魚との対話 -33ページ目

十三夜

時は秋。この時季、晴れ渡ると様々な形の雲を見ることが出来る。

先日まで我家の前では、そんな空に向ってキクイモが咲き誇っていた。



魚との対話-キクイモ

キクイモ   10月2日撮影


館山市の広報誌「だん暖たてやま」に粋な記事が載った。

もう一つのお月見「後(のち)の名月」と題するものである。

それによると、「中秋の名月」とならんで月が美しいのは「後の名月」と呼ばれる十三夜の月で、旧暦9月13日の

月だという。 

 (中秋の名月:旧暦8月15日の月、この日を十五夜といい、今年は9月22日であった。)
それは、満月ではなく少し欠けていますが、日本人は古来よりその欠け具合に風情を感じていたようです、と

ある。そして、今年の十三夜の月は10月20日になります、とあった。

そうか、と私は大いに期待したのだが、十三夜の月はあいにくの天気で全く見ることが出来なかったのである。


その後もすっきりしない天候が続いているが、しかし、実りの秋である。

我家では、柿が鈴生りである。東京に住む娘夫婦が31日の夜に来るというので、収穫体験をさせようかと思っている。



魚との対話-我家の柿

我家の柿   10月18日撮影


隣組のSinoさんからアケビを頂いた。早速、庭に飛んで行きアケビが生っている木を見せてもらった。

アケビはうす紫色をしていたが、寒い地方では紫色になると言う。

アケビを食べてみた。内側の皮は白で、中に数え切れない沢山の小さな種を包むように、うす~い灰色の

ちょっとねばねばした実が入っている。結構甘い!!

甘い物がなかったSinoさんの子供の頃は、さぞかし美味しいおやつであったであろうと思った。

かくして、私は十三夜は駄目であったが、思いがけない秋の味覚を堪能出来たのである。



魚との対話-アケビ

Sinoさん宅のアケビ   10月18日撮影



魚との対話-アケビと寄せ植え

Sinoさん宅のアケビと畑の石井さんから頂いた寄せ植え  10月21日撮影




湊川のハゼつり

「遊子の会」の釣り大会は、堤防での投げのシロギス、サビキでのアジ・イワシと続いたが、今回は地元では

湊川と呼ぶ平久里川河口でシモリ浮きでのハゼつりが企画された。


「遊子の会」には釣りインストラクターが3人いる。私とKさん、Tさんである。

Tさんから電話が入る。予定地である昨年末良く釣れた場所は、草が生い茂っていて入れないと言う。

これには困った。

既に潮見表から私が10月12日(火)と決め、主宰者のYUさんが皆に連絡してしまっていたのである。

それ故、私とKさんはシロギスつりの帰りに場所探しに出掛けた。

その結果、予定地より少し上流の小さな公園下の川岸が、皆で出来そうだと分かり、ほっとする。


10月1日(金)、Kさん夫妻と私は試し釣りに行った。川は連日の雨で強いにごり。

それでも川の中央より少し遠目に投げるとハゼのアタリが出る。足下の浅瀬ではコトヒキのみだ

遅れてやって来たYUさん夫妻は、一匹ずつモクズガニを釣る。相変わらず、思わずエッーと言う物を釣り上げる夫婦である。

結局、皆でハゼを25匹釣る。これにより、ハゼつり大会は予定通り12日(火)に実施することになった。

翌日、私はエサ(アオイソメ)が残っていたので、1人で出掛けた。

前日と同じ場所にキャスト、アタリは頻繁にあるものの針掛かりせず苦戦。

帰り際に少し下流の足下がやや深い場所で、ノベ竿・シモリ浮きで試したところ、すぐにアタリがあり容易く針掛かりさせることが出来た。やっとシモリ浮きで釣る場所が見つかったのである。 (=⌒▽⌒=)

