星の数ほど人がいて
星の数ほど出会いがある
そして、別れ…
機動戦艦ナデシコの監督
佐藤竜雄氏が4月24日旅立たれました・・
今年は機動戦艦ナデシコ30周年
何かいいニュースとかないかなと楽しみに日々を過ごしていた矢先
悲しいニュースが舞い込んできて落ち込んでおりました
まだ若いよ・・
そして
10年前に佐藤竜雄氏が呟いた内容

ちょうど今月で10年だよ・・監督・・
数日経ってもショックは消えず、居ても立っても居られず、思わず部屋の奥にしまってあった『機動戦艦ナデシコ』の思い出の品々を引っ張り出してきました。
色褪せないグッズたちを眺めていると、夢中になってテレビの前に座っていたあの頃の情熱や、作品から貰ったワクワクが昨日のことのように蘇ってきます。
今日は私とナデシコの思い出の品をいくつか紹介させてください。
Blu-ray

今や配信時代ですが、やっぱ好きな作品は円盤を持っておきたい派なので、Blu-ray BOXは外せません!
今月は改めて、TVシリーズから映画まで見返したいなと思っています。
今回は、個人的に大好きなエピソードを2話ほど紹介させてください。
第1話 『「男らしく」でいこう!』導入として素晴らしい完成度だと、個人的には思います。
当時、第1話を見た瞬間に「これは絶対に最後まで見よう」と心の中で決めたほど、強烈に惹きつけられました。
主人公が単機で出撃!オープニングでもお馴染みですが、エステバリスのワイヤードフィスト(ロケットパンチ)の演出がべらぼうにかっこいいんです!そしてピンチにナデシコが助けに入り、必殺のグラビティブラスト!まさに完璧ともいえる第1話でした♪
第12話 『あの「忘れえぬ日々」』ルリルリとナデシコ(オモイカネ)の絆の物語です。
オモイカネ(ナデシコの中枢を司るメインコンピューター)が、過去に連合軍と敵対した戦闘記憶が原因で、味方になった連合軍を攻撃してしまい、危うく初期化されかけるというお話。
これまであまり感情を出してこなかったルリルリが、悲しい表情や怒りをあらわにするのは、当時とても衝撃的でした。
オモイカネのデータが消されそうになった際、
「ちょっと待ってください。そんな無茶苦茶が許されるんですか?!」
と猛反対するルリルリ。
(ちなみに終盤の物語で、ナデシコごと爆破されそうになった時も「ちょっと待ってください!」と反対していましたね。)
やはり、ルリルリとオモイカネの絆の深さを強く感じるシーンです。
そこでルリルリは、オモイカネの自意識の部分だけを残し、問題の箇所だけをうまく消去して解決しようと試みます。主人公(アキト)たちの助けを借りて、オモイカネのシステム内部へダイブ!問題解決に向けて奮闘します。
しかし、最終関門としてオモイカネの防衛本能が邪魔をしてきます!
オモイカネが
「最も強く、最も正しい」と考える存在が立ちはだかるのですが……
それがなんと
ゲキガンガー
熱い展開です!
サイバースペース内の出来事なので、アキトたちもゲキガンガーへの熱い思いでゲキガンガーに変身!
「ゲキガンガー VS ゲキガンガー」の熱いバトルが勃発します!
ただ、相手はコンピューター。人間が操作している分、アキトたちは劣勢に立たされてしまいます。
でもここでルリルリが、「アキトさんのゲキガンガーに対する思いが負けるはずない!」と激励!
幻の変形パターン、ドラゴンガンガーへ変身して無事に勝利を収めます!
オモイカネの一部の記憶は消えてしまったものの、根本の部分は初期化されずに無事問題は解決!最後にオモイカネのモニターに「あの忘れえぬ日々、そのためにいま、生きている」と表示され、ルリルリが微笑んで12話は終了となります。
TVシリーズの本筋からは少し外れた、いわゆる「箸休め」的なお話かもしれませんが、ルリルリとオモイカネの絆、そしてゲキガンガーの熱い戦いが見られるこの第12話が私は大好きです!
CD

機動戦艦ナデシコはやっぱ音楽もいい♪
ここでは好きな曲を3曲紹介
何と言ってもOP曲
『YOU GET TO BURNING』
あの前奏が流れるだけでテンション上がるw
26話の最終回で流れた挿入歌
『いつか…信じて』
TV版の物語を締めくくる素晴らしい
劇場版からスパロボでもおなじみ
ブラックサレナの曲といったらコレ
『ブラックサレナⅢ』
立体物

立体物はそれほど数は持っていないのですが、最近のイチオシはなんといってもMODEROID(モデロイド)のプラモデルです!
まさか今の時代に、ナデシコが最新のプラモデルとして発売されるなんて……本当に嬉しい限りです。
ナデシコ熱が再燃している今、これからもどんどん商品化してほしい!
それこそ「メカスマ」さんなら、トレーラーバリスや海戦フレーム、零G戦試作フレーム、重武装フレームといった、渋いところまで網羅してくれるんじゃないかと期待してしまいます
でも、私が毎回アンケートに書き続けているのは、漫画版『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』に登場する「デススカル」だったりしますw(いつか実現してほしい!)

