健常な方は、目の不自由な方の立場には、なかなかなれません。
点字ブロックの上に駐輪してしまうわけです。
点字の入っている名刺をお渡しすると、
「今までに点字の入った名刺を受取ったことは一度もない」
と驚かれ、話のきっかけになります。
これはなんと刻印してるんですか?
どこで点字が刻印してもらえるんですか?
という会話になって色々初対面から話が進むチャンスになります。
名刺に、「環境にやさしいインクを使っています」などと書くより、相手に与える印象は、はるかに違うわけです。
サステイナブル(sustainable)という言葉が語られています。
目の不自由な人に税金で単にお金を渡しても、それはサステイナブルではなく、一時的な解決にしかならないわけです。
お聞きしたところ、どうやって点字を入れるかというと、点字プリンターというものがあるそうです。点字で刻印を打つということは、ある意味、特殊技能であり、専門的な技能を必要とするわけです。
政治家が、点字の名刺をすべて作ったならば、それだけで、膨大な需要が生まれることは間違いがないかと思います。銀座の高級クラブというのは行ったことがありませんのでいくらするのか分かりませんがたぶん一回で数十万円以上をすると聞いていますので、名刺がいくらでも作れると思います。
サステイナブルな支援になり、そして、この点字を刻印するという専門的技能を活かすという意味で、経済と支援が両立することになります。
「名刺に点字を刻印するというビジネス」が成立し、そして、それが障がい者の自立支援になるということであれば、これほどサステイナブルな支援はないのではないでしょうか。
国会議員や市会議員、県会議員、市民活動家文化人の方々が一斉に点字名刺を作れば
一時的な支援よりはずっといいのではないかと考えています。何かと言うと弱者にやさしい政治というようなことを言う政治家がなぜしないんでしょうか?
一つ注意がございまして名刺入れにギチギチに詰めておくと、でこぼこのところが潰れる場合があると聞いております。
なるべくゆったり入れるように一枚一枚丁寧に和紙に包んで保存しています。出すときにわざと勿体ぶります。ちょっとお待ち下さい。特別なケースに入れてますので、名刺は柔らかい紙に積んでお渡しすることにします。と言えば、もし社会的地位のある人は文句を言えばネット炎上しますよね。
これも相手方にとってとてもアピールする内容になります。
詳しくは点字名刺 作成 でご検索下さい。