しかし、そこは何人もの人が並んで釣る為には、草を刈って整備しておく必要があった。

そこで私は、KさんとYUさんに大会前日の試し釣りには、鎌を持参するようにメールを打ったのである。


さて、大会前日、私・Kさん・YUさんはシモリ浮きで釣る場所の草を刈る。やりつけない作業に汗ばんでくる。

少しして何とか片が付いたので、大会後の懇親会用のハゼを釣ることにする。

この日も前日の激しい雨で、にごりが強い。YUさんは遅れてやって来たN子さん(YUさんの妻)を含めた3人に

50匹釣るようにとはやし立てる。

本人はと言えば、投げで釣る場所を鎌や剪定鋏でせっせと綺麗にしている。

私が感心して「家でもあんなに働くの?」と聞いたら、N子さんは「そんなことありません!!」とはっきりと言う。

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流れが緩んで来た頃、N子さんはシモリ浮きのコツをつかんだようで盛んに釣り上げる。

YUさんは、今度はチンチン(クロダイの子供)を釣り上げる。エッー!!

正午前、目標の50匹を達成したので、YUさんは懇親会場となるMさん宅に届けに行き、この日は御開きとなった。


10月12日(火)、ハゼつり大会の日がやって来た。インストラクターの3人は早目に集合して釣りの準備をする。

天気はくもり、川はにごりがとれず流れも速い。

皆が到着する前に糸を垂れてみたが、アタリが少ない。妻は釣れな~い、とぼやく。

嫌な予感がする中、私に強い引きで良型のセイゴが釣れた。


9時過ぎ、コ(古)ギャル達がやって来た。参加者は合計16名。シモリ浮きのグループ(私の担当)と投げのグループ(KさんとTさんの担当)に別れ、川岸にずらっーと並んで釣る。

案の定、ハゼの食いは渋い。雪椿がおはこのKANさんにフグが掛かる。陶芸のKさんはウナギを釣り上げる。

大きなウナギに介添役の私もびっくり。

潮が引き、流れがおさまるにつれ、ハゼが釣れるようになった。時折釣れ上がるウナギやモクズガニにコギャル達は大騒ぎである。時々小雨が降る中、コギャル達は大変熱心で、結局11時半頃までやり、ハゼ50匹、

ウナギ6匹・・・を釣り上げたのであった。



魚との対話-ハゼつり風景

釣り場風景(N子さん撮影) ここはカワセミが見られるバードウォッチングも楽しめる場所でもある。



魚との対話-ハゼつり風景

ハゼつり風景(N子さん撮影) 館山湾と平久里川の汽水域のためか色々な魚が釣れた。


釣りを終えて、懇親会場のMさん宅に行く。Mさんは自宅や公民館で料理教室を開いている人だ。

長いテーブルで皆が一斉におにぎりを作る。まるで炊き出しの現場のようである。続いて野菜・シロギス・アジの

天ぷらを揚げ、ハゼの唐揚げが出来上がる。厨房をのぞくとKさんの奥さんがウナギをさばいている。

かくして、長いテーブルに並べられたものは、私の記憶ではおにぎり、豚汁、ハゼの唐揚げ、シロギス・アジ・ 野菜の天ぷら、ダイコン・ニンジン・キュウリのなたぎり漬け、トウガンの煮物、キスの南蛮漬け、ウナギの蒲焼、オレンジ色となったモクズガニ、セイゴの塩焼き・・・などである。実に壮観」!!

