》 日本人女性7人が行方不明になったインドネシア・レンボンガン島付近は現地在住の日本人インストラクターも多く、日本人に人気のダイビングスポット。現場海域では潮の流れに乗って潜るダイビングが行われることが多く、7人は強い潮流に流された可能性がある。

 バリ島でダイビングショップを経営する日本人男性によると、7人がダイビングをしていたとみられる現場は「ドリフトダイビング」と呼ばれる手法で潜るポイント。潮流を利用して移動することで危険を伴うため、中・上級者にしか許されていない方法という。

 ボートの船長は潮の流れをよみダイバーが浮上すると思われるポイントで待機して「ピックアップする」が、予想地点と違う場所に流された可能性がある。男性は「大潮だったので、潮の流れが速くなっていたのかもしれない」と話した。

 レンボンガン島では、7人不明のニュースを聞いた日本人インストラクターらが集まり、捜索に協力しているという。(共同)



もともと、ドリフトダイビングは、流れに任せて船が追跡するものです。

ですから、ダイバーが流されたのではありません。


》ボートの船長は潮の流れをよみダイバーが浮上すると思われるポイントで待機して「ピックアップする」が、予想地点と違う場所に流された可能性がある。男性は「大潮だったので、潮の流れが速くなっていたのかもしれない」と話した。


100%。船長の判断ミスです。最悪ソナー(を搭載しておれば)ソナーで観察しながら少しづつ、追いかければ良いのです。これは事故ではありません事件です。


怒りをこめて:およそボートの船長がダイバーが見つからないから帰った。ということ自体問題である。そうすれば、他にどうやって帰る手段があるのでしょうか?


さらに言えば、ドリフト・ダイビングで,私が適時、オクトパスから、エアを、垂れ流ししているのは、ボートに位置を教えるためです。



浮上時にオクトパスとメイン・レギュレーターまで外してフリー・フローさせているのは、浮上時に、モーター・ボートと衝突しないよう海面を泡立てているのです。

漢字というものはとても便利だ。なぜなら簡単な漢字の組み合わせで難解な単語も一目で分かる性質がある。表意文字の便利さはその造語力にある。


rei:hyouijimoji no bennri sa 

wa sono zougoryoku ni 

aru.


漢字ができたときにはSCIALYTIC LAMPは発明されていなかった。この単語は何を意味するのか?英語を読んで理解できる人は、英米人も含めて少ないであろう。

 日本語では  無影灯 という。





義務教育で習う漢字の組み合わせであるから、だれでも影の無いランプだな・・と見ただけでわかる。

ドイツ語ではシャテン(影)フライ(フリー)ランプだが、日本語の造語成分に似ているというより初期の医学用語がドイツ語からの直訳だからであろうか。


だが、これがもっとも漢字の危険なところである。


知識の無い人にも固有のイメージを与えてしまう。だから精神分裂病という名前も不適切であったので統合失調症と変わった。障害という言葉ももともとは害の字は別の漢字だったのだが漢字を制限するばかげた運動のため害悪とか害毒の害に変わってしまった。刺激も本来は刺戟とかいた。stimulusの訳語としての刺激は激しいとか刺激的という意味は全くない。


UBQは漢字では遊美究と書くことにしているが、この遊はレジャーの意味ではない。遊説とか外遊するといったときの遊だから・・・自在にとの意味である。遊牧民族は働かないで牧畜している民族ではないですねと生徒には言っている。


学校教育現場で漢字の意味を考えないから父兄という言葉の使用が憚れるようになってしまった。


自閉症とか学習障害とか多動性とか注意欠陥という言葉が漢字の見かけのイメージでどれほど誤解をうけていることか。


その最たるものは優性遺伝と劣性遺伝という用語であろう。


学術用語はなかなか変えにくいものだが、身近なもので変えてほしい言葉がある。


産休という言葉だ。出産休暇といえば働かないで会社から休暇をもらって遊んでいるようなイメージを与えてしまう。


これを、例えば『周産期母子生命保護期間』とでも変えたらどうであろうか?


会社の男性上司も、 「周産期母子生命保護期間の届けを出します」と言われたら、これは大変なことだと感じるであろう。







育児休暇乳幼児死亡事故防止監督期間とでも変えたらいい。すぐにでも取得率アップ間違いなし。


ここからは塾講師の職分を逸脱しているが、産婦人科医の医師で分娩に携わられておられる医師は分娩救命医とか呼んだらいかがであろうか?


