満身創痍、震災後のシーズンを走りぬいた魂の演技、ミーシャは観客席で見ていたのですね。
◆ミーシャのインスタ
https://www.instagram.com/p/B-Q6_EupZDA/
「ユヅが転んでしまった時、
すべてのお客さんたちが思わず悲鳴を上げてしまったのです」
「そして、彼は立ち上がり、再び滑り始めてから何事もなかったように3A-3Tを決めました。その時、全員が飛び上がって叫び、拍手を送りました」
「その瞬間、私は初めて『この少年は特別な何か燃えるものを持っている』と感じたのです。歴史になったのです。
フィギュアスケートの出来事の中で、これが私の一番大好きな瞬間です」。
あの時、私もLIVEで見ていて、
まさかの転倒に息を飲み、
悲鳴をあげました。
あの頃、クワドを綺麗に成功させる選手というのは本当に少なくて、
がっちりと筋肉をつけた男性選手がガルルルっと跳ぶものって感じでした。
シニアデビューから見守っていた私は、それでも、
「解説も実況アナも、誰も言及しないけど、
今、一番、クワドの成功率が高いのは、この子だよね」って、密かなちょい推しの活躍に、わくわくもしていました。
もちろん、
彼が捻挫していたなんて、
知る由もありません。
もしかしたら、このダークホースがやってくれるかと密かに期待して見ていたのです。
でも・・・・
恐らく、多くの現地さんたちは、
結弦くんには、ほとんど注目していなかったでしょうね。
リンクに現れた若干17歳の細っこい少年は、
いきなり冒頭でクワドを決め、
ガッツポーズさながらに腕をぶんぶん回して自らを鼓舞し、
次々と難度の高いジャンプを華麗に決めていく、
いったい何が起こってるのだ?
いや、この子なら、
この勢いのまま、
ノーミスで最後まで突っ走るかもしれない、と
シンデレラボーイの出現に、
わくわくし始めた、
まさに、その瞬間に、
彼は転倒したのですから。
「ああ・・・シンデレラボーイの活躍も、ここまでか。
あといくつジャンプは残っている??
気の毒に、
ビギナーズラックも、ここまでか。」とガックリしつつも、
「でも、もうちょっとだ!ガンバレ!!!」
応援の気を送りなおした、その瞬間に、
まるで、その応援の声を受け取ったかのように、
彼は渾身のトリプルアクセルを宙に放ったァ~!!!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200328/23/tuk-masa/0b/66/p/o0341051214735332489.png?caw=800)
結弦くんのピンチを何度も救ってきた3A。
全てを投げ打つように、
まっすぐに身を投げるジャンプ。
彼の決意が、全ての困難をねじ伏せて、
堂々と3Tをセカンドにつけ、
勇猛果敢に着氷!!!
爆発的に湧き上がる歓声で、
音楽が聞こえなかったと、
後日、現地さんから聞きました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200328/23/tuk-masa/ed/05/p/o0360051214735332450.png?caw=800)
◆「あの瞬間を覚えている」 17歳羽生結弦、ファン語り草の“ニースの伝説”を盟友が回顧
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200328-00109358-theanswer-spo (3/28(土) 16:33配信 THE ANSWER編集部)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200328/23/tuk-masa/b1/e0/j/o0500028914735332630.jpg?caw=800)
250点越え、つまり、表彰台争いに関われる点数を叩き出したことに驚く結弦くん、感涙の奈々美先生。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200328/23/tuk-masa/c6/a3/j/o0500028314735332874.jpg?caw=800)
ピョコンっとお辞儀して、「ありがとうござましたっ!!」と叫ぶ結弦くん、可愛かったなあ。
奈々美先生の感慨無量な笑顔、ああ、幸せ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200328/23/tuk-masa/52/21/p/o0500030614735332767.png?caw=800)
(イタリア解説)
結弦くんの名演技はいくつもあるけれど、
あの日、あの時のロミオは、
私の人生にとっても、
忘れようのない記念碑です。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
※追記あります。
(追記)「Life extra 華麗なるスケート衣装の世界」レビュー
※レビュー書きました→こちら
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[絶対王者の軌跡]羽生結弦/内村航平
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フランスの漫画家・映画監督のリアド・サトゥフ氏のアマビエちゃん
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【一昨日までの記事】
◆世界選手権8月説の愚かしさ。/ 栗原さんサラメシ
◆(追記)「Life extra 華麗なるスケート衣装の世界」レビュー
◆総合1位は羽生結弦 博報堂「アスリートイメージ調査」存在感、輝きは別格
◆ネタバレ注意! Number1000 レビュー
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この記事も。
◆羽生結弦の魅力は「獣」に変わる瞬間にある
フィギュアスケートが与える深い印象と驚き
(一部抜粋)
■忘れられない2012年ニースでの演技
■「嘘としか思えない驚きの瞬間」だった
そして、吠えた。最後の見せ場となるコレオシークエンスに入る直前、なぜか理由はわからないが、羽生は吠えた。悲恋の物語の象徴と言うにはあまりにも異質な雄たけびをとどろかせるように。その瞬間、観客席からは顔、口の細かな動きまでは見えないはずなのに、一瞬の静寂の後、会場の熱気が急騰した。南仏の陽気さが生む「熱」とは異なる、羽生の動きが生み出し、波及させた「熱」が会場を覆った。それも突如に。
映画批評家にして、傑出したスポーツ批評も行う元東大総長の蓮実重彦氏は、著書『スポーツ批評宣言』の中で、こう記す。
「スポーツには、嘘としか思えない驚きの瞬間が訪れる。また、人はその驚きを求めて、スポーツを見る。文化として始まったものが野蛮さにあられもなく席巻される瞬間を楽しむのです」
「不意に文化を蹂躙する野蛮なパフォーマンスを演じること。それを、運動することの『知性』と呼ぶことにしましょう。(中略)それを周囲に組織する能力を、運動することの『想像力』と呼ぶことにしましょう。『知性』と『想像力』とは1つになったとき、そこには動くことの『美しさ』が顕現します」
■羽生が目指す競技と学問の高度な両立
羽生はとてもスマートだ。早稲田大学の通信制に通い、「予想以上に大変」な生活をトロントで続けている。競技との両立は大変だが、決して弱音は吐かず、睡眠時間わずか2時間で何日も生活し、きちんと課題をこなした時期もあった。心理学や統計学、数学に関心を置き、人間科学からフィギュアスケートの技術や表現力の向上を視座している。
阿部 健吾 : 日刊スポーツ新聞社記者
https://toyokeizai.net/articles/-/94249?display=b
最後までお読み下さり、ありがとうございました。