英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

「2026年のTOEICはかなり難しくなっているらしい」

 

 

最近、こうした声をよく聞きます。

 

 

私も同感で、難化の話は色々なところで話題になっています。

 

 

実際、スコアが下がったという報告も増えていますし、不安になる気持ちはよく分かります。

 

 

 

去年の6月以来、仕事が忙しくてTOEICを受験できていませんでした。

 

 

 

指導では日々TOEICの相談を受けているのに、自分がTOEICを受けていない…ガーン

 

 

スケジュールをやり繰りして、9月のTOEIC受験しようと思っています。

 

 

 

難化している今だからこそ、一度受けて現実を確かなければいけない

 

 

 

やはり実際に試験を受けていないと語れないこともたくさんあるのも事実。

 

 

試験を受けていないと言っていることが現状とそぐわないということもあり得ます。

 

 

 

9月の試験に向けて、何とか学習時間を確保するつもりです。

 

 

 

スコアが上がるか下がるかは、正直まだ分かりません。

 

 

 

でも、受験そのものが学習と指導の両方にプラスになるだろうと思っています。

 

 

毎回TOEICを受験されている方は本当に凄いと思います。ニコニコ

 

 

 

TOEICにそれだけ時間とお金をかけるのはなかなかできることではありません。

 

 

あれこれ言う人はいますけどね…

 

 

 

私自身は試験を受けること自体は嫌いではないんですね。

 

 

 

試験に向けて勉強するのは又話が別ですが…

 

 

 

あまり勉強できなくてもとりあえず受験はします。

 

 

 

予定が入らないことを願うばかりです。

 

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

スピーキングを伸ばしたいけれど、毎日まとまった時間が取れない。

 

 

相手がいなくて話す練習ができない。

 

 

そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

 

 

最近、TOEIC満点を120回以上取った森鉄先生(@morite2toeic)が、AI英会話アプリ「モチスピ」をおすすめされていました。

 

 

 

 

 

気になったので、私も実際に使ってみました。

 

 

今回の記事では、モチスピの使い心地、姉妹アプリのモチタンとの関係について書きます。

 

 

 

 

結論から言うと「良さそう。ただし月額料金は高め」 

 

 

 

短い時間でスピーキングの練習を積みたい人には、かなり良さそうなアプリだと感じました。

 

 

AIとの会話がゲーム感覚で進み、続けやすい設計になっています。

 

 

モチタンとデータ連携している点も、語彙学習と会話練習をつなげやすいと思います。

 

 

 

一方で、月額プランの料金はやや高めです。

 

 

無料版でもお試しはできますが、本格的に使うなら有料プラン前提の設計になっている印象です。

 

 

年額プランやキャンペーンを狙う方が、コスパは良くなると感じました。

 

 

 

 

モチスピとは?モチタンとの関係 

 

 

モチスピは、英単語アプリ「モチタン」と同じ運営元(株式会社Astran)が2026年6月にリリースした、AI英会話アプリです。

 

 

姉妹アプリ同士で、語彙レベルや学習記録が連携します。

 

 

会話で出てこなかった単語をモチタンで復習する、という流れが作りやすいのが特徴ですね。

 

 

私自身、モチタンも以前使ったことがあります。

 

 

単語学習としては面白く、ゲーム感覚で続けやすかったんですよね。

 

 

ただ、広告が多くて集中しづらかったというのが正直な感想です。(有料にすれば広告は入りません。)

 

 

 

 

 

 モチスピを触ってみた感想 

 

 

 

短い時間の練習に向いている

 

 

 

モチスピの一番の良さは、数分単位で会話練習ができることだと感じています。

 

 

まず120秒ほどの診断があり、その後AIがカリキュラムを組んでくれます。

 

 

あとはシーン別の英会話やフリートークに入っていくだけです。

 

 

通勤時間や家事の合間など、スキマ時間に「英語を口から出す」習慣をつけたい方には向いていると思います。

 

 

DMM英会話のようなオンライン英会話で人間の講師と予約して話す学習も大切です。

 

 

ただ、毎日は難しいという方には、アプリを使った学習の方が良いかもしれません。

 

 

後人相手だと緊張するという方もアプリでの学習が向いているでしょうね。

 

 

 

  ゲーム要素で続けやすい

 

 

モチスピには、キャラクター育成やランキング、フレンド機能など、ゲーム的な要素が入っています。

 

 

「英語学習アプリ」というより、「英語を話すゲーム」に近い感覚です。

 

 

学習の継続には、やる気だけに頼らない仕組みが大切だと私は考えています

 

 

楽しさで続けられる設計は、スピーキング練習という目的には合っていると感じました。

 

 

 

 

 会話後の分析レポートが丁寧

 

 

会話が終わると、発音・流暢さ・文法・語彙などの分析が表示されます。

 

 

うまく使えたフレーズや、もう少し自然に言える表現の提案も出てくるので、「話しただけ」で終わらず復習につなげやすい点は良いですね。

 

 

英検二次面接の練習にも対応しているとのことで、試験対策目的の方にも使い道がありそうです。

 

 

 

 

機能が多く、最初は戸惑うかも

 

 

正直なところ、画面内のメニューや機能はかなり多いです。

 

 

冒険、フレーズ帳、フレンド、ランキングなど、やれることが豊富なぶん、最初は「何から始めればいいのか」と迷うかもしれません。

 

 

そういう時は、まず1日5〜10分、シーン英会話だけに絞って始めるのがおすすめです。

 

 

機能を増やすのは、慣れてからで十分だと思います。

 

 

 

 

 料金プランを「高め」と感じる理由 

 

 

モチスピの料金(2026年7月時点の参考値)は、おおよそ次の通りです。

 

 

| 月額プラン | 3,700円 | 1ヶ月ごとの更新 |

| 個人プラン(12ヶ月) | 約2,283円 | 3日間無料トライアルあり |

| ファミリープラン(12ヶ月) | 約2,450円/人 | 最大3名まで共有可能 |

 

 

※キャンペーン時はさらに割引されることがあります。(登録時はもう少し安いです)

 

 

最新料金はアプリ内でご確認下さい。

 

 

月額3,700円は、AI英会話アプリの相場と比べても、やや高く感じました。

 

 

ただ、オンライン英会話の月額数千円〜と比べると、いつでも練習できる点を考えると「高いとは言い切れない」面もあります。

 

 

個人的には、継続するなら年額プラン+キャンペーン狙いが現実的だと思います。

 