準備と陣頭指揮にあたったMさん、助手役のKさんの奥さん、ありがとうございました。


YUさんの徴収した会費は釣り代を含めて、これで400円。

色々な魚が釣れてびっくりしたり、大変得をした気分になったりのハゼつり大会であった。

カヌーでのシロギス釣り

9月29日(水)、館山港多目的観光桟橋(以下観光桟橋と略す)に豪華客船パシフィックビーナスが停泊した。



魚との対話-パシフィックビーナス

観光桟橋に停泊したパシフィックビーナス   9月29日撮影

観光桟橋の総延長は500m、車道側では釣りが出来る。但しコマセは禁止。

しかし、遠来の釣り人がコマセをまいていると聞く。ぜひ守って欲しいものである。


私は、パシフィックビーナス寄港の1週間前と後の2回、「遊子の会」のKさんと観光桟橋の歩道側に広がる

新井海岸で、Kさん手作りのカヌーに乗り、シロギス釣りを楽しんだ。



魚との対話-新井海岸

シロギス釣り場の新井海岸   9月29日撮影

新井海岸は、小学校、中学校時代に水泳の課外授業があった懐かしい海水浴場である。



魚との対話-カヌー

シロギス釣りを楽しんだ「遊子の会」のKさん手作りのカヌー   10月6日撮影


さて、第1回目の9月21日(火)の状況であるが、晴れ・大潮・干潮9時43分・釣りタイム5時30分~8時30分。

仕掛けは市販の針7号・全長1mの2本針・オモリ10号・エサはジャリメを使用。


浜辺から少し漕いだ場所ですぐ2匹釣れたが、フグが多く桟橋の中央下に移動する。そこから浜辺に平行に

汐入川河口方向に少しずつ移動しながら釣る。移動するたびにアタリがあり、特に桟橋より50m位離れた場所で良く釣れた。


凪の海をカヌーは滑るように進む。小気味よいシロギスのアタリと引きにKさんの舌も滑らかである。

針掛かりすると「ヨッシャー」、舟べりに姿が見えると「イラッシャーイ」と叫ぶ。

カヌーでは私が前、Kさんが後ろに座る関係もあって、Kさんはバック投げと称して後ろに仕掛けを放り投げて

ヒットさせたりする。楽しい釣りである。


2人で1パックのジャリメエサが無くなったのを機に釣りは終了となったが、私の釣果はシロギス20匹、外道は

極小タイ・ヒイラギ・メゴチ。


第2回目は10月6日(水)であった。1回目の結果から、もっと釣りタイムを伸ばせば釣果倍増が期待出来そうなので、「もう1回」とお願いしておいたのがこの日である。


くもり時々晴れ・大潮・干潮9時22分・釣りタイム5時40分~11時40分。

釣り場は桟橋中央より少し沖目の横のライン。

断続的に北東の風が吹き、ウネリもあるのでアンカー(漬物用の重しを使用)を入れても桟橋寄りに流されてしまう状況。しかし、アタリは活発で1人1パックのジャリメエサが無くなるまでやることが出来た。


結局、私の釣果はシロギス43匹で倍増を達成!!型は15cm中心で6月の沖ノ島より小ぶりであった。

外道に良型アジが釣れた時は、その引きの強さにびっくり。

一方、Kさんの釣果はシロギス52匹。

外道は良型アナゴにヒイラギとメゴチ。他に熱帯魚を思わせる綺麗な魚を釣る。後でコロダイの稚魚と判明。

Kさんは一荷釣りがしばしばあり、それで差が付いたようである。お見事でした。


新井海岸で好成績を収めることが出来たことにより、カヌーでのシロギス釣りは、6月は沖ノ島10月は新井海岸

ということなろうか。


おわりに


ブログを1ヶ月程さぼっていたら、「遊子の会」や元の職場の仲間から心配の電話を頂いた。

恐縮しています。

さぼったことにより、これからの私のブログはリアルタイムと過去の出来事が入り混じったものとなります。

ご容赦願います。







ガーデニング~2010.8

今年の夏はアサガオ、ハツユキソウ、フウセンカズラによる涼しさの演出を企てた。

その結果は、猛暑の中、健気に咲くこれらの花に涼しさを貰うことが出来、私のもくろみは成功したのである。


アサガオ


昨年どこからかやって来たアサガオをマキの木に這わせたところ、涼しげだったので、今年は種から育てた苗を

オベリスクをヒントに枯れたトベラの木を利用してアサガオツリーを企てた。

余った苗は、フェンスに立て掛けたカラタケの枝にからませたり、玄関脇でシュロ縄を樋の支えから地面まで

ぶら下げ、そこにまつわりつけた。

朝の一時、私は涼しげに咲くそれぞれのアサガオを眺めながら、ゆっくりとお茶を飲むのである。



魚との対話-アサガオツリー

アサガオツリー



魚との対話-アサガオツリー

アサガオツリー



魚との対話-アサガオ

カラタケにからむアサガオ



魚との対話-アサガオ

シュロ縄を這い上がるアサガオ


昨年、本家のS子さんからもらった大変小さな花弁のアサガオ(?)も種から育てた苗をあんどん仕立てや

カラタケの枝にからませたりした。このアサガオ、昼間も咲き、今は数個つながって咲くようになり、中々

綺麗である。



魚との対話-朝顔

小さな花弁のアサガオ(?)


