TAPを退職した後に中堅予備校である日吉ゼミの現場を任された時の話です。

 
まず調査をしたことがあります。
 
辞めた生徒の担当者にアンケートをとりました。
そうしますとトラブルがあったり嫌で辞めた生徒はほとんどいないということがわかりました。
 
ほとんどの生徒は部活が忙しくなった、曜日の都合が悪い、とか授業時間に間に合わなくなったという理由でした。
 
1度辞めた塾にもう1度戻るということは生徒も保護者も気兼ねしてるのですね。
 
そこで全員に手書きの丁寧なメッセージを郵送しました。
 
口コミは具体的な物で伝わるというのが信念です。入会金無料のクーポンを同封いたしました。
 
もともと学習塾とトラブルがあったり嫌で辞めたわけではないわけですから、半数以上の生徒が戻ってきました。
 
保護者面談をしました。そうしますと一旦辞めた後も心配をし、その後お元気ですかという手紙が来る学習塾は他にない、お手紙を受け取った時にはすごく嬉しかったです。大変素晴らしい塾だと感謝されました。
 
50人ほどの生徒に手紙を書きました。切手代しか経費はかかりませんし1日あればできる仕事です。
 
これで経費をかけずに30名ほどの生徒を一気に増やしました。
 
広告を出して新しい生徒を獲得する、一方で辞める生徒も多いということは学習塾にとっては自転車操業で大変危険です。
 
テレビのCMや新聞の折り込みチラシの広告で常に生徒を募集してるような大手学習塾は辞める生徒も多いからです。学習塾経営は新しく生徒を集めるよりも今いる生徒に喜んで通ってもらうことの方がはるかに重要なのです。
 
辞める生徒がなければほとんど広告を出す必要はありません。生徒数が多い塾が良い塾だと考えられがちです。しかし1年間ずつ6人の生徒が入れ替わり立ち代わりに通っても1人の生徒が6年間通っても同じ生徒数なわけです。学習塾の経営の指標のうち最も大切なのは滞留率なのです。 つまり一人の生徒が 3年間通うのか 3人の生徒が入れ替わり立ち代わり 在籍してるのとは全然違うわけです。 ひどい例になれば 生徒が500人いても 一人一人が短期間に 入塾したり 退塾 するということ の繰り返し では 経営を揺るがしかねません。
 
ですからやたらめったらに広告を出している大手塾は辞める生徒が多いということを自ら証明しているようだということは保護者には理解していただきたい。
 
 
非常勤講師についても同じことが言えます。どんなに優秀な非常勤講師がいても半年や3ヶ月で辞めてしまい新たに人材を募集するようでは自転車操業であります。そこで求人広告の経費を考えれば非常勤講師の時給を上げた方がいいのでは、と提案いたしました。

首都圏の中堅学習塾では私立文系の志望者が多いわけです。英語だけとか国語だけをとっているという受講生が多いわけですね。
 
塾への帰属意識が違うんですね。
 
明らかに1教科だけ取っている受講生の辞めている率が高いわけです。
 
特に注目すべき問題がありました。それは急速に発展している予備校ですので形式的に地学であるとか倫理社会であるとかこういった科目を設定しているのですがどうしてもそういう科目は 学生アルバイトの 非常勤講師が担当しているわけです。したがって辞める生徒が多いのも当たり前なのです。
 
 
正社員である専任講師が全く知らない生徒がいるからです。
 
半年ぐらいかかりましたけれどもシステムを作り直しました。まず英語総合を必修にしてテスト授業を作りました。これにより専任講師が知らない生徒が1人もいなくなりました。保護者や生徒が来ても必ず教えている先生が常駐しているわけです。
 
新たに作ったテストクラスというのも現場主義です。テストを外注しているわけではありません。実際に英語総合という科目を担当している講師が講義で教えた内容のテスト問題を作り採点するわけです。一人一人にアドバイスをすることができます。また担当講師もここはここはきちんと教えたはずだけれども正答率が悪い。もっと丁寧に教えるべきだったと反省することできます。
 
さらに最大の発想は英語総合科目のほかに英語の選択科目を作ったことです。これにより英語総合・英文法・英作文とかで週に3回くる生徒が出てきたわけ。
 
学習塾経営で最も大切なことは帰属意識です。闇雲に生徒数のみを増やすということはかえって危険なわけです。

 