 

3日間の無料トライアルで使い心地を確かめてから判断するのが良いでしょう。

 

 

 

 

 モチスピが向いている人

 

 

- スキマ時間に短くスピーキング練習をしたい人

- モチタンを使っていて、会話練習までつなげたい人

- ゲーム感覚で英語学習を続けたい人

- 英検二次面接や日常英会話の練習相手が欲しい人

 

 

 

 モチスピが向いていない人

 

 

- とにかく安く済ませたい人(月額はやや高め)

- 発音矯正だけに集中したい人(ELSAの方が向く可能性)

- 機能が多いと迷ってしまう人

- 人間の講師とのやり取りを重視する人

 

 

 

 まとめ 

 

 

- モチスピは、短い時間でスピーキング練習を積みたい人に向いている

- モチタンとの連携やゲーム要素で、続けやすさは大きな強み

- 月額3,700円はやや高め。年額プランやキャンペーンを検討するのが現実的

 

 

 

色々試してみて、自分に合うアプリ、サービスを見つけるようにして下さい。

 

 

 

 

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最近、仕事で英語を話す機会が増えてきました。

 

 

そこで、スピーキング力を鍛え直すために、音読を今まで以上にしっかりとやっています。

 

 

改めて実感するのですが、音読というのは本当に効果の大きい学習法なんですよね。

 

 

音読には主に次の3つの効果があると感じています。

 

 

- スピーキング力のアップ

- リスニング力のアップ

- リーディングスピードのアップ

 

 

 

今回の記事では、なぜ音読でこの3つの力が伸びるのか、そして効果を最大化するためのやり方について書きたいと思います。

 

 

 

ちなみに今私が音読で使っている教材はこちらです。(教材はレベルが合っていれば何でもOKです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 効果①:スピーキング力のアップ 

 

 

まず一番分かりやすい効果が、スピーキング力の向上です。

 

 

英語を話すためには、頭の中で組み立てた英文を、口から音として出す必要があります。

 

 

ところが、この「口を動かす」練習は、黙読や問題演習ではまったく鍛えられないんですよね。

 

 

音読をすると、英語の語順のまま口を動かす練習を大量に積むことができます。

 

 

繰り返し声に出した表現は、いざ話す場面でもスッと口から出てきやすくなります。

 

 

 

私は特に覚えたい表現はその表現だけを何十回も繰り返し音読しています。

 

 

「知っている英語」を「使える英語」に変える橋渡しをしてくれるのが音読ですね。

 

 

私自身、仕事で英語を話す機会が増えてから音読の量を増やしましたが、口の動きが明らかに滑らかになる実感があります。

 

 

 

 

効果②:リスニング力のアップ 

 

 

意外に思われるかもしれませんが、音読はリスニング力アップにも効果的です。

 

 

自分が正しく発音できる音は、聞き取れるようになることが多いんですよね。

 

 

音読を通じて英語の音、リズム、音のつながり(リンキング)を自分の口で再現できるようになると、耳に入ってきた音を処理する力も上がっていきます。

 

 

だからこそ、口を動かす音読が、耳のトレーニングにもなるわけです。

 

 

 

 

効果③:リーディングスピードのアップ 

 

 

3つ目の効果が、リーディングスピードの向上です。

 

 

音読を繰り返すと、英語を語順のまま、前から理解する処理に慣れていきます。

 

 

返り読みの癖が減り、英文を左から右へ一方向に読む力が付いてくるんですよね。

 

 

また、何度も声に出した文構造や表現は、次に目にしたときの処理速度が格段に速くなります。

 

 

TOEICのリーディングで時間が足りない方にも、音読は遠回りに見えて、実は近道になることが多いと感じています。

 

 

 

 

注意点:発音とリズムを無視すると効果は半減します

 

 

ここが今日一番お伝えしたいポイントです。

 

 

音読は効果の大きい学習法ですが、やり方を間違えると効果が半減してしまいます。

 

 

一番よくないのは、自己流の発音・リズムのまま、ただ字面を読み上げてしまうことです。

 

 

間違った音で何十回も音読してしまうと、間違った音が定着してしまいます。

 

 

これではスピーキングにもリスニングにもつながりにくいんですよね。

 

 

 

音読の具体的なやり方については林剛司先生のこの動画を参考にして下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 初中級者の方は「音声を聴いてから」音読して下さい

 

 

そこでおすすめしたいのが、次の順番です。

 

 

1. まずお手本の音声をしっかりと聴く(発音・リズム・音のつながりを確認する)

2. 音声をまねるつもりで音読する

3. 慣れてきたら、音声と同時に読む(オーバーラッピング)に挑戦する

 

 

特に初中級者の方は、いきなり音読を始めるのではなく、必ず音声を聴いてから音読するようにして下さい。

 

 

最近の教材はほとんど音声付きですので、付属の音声を使わない手はありません。

 

 

 

「聴いてから読む」を徹底するだけで、音読の効果は大きく変わってくると感じています。

 

 

 

余裕があれば「音読筆写」もおすすめです

 

 

さらに効果を高めたい方には、音読筆写もおすすめです。

 

 

音読筆写とは、英文を声に出して読みながら、同時に書き写していく学習法です。

 

 

口・耳・手・目を同時に使うので負荷は高めですが、その分、英文が記憶に定着しやすくなります。

 

 

文構造や語順への意識も自然と高まるんですよね。

 

 

全部の英文でやる必要はありません。

 

 

「これは使えるようになりたい」と思った英文だけを選んで音読筆写する、というやり方で十分だと思います。

 

 

 

 

 音読はストレス発散にもなります

 

 

最後に、少し個人的な話を。

 

 

音読を毎日続けていて感じるのですが、声を出すこと自体がいいストレス発散になるんですよね😊

 

 

黙々と問題を解く勉強とは違って、声を出すと気分がスッキリします。

 

 

勉強なのに気晴らしにもなる、というのは音読の隠れたメリットだと感じています。

 

 

 

学習の合間のリフレッシュも兼ねて、是非取り入れてみて下さい。

 

 

 

まとめ 

 

 

- 音読には「スピーキング力アップ」「リスニング力アップ」「リーディングスピードアップ」の3つの効果がある

- 自分で発音できる音は聞き取れるようになる。音読は耳のトレーニングにもなる

- ただし、発音・リズムを無視した自己流の音読では効果は半減する

- 初中級者は必ず「音声をしっかり聴いてから」音読する

- 余裕があれば音読筆写でさらに効果アップ

- 声を出すこと自体がストレス発散にもなる

 

 

 

音読は、特別な教材もお金も必要ない、誰でも今日から始められる学習法です。

 

 

 

当たり前のことを淡々と継続していきましょう。

 

 

 

一緒に英語学習を頑張りましょうね!