どんなに医師が努力しても100%安全なお産は無いということがわかる名前に。医師の不断の努力のお陰で一昔前には助からなかった多くの命が健やかに誕生している事実が分かる名前に。


いまの言葉はたかが塾講師の思いつき。適切な呼称は識者に委ねればよい。


もう一つ。車のシート・ベルトの名称を「安全ベルト」とか「救命ベルト」に変えたらどうであろうか?


いっそ、「操縦席激突死亡事故防止ベルト」とでもすれば、取り締まらなくても装着率は上がるであろう。

    

駄目な教師は「分かりやすく教える」。良い教師は「生徒に考えさせる」。もっと良い教師は「教えた後も生徒が考えるように、曖昧に教える=生徒に考えさせる部分を残す」。


授業を聞いていると良くわかるのに、いざ、試験の時に問題が解けない・・・・・←わかっていないのです。


(だから2チャンネルまでに。「なにをいっているのか、さっぱりわからない」とまで書かれたが狙い通り。学校の講師は、生徒を選べない。)



そうすれば宿題を出す必要もない。ほっておいても復習する。


だから、・・・高校に教えに行ったとき、大手の予備校の講師の授業は、皆、高評価だが、終ったら生徒はすぐ帰る。


私の授業の後は生徒が混乱して、「これって、なんで成り立つの?とか生徒同士の議論がつづくので帰らない。だから、大手予備校からお誘いがあっても行かなかった。



その本質を見破ったのは、その学校では・・・先生だけだ。


他に理解したのは。SAPIXの創業者。


「もろ刃の剣のような授業」と言われた。もう一人は。昔なじみの国立大学数学科の教授(転任しています)。子供(卒業済)を通わせたいというから。


「僕の授業には欠点がありますから・・」というと「それは商売上の欠点でしょう…」と言われた。流石。


この教え方だと生徒が均等に伸びない。岡山では保護者同士の、ねたみや嫉妬を喚起する。


だから。「田舎に強い・・・・塾」のやり方は正しい。反復演習によって。そこそこ均等に成績を上げるからだ。


塾経営で最も重要なこと:「生徒の成績を上げないこと」=特にとびぬけて伸びる生徒を作らないこと。








もともと、旧・電電公社は、電話加入権ということで、当時は非常に高価なお金を払わなければ電話をひけませんでした。


ところが、様々な代替の通信手段が発達してきました。


海外に電話を掛けるにも、スカイプを使えば、事実上無料で世界中にテレビ電話さえかけられます。もちろん、さまざまな電話の形態があり、利用者によってそれをどう利用するかは人それぞれだと思います。


そんなわけで、現在、電話(特に携帯電話)の料金は、極めて複雑なものになっています




私が個人的に困っているのは、フリーダイヤルしか広告に載っていない番号です。

フリーダイヤルは、地域や時間帯などによってはかけられないケースがありますし、なかには、携帯電話からはかけられない番号もあります。




さて、固定電話は、一切使わなくても地域によって違いますが、まったく使わなくても約数千円の基本料金がかかります。


その一方、皆様ご存知のように、地上回線および他社携帯に対しての定額制ということが導入されています。これは、各社によって多少の料金やプランの内容は違いますが、


私が使っている従来型の携帯電話(いわゆる「ガラケー」)においては、約2200円(固定額)で日本全国の携帯電話や地上回線に何分でも何回でもかけられます。


ですから、若い学生さんに聞いてみると、スマホ1台で電話、デジカメ、ビデオを統一されている方もいます。




特に困るのは、いわゆる官公庁等(例:中小機構)で、ナビダイヤルのように全国一律で有料でかけられる番号しか載せていないところがあることです。


これは全国一律の値段でかけられるのだそうですが、こちらに電話代が課金されることはやはり事実です。


また、フリーダイヤルもしくはフリーコールというものは、決して無料であるとは思っていません。そもそも、電話を受ける側には、大変な導入費・通信費がかかっているわけです。



