英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

英語を教える仕事をしていてよく簡単に(短期間で)英語力を上げる方法はないかという質問を受けます。

 

 

気持ちはよく分かるのですが、残念ながらありません。ガーン

 

 

 

もし本当に短期間で英語力を上げる方法があるのであれば、大金をはたいて買います。(笑

 

 

 

今日は語学学習の不都合な真実について書きます。

 

 

 

語学学習の不都合な真実 

 

 

 

身も蓋もない話ですが、英語(語学)ができるようになるためにはかなりの時間がかかります。

 

 

 

色々なデータがありますが、英語をある程度不自由なく話せるようになるまで3,000時間かかると言われています。

 

 

 

1日3時間やっても3年はかかりますね。

 

 

 

多分この数字を見ただけでやる気を失ってしまう人も多いのではないでしょうか?

 

 

 

英語のプロ(通訳、翻訳)になりたいのであれば1万時間以上はかかります。

 

 

 

マルコム・グラッドウェルが著書「天才」の中でどの分野でも1流になるには1万時間かかると言っています。

 

 

 

1万時間の法則として有名になりました。

 

 

 

通訳者の田村智子さんは、「マルコム・グラッドウェルは1万時間で1流になれると言っているが、私は今までに10万時間以上英語に費やしている」とおっしゃっています。

 

 

 

10万時間はともかくかなりの時間がかかるのは間違いないですね。

 

 

 

私ぐらいのレベルでも37歳から英語をやり直して、2万時間以上英語学習に費やしていますけど、まだまだ勉強することばかりの毎日です。💦

 

 

 

英語学習に挫折しないためにはどうすれば良いか? 

 

 

英語学習に挫折しないためには、最初が肝心です。

 

 

何事もスタートダッシュが大切ですよね。

 

 

 

挫折するパターンで一番多いのが、間違えた学習法で学習を始めて、上達が感じられず、そのまま英語学習をやめてしまうことです。

 

 

 

最初の1,000時間ぐらいを正しい方法で学習して、この調子で頑張ればできるようになるという感覚がつかめればしめたものです。

 

 

 

最初は信頼できる指導者について学習を始めた方が、回り道をすることなく学習が進むと思います。

 

 

 

フランス語学習で感じたこと 

 

 

今フランス語を学習していますが、最初が大変でした。

 

 

発音が分からない、動詞の活用が多すぎて覚えられない、スペイン語の単語と混ざってしまう等々。滝汗

 

 

 

でもある程度基本が固まってからは学習が楽になり、フランス語学習が楽しくなりました。

 

 

 

フランス語学習はそこまで時間をかけていなかったので、時間は半年から10ヶ月くらいかかりましたね。

 

 

 

学習時間を増やせばもっと早く超基礎レベルを脱することはできます。

 

 

 

今思えばもう少し最初に時間をかけておけば、苦労しなくて済んだかなと思います。

 

 

以前のブログでも書きましたが、何かを楽しむためには早く初心者レベルを脱することが重要です。

 

 

 

できないままだと楽しむことはできませんから…

 

 

 

まとめ 

 

 

語学学習に限りませんが、いかに最初の一歩を正しい方向に踏み出せるかが、その後の伸びを大きく左右します。

 

 

独学で回り道をしてしまうと、それだけ挫折のリスクも高まります。

 

 

逆に言えば、最初の1,000時間さえ乗り越えられれば、あとは「続けるだけ」の世界に入っていけるはずです。

 

 

3,000時間、1万時間と聞くと気が遠くなるかもしれませんが、これは裏を返せば「時間をかけさえすれば誰でも到達できる」ということでもあります。

 

 

語学習得に必要なのは、特別な才能ではなく、正しい方法と継続力です。

 

 

 

焦らず、しかし着実に。今日からその一歩を踏み出してみませんか?

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

Xで公立高校の先生が大学入試の英語は「記号読解」だとおっしゃっていました。

 

 

今日は大学入試の英語の問題について個人的な意見を書きます。

 

 

記号読解とは? 

 

 

大学入試の英語が記号読解だというのは、おそらく入試の英文の難易度が高いので、構文分析をして読まなければいけないということが言いたいのでしょう。

 

 

大学入試で出題される英文の中には難易度が高い英文が出題されるのは事実です(特に京都大学等の旧帝国大学の2次試験の入試問題)。

 

 

 

そのような英文を読む際には、きちんと構造を分析して読まなければいけないというのは事実だと思います。

 

 

 

大学では論文を英語で読んだり、書いたりすることが求められますので、それなりの難易度の英文が読めるかどうかを大学入試で測ろうとしていること自体が間違っているとは私は思いません。

 

 

 

変わりつつある大学入試の英文 

 

 

では、大学入試の英文は本当に「難しい構文の英文ばかり」なのでしょうか。

 

 

実はここ数年で、出題傾向はかなり変わってきています。

 

 

 

私が受験生だった1990年頃の大学入試では、英文の構造がかなり複雑な英文が多く出題されていました。

 

 

 

その代わり英文の量は、今の入試問題と比べるとそこまで多くなかったです。

 

 

入試問題の出典も学術論文が多かったですね。

 

 

 

ただ近年の大学入試(特に2020年度以降)では英字新聞、雑誌、ネット記事からの出題が増えてきています(特に早稲田大学、慶應大学等の私立大学の入試問題)。

 

 

現在の大学入試の英文自体の難易度は、かつての入試ほど難しくないですが、以下の点でかつての入試よりかなり難しくなっています。

 

 

  • 要求される語彙レベルが格段に高い(英検準1級から1級レベル)
  • 出題される英文のトピックの専門性が高い
  • 出題される英文の量がかなり多い

 

 

1つの例として、私の出身大学である早稲田大学商学部の問題を取り上げてみたいと思います。

 

 

 

実は早稲田大学商学部の英語の入試問題の形式は、私が受験した1989年からほとんど変わっていません。会話文問題が1題、長文問題が4題で試験時間は90分です。

 

 

 

ただ出題される英文の量は、私が受験した頃は2,500語前後でしたが、今年(2026年)の入試では4,000語を超えています(※募集要項・過去問の分量をもとにした概算です)。

