英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

「英語学習のモチベーションが続かない」

 

 

こういった声を、本当によく耳にします。

 

 

私も同感で、モチベーションを維持することは、英語学習において最大の課題の一つだと感じています。

 

 

 

モチベーションは「できるようになりたい」という前向きな気持ちより、「悔しかった」「恥ずかしかった」という過去の経験から来る方が、強い気がします。

 

 

少なくとも私の経験では、そうでした。

 

 

 

転機は大学3年生のホームステイ 

 

 

私が「本気で英語ができるようになりたい」と思ったのは、大学3年生のときにアメリカへホームステイに行ったのがきっかけです。

 

 

それまでも学校で英語は勉強していました。

 

 

リスニングもある程度こなしていたつもりでした。

 

 

ところが、現地での会話は想像以上に難しかったです。

 

 

ゆっくり話してもらえれば聴き取れる。

 

 

でも、普通のスピードで話されると、ほとんど分からない。

 

 

「あ、自分の英語は"学校英語"だったんだ」と、初めてリアルに実感した瞬間でしたね。

 

 

 

 

「He speaks a little Englsh」と言われたこと 

 

 

アメリカのホームステイで、今でも忘れられない出来事があります。

 

 

私はライオンズクラブのYouth Exchangeというプログラムでホームステイに行ったのですが、現地のライオンズクラブの例会で紹介されたんですね。

 

 

その時に私は 「He speaks a little English」 と紹介されたのです。

 

 

「少しだけ英語が話せる人」

 

 

他意はなかったと思います。

 

 

実際に少ししか英語が話せませんでしたから…

 

 

 

でも、あの瞬間の恥ずかしさと悔しさは、今でも鮮明に覚えています。

 

 

 

失敗や恥ずかしい思いは、ホームステイ中だけでなく、その後も数えきれないくらい経験しました。

 

 

 

英語を人に笑われたことも数知れず。

 

 

 

「なんで自分はこんなにできないんだろう」と思ったことも、正直何度もありました。

 

 

 

 

帰国後、父に話したこと 

 

 

 

帰国後、父にホームステイの経験を話したとき、こう言われました。

 

 

「学校の英語だけでは話せるようにならない」

 

 

英会話を習っていた父の言葉でしたので説得力はありました。

 

 

当時の私はその言葉に反発しませんでした。

 

 

まあそうだよなと…

 

 

ただ、学校英語のせいで話せないとも思っていませんでした。

 

 

勉強の仕方や量が足りていないだけだ、と。

 

 

その気づきが、その後の英語学習の出発点になりました。

 

 

 

悔しさが、英語学習を継続する強いエンジンになる 

 

 

英語学習を長く続けていると、「やる気が出ない日」は必ずあります。

 

 

 

そういうとき、私を動かしてきたのは「早く上達したい」という前向きな気持ちより、「あの恥ずかしさを繰り返したくない」「あの悔しさを又味わいたくない」という感情だったのかもしれません。

 

 

 

ポジティブなモチベーションは、うまくいっているときは機能します。

 

 

でも、壁にぶつかった時はちょっと脆いように感じます。

 

 

 

一方、過去の失敗体験や悔しさは、簡単には消えません。

 

 

記憶に刻まれているだけに、ふとした瞬間に思い出して、また動かしてくれるんですよね。

 

 

 

この辺りは性格によっても違うのかもしれません。

 

 

 

 

まとめ 

 

- 英語学習のモチベーションは、前向きな目標だけでなく「悔しさ・失敗体験」からも生まれる

 

- 過去の恥ずかしい経験は、消えないからこそ英語学習継続の原動力になる

 

- 自分の「悔しかった原体験」を言語化しておくと、モチベーションが落ちたときの支えになる

 

 

 

私自身、今もまだまだ英語ができるようになりたいと思っています。

 

 

 

まだ終わっていないし、終わる気もしない。

 

 

 

その根底には、あのホームステイで感じた悔しさがずっとあります。

 

 

 

一緒に英語学習を続けていきましょう。

 

 

 

皆さんはどんな経験が英語学習のきっかけになりましたか?

 

 

 

是非コメント欄で教えて下さい。

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

 

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「英語を勉強しているのに、なかなか話せるようにならない」

「インプットはしているのに、アウトプットが出てこない」

 

 

そんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?



実は、その原因の一つがインプットの仕方にある気がします。


今回の記事では、アウトプットに悩む英語学習者の方に向けて、インプットを効果的に行うための考え方と具体策について書きます。

 

 

 

1.インプットとアウトプットを切り離して考えていませんか? 



「まず十分にインプットしてから、アウトプットに取り組もう」という考え方は、一見すると理にかなっているように見えます。



ところが、インプットとアウトプットを完全に別のフェーズとして切り離してしまうと、いくらインプットを積み重ねてもなかなか「使える英語」になりにくいことが多いですね。

 



インプットの段階から「これは自分でも使えるかもしれない」という視点を持つだけで、学習の質がかなり変わってきます。

 

 

 

2.アウトプットを意識したインプットとは? 

 


 ① 使えそうな表現をすぐメモする


リスニングや読書をしていて「これ使えそう」と思った表現があれば、スマホのメモ帳にすぐ書き留めてみて下さい。

 


 例:That's a fair point./ I couldn't agree more./ It depends on the situation.



