされている。会場近くの自転車を所定の場所に置く。昨年は無料席は新荒川大橋の上流側のみだったが、今回は下流側にも設定されている。橋に邪魔されないし、何だ、ここでいいじゃん、と思いつつ、有料席へと向かう。

 

新設された新荒川大橋下流の無料席
 

有料エリアへ入る。昨年同様椅子席が並んでいるが、昨年は4列だったに対し今年は3列。昨年は開催当日まで空きがあったし、多少減らしたのだろう。その土手の斜面が「ファンゾーン」。芝生でもない草地を除草しただけなので敷き物必須。

 

ファンゾーン。対岸の青水門手前の中州が打ち上げ場所
 

昨年同様、ドローンショーから始まる。担当はドローンショーではお馴染みのレッドクリフ社。

 

ドローンショーより、不死鳥。昨年も不死鳥あったね
 

タイトル画面
 

タイトル画面が表示されている状態でカウントダウンなく突然花火が上がった。花火担当は今年もマルゴー。第1幕「RED&BLUE PROGRESS MIX」、第2幕「北区観光10周年記念ストーリー花火 See the Light」、第3幕「第8回 北区芸術花火博覧会」、第4幕「グランドフィナーレ ~PROGRESS~」の4部構成。

 

 

昨年は川口側は音響なしだったが、今年はこちらもスピーカーが設置されている。防災無線で使われるようなラッパ型のスピーカーで、お世辞にも音質はいいとは言えない。特に第2幕のストーリー花火は何を言ってるのかほとんど分からない状態であった。

 

8:17からの10組は芸術玉(敬称略)
プリズム(秋田・小松忠信)
ダイヤノユビワ(愛知・磯谷尚孝)
昇曲付 錦芯星入錦冠花車(東京・小勝康平)
昇曲付 天空のユートピア(秋田・今野義和)
昇朴付 幻想イルミネーション(茨城・野村陽一)
昇朴付 月下美人(長野・藤原信雄)
昇朴付 白青交互牡丹(茨城・山﨑智弘)
昇小花 芯入五色染分 ダリア(東京・細谷圭二)
昇朴付 幻想花(長野・那須野大)
芯入り グラデーション(山梨・齊木智徳)

フィナーレで再びドローンのタイトル画面が現れた。フィナーレでドローンが出てくる演出は初めて見た。

 

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自転車置き場まで戻るのに30分くらい掛った。会場から出るのに一苦労なのはどの会場も同じ。今年は雨の心配もなくほどよい気温で風も心地よく吹いており、花火大会としては最高の気象条件での開催であった。

Windows 10のサポートが10月14日で終了するので、敬老の日の連休を使って11に入れ替えることにした。

個人向けの延長サポートも提供されているが、条件がMicrosoftアカウントでバックアップ先をOneDriveにするという非常に厳しいものなので、仕方ないが11に移行せざるを得ない。筆者はMicrosoftに魂を売る気には到底なれないので、ローカルアカウントでしか使いたくない(まぁ、そのうちWindowsそのものもサブスク化してMSアカウント必須になるんだろうけどね)。

アプリの設定を引き継ぎたいので上書きインストールにする。MSの「Windows 11のダウンロード」サイトにアクセスし、「Windows 11 インストール アシスタント」を走らせ、アプリを引き継ぐに設定して実行する。

インストール完了後、画面が正常に表示され、上書きインストールが無事成功したかと思ったが、そう簡単には行かないのがWindows。最新のパッチを当てるためWindows Updateを行ったのだが、ここで「インストール エラー - 0x800f0922」というエラーが出てしまう。何度やっても駄目。

あれこれ調べて、「設定 - システム - 回復 - Windows Updateで問題を解決する」から「Windows 11, version 24H2 (修復バージョン)」というのをインストールしたら無事更新が完了し、現在最新版の26100.6584になった。ライセンスは7時代からそのまま引き継がれてるし、元々がローカルアカウントだったので、更新後もローカルアカウントで引き継がれた。

結局もう1回上書きインストールをやり直したことになる。通信量は相当なものになったようだ。10GBを超えたのは間違いなく、筆者の通信環境(WiMAX、3日間で10GBまで)の容量制限を超えてしまったため、翌日は1Mbpsのペナルティを食らった。

その後も、使っているうちにUSB DACが認識されておらず音が出ないなどの小さなトラブルが起こった。差し直しても認識されない。電源を一旦落とし(USB給電じゃないタイプ)、ドライバも入れ直したりなどしてようやく音が出るようになった。


レジストリ等の各種設定値はデフォルトに戻ってしまっているので設定し直す。必ずやっておきたいのはBitLockerを無効にすること。知らぬ間にHDDが暗号化され、復元するにはパスワードが必要とか言われたら溜まったもんじゃない。Win-Rを押して「services.msc<enter>」と入力する。表示されたサービス一覧から「BitLocker Drive Encryption Service」をダブルクリックし、「スタートアップの種類」を「無効」にする。
また、無駄にCPUパワーを食う「SysMain」と「Windows Serach」も同様に無効にしておくと快適になる。
ついでに何かと不具合の多い高速スタートアップも無効にしておくといいだろう(「コマンドプロンプト(管理者)」を開き、powercfg /hibernate off<enter>)。
これらは月例更新や大規模アップデートで元に戻される場合があるので、時々状態を確認する必要がある。

会社の仕事用PCは既に11なので、11の嫌な部分は概ね知っているのだが、11で最も困るのは「クイック起動」が存在しないことだろう。なぜMicrosoftは95の頃から愛用されてきた機能をすっぱり切り捨ててしまうのだろうか。これを再現するには今のところフリーウェアの「Explorer Patcher」というものを使うしかないようだ。得体の知れないフリーウェアの類を常駐させるのは躊躇してしまうが、これは仕方ない。会社のPCにももちろんこれを入れてある。企業の場合、個人で勝手に環境を変えたりとかは厳禁というところがほとんどだろうが、筆者の職場は零細なので自分専用にカスタマイズしてある。

現在プレビュー公開中の次期大型アップデート25H2が間もなく正式公開されるようだが、Windowsはアップデートする毎に使いにくくなると感じているのは筆者だけではあるまい。

 

バージョン 24H2 26100.6584

埼玉県三芳町の町民祭。
本来なら6日開催予定だったが、前日の台風で会場が水溜まりになったため7日に順延。ここも先日の武蔵村山と同様に田舎の花火大会の雰囲気。当日は満月。夜半には皆既月食も見られた。

 

会場
 

 

川越市の伊佐沼で、稲刈りシーズンを迎えて水抜きが始まっています。今年の関東は少雨に加え猛暑でイネの生育にも多少影響があったと思われますが、今後コメの価格はどうなることでしょうか。