 

 

 

今年の問題を制限時間内に解くのは大変ですね。ちなみに受験生の平均点は80点満点で33.550点です(※大学発表の入試結果データより)。

 

 

 

 

大学入試の英語の問題に関する議論 

 

 

大学入試の英語の問題を批判する人からは

  • 出題される英文が難しすぎる
  • 試験は4技能でするべき
  • 出題が読む、書くに偏っている

 

というような声が聞こえてきます。

 

 

ただ大学入試の英語は、大学で学問をする際に必要な英語力が身についているかどうかを測るために行われています。

 

 

このことを考えると、現状の試験になるのもやむを得ないかなと私は考えています。

 

 

個人的には共通テストの英語の試験の問題はあまり好きではありません。

 

 

理由は、リーディングの分量に対して試験時間が厳しく、じっくり読解する力よりも情報処理の速さが問われすぎていると感じるからです。

 

 

この点は変えて欲しいと思っています。

 

 

もっと英語が実際に使えるかどうかを測れる試験(4技能試験)の方が良いという人もいます。

 

 

ただ現実的に、日本では日常生活で英語を使う機会がない人がほとんどなので、個人的には4技能試験にする必要はないと考えています。

 

 

また4技能試験にしてしまうと、入試で一番大切な公平性が損なわれてしまう懸念があります(帰国子女やインターに通う人に有利になるため)。

 

 

もちろん、現状の読み書き中心の試験にも、塾や予備校に通える環境があるかどうかで差が出るという別の公平性の問題はあります。

 

 

どんな試験形式にも一長一短があることは前提として、その上で私は現状の形式の方が弊害が少ないと考えています。

 

 

 

日本人の英語力が低いのは大学入試が原因なのか? 

 

 

日本の大学入試の英語の問題を批判する人は「日本人の英語力が低いのは、大学入試の問題が読み書きに偏っているからだ」と主張します。

 

 

 

大学入試の英語の試験を4技能の試験にすれば、日本人の英語力は上がるとまで言う方もいます。

 

 

私は大学入試を4技能試験にすることには反対ですが、仮に4技能試験にしても、日本人の英語力が上がることはないと思います。

 

 

大学入試の試験を4技能試験にすれば、4技能試験の対策をする人がただ増えるだけです。

 

 

試験対策のための勉強は、試験が終われば忘れてしまう人が大半でしょう。

 

 

 

日本人の英語力と大学入試の相関関係はほとんどないというのが私の実感です。

 

 

 

なお、大学入試を4技能試験にすることを主張している人の中には、そうした事業を展開しているなど、自身のビジネスと結びついている方もいます。

 

 

そうした背景があることも踏まえた上で、情報を鵜呑みにせず、色々な立場の意見を比較検討することが大切だと思います。

 

 

 

学校で学んだことをベースに努力すれば英語はできるようになる 

 

 

ここまで、大学入試英語に関する批判について私なりの反論を書いてきました。

 

 

私自身、日本で英語教育を受け、海外経験もありませんが、英語を使った仕事をしています。

 

 

その経験から言えるのは、日本の英語教育はそれほど悪くないということです。

 

 

中学校、高校の英語で、英語の基本的なことは十分に学べます。

 

 

特に最近の教科書は実用的な英文や会話表現も充実していますし、QRコードで音声も無料で聞くことができます。

 

 

海外に行かなくても、日本国内で十分に高い英語力を身につけることは可能です。

 

 

大学入試や英語教育を批判することで、一時的に気持ちが晴れることはあるかもしれません。

 

 

しかし、それだけでは英語力は伸びませんし、状況が好転することもありません。

 

 

大切なのは、今の入試の形式や教育を嘆くことではなく、その中でどう努力するかです。

 

 

 

中学校、高校で学んだことは、決して無駄にはなりません。

 

 

 

コツコツ積み重ねていけば、必ず結果はついてきます。

 

 

一緒に頑張っていきましょう!

 

 

 

 

 

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英語学習でも大学受験でも学習時間はよく話題になりますね。

 

 

 

先日もXでこのツイートが話題になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

学習時間だけを気にしても仕方がない 

 

 

 

上記のツイートもリプライを見ていると。15時間勉強するべきかどうかが話題になっていましたが、本質はそこではないと思います。

 

 

 

あのツイートをされた方の本意は夏休みであれば、時間が取れるから1日にできる限り多く勉強しようということが言いたくて、あのツイートをされたのではないでしょうか?

 

 

 

その1つの目安として15時間という数字が出てきたのだと思います。

 

 

 

ですからその15時間という数字だけを取り上げてあーだこーだ言っても仕方がないですよね。

 

 

 

15時間というのは、1日6時間睡眠として、起きている時間の大部分を学習に割いて達成できるほぼマックスの数字です。

 

 

 

何をかくそう私も浪人時代1日15時間勉強している友人の真似をして1日15時間勉強したことがありますが、1週間しか続きませんでした。滝汗

 

 

 

実際にやってみた結果、私にとっては1日10から12時間が適正な勉強時間だということが分かったので、1日15時間やったことも無駄ではなかったなと思っています。

 

 

ちなみに駿台予備校の友人の中には1日15時間以上勉強した人はそれなりにいましたね。

 

 

 

もちろん言うまでもないことですが、勉強時間が全てではありません。

 

 

 

勉強体力は人によって違う 

 

 

勉強体力(何時間勉強できるか)は人によってかなり個人差があります。

 

 

 

5,6時間が限界の人もいれば1日18時間できる人もいるでしょう。

 

 

 

東大を首席で卒業された山口真由さんは国家試験を受験する時には1日19時間勉強したと著書でおっしゃっていました。

 

 

 

1日19時間勉強できる人はそうそういませんね。

 

 

もの凄い勉強体力だと思います。

 

 

 

勉強体力は、通常の体力と同じように個人差がかなりありますので、自分でやってみて適正な学時間を見つけて下さい。

 

 

 

初めに学習時間ありきではない 

 

 