経営者には次のように申し上げました。

学習塾で全体の人数を闇雲に増やしたり規模を追求するとかえって経営が危険である。

1教科だけ取っている生徒が300人いるのと3教科取っている生徒が100人いるのでは全然違う。

後者 の方がはるかに管理する手間暇や経費が多くなります。

全体の人数が減ったとしても 経営の安定ということでは後者のほうが優れている と申し上げました。
 
これにより全体がファミリーのような予備校ができました。授業がない時でも生徒 や卒業生 が気軽に遊びに来たり相談に来るわけです。
 
一見雑談に見えるかもしれませんけれどもこれは重要な指導の一環です。雑談の中に生徒の本音や保護者の本音が出てくるからです。
 
おかげさまでもう随分前の話ですけれども当時の生徒とFACEBOOKで繋がってたり、メッセージをいただくこともあります。 フェイスブックで見つけていただきまして 当時中学生だった 教え子が 30年ぶりにご連絡をいただいたのは大変嬉しいことで今も やり取りをしております。
 
学習塾は講師ではなくて教務なのです。
 
 
 
 
 
 
 
 

2023年1月24日投稿
サンデー毎日より


サンデー毎日、2023年1月15日、22日合併号より


何かといえばマスコミは中学受験は激化している今の子供達は大変だ。


ということになりますが実際には中学受験は大幅に緩和されています。 知識偏重の 受験勉強は良くないというのは100年前から言われています。


サンデー毎日によれば100年前から同じ事が言われています。

 
今年はまた完全反射の問題が出た。過去に繰り返し出ている問題である。例えば正方形の中の完全反射において正方形がABCDではなくて0 ABCになっている。このことから完全反射は直線の経路で表示せよとの出題意図であると考えられます。
多くの学習塾が作った問題集の解答を見るとグラフを描くように指示されていますがこれはまったくの間違いです。だからグラフがかけないように今回の灘中学の問題でも少し本質を変えないで形式を変えているわけです。
 
 
灘中学の入試問題は単なる暗記では解けない。

しかしながら、アドミッションポリシーは一貫しているからある程度のパターンがある。とはいってもパターンと言うよりは将棋や囲碁で言う定跡のようなものがある。
{024843CC-7C4F-46A1-8076-DB47C799AC6A}

さらに2018年の灘高校入試でも完全反射問題が出ています。これも全くの間違い。デカルト座標を作って回答することは不可能です。極座標ならまだわかる。
 
 
 
 

 
 
これはもともと東京大学で出題されたことがあります。灘高校のある先生が書かれた大学受験用の参考書に詳しく説明されています。


中学入試を研究する際には高校入試を研究しなければなりません。そのためには大学入試を研究しなければなりません。なお完全反射とはエネルギー量が完全に保存される反射と言う意味です。詳しくはこのブログで少し説明してみたいと思います。
 
 
 
 

■中学受験で不合格のキミに

 

中学受験でおちてしまったら、ラッキーだと考えましょう。

まだ、12歳なのですから、これからの人生の方がはるかに長いし、大切です。ちょうど良い人生の糧(かて)にしてください。

 

たかが中学受験は、ほんの小さな通過点です。マラソンでいえば折り返し地点にもいっていません。野球で言えば一回の表裏の攻撃が終わったころです。

 

中学受験で落ちてしまって、その後に、難関大学に行った人はいくらでもいます。逆に中学受験で通ってさっぱりだという人もいくらでもいます。

 

今、難関大学といいましたが、難関大学を出ても、まったく成功しない人もいます。

 

なにが成功なのかは学校でも塾でも教えてくれません。キミがこれから考えることです。

 

キミのご両親はキミが幸せな人生をおくることを、キミが生まれた日から、いえいえ、ママのお腹(なか)のなかで新しい命(キミのことです)をいただいた日から、つよくつよく、ねがっています。

 

キミはもちろん覚えていないでしょうが、ご両親は、その日のことを、まるで今朝(けさ)の出来事のように覚えていらしゃるとおもいます。

 