 

 

 

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「文章を正しく読む」というのは、実はとても難しいことだと感じています。

 

 

 

誰でも文章は注意して読まないと誤読する可能性があります。

 

 

 

今回の記事では、なぜ文章は誤読されやすいのか、そしてどう向き合えばいいのかについて、私の考えを書きたいと思います。

 

 

 

日本語でも、正しく読むことは難しい 

 

 

まず大前提として、これは英語に限った話ではありません。

 

 

日本語であっても、文章を正しく読むことは簡単ではないんですよね。

 

 

私たちは文章を読むとき、書かれている言葉をそのまま受け取っているようで、実は自分の先入観や思い込みを通して読んでしまっていることが多いです。

 

 

 

「少し遅れます」の「少し」は何分?

 

 

分かりやすい例を挙げます。

 

 

誰かから「少し遅れます」と連絡が来たとします。

 

 

このとき、「少し」をどのくらいの時間だと受け取るかは、人によって基準が全く違うんですよね。

 

 

- 3分程度だと思う人もいれば

- 10分くらいかなと思う人もいますし

- 30分でも「少し」の範囲内だと考える人もいます

 

 

同じ「少し遅れます」という一文でも、読み手によって解釈がバラバラになってしまう。

 

 

人はどうしても自分の基準で物事を判断してしまう傾向があります。

 

 

 

言葉そのものは正確でも、受け取る側の基準が違えば、伝わる内容は変わってしまうんですよね。

 

 

ですから相手に正確に伝えるのであれば、「○○分位遅れます」と書くのが一番良いと思います。

 

 

 

 

  まして英文は、正しく読むことがもっと難しい 

 

 

日本語という母語でさえ、こうした誤読が起きます。

 

 

まして、母語ではない英文を正しく読むことは、さらに難しいはずです。

 

 

単語の意味を知っていても、文法を理解していても、「書き手が本当に伝えたかったこと」を正確につかめているとは限りません。

 

 

- 知っている単語なのに、文脈の中では違うニュアンスで使われている

- 構造は取れているつもりでも、修飾関係を読み違えている

- 「たぶんこういう意味だろう」という思い込みで読み進めてしまう

 

 

こうしたことは、英語学習者であれば誰にでも起こり得ることだと感じています。

 

 

 

 

「だいたい読めている」が一番危険 

 

 

ここが今日一番伝えたいポイントです。

 

 

文章を読むうえで一番危険なのは、「間違って読んでいることに、本人が気づいていない状態」だと感じています。

 

 

全く読めなければ、「分からない」と自覚できます。

 

 

辞書を引いたり、人に聞いたりして、対処できますよね。

 

 

でも、「だいたい読めている」状態は違います。

 

 

- 意味は取れている気がする

- 話の流れも大体つながっている

- でも実は、細部を読み違えている

 

 

この場合、本人には「間違えている」という自覚がありません。

 

 

気づかないまま、書き手の意図とは違う理解のまま読み終えてしまうんですよね。

 

 

これが、正確に読めないことよりもさらに厄介な問題だと考えています。

 

 

 

 

 和訳は、悪者ではない 

 

 

英語学習の世界では、「英文を読むときに和訳をしない方がいい」とよく言われます。

 

 

英語を英語のまま理解する、いわゆる「直読直解」を目指す考え方ですね。

 

 

この考え方自体には、私も同感です。

 

 

ただ、和訳には別の役割があるということも、忘れてはいけないと感じています。

 

 

それは、「自分が本当に正しく読めているかどうかを確認する手段」としての和訳です。

 

 

頭の中で「なんとなく分かった気がする」で終わらせず、一度日本語に置き換えてみる。

 

 

そうすると、

 

- 主語と述語の対応が取れているか

- 修飾語がどこにかかっているか

- 代名詞が何を指しているか

 

といった、曖昧なまま読み飛ばしていた部分が、はっきり見えてくることが多いです。

 

 

和訳をした瞬間に、「あれ、ここの意味がつながらないぞ」と気づけることは、決して少なくありません。

 

 

普段の多読では和訳しなくてもいいと思いますが、精読する時は、確認作業として和訳してみる価値は十分にあると感じています。

 

 

精読と多読は相反するものではなく、役割、目的が違うだけです。

 

 

よく見られる「多読」か「精読」かという議論は全くナンセンスです。

 

 

 

読むことも、コミュニケーションの一つ 

 

 

文章を読むという行為は、一見すると受け身の作業に見えます。

 

 

でも、私はそうは思いません。

 

 

読むことも、コミュニケーションの一つだと考えています。

 

 

書き手は、何かを伝えたくて文章を書いています。

 

 

読み手であるこちらは、その意図をできるだけ正確に受け取る(理解する)責任があります。

 

 

自分の解釈だけを当てはめて「こう書いてあるはずだ」と決めつけてしまうと、書き手が本当に伝えたかったことから、少しずつずれていってしまうんですよね。

 

 

会話であれば、「今のはどういう意味ですか?」と聞き返すことができます。

 

でも、文章を読むときはそれができません。

 

 

だからこそ、「書き手の言いたいことを正しく理解しよう」という姿勢を持って読むことが大切だと感じています。

 

 

 

大体分かれば良いといって書き手の意図を読み間違えてしまうことは避けたいものですね。

 

 

 

 

まとめ 

 

 

- 文章は注意して読まないと誤読する可能性がある

- 日本語でも、先入観や思い込みで誤読は起きる(「少し」の基準の違いなど)

- 英文は母語以上に、正しく読むことが難しい

- 一番危険なのは「だいたい読めている」状態。誤読に気づけないことが問題

- 和訳は、正しく読めているか確認する手段として有益

- 読むこともコミュニケーションの一つ。書き手の意図を正しくつかむ姿勢を持ちたい

 

 

 

文章を「なんとなく」読み流してしまう瞬間は、誰にでもあると思います。

 

 

だからこそ、大事な場面では一度立ち止まって、「自分は本当に正しく読めているだろうか」と確認する習慣を持ちたいですね。

 

 

 

参考になれば嬉しいです。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

大学受験生にとって最初の関門は共通テストですね。

 