ハツユキソウとフウセンカズラ


千葉市に住んでいた頃、夏は花見川にハゼ釣りに行った。途中、花壇に咲くハツユキソウは一服の清涼剤で

あった。我家の庭にも植えたいとジロエミ博士に話したところ、種を届けてくれた。

今、その一画は雪が降ったように真白で、大変涼しげである。



魚との対話-ハツユキソウ

ハツユキソウ



魚との対話-フウセンカズラ

フウセンカズラ 寝室の出窓の外は、鈴生りの緑の風船がさわやかである。


写真は8月20日~28日に掛けて撮ったものです。


落花生


一方、畑であるが8月13日からずっと雨が降らず、サトイモなど葉が焼け心配だ。

8月22日(日)朝、庭のフユサンゴの枝がボキボキ折られ、実も無くなっているのに妻が気付いた。

胸騒ぎがして、動物よけネットで囲った落花生を覗いたら、苗の半分ほどがほじくり返されていた。

ハクビシンの仕業だ!!

ネットの下部を止め具で地面と密着させてあったのだが、密着度が甘くなっていた囲いの隅に侵入した跡が

あった。私はすぐ土寄せした後、ネットの止め具を増やした。


しかし、一週間後再びやられた。道行く人のアドバイスもあり、今度は竹の棒でネットを押さえ、その竹を止め具で

固定するようにした。これで万全かと思ったが、9月2日(木)、またやられた。

止め具を持ち上げて侵入した跡があった。

農家から借りた畑で野菜づくりを楽しむ二人の方が、やはりハクビシンにやられ、もう掘り起こしたと言った。

私も断念して掘り起こしたら小さな実が沢山付いていた。しかし、時期尚早で実がいっておらず、食えたものでは

なかった。

苗を提供してくれたHさん、申し訳ありませんでした。






沼の里山~2010.8

8月15日(日)夜遅く、東京に住む娘夫婦が高速バスでやって来た。

私は百日草の咲く夜の庭をライトアップして、風呂から出た婿をベランダに呼びビールで乾杯した。

婿は盛んに「お父さん、いいですね~!いいですね~!」と言った。



魚との対話-百日草

猛暑の中、健気に咲く百日草  8月20日 6時12分撮影


翌日16日(月)は風がなく暑くて、我家では今年はじめてクーラーをつけた。

今に思えば、この日が現在に至る記録的な猛暑の序章であった。

夜、娘夫婦を交えて送り火をした。13日(金)に迎え火で来て頂いたご先祖を「お米を食べ食べ、水を飲み

飲みお帰り下さい」と火を焚いてお送りしたのである。


その後、娘夫婦は18日(火)まで滞在したが、その間娘は沼の里山散策や沖ノ島と北条海岸の夕日を所望した。30代も半ばになって、落ち着いて来たようである。

一方、アクティブな婿は連日朝早く起きて、鴨川方面へサーフィンに出掛けた。

あいにくいい波に出合えなかったが、海の景色は堪能したと言う。


いずれの写真も娘夫婦が帰った後の19~20日の早朝に撮ったものですが、ご笑覧下さい。



魚との対話-十二天神社

沼のビャクシンと十二天神社の早朝風景



魚との対話-オシロイバナ

沼の里山周回コース入口付近  オシロイバナが迎えてくれる。



魚との対話-案山子

      実るほど頭を垂れる稲穂かな



魚との対話-カラスウリ

アキノタムラソウとこの夜に咲くというカラスウリの花が目立つ (5時20分撮影)