ともあれ、小学生の段階(だんかい)では将来のことは、まだ良くわかりませんから、ご両親はとりあえず、キミの良い教育の環境(かんきょう)を考えました。

 

中学受験をさせて頂いたということは、合格・不合格に関係なく有難いことです。

 

中学受験をさせてもらったことは、一生、忘れないようにしましょう。

 

ですから、合格したら、ささえてくださった周りの人に感謝しましょう。

落ちた場合にも、感謝しましょう。そして、ちょっぴり、反省しましょう。反省するというのは、ボクはダメだと自分を責(せ)めることではありませんよ

 

でも、そうはいっても中学受験におちたら、ちょっとはつらいですよね。

それは「合格したら威張(いば)れる」とか「おちたら恥ずかしい」

というミエや、かってな思い込みで受験するからです。

 

中学受験に勝ち負けはありません。最初にラッキーだと思ってくださいと。いいましたが、今はそうは思えないかもしれません。

 

何十年も経って、本当にラッキーだとおもえるかどうかは、キミが中学・高校・大学にはいってから、また社会に出て、どれだけ努力するかにかかっていますから、

 

キミが今回の中学受験で成功したのか?それとも、失敗したのか?は、まだまだ、今の段階では、わかりません。それは、これからの人生の中でキミが決めることなのです。

 

 

■中学受験で不合格だった保護者の方へ

 

中学受験の塾は、有名中学の合格者が、いかに多いかを強調する。保護者には、沢山合格している塾が、なんとなく安心だからだ。


 

よく考えれば「有名難関中学合格者数ナンバー・ワン(実は不合格者数もナンバー・ワンの可能性が高い)の塾に通わせれば、自分の子供も有名難関中学に入れるはずだ」というのは,なんの根拠も論理的必然性もない。

 

中学受験を指導している塾で絶対に言えないことが2つある。

 

一つは、中学受験をしないで、公立中学から、高校受験を目指した方が、あなたのお子様には向いていますよ。ということと、背伸びをして難関校を受けるより。ワン・ランク落として、ゆとりを持って大学受験に臨む方が良いかもしれません・・ということだ。

 

他の中学受験の講師と違って、複数の私立中高一貫校で教えてきた経験があるから、「中学受験をさせる立場」からだけではなく「中学受験生を受け入れる立場」も経験している。


 

どうしてこの子が入学してきたのか、ワン・ランク落として、じっくり基礎を鍛えた方が良いのではなかったのかという生徒に出会ったことも、何度もある。多分、塾で、保護者が「あおられた」結果であろう。

 

UBQには岡山白陵中学・高校を不合格になって入塾して、岡山大学医学科に合格した生徒が3人いる。東京大学理科3類に進学した生徒で、第一志望の中学受験に落ちた生徒が1名いる、しかも。中一からの元・教え子なのだが広大福山高校を不合格になったと聞いた時には、気絶しそうになった。尚、岡山県内の私立高校(岡山高校)を唯一。不合格になった一名は金沢大学医学部進学。


もっといえば、ノーベル賞を受賞された、利根川進先生は浪人している。(「教育を考える」 著者: 石井透による)ノーベル賞受賞された田中先生も Wikipedia によれば学部で留年している。

日本が生んだ世界的大数学者の岡潔先生も中学受験で落ちている。

 


UBQ数理フォーラム代表:長山豊のブログ


UBQ数理フォーラム代表:長山豊のブログ
岡潔先生の自伝「春宵十話」より(本人が県立粉河中学の入試に落ちてしまったとかかれている。)


 

慶應の心理学専攻の一期後輩で、慶應の大学院を落ちてしまった某君は、現在、東京大学大学院教授!