大学受験にしても英語学習にしても初めに学習時間を決めるのではなくて、1日に何をどれくらいやるかを決めるのが先です。

 

 

 

何をどれだけやれば良いかが決まれば、結果として勉強時間も大体どれだけやれば良いかが決まります。

 

 

 

最初に勉強時間を決めるのはあまり良いやり方ではありません。

 

 

 

 

同じ結果を得るために必要な時間は個人差がある 

 

 

 

よく生徒から東大に入るには何時間勉強したら良いですか?と聞かれます。

 

 

 

これも明確な答えはないんですよね。

 

 

 

東大生に聞いても、1日数時間しか勉強しなかったという人から1日15時間以上勉強したという人もいます。

 

 

 

そもそも東大生の多くはあまり勉強時間自体を気にしていない人が多いように感じます。

 

 

 

大多数の東大生は結果的に長時間勉強している人が多いということは確実に言えます。

 

 

 

当たり前の話ですが、1日数時間の勉強で東大に合格した人のやり方を真似したところで、99.999%の人は上手くいきません。

 

 

他人と同じことをしたからといって同じ結果が得られることはまずないです。

 

 

よく○○大に○○時間の勉強で受かったから大丈夫とを言う人がいますが、その手の話は結果オーライの話が多いですね。

 

 

 

真に受けると大けがをしますので、注意して下さい。

 

 

 

受験や資格試験では、目標達成に必要な目安の時間はありますので、目安の時間を参考にするのは良いと思いますが、絶対視することは危険です。

 

 

 

仮に同じ時間勉強したとしても、その人の理解力、集中力で得られる結果は大きく変わります。

 

 

 

目安の数字はあくまで目安だということは忘れないようにして下さい。

 

 

 

まとめ 

 

 

 

-1日何時間勉強すれば良いかに絶対的な正解はない

-人によって勉強体力に差がある

-人の成功体験は生存者バイアスがかかっているので要注意

-実際に自分でやってみて、必要な学習量は自分で決める

 

 

 

何をする時、人は不安だから、目安を求めます。

 

 

目安を求めること自体は間違っていないのですが、目安を絶対視して、その目安をクリアーすれば、上手くいくはずだと思ってしまうのは危険です。

 

 

 

自分で実際にやってみて必要な学習時間を見つけるようにして下さい。💦

 

 

 

繰り返しになりますが、勉強時間はあくまで目安ですので、絶対視するのではなく、自分で調整するようにしましょう!!

 

 

 

暑い日が続きますが、頑張ってきましょう!!

 

 

 

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私は普段のリスニングはニュースを中心に聴いています。

 

 

でも内容も似たり寄ったりですし、毎日聴いていると少し飽きてきます。ガーン

 

 

 

色々と調べてみたところ、良さそうなポッドキャストがありましたので、紹介します。

 

 

 

 

The Daily 

 

 

 

 

 

The dailyは、ニューヨークタイムズが製作しているポッドキャストです。

 

 

 

公式サイトによれば、「20分を1日、週6回配信」と紹介されています。

 

 

 

最新のポッドキャストは30分近くありましたので、長さは20分から30分と考えておけば良さそうです。

 

 

 

ABCやCBS等のニュースは、限られた時間の中で複数の話題を扱うことが多いのに対して、The dailyは1つのニュースをナラティブ形式でじっくり伝えるのが特徴です。

 

 

 

1つのニュースを中心に、記者や専門家へのインタビューを交えながら、その背景や意味を掘り下げていくところが良いですね。

 

 

 

インタビュー形式の番組 

 

 

通常のニュースでは1人のアンカーがニュースを読む場合が多いですよね。

 

 

 

しかも大体の場合は原稿があるので、まとまった内容になりますが、臨場感にはどうしても欠けます。

 

 

 

The dailyではインタビューが多いので、言いよどんだり、言い直したりと実際の会話に近いので、よりリスニング力が鍛えられそうです。

 

 

話し手によっては聞き取りにくい人もいますが、実際の会話でも聞き取りにくい話し方をする人はいくらでもいますので、聞き取りにくい話し方にも慣れておく必要があります。

 

 

 

お勧めの聴き方 

 

 

 

理想は毎日聴くことですが、最初はなじみのあるトピックだけを聴くだけでも良いと思います。

 

 

 

この番組で扱われるトピックは専門性が高いものが多いので、なじみがない話題は聴くことが大変です。

 

 

 

まずは興味があるものから聴くというスタンスの方が挫折のリスクは下がりそうですね。

 

 

 

私もまずは興味がありそうなエピソードから聴いてみようと思っています。

 

 

 

通常のニュースよりもう少し難しいポッドキャストを探されている方は是非聴いてみて下さい。

 

 

 

皆さんは、何かお勧めのポッドキャストはありますか?

 

 

 

 

是非コメントで教えて下さい。

 

 

 

 

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以前の記事で最近の難関私立大学の入試問題ではかなり難しい単語が出題されるという話をしました。

 

 

特に早慶を受験する受験生は、複数の単語帳を使う必要があるのか、どこまで単語を覚えれば良いのかで頭を悩ませている人も多いと思います。

 

 

 

今日は英単語はどこまで覚えれば良いかについて書きます。

 

 

 

英検準1級レベルまでは確実に押さえる 

 

 

最初に結論を言うと、英検準1級レベルの単語までは確実に押さえましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

特に早慶を受験するのであれば英検準1級レベルの単語を覚えていないとそもそもスタートラインに立てません。

 

 

 

英検準1級レベルはマストで覚えましょう。

 

 

 

但し入試の標準レベルの単語に抜けがある人はまず、そちらを確実に覚えて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

このレベルの単語に抜けがあると致命傷になりますので、定期的に忘れていないかチェックするようにして下さい。

 

 

 

 

PINNACLE、英検1級EXはやった方が良いのか? 