もとちゃんとサルスベリ

小学生の頃のことである。一つ年上のもとちゃんは、身体が大きくスポーツ万能で勉強もできるがき大将だった。

運動会では、騎馬戦の大将でリレーの選手といった具合である。

そんなもとちゃんと同い年のS君と三人は、いつも連んで遊んだのだが、僕は子供心にそれが自慢であった。


夏になると、僕の家より少し山に近い奥に住む二人は、よく赤ふんスタイルでやって来た。

そして、今は船揚場となってしまった西の浜海水浴場に行った。

途中、もとちゃんは畑で赤く熟したトマトを、これは美味そうだと勝手に取った。

海ではそれを放り投げては泳いで拾う。浜辺に上がるとそれをかじって食べるのだが、塩水の味が混じって

やけに美味かったものだ。


大人になるにつれ、もとちゃんは、母に言わせれば長島(元巨人軍監督)によく似ているようになった。

社会人になって帰宅した折、母からもとちゃんが死んだと知らされた。

しかも、婚約者を残してだという。癌にやられたようである。

久し振りにもとちゃんの家の門をくぐった。

僕を見たお姉さんは、わっと泣き出した。

僕はただ呆然と線香をあげたのであった。


時は過ぎ一昨年の暮れ、僕は館山へUターンした。

もとちゃんに報告しようとお墓を教えてもらいに、何十年振りかでもとちゃんの家の門をくぐった。

今度は家を継いだ妹さんが出て来た。

あっ幾島だ、と思った。幾島とは大河ドラマ篤姫で松坂慶子が演じたあの幾島である。

幼き頃、妹さんはテンプルちゃんに似た可愛らしい女の子であったが、僕たち三人は幼いので遊んでやらなかった。大変身である。

妹さんに案内されたもとちゃんの墓は、我家から歩いて5分足らずの大寺坊ヶ下霊園にあった。

僕は、心の中で一緒にお祭りをやりたかったね、と言いながら線香をあげた。


そして、館山での二度目のお盆を迎えた。妻と墓参りツアーと称して身内の墓参りをして、家に戻る途中

坊ヶ下霊園に寄った。満開のサルスベリの下で眠るもとちゃんに線香をあげていると、幾島もやって来て

大変感謝されたのであった。



魚との対話-薬師堂とサルスベリ

大寺坊ヶ下霊園  薬師堂とサルスベリ (8月15日撮影)



魚との対話-薬師堂とサルスベリ

大寺坊ヶ下霊園  薬師堂とサルスベリ (8月15日撮影)




富浦ウォッチング~真夏のクルージング 猪瀬を目指して

8月の富浦ウォッチングは、この時季にふさわしい企画で「真夏のクルージング~猪瀬を目指して~」である。

8月7日(土)晴れ、集合場所である富浦漁港にYUさんと二人、10時前に到着。

多くの参加者と共に10時出船の一便に乗る。船は富浦漁協の定置網漁船。

青い空白い雲の下、富浦の海を鈴木さんのガイドで、猪瀬(イノセ)を折り返し点に点在する根を廻る。

この日は視界良好、波静か。船が大きく幅広とあって揺れを感じることなく、快適なクルージングを体験することが

出来た。


港を出ると、水平線上のかすみの中に富士山が見える。イカダ釣りを楽しむ釣り人を尻目に白波を立てて船は

進む。遠くに浮島や鋸山を望む。



魚との対話-鋸山を望む


猪瀬(イノセ)は、点在する根の中では一番大きく、周辺は好漁場とのこと。

それでは、この日目にした根の写真を巡った順にご覧頂こう。



魚との対話-イノセ

猪瀬(イノセ)