完璧に理解してからメモする必要はありません。

 

 

「なんとなく使えそう」と感じた段階でメモしておくだけで十分です。

 

 

後から見返したときに記憶が定着しやすくなり、実際の会話でも自然と出てくるようになります。



 ② 良質な素材を選ぶ


アウトプット意識のあるインプットには、素材の質も重要です。


信頼できるニュースメディア(BBC、CNN、VOA Learning English、NHK World Radioなど)は、実際の場面で使われる自然な英語表現が豊富で、そのままアウトプットに転用できる表現が多いです。

 



SNSの短文や不正確な英語を大量にインプットしても、質の高いアウトプットには繋がりにくいと感じています。

 

 

上級者で質の良し悪しが分かるのであれば、インプットの媒体は問いません。

 



 ③ 難易度は「易しめ」から始める



これは特に強調したいポイントです。



難しすぎる素材をインプットしても、それをアウトプットに活かすのは非常に難しいです。

 

 

理解するだけで精いっぱいになり、「使いたい表現を探す余裕」が生まれないからです。

 



目安としては、リスニングなら8、9割が聞き取れる素材、リーディングなら辞書なしで7、8割が読める文章から始めることをお勧めします。



余裕があるからこそ、表現に意識が向きます。

 

 

難しいものへの挑戦はその後で十分です。

 

 

 

自分が興味が持てる素材を選んでやってみましょう!!

 

 

3.まとめ 



- アウトプットに繋がらない原因の一つは、インプットとアウトプットを切り離して考えていること


- インプット時に「これは自分でも使えそうか?」という視点を持つだけで質が変わる


- 使えそうな表現はすぐスマホにメモする習慣が有効


- 素材はニュースなど信頼できるメディアを選び、難易度は易しめからスタートする


- 「完璧なインプットが終わってからアウトプット」ではなく、常に両者を意識して進めることが重要



スピーキングやライティングで英語が出てこないのは、語彙や文法の問題だけとは限りません。

 

 

 

インプットの「やり方」を少し変えるだけで、英語が使いやすくなる感覚が出てくることがあります。




まずは今日のリスニングや読書で、1つだけ「使えそうな表現」を探してみて下さい。

 

 

 

その小さな一歩が、継続の糸口になるはずです。^^

 

 

後最初から完璧になろうとしないで下さいね。

 

 

 

完璧主義は挫折につながりますからね…

 

 

 

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今回は、大学受験生から相談を受けることが多い、単語帳の使い方の落とし穴について書きたいと思います。

 

 

 

最近の大学受験、特に早慶レベルでは、問われる単語のレベルが年々上がっています。

 

 

 

かつては『ターゲット1900』や『システム英単語』を1冊仕上げれば十分とされていた時代もありましたが、今はそれだけでは通用しないケースが増えてきました。

 

 

 

そのためか、複数の単語帳を並行して使う受験生が増えています。早慶志望であれば、3〜4冊使うという人も珍しくありません。

 

 

 

 

1.複数冊使うこと自体は悪くない 

 

 

まず最初に言っておきたいのですが、単語帳を複数冊使うこと自体は、必ずしも間違いではありません。

 

 

 

目指すレベルによっては、複数冊が必要になることもあります。

 

 

 

ただし、使い方に問題があるケースが非常に多いと感じています。

 

 

 

2.よくある間違い:下のレベルが曖昧なまま上のレベルの単語帳に進む 

 

 

一番多い失敗パターンはこれです。

 

 

標準レベルの単語帳が8割程度しか入っていないのに、上位の単語帳を開き始める。

 

 

 

「ターゲットの単語、なんとなく見たことある気がする」という状態で、英検準1級レベルの単語帳に手を出してしまうのです。

 

 

これは、土台が固まっていないまま2階を建てようとしているようなものです。

 

 

 

ターゲット1900、システム英単語レベルの単語がきちんと覚えられていない状態で英検準1級EXをやっている受験生が結構いますが、これは非常にマズイ。

 

 

 

大学受験ではターゲット1900、システム英単語を完璧にすることは難関大を受ける上では絶対に必要です。

 

 

 

このレベルの単語を覚えていないのに英検準1級EXに手を出してもあまり効果が望めません。

 

 

まずはターゲット1900、システム英単語の単語をきちんと覚えましょう。

 

 

 

 

3.「仕上げる」とはどういうことか 

 

 

ここが重要なポイントです。

 

 

「仕上げた」というのは、単語帳を1周したことではありません。

 

 


昨日のブログにも書きましたが、「仕上げる」1つの目安は90%以上の見出し語の単語の意味が2秒以内に言えるということです。

 

 

 

 

 

 

単語帳の中の見出し語を、ランダムに開いても即座に意味が出てくる状態を目指して下さい。

 

 

「あ〜これ見たことある」、「10秒以上考えれば意味が分かる」という状態は、仕上がっていません。

 

 

気を付けて下さいね。

 

 

 

 

4.正しいルートと目安 

 

 

早慶上智を目指すなら、以下のような段階的な進め方が現実的だと思います。

 

 

 

 ① 標準レベル(ターゲット1900 / システム英単語)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずここを「仕上げる」ことが最優先です。

 

 

この層をしっかり固めることで、模試や過去問での読解スピードが安定してきます。

 

 

目安として共通テスト〜MARCH合格ラインをカバーするレベルです。

 

 

 

 ② 英検準1級レベル(EX )

 

 

 

 

 

 

 

