フィギュアスケートファン 2018-19 レビュー　：　かな～り、モヤ風味・・・

本日3本め。

『フィギュアスケートファン』の誌面画像や、読んだ部分の感想を載せておきますね。

画質的には、『通信DX』よりも綺麗です。

（出版流通関係者の方へ：誌面の画像掲載に問題がある場合は、コメント欄やメッセージでお知らせください。速やかに善処いたします。）

最初のグラビアは、
こんな感じ。

この２選手の対決が2019ワールドの中心だった、という描き方をしています。冒頭８頁。

そりゃさあ、結弦くんが銀メダルで、ネイサンが金だったよ。

だけど、写真まで、
わざわざ、ネイサンは元気良いショットを選び、結弦くんは俯いてる瞬間を選んで並べるって、なーんか、印象操作っぽいよね。

よく週刊誌の中吊り広告で使う手法みたいでさあ・・・・。

と、いきなりモヤモヤさせられた後で、結弦くんの特集。14～43頁。

記事部分は田村明子氏。（ごめん、まだ読めてない。）

２頁見開きで１枚の頁もあるけれど、
１頁１枚、とか、

見開きで３枚とか、

詰め合わせとか、

構成は、いろいろ取り混ぜてあります。

いとうやまねさんのコラムは、オトナル。

このコラムでは、「粗暴」「晩年」という言葉を、結弦くんのオトナルのキーワードとして記している。

文意として、そんなに失礼とは感じなかったが、でも、何もこの言葉を選ばなくとも良かったのでは？とも、思う。

物議を醸すような言葉を、わざと選んだのだろうか？

でも、彼は自らの姿をもって種を撒き、その種たちが世界中で可愛い目を出しているのも、事実。

エキシビとセレモニーは、
ちょっと画像が暗いかな？

そのあと、坂本選手8頁、宇野選手7頁、紀平選手5頁、宮原選手4頁、島田選手4頁、高橋選手4頁、

そして無良くんインタ７頁、ハビ引退（田村明子氏３頁）

ハビインタには、平昌五輪でのメダリスト３人ハグの写真があるけど、こっちを向いてて顔が見えてるのは昌磨くんだけ、という未出ショット。ハビは思いっきり後ろ姿でうなじだけ。結弦くんも、顔、ほぼ見えず。

ハビの顔が見える写真を選べばよかったのにね。

無良くんインタ、ざーっと見たけど、
質問者が辛仁夏氏だからか、

昌磨くん推しの答えがでてくるような質問の仕方をしてるし、

「男子ではネイサンと羽生選手の戦いが注目されましたね」ネイサンの名ネイサンの名を出すあたりに、なーんか、もやもや感が残ります。

もやもや記事という点では、髙橋選手記事（辛仁夏氏）の「総合2位で世界選手権出場への資格を得た」という記述。（いや、そもそも、世界選手権特別号なのに、なぜ髙橋選手の全日本記事が？！）

１～２月の国際大会に出てミニマム取るつもりだったら選出することも可能だよと打診されたことを「出場への資格を得た」と書いちゃうのは、飛躍し過ぎでしょ。
そして、お決まりの、
「出場辞退を申し出て、若手に潔く道を譲った」と続けての美談仕立て。はああ、これもう、うんざり。

いやね、うんざりすることが分かってて読んだんでしょ？ってことなんだけどさ。

ううむむむ。

まあ、そういう訳で、
なーんか、モヤモヤ風味が強くって、
結弦くんのファンには、敢ておススメはしないかな・・・。

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