もし、フリーダイヤル・フリーコールのそばに、地上回線の番号をのせてあれば、私は、そちらの番号にかけます。





そうすればこちらも、無料(本当は定額制)でかけられるのですから、お互いにメリットがあるのではないか。




フリーダイヤル・フリーコールというビジネスモデルは、もはや終焉しているのではないかと考えられます。

現実に、NTTの地上回線の契約数は減っているというデータもあります。




もちろん、なかには、携帯電話やスマホは一切持っていないという高齢者の方も少なからずいらっしゃることは事実でしょう。


ですから、フリーダイヤル・フリーコールを廃止せよなどということを申し上げるつもりは一切ありません。


要は、電話をかける側の選択肢を増やす事と、電話の種類(定額の携帯から無料化・有料か)を明示してほしいのです。



さらに、最近ではスマホで、東京03で相手に電話番号を表示させるアプリもあります。



携帯電話の定額サービスというのも、いろいろ問合せてもよくわからない点がありまして、みなさん御存知のように、定額になるというのが何々・・・等と書いてあって、本当に複雑になっております。


そうすれば、確実に定額でかけられるのは、地上回線であります。





民間企業において、フリーダイヤル・フリーコールをのせるのはもちろん自由ですが、その側に地上回線の番号をのせていただければ、私はもちろん、そちらにかけます(フリーダイヤル・フリーコールは無料ではないと考えておりますので)。

そうすれば、大手企業においては、数億円程度の経費節減になり、お互いプラスになるのではないでしょうか。


これはあくまでも電話を掛ける側に選択肢を与えていただきたいという趣旨であり、フリーダイヤル・フリーコールを廃止せよとか、IP電話やナビダイヤルを廃止せよという趣旨ではありません。


これからの企業のHPには、電話番号を複数に書いて、その電話番号の種類(フリーダイヤル、IP電話など)を明記すべきではないでしょうか



私が学生の頃(30年以上前)には、固定電話をひくということは大変お金のかかることでした。

現在でも、電話加入権ということで、帳簿には資産として計上されている事実があります。


しかし、時代は大きく変わりました。



そこで、地上回線の利用者が減少しているということに関して、建設的な提言があります。もちろん、旧・電電公社が、海底ケーブルを敷設して日本全国津々浦々、電話のやり取りを可能にし、山間の僻地に至るまで電話がつながるように努力してきたことには、大いに敬意を表します。


そのおかげで日本中どこでも電話がかかるようになっていますが、これは世界中でもまれなことです。



しかしながらその一方で、スカイプとかラインとか、様々な伝達方法が新たにできています。

そのため、地上回線の存在意義はだんだん失われてきているように思われます。




私の地上回線は、着信専用にしております。


理由は今申し上げた通り、携帯からは日本全国どこに何分かけても同じ値段だから、わざわざ電話代を課金される地上回線を使う必要性がないからです。




では、旧・電電公社が多額の費用と労力をかけて作り上げた電話網を、今後どう処理・活用していけばよいか。


そのことについて、建設的な提言があります。




日本国内のみで通用する(海外へのアクセスを物理的に遮断した)イントラネットに利用することです。




皆さんも経験があるかと思いますが、クレジットカードの利用状況、銀行のネットバンキング、ブログの利用に関して、これは、やむを得ないこととはいえ、暗証番号や認識番号の入力があまりにも複雑で分かりにくいという経験をお持ちの方も多いでしょう。


そこで、旧・電電公社が日本国内に張り巡らせた固定電話のインフラを、これに利用したらどうでしょうか。


つまり、完全に日本国内でしか通用しない、イントラネットを構築するのです。外国からの侵入を完全に遮断することは物理的に可能ですから、海外からのサイバーアタックに対応することができるのではないでしょうか。




それじゃあ、海外で利用するクレジットカードとか、国際電話をかけたときの決済はどうするのか、という問題もあるでしょうが、私が提言しているのは、選択肢を増やすというだけのことです。


インターネットの良い点も悪い点も。国境を超えるということです。ならば、国内だけのネットと国際的なネットの二つを用意すれば良いのです。


そもそも、すべての日本国民が海外との取引をして、国内外を問わずインターネットでホテルなどを予約するというわけでもありません。


現在のインターネットはそのままにして、固定電話のインフラを活用して日本政府公認のイントラネットを構築するのです。


そして、許可された銀行や通信販売業者、ネットバンキングといったものに対して政府が責任をもって参入・利用できる業種や業務を法令で限定し、監督官庁に指導させます。


利用者は、ICパスポートとか、ICチップ付の自動車運転免許所を使って、そのイントラネットにアクセスすればよいのです。



これだけ通信事情が複雑になっている今日、業者にとっても利用者にとっても、選択肢を増やすことが肝要ではないでしょうか。
















































テレビCMで「CM上の演出です。」とか、温泉などの入浴のシーンで、「許可を得てタオルを巻いています。」といったテロップが出る機会が多いように思われます。


人を殺して車で逃げる者が、シートベルト着用や安全点検をするわけはないが、いくらドラマの殺人犯役とはいえ、シートベルトをして運転をしていないと、たちまちクレームが殺到するのだそうです。