標準レベルが仕上がったら英検準1級レベルの単語を固めましょう。

 

 

 

MARCH、関関同立レベルの受験生はこ余裕があればこのレベルまでやった方が良いですが、システム英単語だけで合格する受験生もいるので、人によりますね。

 

 

早慶志望の受験生はこのレベルは絶対にマスターしましょう。

 

 

 

 ③ 最上位レベル(Pinnacle / 英検1級EX)

 

 

 

 

 

 

 

早慶の長文で出てくる難単語に対応するための単語帳です。

 

 

 

ピナクルはどちらかというと早稲田受験生向けです。

 

 

 

慶應志望の方は速読英単語上級編もお勧めです。

 

 

 

 

 

 

 

ピナクルは見出し語は420語ですが、関連語も合わせると結構量があるので気をつけて下さい。

 

 

単語の説明が詳しいのが長所ですが、1冊仕上げるには思っているより時間がかかる点に注意。

 

 

1,2ヶ月で仕上げるのは結構厳しいです。

 

 

 

英検1級EXまで出来れば完璧ですが、この単語集を完璧にするためにはかなり時間がかかるので、現実的にはなかなか難しいと思います。

 

 

 

現実的には浪人生か高1か高2からやらないと難しいでしょうね。

 

 

 

大事なのは、下のレベルを曖昧なまま次に進まないことです。

 

 

 

準1級レベルの単語が固まってからこのレベルの単語帳をするようにして下さい。

 

 

 

 

ピナクルをやらないと早稲田は無理なのか?

 

 

今年早稲田大学を受験した学生が言っていましたが、試験会場ではピナクルを持っている人がとても多かったそうです。

 

 

ピナクルまで仕上げておかないと早稲田大学に合格できないかと言われると人によるとしか言いようがありません。

 

 

 

実際に準1級EXまでしかやっていなくても合格している人もいます。

 

 

後受験する学部でも違います。

 

 

 

国際教養学部、法学部、(今年の)教育学部、社会科学部、文化構想学部辺りは準1級レベルの単語だけだと結構厳しいと思います。

 

 

知らない単語が出てきた時の耐性は人によって違うんですよね。

 

 

 

少しぐらい分からない単語が出てきても気にすることなく、長文を読める人もいれば、知らない単語に引っかかってなかなか読み進められない人もいます。

 

 

 

自分で過去問を解いてみてピナクルをやるかどうか決めて下さい。

 

 

 

言うまでもありませんが、準1級レベルを仕上げてからピナクル、英検1級EXに進むようにしましょう!!

 

 

 

 

5.まとめ 

 

 

- 最近の大学受験(特に早慶)では、問われる単語レベルが上がっており、複数の単語帳を使う受験生が増えている

- 複数冊を使うこと自体は問題ないが、下のレベルを仕上げてから次に進むことが鉄則

- 「仕上げた」とは「1周した」ではなく「単語を見て2秒で意味が言える」状態を指す

- ルートの目安:標準レベル(ターゲット/シスタン)→ 英検準1級レベル(EX等)→ ピナクル・英検1級EX

 

 

 

受験までの時間は有限です。

 

 

 

焦る気持ちは分かりますが、土台を固めることが結果的に最速の道になることが多いです。

 

 

 

色々試してみて、自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。

 

 

 

一緒に目標を達成できるように頑張りましょう。^^

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 


英単語の勉強をしていて、「この単語帳、自分に合わないかも」「もっと良い教材があるかも」と感じて途中で別の単語帳に乗り換えてしまう方は少なくありません。

 

 


これは実は語彙力がなかなか伸びない、大きな原因の一つではないかと感じています。
 

 

 

1.単語帳を中途半端に複数使っても効果が出ない理由 

 

 

単語の習得に欠かせないのは「繰り返し」です。

 

 


1冊を中途半端な状態で次に移ってしまうと、せっかく覚えかけた単語が定着しないまま記憶から薄れていきます。
 

 

 

さらに問題なのは、新しい単語を中途半端に覚えると、以前覚えた似た単語の意味とゴチャゴチャになってしまうことです。

 

 

 

これではせっかく新しい単語帳を使って頑張って単語を覚えたのに、逆効果になってしまっていますね。

 

 

 


中途半端に色々な単語帳をやっても、結果的に語彙力があまり上がらないというケースを今まで結構見てきました。

 

 

 

 

 

2.「仕上げる」とはどういうことか? 

 


では、「1冊を仕上げる」とは具体的にどのくらいの状態を指すのでしょうか。

 


100%完璧に覚えることは理想ですが、なかなか100%覚えるというのは難しいので、そこを目指す必要もありません。

 

 


一つの目安として、90%以上の単語で意味がすぐに言えることを基準にしてみてください。
 

 

 

 

クイックレスポンス(2秒ルール)

 


単語を見てから2秒以内に意味が言えるかどうか、これが実用的な定着度のチェック方法です。

 

 

 

本当は1秒と言いたいところですが、これだと少しハードルが高いかもしれません。

 

 


パッと見て「あ、これは~という意味」とすぐに出てくるようになると、実際のリスニングやリーディングでも語彙が「使える」状態に近づいてきます。

 

 


2秒以上考えてようやく出てくる単語は、まだ定着が不十分と考えて良いでしょう。

 

 


単語帳の周回を重ねる際に、毎回このクイックレスポンスを意識しながら確認していくと、定着のスピードが変わってきます。

 