 

共通テストはセンター試験と比較して、全体的に難易度がかなり高くなっていますので、対策に苦労している方も多いと思います。

 

 

 

今日は共通テスト対策で気を付けることについて書きます。

 

 

 

 

ありがちな間違った共通テスト対策 

 

 

受験生が一番やりがちな間違った共通テスト対策は、いきなり過去問や模試の問題を解くことです。

 

 

現状で模試、過去問で70点以上取れている方は過去問、模試演習を続けてもらって大丈夫です。

 

 

 

問題は模試や過去問の点数が30点以下、又は30点から50点ぐらいの人。

 

 

 

このぐらいの点数の人は英語の基礎力が固まっていないので、ますは基礎固めをきちんとしないといくら共通テストの問題演習をして点数が上がりません。

 

 

 

 

共通テストでも英文法は重要です 

 

 

共通テストの英語の問題は全問読解問題で、英文法の問題は1問も出ません。

 

 

共通テストに英文法の問題が出ないから英文法を学ばなくて良いわけではありません。

 

 

英文法が理解できていないと英文の意味をきちんと理解できないので、英文法の基礎はきちんと学ぶようにして下さい。

 

 

とはいえ、英文法の学習にはそこまで時間はかけられないと思いますので、なるべく要領よく学習したいですね。

 

 

 

私がよく使う書籍はこの2冊です。

 

 

 

 

 

 

著者の田中健一先生によれば、英文法入門10題ドリルはセンター試験で120点以下の人、英文法基礎10題ドリルはセンター試験で160点以下向けとのこと。

 

 

 

この2冊の良いところは英文法の重要なところを1講あたり20題の問題で学べるところです。

 

 

 

ただ逆に言うと20題しか問題がないので、重要な項目(助動詞、準動詞、関係詞等)は別の本でもう少し演習する必要があります。

 

 

 

英文法を時間をかけずに学びたい人にはお勧めの2冊です。

 

 

 

ただ完全に独学で学習するのは少し難しいので、出来れば分からないところは、信頼できる方に聞くようにして下さい。

 

 

 

共通テストの読解対策 

 

 

共通テストの英文の難易度はそこまで高くないので、難しい英文解釈の参考書を使う必要はありません。

 

 

私のお勧めの参考書はこの2冊です。

 

 

 

 

 

 

 

著者の田中健一先生によれば、英文読解のポイントは2だそうです。

 

 

1.主語、述語(動詞)の把握

2.句・節の分析

 

 

1を学ぶのが英文読解入門ドリル、2を学ぶのが英文読解標準ドリルです。

 

 

どちらの本も15講から構成され、1講あたり20問のドリルがあります。

 

 

最後に総合問題もあるので、今まで学習したことが身についたかどうかを確認できるのが良いですね。

 

 

この2冊は分量がそれ程多くないので、学習するのにそこまで時間がかからないのが良いんです。

 

 

 

英文読解基礎ドリルの内容ががきちんと身につけば、共通テストはもちろん、大学入試の標準レベルの英文を読めるようになります。

 

 

 

 

共通テストの問題演習 

 

 

英文法を一通り学び、1文がきちんと読めるようになってから共通テストタイプの問題演習に入って下さい。

 

 

 

模試でメジャーなのは河合塾、駿台、Z会です。

 

 

 

難易度はZ会>駿台>河合塾となっています。

 

 

河合塾の問題が一番本番に使い難易度で、駿台の問題は本番より難しく、Z会の問題は本番よりかなり難しいです。

 

 

 

私は普段の指導では河合塾と駿台の模試を使うことが多く、Z会の模試はあまり使いません。

 

 

 

Z会の模試は余力がある受験生向けです。

 

 

下手に使うと自信を喪失するので注意が必要です。

 

 

 

共通テストの問題は必ずしも全問解く必要はない 

 

 

共通テストで一番の悩みは全問解くことができないということではないでしょうか?

 

 

共通テストはどの教科も時間の割に問題数が多いので、全問を解くことは至難の業です。

 

 

 

英語についても全問解かなければいけないのは、85点以上を目指している人ですね。

 

 

目標点が60点、70点の人は必ずしも全問解く必要はありません。

 

 

全問解こうとして正答率が落ちるのであれば、捨てる問題を決めて、解いた問題の正答率を上げた方が結果的に点数が良くなることが多いです。

 

 

 

自分の目標点数と問題の処理力、正答率を考えて、自分は何問解けば良いのかを把握するようにして下さい。

 

 

 

 

まとめ 

 

 

-共通テストの問題を解くためには英語の基礎学力(英文法、英文読解力)が必要

-問題演習をする前に英文法、英文読解を学習する

-共通テストの問題は必ずしも全問解かなくてもよい

-模試演習を通じて、何問解けば良いかを見極める

 

 

 

共通テストは問題数が多いので、対策は大変だと思います。

 

 

共通テストに限りませんが、対策のやり方を間違えるとなかなか結果が出ませんので、何をどういう順番で学習するかをよく考えてから学習するようにして下さい。

 

 

受験生の皆さん、頑張って下さい!!

 

 

 

応援しています。

 

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

今日は、イギリス英語を学びたい方にぜひ聴いてほしいポッドキャストをご紹介します。

 

 

英語学習者の多くは、アメリカ英語を中心に学んできたのではないでしょうか。

 

 

教科書もアメリカ英語、映画もアメリカ映画が多い。

 

 

そのため、いざイギリス英語を聴くと「なんか違う…」と戸惑うことが多いですよね。

 

 

発音はもちろん、語彙や表現もかなり異なります。

 

 

 

そこで今回は、イギリス英語に自然に慣れるためにおすすめのポッドキャストを中心に、効果的な活用法もお伝えします。

 

 

 

 

1. なぜポッドキャストでイギリス英語を学ぶのか 

 

 

イギリス英語の特徴は、発音だけではありません。

 

 

単語の選び方、表現のテンポ、文化的な背景まで含めて「イギリス英語らしさ」が出てくることが多いですね。

 

 

そのため、テキストだけで学ぼうとすると限界があるのではないでしょうか。

 

 

耳から大量に聴いて、イギリス英語のリズムやニュアンスを体に染み込ませる、という学習が有効だと感じています。

 

 

ポッドキャストはその点、通勤中・家事の合間・運動中と、スキマ時間を活用しやすい点がうれしいですね。

 

 

 

 

  2. The British English Podcast とは 

 