これは、「たかじんのそこまで言って委員会」という番組で、俳優の津川雅彦さんがおっしゃっていたことですが、そのようなクレームが入るようになったのはなぜでしょうか。



(昔の映画:  絶対にTVで放映できない名作である「愛と死を見つめて(吉永小百合主演)」をみると、確かに医師が病室で患者と話しながら、タバコをすっている。




考えられる理由として、ひとつは、インターネットの発信力が飛躍的に増大したこと。

もう一つは、弁護士の数が増えすぎたこと。


たとえば、弁護士がテレビで、「気楽にご相談ください、債務超過は****事務所に・・・」などと言っています。
弁護士も、生活が苦しい方が多くなったと聞いております。


だから、いろいろなところがクレームを恐れて、皆様の声というものを出し、とにかく謝るということをしているのです。




以前書いたことですが、刃物で襲われたアイドルが、なぜ、退院するときに、ご迷惑をおかけいたしました、ファンの方にお詫びします、などといわなければならないのでしょうか。


もちろんこれは日本的な美徳ではありますが、国際的に通用することではありません。


悪いことをしていなければ謝らないこと、これが世界のスタンダードであります。




ある温浴施設(500~600円程度でサウナや風呂に入れて一日中楽しめるところなので、私はよく利用しています)では、サウナの中のマットをなかなか交換しないということで、大変なクレームがあったそうです。


一方、今よく行っている施設では、サウナのマットを頻繁に交換するのです。

さてこちらの施設ではどうかというと、マットを頻繁に交換するな、そのたびに外に出なければならないので迷惑だ、というクレームを言う人がやはりいるのですね。


世の中には何をどのように対応しても、一定の割合で文句を言う人がいるのは事実です。塾を経営していたら良く分かります。




このことに関しての私の結論は、以下のとおりです。

初めからサウナマットを置かなければよい。




さて、そのプールがついた温浴施設では、水着の脱水機というのがあります。


そこでお客様の声として、水着だけでなくバスタオル用の脱水機も置け、というのがあります。しかもなまじ理論武装していて、「サウナの中でバスタオルを巻くのはマナーである」から、バスタオルの脱水機も置け、という趣旨なのです。



さて、その業務用の水着脱水機がいくらするのか御存知でしょうか。


定価40万円以上です。

これを男女別にそれぞれ置いて、80万円。

もちろん、業務用のバスタオル脱水機というのは、どこを探してもありません。



おそらく、クレームを言った方は、こういうことをご存じないのでしょうね。

おそらく、人の上には立てない方なのでしょうね。


また、なぜ業務用はこんなに安いのか述べよとは就職試験に出しても良いくらいですね。

(就活力のある方は。。。まさか、数が売れないから・・・・とは考えないでしょう)










家族が在宅介護中である。以前にタクシーのドライバーからこんなことを聞いた。


自宅マンションまでと言われても、杖をついてなんとか歩いているお年寄りをみるにみかねて、マンションの入口のエレベーターから、お部屋にまで、荷物も持って、お送りして、帰ったら、駐車違反の札が貼ってあった。ばかばかしくて、仕事を辞めようと思った。」


本当である。ケア・マネージャーにも、介護の専門家にも確認したうえでブログに書いている。ただ、自分の個人的体験を、全体に敷衍や押しつけをするつもりはない。全ての要介護者と、その家族に当てはまることではないことは付言する。そのうえであえて言います。


あくまでも、駐車場がないような、古い家で、昔ながらの街中に住んでいる老母の特殊ケースかもしれない。全国的には少数派かもしれない。だがね、統計で福祉や医療・政治は語れない。


例えば、飲酒暴走運転や未成年者の凶悪犯罪で家族を殺されて苦しんでいる人は、全国の犯罪の比率から言えば数%にも満たないかもしれない。しかし、その家族にしてみれば、それが、人生のすべてである。



現在、週に2回、リハビリのために、デイ・ケア・サービスの方が、送迎バスで実家まで送り迎えに来て下さる。


ところが実家は、交差点の角(かど)だから、道路交通法上、駐停車禁止で車は止められない。少し離れたところなら問題はないが、要介護の人間に、歩けというのか?