 

 

 

3.プラスアルファ:派生語もチェックする 

 


単語帳の見出し語だけを覚えようとしている方も多いのですが、可能であれば派生語(名詞形・動詞形・形容詞形など)も一緒に確認しておくことをお勧めします。

 


例えば `improve`(改善する)を覚えるなら、`improvement`(改善)、`improved`(改善された)まで一緒に押さえておくと、語彙力が飛躍的に伸びます。

 

 


一度に全部覚えようとする必要はありません。

 

 


1周目は見出し語の定着を優先し、2周・3周と繰り返す中で少しずつ派生語を確認していく、という進め方が現実的です。

 

 

 

複数の単語帳を中途半端に仕上げるのであれば、1冊の単語帳を完璧にした方が良いと私は考えています。

 

 

 

 

4.まとめ 

 


- 1冊を90%以上仕上げてから次の単語帳へ移る
- 単語を見て2秒以内に意味が言えること(クイックレスポンス)を定着の目安にする
- 派生語も余裕があれば確認する(1周目は見出し語優先でOK)
- 「全部覚えたら次」ではなく「90%覚えたら次」という感覚で進める

 

 


語彙は「量より繰り返しの質」が重要だと思います。

 

 


複数の単語帳をこなすことよりも、1冊を高い定着率まで仕上げることが、結果的に語彙力を伸ばす近道ではないでしょうか。

 

 


色々試してみて自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。

 

 

 

参考になれば嬉しいです。^^
 

 

 

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「毎日英語を聴いているのに、全然聞き取れるようにならない……」



そう感じている方は多いのではないでしょうか?



実は、ただ英語を聴き流しているだけでは、リスニングはほとんど上達しません。



今回の記事では、リスニング力を上げるために本当に必要なことについてお話しします。

 

 

 

 

1.音の変化を知らないと聞き取れない 

 

 

リスニングが難しい最大の理由の一つは、自然な英語では音が大きく変化するからです。


学校で習う発音と、ネイティブが実際に話す発音は、かなり違います。


たとえば、こんな変化が起きます。


連結(リンキング):want to→ 「ワントゥ」ではなく「ワナ」に近くなる  
脱落(エリジョン):good boy → 「グッド」の /d/ がほぼ消える  
弱形(ウィーキング):canが強調されていないと「クン」に聞こえる  
同化(アシミレーション):did you` → 「ディジュ」のように変化する



これらを知らずに聴き続けても、耳が追いつきません。


「知っている単語のはずなのに聞き取れない」という経験、ありませんか?


それはほとんどの場合、単語を知らないのではなく、音が変化した形を知らないことが原因です。




 

2.自分で発音できると聞き取りやすくなる 



「発音の練習はスピーキングのためだけじゃないの?」


そう思われる方も多いですが、発音の練習はリスニングにも非常に有効です。


自分で実際に口に出せる音は、耳でも捉えやすくなります。



ただし、「発音さえ練習すれば必ず聞き取れる」というわけでもありません。


あくまでリスニング改善の重要な一要素として捉えて下さい。



 

 

3.英音法と英語のハノン 

 


音の変化を体系的に学ぶ方法として、私がおすすめしているのが英語のハノンです。

 

 

 

 

 

 

英語のハノンはスピーキングの練習のための本ですが、このテキストの unit 0 の「英音法」の解説が秀逸です。

 

 

 

これほどシンプルに英音法について解説された本は他にありません。




英音法とは、日本人が苦手とする英語の発音・音変化を、論理的なルールとして整理したアプローチです。

 



「なぜこう聞こえるのか」「なぜこう発音するのか」が丁寧に説明されており、ここを一度読んでおくだけでも、リスニングの聞こえ方がかなり変わります。



 

4.今日から試せる実践ポイント 


 

① まず音の変化のルールを把握する


英語のハノン unit 0 や、発音関連の解説書で、代表的な音変化(連結・脱落・弱形・同化)をひと通り頭に入れましょう。知識として知っているだけで、耳がぐっと敏感になります。

-

② 音読(発音の変化を意識して行う)


ただ聴き流すのではなく、スクリプトを確認しながら音読をしましょう。



「どこで音が変化しているか」を確認しながら音読するのがポイントです。

 

 

スクリプトなしで聴き流すだけでは、同じ音を「聞き間違えたまま」になってしまいます。



③ 発音の練習をしてみる



「この音変化を自分でも出せるか?」と意識しながら、実際に口に出してみて下さい。


完璧に真似できなくても構いません。出そうとする過程で、耳が音変化に慣れてきます。

 

 

 

こちらの動画では音の変化について詳しく説明されていますので、ご覧下さい。


 

 

 

 

 

5.まとめ 



- ただ聴き流すだけでは、リスニングはほぼ上達しない
- 音の変化(連結・脱落・弱形・同化)を知ることが出発点
- 自分で発音できるようになると聞き取りやすくなる(絶対ではないが有効)
- 英語のハノン unit 0「英音法」は一読の価値あり
- 意識的な音読+発音練習の組み合わせが効果的




リスニングは「聴けば聴くほど上手くなる」とよく言われますが、それは正しいインプット・意識的な練習が伴ってこそです。

 



音の変化を知ることから始めてみて下さい。

 

 

 

必ずしも一気に解決するわけではありませんが、「聞こえなかった理由」が分かるだけで、練習の質がぐっと上がる気がします。




参考になれば嬉しいです。



一緒に英語学習を頑張りましょう!