 

 

👉 [The British English Podcast](https://thebritishenglishpodcast.com/)

 

 

 

 

 

ホストはイギリス出身のCharlie氏。

 

 

 

心理学専攻の卒業後、英語教師として世界各地に滞在してきた人物です。

 

 

 

このポッドキャストの大きな特徴は、「レベルが高すぎない」点です。

 

 

 

ネイティブ同士が猛スピードで話す素材と違い、非ネイティブ学習者を意識したスピードと表現を意識しているため、中級者でも十分についていけます。

 

 

 

 

 特徴① 言い換え表現・フレーズが豊富

 

 

単に会話を流しっぱなしにするのではなく、ネイティブがよく使うフレーズや言い換え表現を丁寧に解説してくれます。

 

 

たとえば、同じ意味でも場面によって言い方が変わる表現(*knackered* vs *tired* など)を、文化的な背景とセットで紹介してくれるのが印象的です。

 

 

 

「こういう言い方をするんだ」という発見が多く、語彙の幅が自然に広がっていく感じがします。

 

 

 

 

特徴② イギリス文化も同時に学べる

 

 

言語は文化と切り離せないですよね。

 

 

 

CharlieはイギリスとさまざまなEU・アジア文化との比較を交えながら話を展開するので、英語表現の背景にある文化的な感覚が掴みやすくなっています。

 

 

 

英語そのものに加えて「なぜそう言うのか」まで理解できると、記憶への定着が格段に上がります。

 

 

 

 

 特徴③ 学習補助コンテンツが充実

 

 

無料のポッドキャストワークシートがあり、エピソードごとに1,000以上のネイティブフレーズを確認できます。

 

 

 

アカデミープランでは、語彙の動画解説・発音練習・フラッシュカードなど、ライティングや文法の精度を上げるためのコンテンツも揃っています。

 

 

 

「音だけでなく書ける英語にしたい」という方にも向いているポッドキャストです。

 

 

 

 

3. 他のおすすめイギリス英語ポッドキャスト

 

 

The British English Podcast以外にも、イギリス英語を学ぶのに適したポッドキャストがいくつかあります。

 

 

 

① Luke's English Podcast

 

👉 [Luke's English Podcast](https://teacherluke.co.uk/)

 

 

 

 

 

 

Charlieのポッドキャストの中にも、ゲストとして登場するほど有名なポッドキャストです。

 

 

 

ルーク・トンプソン氏は元英語教師で、話題の幅がとても広い。

 

 

 

日常会話から文化・ニュース・語彙解説まで、幅広いテーマをカジュアルに扱っています。

 

 

 

エピソードの長さが長め(30〜60分以上)ですが、字幕スクリプト(有料プラン)が充実しているため、精聴学習にも向いています。

 

 

 

 

 ② BBC Learning English – 6 Minute English

 

👉 [BBC 6 Minute English](https://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/6-minute-english)

 

 

 

 

 

BBC公式の無料英語学習ポッドキャストです。

 

 

 

タイトルどおり約6分程度のエピソードが毎週配信されます。

 

 

 

短いので「まずここから始めたい」という方にぴったりです。

 

 

 

テーマは時事・文化・サイエンスなど多岐にわたり、ナチュラルなイギリス英語に加えて語彙の解説もあります。

 

 

 

スクリプトも無料で読めるので、リスニングとリーディングを組み合わせた練習ができます。

 

 

 

初中級者にとっては、負荷が低くて継続しやすいという点で非常に優秀な教材だと感じています。

 

 

 

 

4. まとめ 

 

 

- イギリス英語はリズム・語彙・文化まで含めてアメリカ英語と異なる

- The British English Podcastはレベルが適度で、言い換え表現・文化背景まで学べる

- Luke's English Podcastは語彙・会話の幅が広く、中〜上級者向け

- BBC 6 Minute Englishは短くて無料。初中級者が継続しやすい最初の一歩

- どれか一つに絞り、まず2〜4週間続けてみるのがおすすめ

 

 

 

「どれを選べばいいか分からない」という方へ

 

 

 

まずは難易度の低い BBC 6 Minute English から始め、慣れてきたら The British English Podcast に移行するのが良いと思います。

 

 

 

毎日聴かなくてもいいです。

 

 

 

最初は週1〜2回でも十分です。大事なのは続けることです。

 

 

 

 

色々試してみて自分に合うやり方を見つけるようにして下さい。

 

 

 

参考になれば嬉しいです。^^

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

今日は少し個人的なテーマで書いてみたいと思います。

 

 

それは「英語指導者として心がけていること」についてです。

 

 

英語を教える立場に長くいると、自分の経験や視点が「普通」だと思い込んでしまうことがあります。

 

 

 

今回はそのあたりについて、率直に書いてみますね。

 

 

 

 

 私は英語が「好き」で「得意」だった 

 

 

正直に言うと、私は幸運なことに英語が比較的好きで得意でした。

 

 

高校、浪人時に成績が低迷して苦労した時期もありましたが、全く英語ができないということはなかったように思います。

 

 

教えて頂いた先生に感謝ですね。

 

 

 

ただ、この「英語が好き・得意」という出発点は、指導者として考えると、必ずしも強みだけではないと感じています。

 

 

 

  指導者に潜むバイアス  

 

 

英語の指導者には、英語が大好きで得意な人が多いですね。

 

 

これは自然なことです。

 

 

英語を職業にしようと思う人には、そういった人が多くなります。

 

 

ところが、そこに一つの落とし穴があります。

 

 

それは「英語が得意な人の視点」で指導しがちになる、ということです。

 

 

 

例えば、「この単語を覚えるのは当然」「このくらいの文法は分かるはず」という感覚が、知らず知らずのうちに出てしまうことがあります。

 

 

英語が好きだからこそこうしたことに気づきにくい。

 

 

 

「英語を嫌いな人・苦手な人がどう感じているか」が見えにくくなるんですよね。

 

 

 

英語が好きではない学習者もいる 

 

 

英語を学んでいる人の中には、英語が好きではないが、必要性に駆られて学んでいる方も多くいます。

 

 

- 就職・転職のためにTOEICスコアが必要

- 仕事でどうしても英語を使わなければならない

- 学校の授業があるから、入試で必要だから仕方がなく勉強している

 

 

こういった方にとって、指導者が「英語って楽しいですよ!」と言っても、あまりピンとこないかもしれません。

 

 

そういう方に寄り添える指導者でありたいと思っています。

 