 

 

 

英検準1級レベル以上の単語帳というとこの2冊を使っている人が多いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このレベルの単語帳をやるべきかどうかで迷っている受験生は多いと思います。

 

 

私からのアドバイスは余裕があればやった方が良いが、絶対ではないです。

 

 

 

特に早稲田の入試ではピナクルに出ている単語がよく出題されています。

 

 

 

でも数で言うと10個もないんですよね。

 

 

 

ということはピナクルに出ている単語を全て覚えても、実際に入試に出る単語はわずかで、後の単語はほとんど出ないということになります。

 

 

 

PINNACLEに出ている単語は入試問題を解いていても早慶の問題以外ではほとんど見かけないので、定着しにくいと思います。

 

 

 

あまりコスパ、タイパという言葉を使うことは好きでありませんが、効率が良い学習とは言えませんね。

 

 

 

英検準1級レベル1級EXはピナクルより収録語数がさらに多いので、覚える労力はピナクル以上です。

 

 

どんなに早くても半年はかかると思うので、やるので時間に余裕を見て下さい。

 

 

 

時間に余裕があり、分からない単語をなるべく減らしたいという人はピナクル、英検1級EXをやってみても良いでしょう。

 

 

 

後分からない単語に対する耐性は、かなり個人差があります。

 

 

 

分からない単語が少々あっても大丈夫という人もいれば、分からない単語が出てくると、読むスピードが落ちて、本文の理解度が落ちてしまう人もいます。

 

 

少々分からない単語があっても英文を読めるという人は無理してピナクル、英検1級EXはやる必要はありません。

 

 

 

後他教科の対策が十分でない人はまず他教科の対策をしっかりとすることをお勧めします。

 

 

現実的に可能な対策 

 

 

私は、準1級レベルまでの単語を押さえたら、過去問で出てきて未知の単語をカードにして覚えることをお勧めします。

 

 

 

分からない単語を全部カード化する必要はありません。

 

 

 

できる範囲でOKです。

 

 

 

後単語帳ではありませんが、早慶受験生にお勧めなのはこの本。

 

 

 

 

 

難関大学によく出る表現が100例文掲載されています。

 

 

 

この本の例文に使われている単語、欄外に出ている単語は早慶の入試でよく出ますので、語彙力増強のために使うのも良いと思います。

 

 

 

実際にどの大学でどのように出題されたかまで書いてありますので、単語の使われ方まで分かるので、記憶に残りやすいです。

 

 

 

ただ例文のレベルはかなり高いので、使うとしたら、秋以降をお勧めします。

 

 

お勧めの学習法は例文を音読することです。

 

 

 

1周目はかなりキツいと思いますので、少しずつ読むようにして下さい。

 

 

 

まとめ 

 

 

-最難関入試でもまずは英検準1級レベルまでを固める

-英検1級レベルの単語は余裕があればやっても良い

-分からない単語があっても読み通せる力も必要

 

 

最近の大学入試は英語の問題のレベルがかなり高くなっているので、受験生の皆さんは大変だと思います。

 

 

 

焦らず基礎から1つずつ積み上げて行くようにして下さいね。

 

 

 

一緒に頑張っていきましょう。

 

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

今日は英語や勉強には全く関係ないようですので、気軽に読んで下さい。

 

 

 

私はAmazon Musicのunlimitedで音楽を聴いていますが、今日たまたま耳に入ったのがこの曲。

 

 

 

オリンピックのテーマ曲でしたね。

 

 

 

 

 

 

実は東京で浪人している時に友人と浜田麻里さんのコンサートに行ったことがあります。

 

 

 

場所は確か日本武道館。

 

 

 

夏の暑い日でしたが、日本武道館は満員でした。

 

 

 

浜田麻里さんの歌で一番有名なのはおそらくこの曲でしょう。

 

 

 

 

 
 
当時は女性でハードロック系の人は少なかったので、浜田麻里さんは貴重な存在でした。
 
 
 
浜田麻里さんの彼氏だと言われていたのはドラマーの樋口宗孝さん。
 
 
 
ヘビメタ好きの友人によれば、樋口さんはハードロックの世界ではかなり有名なドラマーだったようです。
 
 
 
浪人時には音楽を聴くことぐらいしか楽しみがなかったので、ウォークマンで浜田麻里さんの曲をよく聴いていましたね。
 
 
 
後よく聴いていたの当時流行っていたユーロビートの曲。
 
 

 

 

 

私もluckyになりたいと思って歌っていました。笑い泣き

 

 
 
カイリーミノーグはこの曲の方が有名かもしれません。
 
 
 
WINKがカバーしていたので、ご存知の方も多いと思います。。
 
 

 

 

 
後ユーロビートと言えば何といってもバナナラマ。
 
 

 

 

 
囚人の服が可愛いですよね。
 
 
 
当時のディスコではバナナラマの曲が本当によくかかっていて、女性がみんなノリノリで踊っていたのが懐かしいです。ウインク
 
 

 

 

 

 

 
こうやって昔のことを懐かしむのが年を取った証拠ですね。笑い泣き
 
 
 
皆さんも懐かしい曲がありますか?
 
 
 
是非コメントで教えて下さい。
 
 
 

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先日、Xでこんな投稿を見ました。

 

 

[「英語の勉強をするな。英語で学べ」私を苦しめた言葉。]

 

 

 

 

私も同感です。

 

この言葉に悩まされている方がいたら、無視していいと思います。

 

 

今回は「英語を学ぶ」か「英語で学ぶ」か、という話について書きます。

 

 

 

 

「英語で学べ」という言葉の問題 

 

 

「英語の勉強をするな。英語で学べ」

 

 

一見、かっこいい言葉ですよね。

 

 

確かに、英語を使って何かを学ぶのは理想的です。

 

 

でも、これを真に受けて基礎をすっ飛ばして英語で学ぼうとすると、多くの人が苦しむことになります。

 

 

 

 

習い事は基礎ができていないと楽しめない 

 

 

これは英語に限った話ではありません。

 

 

習い事は何事も、基礎ができていないと楽しめないんですよね。

 

 

ピアノを弾くにも、まずは指の動かし方や楽譜の読み方を覚える必要があります。

 

 

料理をするにも、包丁の持ち方や火加減の基本を知らないと、レシピ本を読んでも作れません。

 

 

英語も同じです。

 

 

最初から「英語で学ぶ」のは無理があります。

 

 

 

 

「英語で学ぶ」には基礎力が必要 

 

 

英語で何かを学ぶ、英語を楽しんで学ぶためには、ある程度の基礎学力が必要です。

 

 

例えば、英語でニュースを読んだり、英語でYouTubeを見たりするには、少なくとも以下の基礎が必要になります:

 

 

- 単語や表現が分かる(語彙力)

- 文の構造が理解できる(文法)

- 音が聞き取れる(リスニング)

 

 

これらがないまま「英語で学べ」と言われても、何も理解できずに終わってしまいます。

 

 

 

 

 英語の基礎とは何か 

 

 

では、「英語の基礎」とは具体的に何でしょうか?