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英検の試験まで残り1週間という方も多いのではないでしょうか。
 

 

「今から何をすればいいのか分からない」

「あれもこれもやらなければ」

 

と焦りを感じているかもしれませんね。

 



残り1週間をどのように過ごすかは合否に影響します。

 

 


今回の記事では、英検直前の1週間で何を優先すべきか、優先順位と具体的な対策法について解説します。


 

 

1.まず結論:残り1週間の優先順位 

 

最初に結論を言いますと、残り1週間でやるべきことの優先順位はこの順番です。
 


①英単語 → ②ライティング → ③長文読解 → ④時間配分の確認
 


リスニングは短期間では大きく伸びにくいため、今から劇的な改善を期待するのは難しいです。

 


限られた時間を「伸びやすい技能」に集中させることが、残り1週間の正しい使い方だと感じています。


 


ただ、最終的な優先順位は現時点の実力によって変わります。

 


「自分は何が足りているか、何が足りていないか」を確認した上で、自分なりの優先順位を決めて下さい。
 

 

 

2.①英単語:短期間でも確実に伸びやすい 

 

 

英単語は学習時間に比例して得点に直結しやすい分野です。

 


残り1週間でも、繰り返し取り組むことで確実に効果が出ます。
 

 


単語帳を1冊に絞って、まだ覚えていないものを集中的に回しましょう。
 

 

 

 

 

 


市販の対策単語帳であれば基本的にどれでも問題ありません。



単語暗記は語彙問題の正答数を上げるだけでなく、長文読解やリスニングの理解度にも影響します。

 

 


1日30分でも、毎日コツコツ続けることが重要です。

 

 

単語帳が苦手な人は問題を解きながら覚えていくのも良いですね。

 

 

 

 

 

 


 

 

3.②ライティング:型を覚えるだけでも得点が安定する 

 


ライティングは残り1週間でも伸びやすい技能のひとつです。

 


ただ、以前と比べてライティングだけに頼りすぎるのは危険なのは確かです。

 


2024年度から3級以上のライティング問題が増え、配点の比重が大きくなりました。

 

 


それだけ、他の技能との総合力が問われるようになっていると言えます。
 



 まずは英検公式サイトや問題集に掲載されている模範解答を確認して下さい。



「英検の問題のライティングの型」をつかむだけでも、得点が安定しやすくなります。

 

 

どんな構成で書けば良いか分からないという方へ

 


ライティング(エッセイ)は「序論(導入) → 理由① → 理由② → まとめ」という構成が基本です。
 

 

 

この型通りに書けば、本番でも落ち着いて書き始めることができます。
 

 

 

 

4.③長文読解:単語力とセットで正答率が上がる 

 

長文読解は、単語力がある程度ついてくると正答率が上がりやすい分野です。

 


過去問の長文パートの問題を解いておくことをお勧めします。


 

 

 

時間をかければ解けるけど、試験では時間が足りないという方へ

 


「設問を先に読んでから本文を読む」練習が効果的です。

 

 

設問が何を問いているか把握することで、読む範囲を絞ることができます。

 

 

 

英検の長文問題(内容一致問題)は段落順に問題が出されることがほとんどです。

 

 

1段落読んで、1問解くようにすると比較的速く解くことができます。

 



リーディングのスピードは一朝一夕では変わりませんが、「設問の先読み」は意識するだけでも効果が出やすいです。

 

 


少しの練習でスピードが変わってきますので、試してみて下さいね。

 

 

5.④時間配分の確認:本番で焦らないための準備 

 

 

どれだけ対策をしても、時間配分が崩れると得点につながりません。

 


本番前に一度、過去問を通しで解いて、各パートにどれくらいかかるかを確認しておきましょう。



各パートの目安時間(英検2級の場合)は以下の通りです。

 

 

 パート( 目安時間) 

大問1(語彙・文法)        ( 約10~15分 )
大問2(長文穴埋め問題)    (約8分~10分)

大問3(長文内容一致問題)     ( 約15分~20分) 

大問4(ライティング英文要約) (約20分)

大問5(ライティングエッセイ)(約25分)
 


※個人によって変動します。あくまで参考として下さい。
 



可能であれば約10分をリスニングの選択肢の先読みに充てると、リスニングがかなり楽になります。

 

 

 

「この問題で時間をかけすぎた」という失敗は、事前のリハーサルで防ぐことができます。

 


大問1の問題は分からない時はどうしようもないので、時間をかけすぎないようにして、先に進むようにしましょう。


 

 

6.リスニングについての考え方 

 

 

リスニングは短期間での大幅なスコアアップが難しい技能です。

 

 

もともとリスニングに自信がある方は、過去問で耳を慣らす程度で問題ありません。
 


苦手な方は、残り1週間で他の技能に時間を回す判断も現実的だと感じています。



ただ、「問題形式と選択肢の先読みに慣れること」は直前でも取り組む価値があります。

 

 


選択肢を事前に目で追っておくだけで、本番でのリスニングがかなり楽になります。

 

 


本番で慌てないために過去問を必ずやっておくようにして下さい。
 

 

 

 

まとめ 


 