 

「英語が好きではなくても、必要な場面で使えるようにする」ことを目標にできる指導こそ、多くの学習者にとって現実的で有益なものではないでしょうか。

 

 

 

 

日本の英語教育を冷静に見る 

 

 

「日本の英語教育は問題だ、よくない」という声はよく耳にします。

 

 

確かに課題はあります。

 

 

ですが、言われるほど悪いわけではないとも感じています。

 

 

学校で学んだ文法や語彙は、英語の土台として機能している部分が多いです。

 

 

「学校英語は役に立たない」と全否定するよりも、学校で学んだことを上手く活かす形で指導することの方が大切だと思っています。

 

 

 

英語教育に異を唱えることが格好良いと思っていると方もいらっしゃいますが、英語教育に異を唱えれば唱えるほどだから英語ができなくても仕方がないと思ってしまう人が増えてしまう可能性があることも考えないといけません。

 

 

 

英語教育の功罪は冷静に見た上で、学習者がすでに持っている土台を活かす方向で考えたい。

 

 

 

英語教育を完全に否定する必要はないと感じています。

 

 

 

多くの人は学校で英語を学んでいるわけですから…

 

 

 

 

 生存者バイアスという落とし穴 

 

 

指導者として特に気をつけたいのが、生存者バイアスです。

 

 

例えば、「自分はこの方法で英語が上達した」「○○という指導法で生徒の成績が伸びた」という経験があったとします。

 

 

でも、それはその方法が優れていたからではなく、自分がたまたまその方法に合っていた、あるいは他の要因が重なった結果かもしれません。

 

 

上手くいった場合も上手くいかなかった場合もその原因は1つとは限りません。

 

 

逆にそのような単純なケースは極めて稀でしょう。

 

 

上手くいったケースばかりが記憶に残り、上手くいかなかったケースは見えにくくなる。

 

 

これが生存者バイアスの怖いところです。

 

 

たとえ上手くいった場合でも、その指導法が本当に良かったかどうかは冷静に考える必要があります。

 

 

自分がやってきた学習法、指導法が最善とは限らない、という意識は常に持っておきたいと感じています。

 

 

 

 

 現実的・個別最適化な指導を目指して 

 

 

誰もが英語学習に十分な時間をかけられるわけではありません。

 

 

毎日1〜2時間の学習時間を確保できる人もいれば、仕事や育児でほとんど時間が取れない人もいます。

 

 

そういった現実を無視した「理想の学習法」は、多くの人にとって実行できないものになってしまいます。

 

 

俗に言う砂上の楼閣ですね。

 

 

その人の状況、目標、使える時間に合った英語学習法を示すことが、指導者の役割だと思っています。

 

 

色々な人が英語を学んでいる。

 

 

英語が好きな人もいれば、そうでない人もいる。

 

 

時間が十分にある人も、そうでない人もいる。

 

 

そのことを忘れずに指導を続けていきたいですね。

 

 

 

 

 まとめ 

 

 

- 英語指導者は英語が好き・得意な人が多いため、得意者の視点で教えてしまいがちな点に注意が必要

- 英語が好きではなく必要性から学んでいる人にも寄り添える指導を心がける

- 日本の英語教育は功罪含めて冷静に評価し、学習者の土台を活かす方向で指導する

- 自分の経験・指導法に生存者バイアスが潜んでいないか常に問い直す

- その人に合った、現実的で実践可能な学習法を提示することを大切にしたい

 

 

 

完璧な指導者でいることは難しいですが、こういった視点を持ち続けることで、より多くの方の役に立てるようになりたいと感じています。

 

 

 

皆さんはどう思われますか?

 

 

是非コメント欄で教えて下さい。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

「どの学習法が正しいのか分からない」「色々やってみたけど、何が自分に合っているのか分からない」という声を、生徒さんからよく耳にします。

 

 

今回の記事では、英語学習法についての私の私見をまとめて書きたいと思います。

 

 

 

結論から言えば、「1つの学習法にこだわらず、自分のレベルと目的に応じて色々試してみる」ことが、遠回りのようで実は一番の近道ではないかと感じています。

 

 

 

 1. 軸になる学習法を持つことの大切さ 

 

 

 

「軸になる学習法を持つこと」は、とても重要だと思っています。

 

 

私自身、音読、多読、多聴を20年以上続けてきましたが、継続することで確実に効果を感じています。

 

 

 

何かを続けるためには、自分の中で「これは効果がある」という実感が必要です。

 

 

 

軸を持ちながら、必要に応じて他の学習法を組み合わせていく、というスタンスが現実的ではないかと感じています。

 

 

 

 

2. 「これ1つでできるようになる」方法は存在しない 

 

 

一方で、「これだけやれば英語ができるようになる」という学習法は、残念ながら存在しないと私は思っています。

 

 

例えば多読。

 

 

効果的な学習法であることは間違いありません。

 

 

ただ、万能ではないのです。

 

 

👉 自分のレベルに合っていないと、効果はほとんど出ません。

👉 内容が理解できないものをただ読み続けても、意味のあるインプットにはなりにくいです。

👉 多読だけでは、今の自分のレベルを大幅に超えた英文を読む力は付きにくい側面があります。

 

 

多読は素晴らしい学習法ですが、それだけで全てが解決するわけではない、ということですね。

 

 

 

 

 3. 「精読」と「多読」は対立しない 

 

 

ここで少し整理したいのが、「精読」と「多読」の関係です。

 

 

ちなみに私は多読で300万語以上読んでいますので、精読と多読について語る資格はあると思っています。

 

 

精読の反対は「多読」ではありません。

 

 

精読の反対は粗読、つまり「適当に読むこと」です。(祖読は松井孝史先生が使われていた言葉です)

 

 

 

この誤解が広まっているせいか、「精読か多読か」という対立構造で語られることがありますが、それは少し違うと感じています。

 

 

多読と精読(英文解釈)を両方実践することで、それぞれの弱点を補い合うことができます。

 

 

 

つまり精読をすることで英文解釈力が上がり、さらに高いレベルの英文を多読することができるようになるのです。

 

 

ただやみくもに多読するだけでは英語力は上がらないので注意するようにして下さい。

 

 

 

 

4. 「大体分かればOK」の落とし穴 

 

 

よく言われる「大体分かればOK」という言葉。間違いではないのですが、少し注意が必要だと感じています。

 

 

問題は、学習者が「大体分かっている」かどうかを自分で正確に判断することが、非常に難しいという点です。

 