 

 

私は次の3つだと考えています。

 

 

 

 1. 語彙力

 

 

単語や表現を知らなければ、何も始まりません。

 

 

最低でも中学レベル、できれば高校基礎レベルの単語は押さえておきたいところです。

 

 

 

 2. 文法

 

 

文の構造が分からないと、単語を知っていても意味が理解できません。

 

 

英語を話す時も単語を並べるだけでは、自分の言いたいことを伝えることはできませんよね。

 

 

中学校で学ぶ英文法、できれば高校の英文法まではやっておいた方が後々の学習がスムーズに進みます。

 

 

 

 3. リスニング

 

 

音が聞き取れないと、リスニングもスピーキングも成り立ちません。

 

 

音声変化(リンキング、脱落など)の基本を知り、少しずつ耳を慣らしていくことが重要です。

 

 

これらの基礎は、地味ですがとても大切です。

 

 

逆に言えば、これらの基礎さえしっかり固めておけば、その後の「英語で学ぶ」フェーズがぐっと楽になります。

 

 

 

 

 段階的な学習の流れ 

 

 

理想的な学習の流れは、次のようになります:

 

 

ステップ1:英語「を」学ぶ

 

 

まずは英語そのものを勉強します。

 

 

単語帳を使って語彙を増やし、文法書で基本を理解し、音声教材でリスニング力を鍛える。

 

 

この段階では、「英語の勉強」をしっかりやることが大切です。

 

 

ステップ2:英語「で」学ぶ

 

 

基礎がある程度固まったら、興味のある分野を英語で学ぶフェーズに移行します。

 

 

例えば、歴史が好きなら英語で歴史を学ぶ、料理が好きなら英語のレシピ動画を見る、といった具合です。

 

-

 

この順番を守ることで、無理なく英語力を伸ばしていけます。

 

 

もちろん、完璧に基礎を固めてから次に進む必要はありません。

 

 

8割くらいできたら、次の段階に進んでOKです。

 

 

 

 

 英語「を」学ぶか、英語「で」学ぶかはどちらでも良い 

 

 

ここまで書いてきて何ですが、実は「英語を学ぶ」でも「英語で学ぶ」でも、どちらでも良いと私は考えています。

 

 

なぜなら、人それぞれ目的やレベルが違うからです。

 

 

 

「英語を学ぶ」が向いている人

 

 

- 英語の基礎がまだ不安な人

- 資格試験(TOEIC、英検など)を目指している人

- 正確な文法や発音を身につけたい人

 

 

 

「英語で学ぶ」が向いている人

 

- すでに基礎力がある人

- 特定の分野に興味があり、それを英語で学びたい人

- 実践的な英語力をつけたい人

-英語を使って仕事をしたい人

 

 

 

大切なのは、「自分に合うやり方を見つける」ことです。

 

 

他人が「これが正しい」と言っていても、自分に合わなければ続きません。

 

 

色々試してみて、自分が続けられる方法を選んで下さい。

 

 

 

まとめ 

 

 

- 「英語の勉強をするな。英語で学べ」という言葉に悩む必要はない

- 習い事は基礎ができていないと楽しめない

- 英語の基礎は「語彙力・文法・リスニング」の3つ

- まずは英語「を」学び、基礎ができたら英語「で」学ぶ段階に移行する

- どちらでも良い。大切なのは自分に合うやり方を見つけること

 

 

 

私は今も英語「を」勉強していますし、英語「で」学んでいます。

 

 

 

英語「を」学ぶことも英語「で」学ぶことも私にとって両方必要なことだからです。

 

 

 

英語「を」学ぶこと、英語「で」学ぶことに優劣などありません。

 

 

 

「英語を勉強するな、英語で学べ」とかいう声はガン無視して大丈夫です。ウインク

 

 

 

一緒に英語学習を頑張りましょう!

 

 

 

皆さんはどう思われますか?

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

今の参考書は、20〜30年前の参考書と比べて随分分かりやすくなりました。

 

 

フルカラーの図解、丁寧な解説、音声や動画へのリンクなど、独学を助ける工夫がたくさんあります。

 

 

分からないところがあっても、すぐに補足情報へたどり着けるようになりました。

 

 

これは、学習者にとってありがたいことですよね。

 

 

一方で、分かりやすい参考書に頼り過ぎると、自分で考える力が弱くなってしまいます。

 

 

ただし、「今の参考書のせいで考える力が弱くなった」と単純に断定することはできません。

 

 

問題は参考書そのものよりも、私たちがそれをどのように使うかではないでしょうか。

 

 

今回の記事では、昔の参考書と今の参考書の違いを踏まえながら、分かりやすい教材で考える力を育てる方法について書きたいと思います。

 

 

 

今の参考書は本当に分かりやすい 

 

 

昔の参考書は、文字が多く、説明も今ほど丁寧ではないものが少なくありませんでした。

 

 

途中の計算や考え方が省略され、「なぜそうなるのか」は自分で補わなければならないことも多かったですね。

 

 

分からなければ、先生に質問するか、別の本で調べる必要がありました。

 

 

今の参考書は違います。

 

 

- 図やイラストで内容を理解できる

- 途中の思考過程まで丁寧に説明されている

- QRコードから解説動画や音声を利用できる

- レベルや目的に合った教材を選びやすい

 

 