(注)個人情報ですが、ご本人が「岩波科学ライブラリー」のご著書で大学院に落ちたと、はっきり書かれているので、問題ないと判断しました。

 

(これは上とは無関係:当時地方の県立高校から慶應に入学している生徒は東大の不合格組が多かった。)

 

東大を2回(現役プラス一浪)落ちているのが東大教授(!)やら南フロリダ大学教授(比較解剖神経学)やら大阪大学医学部教授!現役で入った自分は、塾講師。

 

やはり、受験の後の人生が大切

ましてや、中学受験では12歳だ。大学受験は6年後であるから、人生の半分だ。逆に、保護者は6年前(6歳)のことを思い出してください。

 

小学生のうちに「合格するために勉強しなければならない」と刷り込むのは危険。勉強するために。(中学や大学に)行くのです。


 

漢字がやっといくつか書けるようになった年齢かもしれない。一人でお留守番ができるようになって、親が安心していた年齢かもしれない。あのころは、娘も一緒にお風呂に「きゃーきゃーきゃー。ぱぱ、だいちゅきー」といって入ってくれたのになぁと懐かしむ父親もいるかもしれない。

(今言おうものなら、キモイ!変態!セクハラ!→ほとんどのパパの共通経験かしら・・・)


 

だから、これから6年後には、どのくらい伸びるかなんて誰も分からない。


 

以前、ブログで紹介した岡山白陵中学落ちで、それから2幾年。東京大学で博士号をとった。わざわざUBQに電話して下さった。(☆現在都内の国立大学で准教授をされています。)


 

今から振り返ると、中学受験に失敗して、補欠で、2番手の中学に入ったことが大きかった。補欠で入ったと思うと、中一からなんとか授業について行こうと思って真面目に授業を聞いて、慢心することがなかった。中学受験に失敗したからこそ、自分は小さな努力をひたすら積み重ねるしかないと考えた。失敗から学ぶ事の方が成功して学ぶことの方が多い。との内容であった。


 

中学受験には勝ち負けはありません!!
 

合格した→勝ち(成功)

不合格→負け(失敗)


 

という単純な図式で、考えられるものではない。

 

中学受験で成功したか、失敗したかは、今後のお子様の人生で、お子様が決めることです、今の時点で保護者が、決めることではありません!

もう一度次の言葉を紹介する。ある全国最難関中高の校長の言葉である。

 

「うちの中学を不合格になった生徒の追跡調査をしてみると、東大に行った生徒は少なからずいるが。うちの高3の最下位の生徒で東大に行ったものは今までに一人もいない

 

 

*中谷宇吉郎「私の履歴書」より、青空文庫

 

 

 

あの頃の高等学校の入学試験は、七月にあった。それで三月の末に中学を出てから、家で商売の手つだいを少ししながら、受験準備を始めた。といっても今日のように受験参考書なども揃っていなかったので、当時評判のよかった『考へ方』の本だの、つれづれ草の註釈本だのを註文して買って、それをぼつぼつ読んでいた。しかし試験には美事に落第した。
試験に落第することは、決して名誉な話ではないが、そうかといって、人生の上において損をしたことになるとは限らない。落第した当時は大いに悲観もするが、一年間の浪人時代に得たいろいろな経験は、人生勉強という意味で、大いに得るところがあった。これは負け惜しみではなく、この頃になってますますそういう風に考えるようになった。
実は大学を出て寺田寅彦先生の助手になって、理化学研究所で働いていた頃、ある晩お宅へ遊びに行っていて、この落第の話をしたことがある。そうしたら先生が「そうか、それはよい経験をしたものだ。落第をしたことのない人間には、落第の価値は分らない」と褒められてちょっと驚いた。それから先生は「僕も落第したことがある。中学校の入学試験に落第をしたんだが、あれはいい経験だった。夏目(漱石)先生も、たしか小学校で一度落第されたはずだ。人世というものは非常に深いもので、何が本当の勉強になるかなかなか簡単には分らないものだ」という話をされた。これで大いに安心した。
落第は奨励すべきものではない。一体、皆が落第してしまったら、学校の方では、学生がいなくなって困るであろう。それにこの頃のように、経済事情がどこの家庭でも苦しくなっている場合は、落第などせずに早く卒業した方が、両親のためにはよい。だから私は決して落第をすすめはしない。しかし落第して自暴自棄になる学生には、決してそういうものではないということを、自信をもって告げ得る。そういうことを威張っていえるのも、落第をした経験があるからである。


 

 

*夏目漱石が受験に失敗したことは自身で書いている。その名もズバリ落第。http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/2676_6502.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 


(岡山大学97)




しかしながら、こんなめんどくさいことをしないとガウス記号が外れないような問題は私も嫌だ!