 

私の指導経験でも、生徒が「大体分かりました」と言った後に確認してみると、実はほとんど理解できていなかった、ということが何度もありました。

 

 

リーディングの難しさはここにあります。

 

 

リスニングやスピーキング、ライティングは、自分がどこで詰まっているかを実感しやすいです。

 

 

 

でもリーディングは、誤読していることに自分では気づきにくいという特性があります。

 

 

 

故國弘正雄先生も4技能の中でリーディングが一番難しいとおっしゃっていました。

 

 

 

だからこそ、精読(英文解釈)を通じて正しい読み方を身につけることには、意義があると思っています。

 

 

 

 

5. 英文法は「英語を理解するための便法」 

 

 

英文法についても触れておきます。

 

 

駿台予備校の伊藤和夫先生は、英文法を「英語を理解するための便法」とおっしゃっています。

 

 

 

英文法は一通り学習しておくと、その後の学習がスムーズに進むことが多いです。

 

 

文法の知識は、読む・聞く・書く・話すの基盤になります。

 

 

ただ、スピーキングで文法を気にしすぎて話せなくなるのは本末転倒ですね。

 

 

ここで私が大切にしているのが、通訳の第一人者である國弘正雄先生の言葉、「繊細かつ大胆に」です。

 

 

- 初級者のうちは「大胆に」を意識して、まず話すことを優先する。

- レベルが上がるにつれて「繊細に」を意識し、文法のミスを減らしていく

 

 

 

英語を話す時にミスをすることは、ある程度やむを得ません。

 

 

それでもミスを減らす努力を継続することが、特に中上級者には重要ではないかと思っています。

 

 

 

 

まとめ 

 

 

- 軸になる学習法を持ちながら、他の方法を組み合わせてみる

- 「これ1つでOK」という学習法は存在しない。多読も万能ではない

- 精読と多読は対立しない。精読の反対は「粗読(適当に読むこと)」

- 「大体分かればOK」を自分で判断するのは難しい。リーディングは誤読に気づきにくい

- 英文法は英語を使う上での「便法」として考える。「繊細かつ大胆に」のスタンスで

 

 

 

色々試してみて、自分に合う学習法の組み合わせを見つけるようにして下さい。参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

「英語を学ぶ時は日本語を使わない方がいい」という意見を、よく耳にします。

 

 

英語を英語のまま理解する、いわゆるイマージョン学習を推奨する声は多いですし、気持ちはよく分かります。

 

 

ただ、私はこの考え方に少し疑問を感じています。

 

 

特に初中級レベルの方にとって、日本語を一切排除した英語学習は、必ずしも効率的ではないと思っているからです。

 

 

今回は「英語を学ぶ時に日本語を使うべきではないのか」というテーマで、私なりの考えを書いてみたいと思います。

 

 

 

1. 因果関係が逆になっていませんか? 

 

 

「英語を英語で学ぶから、英語が上達する」——よく聞かれる考え方ですが、私はこれは因果関係が逆ではないかと感じています。

 

 

正確に言うと、「英語力が上がれば、日本語を介さずに英語で学べるようになる」ということではないでしょうか。

 

 

 

つまり、英語ができるようになった結果として、日本語の介在が減っていくのです。

 

 

 

英語を英語だけで学ぶから上達するのではなくて、英語力が上がった結果、英語だけで学べる場面が増えてくる。

 

 

 

この因果関係を、忘れないようにしたいですね。

 

 

 

 

2. 初中級レベルでは日本語を使う方が効率的 

 

 

特に英語を学び始めたばかり、あるいは中級手前くらいのレベルでは、日本語を活用した方が学習効率は高いと感じています。

 

 

一例として単語を覚えることを考えてみます。

 

 

英単語を覚える時に英和辞典ではなく、英英辞典を使った方が良いと言われます。

 

 

確かに意味の違いが分かりにくい形容詞の単語を覚える時は英英辞典を使った方が良いですね。

 

 

例)properとappropriateの違い(どちらも日本語では「適切な」という意味)

 

 

proper-socially or legally correct and acceptable

 

appropriate-correct or acceptable for a particular time, situation or purpose

 

 

このように同じ日本語でも使い方が違う形容詞は英英辞典を引いて、その説明を読むことで単語のニュアンスを正確に理解できます。

 

 

ただ全ての単語を英英辞典で引くことがわけではありません。

 

 

例えばwhaleを英英辞典で引くと

 

 

a very large animal that lives in the sea and looks like a fish but is actually a mammal

 

 

と書いてありますが、一言「クジラ」と日本語で言った方が簡単に理解できます。

 

 

上記の英語の説明を読んでも「クジラ」をイメージできないケースも多いと思います。

 

 

 

最もわかりやすい例が、英文法の学習です。

 

 

「仮定法」「関係代名詞」「分詞構文」——こうした概念を英語の文法用語で理解しようとすると、概念の理解より先に用語の暗記という手間が発生します。

 

 

しかもこのような文法用語は覚えても使う機会がほとんどないので、すぐに忘れてしまうのがオチです。

 

 

英語の文法用語を英語で覚えることに、必ずしも価値があるわけではありません。

 

 

 

母語である日本語でしっかり概念を把握してから、英語の実例を理解していく方が、はるかにスムーズに学習が進みます。

 

 

ある程度学習が進んで、英文法を深く学ぶ時に英語で書かれた文法書を使うのはアリだと思います。

 

 

 

私も以下のに文法書を使いましたが、文法をより深く理解することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3. イマージョン環境は、作れる人には有効 

 

 

「英語を英語だけで学ぶ」イマージョン環境は、整えられるなら確かに有効です。

 

 

海外に移住する、仕事や生活の場で日本語を一切使わない環境に身を置く——

 

 

そういった状況であれば、日本語を介さず英語で学ぶのは自然な流れだと思います。

 

 

ただし、日本に住む大人の多くにとって、そのような環境を維持するのは現実的に難しいことが多いです。

 

 

仕事も生活も日本語中心の中で、無理に日本語を排除しようとすると、かえって学習効率が下がってしまうこともあります。

 

 

環境が整っていないのに日本語を「禁止」にする必要はありません。

 

 

 

自分の置かれた状況に合った方法を選んでいただければ、と思います。

 

 

 

 

 4. 英語を英語で学べば文法は学ばなくて良い?
 