こうした工夫によって、地域や通っている学校に関係なく、良質な解説へアクセスしやすくなりました。

 

 

特に独学する人にとっては、とても有り難い変化だと感じます。

 

 

分かりやすいこと自体は、決して悪いことではありません。

 

 

 

 

分かりやすさが仇になることもある 

 

 

一方で、分かりやすい解説には注意点もあります。

 

 

解説を読むと、「なるほど、分かった」と感じますよね。

 

 

しかし、その直後に何も見ずに同じ内容を説明したり、少し違う問題を解いたりすると、意外にできないことがあります。

 

 

解説を読めば分かることと、自分で考えて答えを出せることは同じではありません。

 

 

 

丁寧な解説は、学習者が本来考えるはずだった途中の過程まで代わりに示してくれます。

 

 

そのため、内容を理解したつもりでも、実際には説明の流れを受け身で追っただけ、ということが起こるんですよね。

 

 

分かりにくさや不便さが、考えるきっかけになることもあります。

 

 

 

昔の参考書がすべて優れていたという意味ではありません。

 

 

 

説明不足によって、理解できないまま挫折した人も多かったはずです。

 

 

 

大切なのは、不親切な教材へ戻ることではなく、分かりやすい教材を使いながら、自分で考える時間を意識的に作ることです。

 

 

 

 

学力低下を参考書だけで説明するのは難しい 

 

 

今回のテーマを考えるきっかけになったのは、[「昔の参考書と今の参考書を見比べれば一発でわかる…20~30年前の中高生と“残酷な学力格差”ついた根本原因」]という記事です。

 

 

 

 

記事では、現在の教材や学習環境が非常に分かりやすくなった一方で、昔の中高生より今の中高生の学力が低下している面がある、という見方が紹介されています。

 

 

興味深い指摘ですが、ここは慎重に考える必要があります。

 

 

学力は、参考書の変化だけで決まるものではありません。

 

 

 

授業時間、入試制度、家庭環境、読書量、スマートフォンの利用、調査問題の違いなど、様々な要因が関係します。

 

 

 

また、平均点の変化が確認できても、それだけで「参考書が分かりやすくなったから、考える力が落ちた」という因果関係までは証明できません。

 

 

 

少なくとも、分かりやすさが学力を下げるのではなく、分かりやすさを受け身で消費する学び方に問題が生じることがあると考える方が良いかもしれません。

 

 

 

考える力を育てる参考書の使い方 

 

 

では、分かりやすい参考書をどのように使えば良いのでしょうか。

 

 

 

 

1. 解説を見る前に、少しだけ粘る

 

 

問題を見てすぐに解説を開くのではなく、まずは5分程度、自分なりに考えてみて下さい。

 

 

何が分かっていて、どこから分からないのかを書き出すだけでも構いません。

 

 

全く手が出ない場合は、必要な公式、文法事項、単語などを思い出すところから始めます。

 

 

 

長時間悩み続ける必要はありません。

 

 

 

大切なのは、解説を読む前に、自分の頭を一度動かすことです。

 

 

 

 

 2. 解説を閉じて、自分の言葉で説明する

 

 

解説を読んだ後は、一度本を閉じて下さい。

 

 

そして、「なぜこの答えになるのか」「どの手順で考えたのか」を自分の言葉で説明します。

 

 

説明できない部分があれば、そこがまだ曖昧なところです。

 

 

もう一度だけ解説へ戻り、確認してみて下さい。

 

 

このやり方は英語でも数学でも使えます。

 

 

英文法なら、正解の理由だけでなく、他の選択肢がなぜ違うのかまで説明すると理解が深まりますね。(私も授業でやっています)

 

 

 

 

 3. 少し違う問題で確かめる

 

 

同じ問題を覚えただけでは、本当に理解したかどうかは分かりません。

 

 

数字、語句、場面などが少し変わった問題を解いてみて下さい。

 

 

知識を別の状況で使えれば、解説の丸暗記ではなく、考え方を身に付けた可能性が高いですね。

 

 

間違えた場合も、すぐに答えを読むのではなく、「前の問題と何が違ったのか」を比較すると良いでしょう。

 

 

 

 

学習段階によって「考える時間」を変える 

 

 

すべての人が、同じ時間だけ自力で考える必要はありません。

 

 

 

初心者向け

 

 

基礎知識が少ない段階で長く悩んでも、考える材料そのものが不足していることがあります。

 

 

初心者の方は、易しめの参考書で基本を学び、1〜3分考えて分からなければ解説を確認する程度で十分です。

 

 

その後、解説を閉じて解法を再現することを重視して下さい。

 

 

 

中級者向け

 

 

中級者の方は、すぐに解説を見ず、5〜10分程度は複数の方法を試してみると良いでしょう。

 

 

自分の間違い方を記録し、「知識不足だったのか」「考え方を取り違えたのか」を確認してみて下さい。

 

 

 

 上級者向け

 

 

上級者の方は、答えを出すだけでなく、別解を考える、根拠を説明する、他の人に教えるという使い方がお勧めです。

 

 

教材の説明をそのまま受け入れず、「本当にこの説明で十分か」と検討することも、考える力につながります。

 

 

 

 

まとめ 

 

 

- 今の参考書は、図解・動画・丁寧な説明によって独学しやすくなった

- 分かりやすさそのものが、考える力を弱くするわけではない

- 解説を受け身で追うだけでは、「分かったつもり」になりやすい

- 解説を見る前に考え、閉じて説明し、別の問題で確かめることが重要

- 学習段階に応じて、自力で考える時間を調整する

 

 

昔の参考書の不便さを、そのまま取り戻す必要はありません。

 

 

 

今の分かりやすい参考書に、自分で考える余白を加えることが重要です。

 

 

 

分かりやすさを入口にして、最後は自分の力で説明し、使えるところまで持っていくようにして下さい。

 

 

当たり前のことを淡々と継続していけば、理解する力と考える力は少しずつ両立していきます。

 

 

 

皆さんは、昔の参考書と今の参考書のどちらが学びやすいと感じますか? 