- 残り1週間は「英単語 → ライティング → 長文読解 → 時間配分確認」の順で優先する
- ライティングだけに頼りすぎず、総合力を意識する
- リスニングは短期間で伸びにくいため、他技能に時間を回す判断も有効
- 過去問で時間配分を一度確認しておく
- 最終的な優先順位は、現時点の自分の実力に合わせて決める




残り1週間、当たり前のことを淡々と続けましょう。

 


色々試してみて、自分に合うやり方を見つけながら本番に臨んで下さい。
 


この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。^^



皆さんはどの技能を優先されますか?是非コメント欄で教えて下さい。
 

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。



英語学習でよく耳にする意見があります。
 


「教材の英語より、生きた英語の方がいい」

「ドラマや映画で学ぶべきだ」

「ネイティブが実際に使う表現を覚えなければ意味がない」
 


こういった声、みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
 


私も現場でよく受ける相談のひとつです。


結論から言いますと、教材の英語と生きた英語、どちらが優れているということはありません。

 


どちらにも強みと弱みがあり、学習者のレベルや目的、興味・関心によって最適な選択は変わってきます。


 


「教材の英語 < 生きた英語」という序列があるかのように思い込んでしまうのは、少し違うと感じています。

 

 

1.「生きた英語」の落とし穴 

 


生きた英語というのは、ドラマ・映画・ポッドキャスト・SNSなど、ネイティブが実際に使う英語のことです。
 


自然な表現が身につく、モチベーションが上がりやすい、といったメリットがあるのは確かです。
 


しかし、特に初中級者には注意が必要です。
 


生きた英語には、文法・語法のイレギュラーが多く含まれます。

 

 

 

省略、スラング、文法的に正確とは言えない口語表現なども頻繁に出てきます。
 


基礎が固まっていない段階でこれらに大量に触れると、「何が正しいのかわからない」という混乱が生じやすくなります。

 

 

 

2.「教材の英語」の強みを見直す 

 


教材の英語、つまり文法書・教科書・問題集で使われている英語は、「整理された英語」です。



文法・語法のルールが適切に反映されており、初中級者が英語の構造を理解するうえでは非常に有効なんですよね。


 


「教材の英語は不自然だ」と言われることがありますが、これは必ずしも正確ではありません。

 



正確で読みやすい英文であるという点では、教材の英語にも十分な価値があります。

 

 

3.レベルと興味で使い分ける 

 

 

では、どう使い分ければいいのでしょうか。
 

 


少なくとも私の経験では、次のような目安が1つの参考になると感じています。
 

 

 

初中級者(英検3級~準2級・TOEIC500点前後)

 


まずは教材の英語で基礎を固めることを優先する方が、結果的に伸びが早いと感じています。



文法・語法の土台ができてから生きた英語に触れると、理解の速度がぐっと上がります。


 


DUO 3.0や英語のハノンのような整理された教材は、この段階では特に力を発揮します。

 

 

中上級者(英検準1級・TOEIC700点以上)

 


ある程度の基礎が固まった段階で、生きた英語を積極的に取り入れるのは非常に有効です。
 


ポッドキャスト・映画・英語記事など、自分の興味に合ったコンテンツを選ぶと継続しやすくなります。
 


この段階なら、多少のイレギュラーにも対応できますからね。

 

 

 

興味・関心で選ぶという視点 

 


もうひとつ大切なのが、「自分の興味に合っているかどうか」です。
 


英米の文化・歴史・映画・音楽に深い関心がある方にとっては、生きた英語のコンテンツは非常に効果的なインプット源になります。
 


逆に、ビジネス英語や試験対策が目的であれば、教材の英語に特化した学習の方が効率が良いことも多いですね。
 

 


学習者の目的と関心によって、最適な素材は変わります。

 

 

 

正解はひとつではありません。

 

 

 

まとめ 

 

- 「教材の英語 < 生きた英語」という序列はない
- 初中級者は教材で基礎を固めてから生きた英語に移行する方が無難
- レベルが上がるにつれて生きた英語を取り入れるのは有効
- 学習者の興味・目的によって、最適な組み合わせは変わる

 

 


どちらが正解かではなく、「今の自分のレベルと目的に合っているか」を基準に選んでみてください。
 


色々試してみて、自分に合うやり方を見つけるようにしましょう!!
 

 


参考になれば幸いです。^^



皆さんはどう思われますか?是非コメント欄で教えて下さい。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 



今日は少し個人的な話をさせてください。
 


英語に関して、両親にとても感謝していることがあります。

 

 

 

父が見せてくれた姿 

 

 

私の父は自営業をしていて、仕事で英語をまったく必要としない人でした。
 


それでも、プライベートのマンツーマンレッスンで英会話を習い続けていました。(20年以上)
 


マンツーマンレッスンは費用がかかります。

 

 

 

今でも決して安くはありませんが、当時はなおさらだったはずです。

 

 

それでも父は習い続けていました。
 

 


空き時間には、自分が言いたいことをまとめたノートを取り出して、ひとりで声に出して練習していました。
 



その父の英語は、発音はいわゆる日本人英語でした。ネイティブのような発音ではありません。
 


でも、話す内容が面白かったのだと思います。
 

 


仏教、写経、玄米菜食、神道といったテーマを英語で話していたそうで、外国人の先生が興味を持って聴いていたと聞きました。
 

 


英語を話す時、発音は大事ですが、話す内容も大切なのだということを父から教えられた気がします。

 

 

父からもらった「話せる」という自信 

 

 