 

 

英語を英語のまま多読、多聴すれば、英文法を学ばなくても、英語はできるようになると主張される英語教育者がいらっしゃいます。

 

 

私の指導経験でも英文法をほとんと学ばなくて、多読中心で英語ができるようになった生徒が数名いましたが、普通の生徒にはまず難しいでしょう。

 

 

英文法を学ぶことなく、多読によって帰納的に英文法のルールを学ぶということは不可能だとは言いませんが、一般的ではありません。

 

 

 

まずは基本的な英文法のルールをきちんと学んだ方が上達が早いというのが私の考えです。

 

 

 

 

 5. 中上級レベルになれば英語だけを積極的に活用する 

 

 

一方、中上級レベルになれば、話は少し変わります。

 

 

 

ある程度の語彙力・文法力・読解力が身についてきたら、英語だけで学ぶ機会を積極的に増やす方がいいと感じています。

 

 

 

具体的には——

 

- 多読(graded readers、洋書、英字記事など)

- 多聴(英語のポッドキャスト、ドラマ、映画など)

 

 

こうしたインプットを日常に取り入れることで、英語の自然なリズムや表現が少しずつ定着していきます。

 

 

「英語で考える」感覚も、この段階から少しずつ育てていけると良いですね。

 

 

 

 5. 言語力は相関する——私自身の経験から 

 

 

私自身の経験からも感じていることがあります。

 

 

英語力が上がると、不思議なことに日本語力も上がる、ということです。

 

 

英語で文章を読んだり書いたりする中で、「この概念を日本語ではどう表現するか」を考える力が鍛えられます。

 

 

逆に、日本語で深く考える力が上がると、英語でも論理的に表現できるようになる場面が増えます。

 

 

少なくとも私の経験では、言語力には相関関係があると感じています。

 

 

 

だからこそ、日本語を「英語学習の邪魔もの」として排除しようとするのではなく、英語力を高めていく土台として活かす視点が大切ではないでしょうか。

 

 

 

 

まとめ 

 

- 「英語で学ぶ → 上達する」ではなく、「英語力が上がる → 英語で学べる場面が増える」

- 初中級レベルでは日本語を使った学習の方が効率的(特に英文法)

- イマージョン環境が作れるなら有効だが、日本在住の大人には現実的でない場合も多い

- 中上級レベルになれば、多読・多聴を積極的に取り入れる

- 日本語力と英語力は相関する——日本語も大切に

 

 

 

初中級レベルの方は、日本語をしっかり活用しながら英語の基礎を固めることを優先するのが良いと思います。

 

 

 

中上級レベルの方は、英語のポッドキャストや英字記事等を使って多くの英語に触れることで英語力を上げていきましょう!!

 

 

 

全ての人に最適な学習法はありません。

 

 

 

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英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

先週末は東京に行っていて、ブログの更新ができませんでした。

 

 

行く前は出来たらブログの更新をするつもりだったのですが、やっぱり無理でしたね。

 

 

東京では、品川、吉祥寺、渋谷、有楽町等に行きました。

 

 

天気があまり良くなかったですが、どこも人が多かったですね。

 

 

東京では友人や教え子に会いました。

 

 

 

今日は教え子と話して感じたことについて書きます。

 

 

 

 

Z世代の大学生活 

 

 

 

以前もブログに書きましたが、今の大学生は本当に真面目です。

 

 

今回も教え子の話を聞いていて改めて感じました。

 

 

ろくに大学にも行っていなかった私とは大違いですね。??

 

 

同じ大学でも個人差はかなりあるようです。

 

 

大学の勉強自体はあまり面白くはないようですが、就職のことを考えて早くから行動している子が多いです。

 

 

 

就活自体も早くから始まるので、話を聞いていても大変だなと思います。

 

 

2年生ぐらいから長期インターンに行く子も多いと聞いて、驚きました。

 

 

就職のために資格試験の勉強も早くから始める学生も多いみたいです。

 

 

将来のことをきちんと考えながら大学生活をおくっている生徒が非常に多いように感じました。

 

 

 

 

Z世代の就職についての考え 

 

 

 

就職についての考えも色々だなと感じます。

 

 

かつての様にしゃかりきに働い立身出世を目指すという学生は少ないみたいです。

 

 

仕事とプライベートのバランスを考えて働きたいという考えを持っている学生が多いように感じます。

 

 

 

「父には感謝しているけど、父みたいな社畜にはなりたくない」と言っている教え子もいました。笑い泣き

 

 

 

大手志向が強い子もいますが、名前や待遇だけでなく、その企業がどういう形で社会貢献しているかも考えながら就活している学生が多いです。

 

 

 

最近では終身雇用はあまり成り立たなくなっていますので、就職したからその会社にずっといようという考えはあまり持っていませんね。

 

 

 

ある程度転職することも前提に考えています。

 

 

 

私自身も日本でも転職することが普通になるのは良いことだと思っています。

 

 

 

私も含めて20歳そこそこではどんな仕事をしたいとか、どんな働き方が自分に合っているというのはなかなか分かりません。

 

 

 

また仕事観も年齢やライフスタイルの変化で変わるのが普通です。

 

 

 

私も会社名とか待遇だけでなく、自分の価値観や勤労観に合う会社を選んだ方が良いよということを教え子に伝えています。

 

 

 

 

指導後の生徒との関係 

 

 

教え子は今でも私のことを先生と呼びますが、私自身は生徒とはフラットな関係でいたいと思っています。

 

 

今はもう先生、生徒の関係ではないので、上下の関係でない方が良いんですよね。

 

 

教えている時は自分の過去の話やプライベートのことはあまり話しませんでしたが、指導後は自分の話を色々するようにしています。

 

 

 

何かの参考になればと思っていますが、私自身にあまり華々しい経歴があるわけではないので、あまり役には立ててないかもしれませんね。

 

 

 

どちらかと言えば失敗談の方が多いですし…

 

 

 

私自身も生徒から教えられることがたくさんあります。

 

 

生徒からの何気ない一言で気づかされたこともたくさんありますね。

 

 

 

今度は逆にこちらが教えられることも多いです。

 

 

 

生徒の成長に負けないように 

 

 

 

生徒たちはみんな驚くようなスピードで成長しています。

 

 

会う度にその成長に驚かされます。

 

 

若い人の成長のスピードは本当に速い!!

 

 

私自身も負けないように頑張ろうと思います。

 

 

皆さんのZ世代の印象はいかがですか?

 

 

 

是非教えて下さい。

 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

 

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