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

英語を読む時に、「細かいことは気にせず、大体読めれば良い」と言われることがあります。

 

 

私も、この考え方自体には同感です。

 

 

特に長い英文を読む時、すべての単語や文法に立ち止まっていては、なかなか前に進めません。

 

 

ただし、「大体読めれば良い」が有効なのは、全体をかなり正確に読める人の場合です。

 

 

初中級者の方が同じように読むと、分からない部分を推測で読んだ結果、英文全体を誤読したままになる可能性があります。

 

 

 

今回の記事では、「大体読めれば良い」という考え方を、どのようにすれば良いのかについて書きたいと思います。

 

 

 

「大体読めれば良い」は間違いではない 

 

 

まず、「大体読めれば良い」という助言が悪いわけではありません。

 

 

実際の読書や試験では、すべてを完全に理解しなければならない場面ばかりではないからです。

 

 

知らない単語が数語あっても、文脈から話の流れをつかめることは多いですね。

 

 

例えば、英字新聞の記事や洋書を読む時は、細部にこだわり過ぎず、筆者が何を主張しているのかを追うことが大切です。

 

 

特に上級者の方であれば、多少分からない表現があっても、文の構造、前後の文脈、背景知識から意味を補えます。

 

 

大体読めるということは、実はかなり正確に読める力があることですね。

 

 

 

 

 初中級者は「分かったつもり」になりやすい 

 

 

問題は、英文全体をきちんと読めない段階で、「大体読めれば良い」としてしまうことです。

 

 

英語では、否定語、比較表現、助動詞、接続詞などを読み落とすだけで、文全体の意味が反対になることがあります。

 

 

例えば、次のような文です。

 

 

The plan is not necessarily the best option for every student.

 

 

単語だけを拾って「その計画はすべての生徒にとって最良の選択肢だ」と読んでしまうと、`not necessarily` が表す「必ずしも〜ではない」という部分否定がきちんと理解できないということになってしまいます。

 

 

 

実際の意味は、「その計画がすべての生徒にとって最良の選択肢とは限らない」です。

 

 

このように、内容語である `plan`、`best`、`student` が分かっていても、文の骨格を正確につかめていなければ、意味は大きく変わってしまいますよね。

 

 

初中級者の方は、知っている単語から何となく意味を考えてしまう分、誤読に気付きにくいことがあります。

 

 

ここは気を付けて下さいね。

 

 

 

 

「大体読めているか」をどう確認するか 

 

 

では、自分が大体読めているのか、それとも誤読しているのかは、どう確認すれば良いのでしょうか。

 

 

私の経験では、次の3つが有効です。

 

 

 

1. 1文を自分の言葉で説明してみる

 

 

 

英文を読んだ後、辞書や日本語訳をすぐに見ずに、「つまりどういうことか」を日本語で一文にしてみて下さい。

 

 

その後で訳や解説と比べると、主語・動詞・否定・修飾関係のどこを見落としたのかが分かります。

 

 

逐語訳を作ることが目的ではありません。英文の中心となる意味を、自分で説明できるかを確認することが大切です。

 

 

 

 

 2. 分からなかった箇所を放置しない

 

 

多読では、すべての未知語を調べる必要はありません。

 

しかし、「この部分が分からないと、筆者の主張が変わるかもしれない」と感じる箇所は、後で必ず確認した方が良いですね。

 

 

特に確認したいのは、以下の部分です。

 

 

- 否定語:not、never、hardly など

- 接続詞:however、therefore、although など

- 比較表現:more than、less than、as ... as など

- 指示語:this、that、which が何を指すのか

- 長い修飾:主語や動詞を見失わせる関係詞節・分詞構文など

 

 

ここを確認するだけでも、誤読はかなり減らせます。

 

 

 

 

3. 同じ英文を音読して、文の構造を確認する

 

 

一度読んだ英文を音読するのもお勧めです。

 

 

意味のまとまりごとに区切って読めるか、主語と動詞を意識できるかを確認してみて下さい。

 

 

声に出してみると、何となく目で流していた箇所で止まることが多いんですよね。

 

 

その止まった部分が、理解が曖昧な箇所であることは少なくありません。

 

 

 

 

精読と多読は、どちらか一方が良いということではない

 

 

「精読は大切」「多読が大切」という議論はよくありますが、私はどちらも大切だと思っています。

 

 

役割が違うからです。

 

 

精読 の目的: 文構造・語彙・文法を正確に理解する 

多読 の目的:読む量、読むスピード、文脈を追う力を伸ばす 

 

 

精読だけでは、読む量が不足して読むスピードが伸びにくいことがあります。

 

 

一方で、多読だけでは、自分の誤読の癖を直す機会が少なくなるかもしれません。

 

 

そのため、初中級者の方は、まず易しめの英文を中心に精読し、正確に読める文の範囲を少しずつ広げるのが良いでしょう。

 

 

 

例えば、1日に短い英文を1つ精読し、別に自分が8割程度理解できる英文を10〜15分読む、という組み合わせです。

 

 

 

全く歯が立たない難しい教材を多読しても、推測だけで進んでしまいがちです。

 

 

 

まずは、辞書をあまり引かなくても内容を追えるレベルの教材を選んで下さい。

 

 

 

 まとめ 

 

 

- 「大体読めれば良い」は、細部にこだわりすぎないための有効な考え方

- ただし、全体を正確に読めない段階では、誤読したままになってしまう可   能性がある

- 否定、接続詞、比較、指示語、長い修飾は特に確認する

- 精読で正確さを育て、多読で量と速度を伸ばす

 

 

「大体読めた」と感じること自体は悪いことではありません。

 

 

 

ただ、その感覚が正しいかを、ときどき精読や要約で確かめることが重要です。

 

 

当たり前のことを淡々と継続していけば、正確さと速さは少しずつ両立していきます。

 

 

色々試してみて自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。

 

 

 

参考になれば幸いです。

 

 

皆さんは、英文を読んでいて「大体分かるけれど、正確かどうかは自信がない」と感じることはありませんか? 