スタッフにきいてみると、実際、体の不自由なお年寄りの、送迎で、何度も、反則切符で・・ということがあったとの由。その都度、自腹。(こういうものは経費で落ちない。経費にすれば、会社なりNPO法人が違法行為を助長することになるから)。


戦後、焼野原から、闇市で、物資を手に入れて。生き延びて、日本の復興を支えた世代をないがしろにしないでほしい。そんなに昔のことではない。


焦点を絞る。


お年寄りの介護の車両がね、やむを得ず送り迎えのために、ドライバーやスタッフが、家の中の介護ベットまで連れていったり、心配されて、家族の状況を確認するとかの仕事も重要なわけで、「直ちに車を移動できない状況」であっても、駐禁で罰することはおかしい


公務とはいえ、その時間を、飲酒暴走運転の取り締まりにお願いしたい。


そんなに、間違った意見を言っているとは思わない。



≪ケアの関係者から:介護度認定って市町村によって変わるそうです。割と認定のおりやすい市町村と、財政の厳しい岡山市のように要介護度2はなかなか出さない市もあるとの旨。高齢者が身体が不自由になって介護が必要になるのが全国統一基準ならともかく。市町村によって違うのはおかしいですよね、》



■お年寄りが、体が動けなくなって、介護保険で扶(たす)けて頂く・・・(ちゃんと、介護保険料は払っています)・・・・それが、財政の厳しい市だから・・・、?????っておかしい!








さすがにドイツまでオペラを聴きに来る方は只者ではないようである。

バレンボイムのリングだったと思うが、開演前に席で立っていると、隣で立っている日本人の紳士が挨拶された。

立っているとというのは通路が狭いので、全員が着席するまで、立っていないといけないのである。


渡辺と申します。今日のラインの黄金で、ご一緒ということは、後の3部作もご一緒でしょうからよろしくお願いします。


ひどく恐縮しながらも、どこかでお見かけしたお方だと記憶を探っていた。


幕間は一時間もあるし、劇場の周りには、なんにもないので必然的に日本人同士で話をすることに相成った。

渡辺さんはどうもある団体の切符の斡旋で日本人の奥様方の集まりとご同行されているようだ。


奥様方の中では、お珍しい名前のため、カクさんと呼ばれていたので記憶が一致した。何冊か、その時点で著書を読んでおったのでお顔に見覚えがあったのである。


分子生物学の日本における最高権威である渡辺格教授であった。もちろん、日本におけるというのは枕詞であって、世界的な権威者というべきである。


奥様方はご存じない様子で、カクさんってドイツ語がしゃべれるのよねぇ。便利だわぁとということで、カクさん、パンを買ってきてねぇとかいって日本からの道中パシリに使っていたとの由。渡辺教授が奥様方のパシリをされている話を聞くとおかしいやら、恐れ多いやらで困惑した。


良い勉強をさせていただいた。勉強の目的は謙虚になるためだという名言がある。小一時間ほど、とりとめもない世間話をまみえたのだが、たいそう丁寧な口吻に加え柔和に笑顔を受べて、そのうち慶応大学医学教授と知れたのであろうが、奥様方の、子供でも分かるような質問にもご丁寧にお答えになられておられた。


あれほどの学者だから,「学者以外の人には」物腰が柔らかいのであろう。


渡辺教授は多くの「弟子」を育てたことでも知られる。ノーベル賞を受賞された利根川進先生もその一人だそうだ。


ところが、分子生物学者の色々な本を読んでみると、渡辺先生は、とにかく「怖い先生」だったそうである。

あいまいな研究計画でもだそうものなら、直ちに厳しい質問が飛んでくるので、みんなが震え上がったそうである。


あれだけの、丁寧な柔和な方だから、学問に対しては厳しかったのであろう。



(2011.2.28補足)後日譚である。あのとき渡辺先生と名刺交換された方には、後日、渡辺先生のご丁寧な直筆のお手紙と近著のご恵送があったそうである。