あとは、やはり戦艦系の新商品も切実に願っています。
アクアマリンから発売された「ナデシコ」は持っていますが、今はプレミア価格になっていて、なかなか手が出せないという人も多いと思うんですよね……。
手軽に手に取れる決定版の「戦艦ナデシコ」が、再び世に出る日を心待ちにしています
書籍

思い出深い書籍についても、3冊ほどご紹介させてください。
『機動戦艦ナデシコ画集』
(以前書いたこちらのブログと内容が重複する部分がありますが、ご了承ください)
ナデシコ関連の書籍では、おそらく一番最近に発売された、まさに「決定版」と言える画集です。
400点以上のイラストが収録されており、ページをめくるたびに当時の思い出が鮮烈に蘇ります

改めて見ても、後藤圭二氏の描くキャラクターは本当に魅力的ですよね。ゲキガンガーのイラストも10ページにわたって収録されているのが、ファンにはたまらないポイントです
『プレミアムボックス』とにかく豪華すぎるセット内容で、当時の熱気が伝わってきます。

内容物としては
・NADESICO STAFF BOOK PILOT(128ページ仕様)
・NADESICO VISUAL BOOK OMOIKANE(168ページ仕様)
・シナリオ・絵コンテセレクション(226ページ仕様)
・総設定資料集(186ページ仕様)
・劇場版アフレコ台本レプリカ(220ページ仕様)
・天空昔がたり サトウタツオ(32ページ仕様/絵本)
・ロマンアラスジ1 ゲキガンガー3(58ページ仕様)
・うちわ
・ポスター
・クリアファイル
・ステッカー
特にお薦めしたいのが、先月のエイプリルフールネタでも取り上げたこちらの本
「ロマンアラスジ ゲキガンガー3」です。
名作ムック「ロマンアルバム」のパロディとして制作されたものですが、あたかも70年代にゲキガンガーが実在したかのような凝った作りが最高に面白いんですw
全39話の簡単なあらすじや、キャラ・メカ設定も完璧。個人的には、敵メカや第4話ゲストキャラの「ダイゴウジ・ガイ(笑)」の設定画が拝めるのが最高に嬉しいポイントでした。まさかのゲキガンガーにダイゴウジ・ガイが登場していたのは衝撃でしたw
『KEIJI GOTOH ILLUSTRATIONS』
後藤圭二氏の個人画集です。
ナデシコのイラストは前述の『画集』と重なる部分も多いのですが、この本には外せない魅力が2点あります。
1点目は、初期案のキャラクターデザインが収録されていること。初期のルリルリは今とは全くの別人で、今のデザインに決まって本当に良かった……としみじみ思ってしまいます(笑)。
2点目は、劇場版の後日談ともいえる漫画「大切な人」が収録されていること。
ユリカが、アキトから受け継いだ「テンカワ特製ラーメン」のレシピを守りながらラーメン屋を営んでいるエピソードです。いつかアキトと再会できたとき、二人で店を切り盛りする未来が見えるような、本当に素敵な物語。
佐藤監督……いつか二人がまた出会えるシーンを、監督の描く物語で見たかったです。
カード
数あるナデシコグッズの中でも、一番大切にしているのが「カードダスマスターズ」です。

1弾 135種
2弾 135種
3弾 135種
4弾 144種
5弾 135種
全5弾、計684枚すべてコンプリートしました!

バインダーもパンパンに詰まっていて、なかなかの重量感です。

残るはゲームの特典や抽選プレゼントなどの非売品カードのみ。こちらはまだ数種類手元にないので、いつか必ず揃えたいと狙っています。
全部で680枚以上という膨大なボリュームですが、採用されているイラストが多岐にわたるので、ページをめくっていても全く飽きることがありません。まさに一生見ていられます
ゲーム

当時、エヴァンゲリオンとナデシコのゲームがどうしてもやりたくて、セガサターンの購入に踏み切ったのは良い思い出です
中でも特に印象深いのが
『The blank of 3years』
TVシリーズと劇場版の間の「空白の3年間」を埋める、フルボイス仕様のサウンドノベルです。
全5編のストーリーはどれも秀逸でしたが、特にお気に入りなのがアキトとユリカ、そしてルリが屋台ラーメンを始めるお話。小説版『ルリAからBへの物語』とリンクする内容もあり、ファンにはたまらない構成でした。
(10年以上前になりますが、過去のブログでも熱く語っています↓)

ウリバタケに製作を依頼した、最初の屋台の仕様が衝撃的だったのを覚えていますw そのデザインについて尋ねた時の、ウリバタケのいつもの口調が最高なんです。
『よくぞ。聞いてくれました。これは全天候型自走式耐塾耐寒スペシャル屋台だ。車輪にはエステバリスの駆動システムを採用し、ディストーションフィールドで暑さ寒さもなんのその。もってけ泥棒。お客さん!』
ウリバタケがいつもの口調で返してくるの好きw
ナデシコらしい、このお祭り騒ぎのような空気感が大好きでした
また、単独作品ではありませんが、『スーパーロボット大戦』シリーズでの活躍も外せません。

こちらも少し前にブログに書きましたが⬇️
ナデシコファンの方には、ぜひ『スーパーロボット大戦T』をプレイしていただきたいです!アキトとユリカの再会シーンの気合の入りようは、歴代のスパロボシリーズでも過去最高だと思います
そして、劇場版のその後を描いたドリームキャストの『NADESICO THE MISSION』
そのスペシャルエンディングムービーは、こんな言葉で締めくくられます。
人の数だけ想いがあって
想いの数だけ物語がある
だから
物語はまだ、始まったばかり
To Be Continued
本当に……この言葉通り、物語の続きをいつまでも待っていました
グッズを手に取りながら思い出を振り返っていると、佐藤監督が私たちに届けてくれた「ナデシコ」という世界が、いかに愛に溢れ、そして今もなお色褪せない力を持っているかを改めて痛感します。
佐藤監督。 あなたが描いた物語は、今も心の中でずっと生き続けています。
たくさんのワクワクと、忘れられない「あの日々」を本当にありがとうございました。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。