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

先日CASDTDICE TVで小林尚(コバショー)さんが、「関関同立やMARCHは普通の子が頑張れば行ける大学ではなくなりつつある」とおっしゃっていました。

 

 

私も同感です。

 

 

少なくとも、ここ数年の入試を見ていると、難関大学に現役で合格するために必要な学力水準は、以前より上がっているように感じます。

 

 

 

今回の記事では、今年の受験結果も踏まえながら、近年の大学入試の厳しさについて書きたいと思います。

 

 

 

 

今年の私の生徒の実例 

 

 

2026度に私が担当していた生徒の実例をお話しします。

 

 

この生徒はもともと神戸大学経営学部が第一志望でしたが、共通テストが78%だったため、大阪公立大学商学部に志望校を変更しました。

 

 

受験結果は以下の通りです。

 

 

大阪公立公立大学 商学部     ○

明治大学     経営学部    ×

青山学院大学   経営学部    ○

立命館大学    経営学部    ○×

関西学院大学   商学部     ○

成蹊大学     経営学部    ○

 

 

共通テストのスコアは、英語170点、数学175点、国語158点でした。

 

 

直前の全統記述模試では英語の偏差値がが65,数学が67,国語が64ぐらいでした。

 

 

 

大阪公立公立大学は共通テストのスコアにある程度余裕があったので、比較的落ち着いて受験できたのではないかと思います。

 

 

 

一方で、明治大学の経営学部は本人の手応えは良かったにもかかわらず不合格でした。

 

 

 

今年から社会が共通テスト利用になり、英語の問題が共通テスト形式の問題に替わったため、合格最低点が20点以上上がりました。

 

 

 

倍率自体はかなり下がっていたので、数字だけで測れない厳しさがあった入試だったことが分かります。

 

 

 

多分来年は今年の反動で明治の経営学部の倍率が上がる可能性があります。

 

 

 

受験生の方は、前年の倍率だけで判断せず、出題形式や合格最低点の動向も確認するようにして下さい。

 

 

 

MARCH・関関同立も油断できない
 

 

 

今年のMARCHでは、明治大学と法政大学の入試が厳しかった印象です。

 

 

 

明治大学では、早慶に合格してても不合格になるケースが少なくありませんでした。

 

 

もちろん学部や受験形式によって事情は異なりますが、併願校として「確実に受かる」と考えるのは難しくなっています。

 

 

 

成蹊大学、関西学院大学はこの生徒にとって順当な結果だったと思います。

 

 

 

一方で立命館大学はかなり大変でした。

 

 

 

この生徒は立命館大学は2回受験したのですが、1回は数学が振るわず不合格でしたが、2回目はまずまず解けて合格しました。

 

 

 

ただし、合格最低点を上回ったのはわずか2点でした。

 

 

 

英語と数学は良かった一方、国語が思ったほど取れていなかったようです。

 

 

 

立命館大学も今年は合格最低点がかなり上がっており、厳しい入試だったように感じます。

 

 

 

ちなみに模試の判定では立命館大学はほとんどA判定で、時々B判定の時があるくらいでしたので、こんなに苦戦するとは思ってもいませんでした。

 

 

 

特に私立大学を数学で受験する場合、問題との相性によって得点が大きく変わることがあります。

 

 

 

複数回受験できる大学・方式であれば、受験機会を複数確保することも有効な戦略ではないでしょうか。

 

 

 

逆転合格は年々難しくなっている 

 

 

「逆転合格」という言葉はよく使われますが、年々難しくなっていると感じます。

 

 

国立大学では、共通テストの難易度が高止まりしており、短期間で大幅に点数を上げるのは簡単ではありません。

 

 

上位校の2次試験も難しく、十分な対策には時間がかかります。

 

 

私立大学でも、問題の難化や一般選抜の募集枠の変化により、上位校の難易度は高くなっています。

 

 

もちろん、最後まで伸びる受験生はいますし、早い時期に学習を始めなければ合格できないと一概に言うつもりはありません。

 

 

 

ただ、難関大学を目指す場合は、早めに学習計画を立て、基礎を着実に固めておくことが以前にも増して重要になっていますね。

 

 

 

 

 

大学受験は昔より楽になったのか? 

 

私ぐらいの世代(50代)の方の中には、「子どもの数が減っているのだから、今の大学受験はそれほど大変ではないだろう」と思われる方も多いかもしれません。

 

 

しかし、必ずしもそうとは言えません。

 

 

 

国立大学は定員数が大きく減っているわけではありませんが、共通テストはセンター試験と比べて求められる思考力や情報処理量が増えています。

 

 

 

2次試験も、大学・学部によっては難度の高い問題が出題され続けています。

 

 

 

私立大学では、推薦入試の枠が増えている大学もあり、一般入試で募集される人数が以前より少なくなっているケースがあります。

 

 

 

そのため、一般入試で難関大学を目指す受験生にとっては、競争が厳しくなっている面があります。

 

 

 

また、上位校では英語の問題もかなり難しくなっています。

 

 

特に早慶の英語では、英検1級レベルの語彙が出題されることもあります。

 

 

 

The EconomistやThe New York Timesなど、英米の一流メディアから出典を取った英文が使われることも多く、対策には相当な時間が必要です。

 

 

 

昔の大学入試は倍率が高かったため、入学難易度という意味では昔の方が高かった大学もあるかもしれません。

 

 

 

ただ、入試問題そのものの難易度や、受験生に求められる学習量を考えると、今の大学受験が簡単になったとは言いにくいですね。

 

 

 

 

まとめ 

 

 

-最近の大学入試では、短期間での逆転合格は以前より難しくなっている

- 難関大学を目指すなら、早めに学習を始め、基礎を固めることが重要

- 大学・学部・方式によって難易度は異なるため、情報収集と出願戦略が大切

 

 

 

以前の記事でも書きましたが、現在の大学受験は情報戦という側面が大きいです。

 

 

自分に合う入試形態を選ぶことも大切ですので、信頼できる情報源から、早めに情報収集するようにして下さい。

 

 

 

皆さんは、最近の大学入試をどのように感じておられますか?

 

 

 

是非コメント欄で教えて下さい。

 

 

 

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