 

たかが塾講師が初見で、うっとおしいと思う問題を岡山大学の数学者が作問するとも思えない・・・と誰かが言っていた。(←塾講師ならではの究極のいい加減さ)

 

そこで、(整数のn乗)をpで割った余りは、必ずcyclicになるから、3で割ることを前提に、3と4の最小公倍数である12で割った余りの規則性を調べてみる。

 

 

 






 

 

例えば、2のn乗を、等比数列の一般項と考えれば、鳩ノ巣原理により、必ず、規則性を持つ。

 

 

 











 鳩ノ巣原理による数列のサイクリックな性質についてはこちら



 

 

 

岡山大学医学部医学科が、大変な難関であることは言うまでもない。
一浪、二浪はあたりまえである。
私立の中高一貫校は現役合格に有利であり、逆に、公立校は浪人が多いと言われているが、特に近年の岡山大学医学科はこの傾向が顕著に感じられる。

それはいったい、なぜだろうか。

UBQのひとつの意見として、御理解いただきたいのであるが、それは、近年の岡大入試の数学の試験問題が、数Ⅲ・Cの範囲にあまりにも偏っているように思われるからである。

特に県立高校の現役生には、どうしても不利になるのもむりからぬものがある。数Ⅲ・Cの授業が、、消化不良になりがちだからだ。その点、先取り学習をする中高一貫校であれば、おおむね高2までに高3までの内容を消化してしまうため、その分有利になるのも、当然といえば当然だ。
生徒の目からすれば、数Ⅰ・A 、数Ⅱ・B、それに数Ⅲ・Cは、それぞれ3分の1ずつの割合で勉強すればよいものと思いがちだが、それはとんでもない思い違いである。理系数学においては、数Ⅲ・Cの占める量は、高校数学における3分の1ではない。

たとえば、岡山大学2004年度理系前期の数学 大問1は、大変な悪問である。


ここで言う悪問とは、数学的思考力とは無関係に、ある事柄を知っていれば直ちに解けるけれども、知らなければ、大変な計算になり、時間内に解答することが不可能と思われる問題のことを言う。
特に上記問題は、旧課程の回転変換を表す行列を知っておけば、たちどころに解ける問題である。


逆に知らなければ、帰納的に類推することは不可能に近い。
これでは、現役生に不利になるのも当たり前だ。現役生のそれも公立校の生徒に、旧課程までの対策が十分にできるだろうか。浪人生なら、少なくとも1年間は猶予があるわけだから、旧課程を現役時に対策できていなかったとしても、何とか対策はできるだろう。

UBQの広告・チラシ・HPは、岡山大学の関係者各位も御覧になっているとお聞きしますが、この点善処していただきたいものである。

原因がわかれば、対策は可能である。
UBQでは、以下の点に留意し、指導に活かしています。

ひとつは、岡大医学科受験生のために、高2段階から数Ⅲ・C特訓の補講を実施していること。カテナリー・アステロイド・サイクロイドに関する積分はもちろん双曲線関数を利用しての置換積分などの指導は岡山大学医学科受験の指導には必須であろう。
もうひとつは、岡大医学科を志望される高1・2生には、数Ⅲ・C に進むことを前提に指導していること。

確かに数Ⅰ・A、数Ⅱ・Bは計算練習が多く、生徒があまり興味を持たない分野であるが、これらは、数Ⅲ・Cの土台となる重要な部分であるという意識付けを、生徒に喚起しています。
一例を挙げると、三角関数は公式が多く、計算量も多い。高2の段階で生徒に尋ねてみると、これがなんのために必要なのかわからないという答えが返ってきます。なかでも、半角の公式は、数Ⅲ・C のためにあるものだと言っても過言ではない。
数Ⅰ・A、数Ⅱ・Bは、すべて数Ⅲ・Cの土台