家には英語の教材がたくさんありました。
 


父は英語はやっていた方が良いとは言われましたが、無理やり習わせようとはしませんでした。

 



父の姿を見て育った私は、「頑張れば英語は話せるようになる」と自然に思えていました。



これは決して小さなことではないと感じています。
 

 


英語が「自分には無理なもの」ではなく「続ければ何とかなるもの」に見えていたのは、父の姿があったからだと思っています。
 


 

 

母と祖父の話 

 


母は専業主婦で特に英語をやっていたわけではありませんでしたが、英語は好きだったと言っていました。



その理由を聞いてみると、母の父、つまり私の祖父が、お風呂に入りながら英語の歌を歌っていたのだそうです。


 


その歌声を聴いて、母は「英語って楽しそう」と感じたと言っていました。
 

 


母は私が幼い頃、英語を習わせようと思ったいたことがあったそうです。
 

 


父の反対で実現はしませんでしたが、英語に対して私によいイメージを与えようとしてくれていたことは確かです。

 

 

子は親の背中を見ている 

 

 

両親とも、私に英語を強制しようとはしませんでした。
 


それでも、英語を「楽しそうなもの」「続ければ話せるようになるもの」という風に感じさせてくれました。

 



これが、私が英語を続けられた大きな理由のひとつだと感じています。
 


逆説的に言えば、子供に英語を好きになってほしいなら、まず親が英語に対してよいイメージを持っていることが先なのかもしれません。

 

 

保護者の方へ 

 


英語を子供に学ばせたいと思っている保護者の方に、ひとつお伝えしたいことがあります。
 


子供に無理やり英語を習わせることよりも、英語を楽しんでいる大人の姿を見せることの方が、長い目で見て大切なのではないでしょうか。
 

 


完璧な発音でなくていいです。流暢でなくていいです。
 


「大人でも英語を勉強している」「英語は楽しい」という雰囲気を作るだけで、子供の英語観は大きく変わる気がします。
 

 


私の父がまさにそうでした。

 

 

 

発音は日本人英語でも、外国の方と楽しそうに話す姿が、何よりの教育だったのだと思っています。

 

 

まとめ 

 

+父のマンツーマンレッスンと自主練の姿が「自分も話せる」という自信の土台になった


+ 祖父の英語の歌 → 母の「英語は楽しい」意識 → 私のよいイメージへとつながった


+子供は親の背中を見ている


+ 強制より「英語を楽しむ大人の姿」が、長く続く学習の土台になる


+ 両親から英語に対してよいイメージを与えてもらったことに、心から感謝している



英語に関して親に感謝していること、あるいは「もっとこうしてほしかった」という経験が、皆さんにもあるのではないでしょうか。

 


皆さんはどう思われますか?

 

 

是非コメントで教えて下さい。

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 



「学校の英語教育をもっと変えるべきだ」「いや、学校英語は十分役立っている」こういった議論、SNSでも日常会話でもよく見かけますよね。

 

 

 

昨日私のツイートにも色々なリプライがついていました。

 

 

 

 



ただ、この議論はいつまで経ってもかみ合わない印象があります。

 


今日はその理由と、私なりの見解をお伝えします。
 

 

 

 

なぜ議論がかみ合わないのか? 

 


結論から言うと、肯定派と否定派は「学校英語に求めているもの」が根本から違うからだと感じています。

 



同じ「学校英語」という言葉を使っていても、前提としているゴールが違うので、どれだけ話しても平行線になりやすいんですよね。

 

 

肯定派の立場

 

- 学校英語で読み書きの基礎は十分に身につけられる
- 話す・聞くは、教員の人数や授業時間を考えると指導に限界がある
- 学校英語は「基礎を固める場」であり、それ以上の英語力を求めるなら各自でやるべきだ

 


この立場は、学校という制度の現実的な制約を踏まえたうえでの主張です。
 


「学校英語への期待が過大すぎる」という指摘は、私もそのとおりだと感じています。

 

 

 

否定派の立場


一方、否定派の人たちはこう言います。
 


- 日本人の英語力が低いのは、英語教育が悪いからだ
- 学校で話す練習をさせないから、日本人は英語が話せないのだ
- 英語教育さえ変われば、日本人の英語力は上がるはずだ

 


こうした立場を取る人は、「英語教育を変えれば多くの日本人が英語を話せるようになる」という期待があります。

 

 

 

後ビジネスで自分にとって得になるからこのような主張をしている人も結構いますよね。

 

 

 

英語教育関係の人も含めて…ムキー

 

 

 

ただ、ここに大きな問題点があると私は感じています。
 

 

 

問題点:時間の過小評価と必要性の欠如 

 

 

日本人の多くは、英語を身につけるまでにかかる時間を大幅に過小評価している、と感じています。


 


英語圏ではない日本語話者が英語を実用レベルまで持っていくには、数千時間単位の学習が必要と言われています。(諸説あります)

 

 

 

学校の授業時間だけでは、どれだけカリキュラムを改善しても物理的に足りないんですよね。

 

 

 

他の教科の時間を減らして英語に全振りすれば可能かもしれませんが、それでは公教育が破綻してしまいます。
 

 


さらにもう一つ、より根本的な問題があります。
 

 


それは「必要性」です。
 

 


日本人の多くは、日常生活の中で英語を使う場面がほとんどありません。
 

 


人は必要性を感じないものを身につけるのは難しい。

 

 

 

