2023年4月 18日投稿
なかなか 学習塾の 方針 は言葉では説明できません。
昔の授業の様子を YouTube であげました。
前半は数学の授業です。
後半は 英語の5文型の授業です。
中学2年生の 新年最初の授業です。
その1
ubq は英語塾であって数学塾ではない と言ってる理由は 見ていただければわかるかと思います。
数学は特殊すぎるわけです。
と言いますのはある程度の難関 塾になります と 学校 プラスアルファのことをします。
具体的には ここで 円錐曲線について 基礎を幾何学的に説明しています。
学校と同じことをするのであれば 学校の授業を真面目に聞きなさいって終わりです。
そして こういった 教え方については 具体的に見ていただければ分かりますように問題があるわけです。
ある友人の 数学の先生が 息子を お願いしますと言って来られました。
私の教え方には問題がありますからって言ったら それは 生徒募集の問題でしょと言われました よく分かっていると思いましたね。
この教え方は誤解を招くわけです。
向いてる生徒と 向いていない生徒があると思います。 ただ単に座って聞いてるだけの生徒なら 面白くないと思いますし 勉強したような気にならないと思います。
ですから 入会 選抜試験は 成績順ではありません。
どのくらい 1つのことを集中して考えるかを見ているわけです。
したがって 途中で向いてない生徒にはやめていただくのがむしろ良心的な学習塾だと思います。
途中で生徒をやめていただく なんてひどい 経営者だと思われますけれど むしろ 黙って座ってるだけで何万も 月謝をいただいたら 詐欺だと言っています。
その2
学校 プラスアルファ の特別な内容をあえて取り上げます 。
よく学習塾の経営セミナー で 差別化ということが言われますね。 最近は YouTube で 学習塾経営とすれば出てきます。
これは全てのビジネスに通用することです。
毎日食べる 食事と 月に一度食べる ラーメンでは違います。
ラーメン二郎は 毎日食べるようなものではありませんが 時々夜中に無性に食べたくなる 人がいます。
これを 笑っていいとも はなぜ面白くないかというテーマでまとめました。
最近では長続きする YouTuber というのは 安定して気楽なものですね。
旅行して景色を楽しめたり乗り物を楽しむだけ。 地元グルメを取り上げるだけ。ちょっとしたギャグのような YouTuber が長続きするわけです。
炎上系の YouTuber というのはその都度 面白いかもしれませんが 長続きはしません。
学習塾の差別化について 経営 セミナーとかプロの 外部の経営コンサルタントに任せてはいけない 次に申し上げます。
だいたい ホームページにまるまる 塾が選ばれる5つの理由とか書いてあるを これが原因です。
箇条書きにすると分かりやすいよと経営セミナーで吹き込まれてるわけです。
だからよく読むと具体的なことが何も書いていない。
最も 学習塾において差別化すべきは学校との違いです。
生徒は常に学校に行った上 プラスアルファで学習塾に通うわけです。
したがって 学校の授業を真面目に聞いているというのが前提になります。
その3
英会話と 理屈で教える英語は違うと言っています。
これは 母語の習得 と外国語の学習の違いです。
生まれつき身につける言葉は 習得します。
人間は生まれながらに 言葉を話しません。
言葉を身につける能力を持って生まれるわけです。
少なくても私は ネイティブによれば ということは言いません。
日本語がペラペラだと現代国語は満点が取れるでしょうか ?
言語を身につけるということは 生物学的な特性ですから 英語教師に必要なのは 言語学と発達心理学 生物学だと考えています。
その4
英語の法則は暗記してはいけない。 理屈で考えなさいというのはこのことです。
以前ある私立中学校で この5文型を理屈で覚えるという講義をしました。
(完全動詞と不完全動詞を先に教えないと補語ということが理解できないという方針です)
そうすると生徒は なぜそれを試験の前に教えてくれないのかと言われました?
非常勤講師で教えてるから 私が カリキュラム を決めているわけではありませんので 校長に行ってくださいと言いました。
学校では 校長 及び副校長 あるいは 私立ならば理事長が最も重要である。
*この辺は学校によって違います。ある国立大学の附属中学校の校長は教育大学の大学教授ですので、副校長が現場を取り仕切っている場合もあります。
学習塾は教える先生ではなくて それを監督する 教室長とか 方針を作る人だと言いました。
言い換えれば全体のシステムを作り上げる 責任者が最も重要であるという意味ですね。
自分で カリキュラムを作って自分で事業を作って自分で何をするかを考えてしかも 自分が生徒を受け入れる基準を作っています。
その 5
学習塾というのは常に相手があって成立するものです。
長年 教えているから 生徒がこれを言えばわかるだろうとか あらかじめ 考えているわけです。
そしてその都度生徒の理解を確認しています。
生徒が理解してるかどうかは 確認テストをするものではありません。
生徒の目を見ればわかるのです。
だから 体験入学はお断りしています。
前後の流れや生徒の 理解度は いきなり見た場合は 初めて見た 一人はわからないからです。
多分 理屈で教える5文型 というのは保護者には滅多にわからないと思います。
その6
学習塾というのは 教える方針 が全てであると言いました。
言い換えれば 我々が提供しているのは全体のシステム なわけです。
したがって 時間あたりで授業を提供しているわけではありません。
1時間いくらですか と聞かれる 保護者には お断りせざるを得ません。
新幹線は世界一 安全な 高速鉄道網 と言われています。
海外で新幹線を 輸入したいと言われた時に JR は 新幹線の安全性はシステムである。
したがって 車両だけ売ってもしょうがないと言ったと伝えられます。
運転の技術や 研修 機械のメンテナンス あるいは 車両運行のシステム これが重要だということだと思います。
中には 外部から教材だけを導入しても全体のシステムを導入しないという ばかばかしい 塾があります。
5。
中学受験で変な癖をつけられると帰って困る。
むしろ ゼロから教えた方が良いというのも お分かりいただけるかと思います。
特に 低学年の指導の方が重要だということも 具体的に 示しました。
最初から数を凝らす 勉強や 丸覚えをする 勉強してもらっては困る。
特に小学生の 時には 最も重要なのは 勉強の心構えである。 だから 中高一貫校というのは 中学生と高校生が別の先生が教えてはならないとも言いました。
ある中高一貫校で最低限 中学生を教える先生と高校生を教える先生が同じ 職員室で 机を並べてなければ おかしいと言いました。
これは本当に校長に言いました。
元々 YouTuber で公開する予定がありませんでしたので 残っていたものをアップロードしました。
したがって 特別な編集や技術は一切使っていませんし アフィリエイトもしておりません。