2021年1月共通テスト


はっきり言えば考える力とか身近な問題に無理やり偽装させている形式にほかなりません。



無理やり会話文にしたり解くのに不必要な図を付けているだけのことです。

実際に解いていない人がパッと問題だけを見たら実用的な問題になったと騙されるだけのことでした。


ここで写真を付ける必要は全くありません。





参考写真としてつけていますが内容には無関係です。




形式的にスマホのように見せかけていますが必然性はありません。




これも走ってる図は単なるイメージであってもなくても解答には関係ありません。



これも図形をつける必要はないんで自分でかくという考える力から大幅に後退しています



単に参考までに方眼用紙を乗せているだけのことです。


これは過去のブログでも指摘したカテナリーです。 少し高度な参考書で学習しておけば選ぶだけ。知らなければ計算して選ぶだけです。

それを太郎さんと花子さんの会話にしているだけのことです。

以上から結論です。 今までのセンター試験の形式を変えただけです。

 身近な問題とか資料を読み解く問題というのは違います。

 2022年1月更新   続きはこちらです 。




共通テストの平均点が公表されるたびに、毎年、易化なのか、難化なのかとマスコミは報道するが平均点は、一切、2次(本試験)の出願の参考にはならないということをここで指摘しておく。

まず、受験生によって受験科目が異なる。特に生物が難化したからといって文系から医学部に変える生徒はほとんど、ありえないと思われる。




医学科志望の受験生が 共通 テストの自己採点の結果、 文学部 への志望変更をするとは考えられない。


{(理系の平均)+(文系の平均)}÷2=(全体の平均) ではないことは「基になる量」が違いますので、算数の基本ですね。





同様に(理科の各科目の相加平均)=(理科全体の平均ではありません)。





重要なのは平均点ではなく理系・文系ごとの、志望大学・学科の受験生の得点分布なのである。


UBQ数理フォーラム代表:長山豊のブログ


*上図は説明のための概略である。

平均点が同じであっても、平均点近くに、団子状態でかたまっている場合もあれば、上位層と下位層が分かれている場合もある。


医学科受験者であれば最低80%、できれば90%以上の得点が望ましい。ところが上の図で黒と赤で示した分布を考えてみよう。


全体の平均点は下がっているが、90%以上の得点者の人数は増えている場合もある。こうなれば、医学科受験生は平均点が下がっても今年の 共通テスト は受験生としては平均点が上がったと考えるべきである

共通テスト の平均点は、本試験の出願には参考にならない、単なる数字に一喜一憂しないようにと言っているのは、こういうことである。


この記事はアーカイブであります。参考にされる場合は 配点比率等は 最新の情報を確認するようにくれぐれもお願いいたします。一般性はあると思いますが、ご理解の上読んでいただくようにお願いいたします。


2015年のブログの本文です。






注:本記事は、私の長年の受験指導経験に基づく個人的分析です。よって岡山大学の公的見解でもなければ、いかなる意味でも同大学の入試関係者の立場を代弁するものでもありません。







岡山大学(以下原則として「岡大」)医学部医学科(以下「医学科」)の受験については、大学入試センター試験(以下「センター」)重視なのか、それとも個別学力検査(以下「二次」)重視なのか、という質問を、よく、生徒及び保護者から受けます。



岡山大学公式パンフレットである平成25年度入学選抜要綱によると、岡山大学医学部医学科入試の前期試験においては、センター900点(国語200、地歴公民100、数学200、理科200、外国語200)、二次1200点(数学400、理科400、外国語400)の各配点となっており、それらを全部合算すると、合計2100点満点となっております。



このことから、医学科入試は他の二次の配点が高い医学科に比べて。センター試験重視と思われる方がおられるかもしれません。


しかしながらこれは配点上の理論値にすぎません単に900対1200と考えるべきではありません。センター試験は基本的に4択ですから、出鱈目にマークしても25%は得点できます。(←あくまでもたとえです)



合計2100点満点という情報だけで判断するのなら、センターが700点でも、二次の数学・理科・外国語の各教科で満点を取れば合格ということになるでしょう(なお、ここではいわゆる「足切り」の問題は措いておきます)。



確かに理論上はそうかもしれませんが、長年の経験に勝るものはありません。


私の経験から、


(ubqおよび兼務の・・・で教えていた時には、合算すれば岡大医学科の合格者の15%程度が、元・教え子であった時もあります)