英語の必要性の有無を全く考慮することなく、他のアジア諸国の英語教育と比較して日本の英語教育を批判している人もたくさんいますが、いかがなものかと思います。

 

 

 

これは英語に限らず、学習全般に言えることではないでしょうか。
 

 


英語のハノンの著者の横山雅彦先生は、「英語は多くの日本人にとって芸事なんですよ」とおっしゃっていますが、至言だと思います。
 

 

 

私の意見 

 


東京大学の斉藤兆史先生がおっしゃるように、学校では基礎的な英語力を身につければそれで十分だと私も思います。
 


実際、日本人の多くが日常生活で英語を必要としていない以上、全員が高い英語力を持つ必要はないわけです。
 

 


「必要性を感じない限り、英語教育をいくら変えても日本人の英語力は根本的には変わらない」というのが私の正直な見方です。
 

 


逆説的に言えば、本当に英語が必要な人は、学校英語とは別に自分で努力して身につけるしかありませんし、自分で努力して身につけている人はたくさんいます。

 

 

 

同時通訳の神様と言われた故國弘正雄先生は「英語のはなしかた」の中で、「日本の英語教育は悪口ばかり言われるが、英語ができる人はちゃんといるのです。日本の英語教育も捨てたものではありません」という趣旨のことを書かれています。

 

 

 

 

 

同時通訳の第一人者の故國弘正雄先生、故松本道弘先生は日本から出ることなく、ご自身で努力されて同時通訳者になられました。(当然通訳学校もありません)

 

 

 

英語教育がどうであれ、自分でその気になって英語に取り組めば英語はできるようになると私も信じています。
 

 


私自身も英語を努力して身につけようと思ったのは英語を使った仕事をしようと思ったからです。
 

 

 

少なくとも私の経験では、「必要性」があったからこそ、英語力が伸びたと感じています。

 

 

まとめ 

 

 

- 学校英語の議論がかみ合わないのは、求めているゴールが違うから
- 学校英語は「基礎を固める場」として評価するのが現実的
- 英語習得に必要な時間・必要性の問題は、教育改革だけでは解決できない
- 本当に英語が必要な人は、学校英語に期待しすぎず、自分で学習に取り組みましょう


 


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昨日のブログで英検の参考書の中にはあまりよくないものがあると言う話をしました。

 

 

 

 

 

森鉄先生も動画の中で少し話していらっしゃいましたが、昔のTOEICの対策本が結構ひどかったということを今日はお話ししようと思います。

 

 

 

約30年前のTOEICの対策本 

 

 

私が社会人になってTOEICを受験するように会社から言われて本屋さんにTOEICの本を探しに行きました。

 

 

 

当時は今のようにTOEICの対策書がたくさんありませんでした。

 

 

 

しかもその少ないTOEIC本もかなり微妙なものが多かったですね。

 

 

 

当時は今のようにTOEIC講師がいなかったので、書いているのは主に大学の先生。

 

 

でも本を読んでみると、おそらくTOEICを1回も受験することなく本を書いていたのではないかと思われる本が多かったです。

 

 

 

はっきり言ってTOEICに出そうにないことばかりが書いてあり、私も一度公開テストを受験して、本に書かれている内容とテストの問題があまりに違うのでびっくりしました。びっくり

 

 

 

当時は今ほどTOEICを受験する人がいなかったので、それでも何とかなったのでしょう。

 

 

 

 

今も現役のY先生の本も… 

 

 

あんまり露骨に書くと誹謗中傷になるので、具体的には書けませんが、今も活躍されているY先生のTOEICの対策本も正直今ひとつでした。

 

 

 

この先生はTOEICは受験されているのですが、おそらく年1回ぐらいしか受験していないのではないかと私は思っています。

 

 

 

私は有名なY先生の本だから間違いないと思って買いましたが。残念ながらあまり役に立ちませんでした。滝汗

 

 

 

書かれている内容がTOEICの問題の傾向とずれていたんですよね…

 

 

 

多分あまりTOEICを研究することなく書かれたのだろうと思っています。

 

 

 

本人の意志とは無関係に出版社に頼まれて書いたのかもしれません。

 

 

 

有名な先生の本だから良いとは限らないということを知るよい機会になりました。

 

 

 

今のTOEIC対策本は本当にすごい!! 

 

 

 

今のTOEIC講師が書かれているTOEIC対策書は本当によく出来ています。

 

 

 

TOEIC対策本の数もかなり増えていますので、適当な本を出しても売れませんからね…

 

 

 

さすがに本番と同じ問題は載せられませんが、本番の問題にかなり近い難易度の問題が載っています。

 

 

 

問題の解説も分かりやすいですし、全問動画解説がついている本もありますね。

 

 

 

最近のTOEIC講師の方は毎回TOEICを受験されている方も多いので、対策本の質が良いのも納得です。

 

 

 

最近のTOEIC対策書は良書が多いので、安心して買えますね。

 

 

 

 

最近話題のTOEICの本 

 

 

今話題になっているTOEIC対策本はこの本。

 

 

 

 

 

私はまだ目を通してないのですが、かなり良いという人が多いので気になっています。

 

 

 

金フレに取って変わるのではないかという人もいますね。

 

 

 

 

 

 

今度手に取ってみようと思います。

 

 

 

私は今忙しくなかなかTOEICを受験できませんが、又受験したいと思っています。

 

 

 

 

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