英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。
「英語学習のモチベーションが続かない」
こういった声を、本当によく耳にします。
私も同感で、モチベーションを維持することは、英語学習において最大の課題の一つだと感じています。
モチベーションは「できるようになりたい」という前向きな気持ちより、「悔しかった」「恥ずかしかった」という過去の経験から来る方が、強い気がします。
少なくとも私の経験では、そうでした。
転機は大学3年生のホームステイ
私が「本気で英語ができるようになりたい」と思ったのは、大学3年生のときにアメリカへホームステイに行ったのがきっかけです。
それまでも学校で英語は勉強していました。
リスニングもある程度こなしていたつもりでした。
ところが、現地での会話は想像以上に難しかったです。
ゆっくり話してもらえれば聴き取れる。
でも、普通のスピードで話されると、ほとんど分からない。
「あ、自分の英語は"学校英語"だったんだ」と、初めてリアルに実感した瞬間でしたね。
「He speaks a little Englsh」と言われたこと
アメリカのホームステイで、今でも忘れられない出来事があります。
私はライオンズクラブのYouth Exchangeというプログラムでホームステイに行ったのですが、現地のライオンズクラブの例会で紹介されたんですね。
その時に私は 「He speaks a little English」 と紹介されたのです。
「少しだけ英語が話せる人」
他意はなかったと思います。
実際に少ししか英語が話せませんでしたから…
でも、あの瞬間の恥ずかしさと悔しさは、今でも鮮明に覚えています。
失敗や恥ずかしい思いは、ホームステイ中だけでなく、その後も数えきれないくらい経験しました。
英語を人に笑われたことも数知れず。
「なんで自分はこんなにできないんだろう」と思ったことも、正直何度もありました。
帰国後、父に話したこと
帰国後、父にホームステイの経験を話したとき、こう言われました。
「学校の英語だけでは話せるようにならない」
英会話を習っていた父の言葉でしたので説得力はありました。
当時の私はその言葉に反発しませんでした。
まあそうだよなと…
ただ、学校英語のせいで話せないとも思っていませんでした。
勉強の仕方や量が足りていないだけだ、と。
その気づきが、その後の英語学習の出発点になりました。
悔しさが、英語学習を継続する強いエンジンになる
英語学習を長く続けていると、「やる気が出ない日」は必ずあります。
そういうとき、私を動かしてきたのは「早く上達したい」という前向きな気持ちより、「あの恥ずかしさを繰り返したくない」「あの悔しさを又味わいたくない」という感情だったのかもしれません。
ポジティブなモチベーションは、うまくいっているときは機能します。
でも、壁にぶつかった時はちょっと脆いように感じます。
一方、過去の失敗体験や悔しさは、簡単には消えません。
記憶に刻まれているだけに、ふとした瞬間に思い出して、また動かしてくれるんですよね。
この辺りは性格によっても違うのかもしれません。
まとめ
- 英語学習のモチベーションは、前向きな目標だけでなく「悔しさ・失敗体験」からも生まれる
- 過去の恥ずかしい経験は、消えないからこそ英語学習継続の原動力になる
- 自分の「悔しかった原体験」を言語化しておくと、モチベーションが落ちたときの支えになる
私自身、今もまだまだ英語ができるようになりたいと思っています。
まだ終わっていないし、終わる気もしない。
その根底には、あのホームステイで感じた悔しさがずっとあります。
一緒に英語学習を続けていきましょう。
皆さんはどんな経験が英語学習のきっかけになりましたか?
是非コメント欄で教えて下さい。
ご意見、感想大歓迎です。


