過去においてセンター試験で岡大の医学部医学科を60~65%で失敗したが、二次試験において満点を獲得して逆転合格したという生徒は、一人もいません



つまり、マーク式のセンター・テストより。記述式の二次試験で大きく「差がつく」のです。




ということは現実問題として、センター試験で大失敗をしてしまえば、二次試験で挽回することはまず不可能に近いということになるのではないでしょうか。


ですから、岡大医学科においてセンター重視か、それとも二次重視かという問題は(理論上はともかく)、ただ単に配点だけを見て、単に点数の割合でセンター重視か、二次重視かを論ずることは間違っていると思います。




以上より、実際にセンターで6割程度の得点で岡大医学科に入学できることは極めて困難である。これは失礼ながら、経験上、本音で申し上げております。



UBQでは、受験というのは実際の問題であり、空理空論を弄すべきではないと考えております。したがってUBQでは、こういう表現をしております。



医学科受験において、センター試験は必要条件であり、二次試験は十分条件である。


その意味において、センター試験は「チャレンジ資格認定試験」であると言っております。



さて次に、二次試験について述べます。

(注:以下も、長年医学科受験を指導してきたUBQの個人的見解であり、いかなる意味でも岡山大学の公的な意見ではありません。)


岡大二次試験の問題を過去30年~40年にわたって分析してみると、英語でも数学でもおおむねそうですが、特に数学においては、以前述べた「カテナリーの伸開線」のように、1問はきわめて難解な問題が出題されているように思われます。


これは微妙な発言になりますが、医学科受験生全体の偏差値は、岡大全体の中からも他学部受験生のそれに比べて突出していることは、明らかなことと思われます。


仮に、岡山大学において全般的に平易な問題を出題したならば、医学科の受験生が選抜において不利になる。さりとて、全般的に難解な問題を出題すれば、今度は他学部・学科の受験生の選抜において不利になる。


そのため数学においては、ある程度の点取り問題を出題する一方で、特にきわめて難解な問題を1問は出している傾向があるようです。


ここが、岡山大学の入試問題出題者の配慮だと思います。





適正な選抜試験をするために、一問はきわめて難解な問題を出す。その難解な問題を、私は、「医学科専用問題」と呼んでおります。



(注:もちろんこれは私の意見に基づくものであり、岡大が公式に発表したものでもなければ、入試問題に表記されていることでもありません)。




以上をもとに、岡大受験者に対するアドバイスをします。


一問大変な難問が出たとして、さっぱりわからないという場合には、自分の志望する学部を考え、割り切ってその難問を捨て、その分、他の問題で確実に得点すること。


ただし、医学科志望者は、その難問についても、必ず得点しなければなりません。




なおUBQにおいては、岡山大学の過去数十年間の出題から、特に難問である「医学科専用問題」と思われる問題を集めた問題集を作成しております。






注:

以上のデータは、過去の入学者選抜要綱に基づくものです。

岡大医学科においては、過去に理科の選択科目において、生物も含めて3科目必修にしていたものを、翌年急に変えたという例もあります。

ですから、岡大を志望される方は、このブログの情報をうのみにせず、常に岡山大学の公式HP等にて最新の情報を御自身で確認されることをお願いいたします。





































2012年頃オリジナル記事

ある人の話によると:

東京大学合格者は長男・長女が圧倒的に多いそうだ。



この段階でこの話のからくりがわかりますか?



もう少し、話を続けます。次に多いのが、次男・次女だそうです。

三男は少ない。四男はもっと少ない。五男・六男に至っては、ほとんどいないそうです。



当たり前ですね。第二子は第一子がいることが前提です。

ましてや少子化ですから、皆様の周りに、20歳以下で五男のかたはおられますか?



長男・長女(第一子)が人口の中では一番多いことは調査をしなくてもわかりますね。



下のような本が出たのでびっくりして読んでみました。

この本によると、少年犯罪者やひきこもりには第一子が多いそうです。

(ひきこもりと少年犯罪者を並べるのもいかがと思われますが。。)


引きこもりは犯罪ではありません。


引きこもり=犯罪者予備軍でもありません 


こういう本に騙されて

    そうか、長男は危ないんだな。。。。

と思う人がいることから、偏見・差別が始まるのです。


UBQ数理フォーラム代表:長山豊のブログ
UBQ数理フォーラム代表:長山豊のブログ