魚との対話-オオネ

オオネ


魚との対話-イガイネ

イガイネ : 先日某大学の調査船が座礁事故を起こしたという。


船は大房岬に接近。



魚との対話-ゾウゾネ

ゾウゼネ  後方三角形の島は増間島


大房(たいぶさ)の明神崎を廻るとすぐそこは、山下と言い海は木々の色を映してか濃い緑色であった。

かくして、根廻りと美しい海からの眺めを堪能した45分間の真夏のクルージングは終了した。

来年は反対側に位置する館山湾側のスズメ島廻りとのことであるが、ぜひ参加したいと思う。


下船後、アクティブなYUさんは、入場整理券があるから14時から南総文化ホールで行われる全国大学フラメンコフェスティバルを見に行こうと言う。


我々は途中まで見たが、大学生のフラメンコは妖艶な踊りではなく、華やかな衣装で軽快にタップを切る

和(チーム)の踊りで、ハツラツとしていて中々良かった。

それでは、二階席から撮った写真をご覧頂こう。



魚との対話-フラメンコ



魚との対話-フラメンコ









沖ノ島に遊ぶ

梅雨があけ、海の季節到来に「遊子の会」では沖ノ島(館山市)と仁右衛門島(鴨川市太海)での磯遊びが

企画された。主宰者のYUさんは参加予定者の希望を聞き、沖ノ島は7月29日(木)と告げる。

そして、私がシュノーケリングで、Kさんがカヌーに乗せて箱メガネで海の中を見せる役、YUさんが島めぐりガイドの役となった。


その日はやって来た。あいにくの断続的な雨の朝である。

中止だろうと思い、念のためYUさんに電話すると「決行!決行!」と言う。

8時30分、沖ノ島に集合した人は14名。傘持参の元気、元気なコ(古)ギャル達である。

そして、我々は島の正面右端に陣地を構え、それぞれシュノーケリング、カヌー、島めぐりを体験したのである。



魚との対話-沖ノ島に遊ぶ
魚の話かな?   N子さん撮影



魚との対話-沖ノ島に遊ぶ
カヌー船上から箱メガネで海中観察   N子さん撮影


さて、私の担当するシュノーケリングであるが、この日挑戦したのは看護師のKONさんだけだった。

初心者とのことで、私はいつでも休めるようにと浮輪を用意し、私の腰と浮輪をロープで結んだ。

海中散歩は、上の写真にある岩場の外に出た。

今にも雨が降りそうな空模様にもかかわらず海の中は透明感があり、多くの魚を観察することが出来た。

コバルトブルーのソラスズメダイが見られる場所に行けなかったのは残念だったが、黄色のカゴカキダイや

チョウチョウウオが見られて良かったと思う。

KONさんは度胸がある。すぐに浮輪に頼ることなく泳ぎまくり「魚と一緒に泳いでいるみたい・・・・・・」と元気一杯

であった。帰りの岩場の内側でゴミのようなかたまりに出くわす。近くで手をゆするとサッ~と散る。

小さなゴンズイ(?)の群れである。

小さな魚は集まって身を守っているのだろう、と話したらKONさんはうなずいた。


この日は中潮で潮が満ちていたので岩場の周りでの生物観察は無理だったが、それでも手品のMさんはずぶ

濡れになりながら水メガネで海底を覗いていた。何が見えたのだろうか??

その後、風が出てカヌーの乗船が終わったのを機にこの日のイベントは終了した。

集合場所に戻り、御開きとなった頃、雨が降ってきた。時計の針は10時30分を指していた。


仁右衛門島は有志で海中散歩を、と8月9日(月)となったが、今度は本格的な雨で中止。

この日、YUさんが企画すれば雨は降らないというYUさん神話が、遂に崩れたのである。





麻綿原アジサイと白浜海女まつり

我々は、7月20日(火)13時に北条海岸(館山市)にあるココス駐車場に集合した。

遊子の会の小さな旅、麻綿原アジサイと白浜海女まつりに参加するためで、13時は海女まつりのメインイベント

海女の夜泳見学に合わせたのである。

参加者21名、車5台に分乗して一路内浦山県民の森をめざして出発する。


私は主宰者であるYUさんの運転する1号車だったので、道すがらYUさんから歴史を主とした様々な話を聞くことが出来た。和田町では捕鯨の話に続いて、私がかつて花嫁街道黒滝のそばで見た奇妙な墓のことを尋ねたところ、YUさんの話はこうだ。

「それは向西坊入定窟だ。向西坊は群馬県安中市出身で元の名は元助。赤穂47士の一人、片岡源五右衛門高房の下僕として仕え、47士自刃後出家して諸国巡錫の旅に出る。晩年を花園(和田町)で送り、天命を知り

その窟に入定した。」


麻綿原天拝園のアジサイ


車は内浦山県民の森管理事務所前に到着。一端休憩後曲がりくねった林道を走り、アジサイの麻綿原天拝園を

めざす。途中ハイカーの為にヤマヒル対策として塩水スプレーが随所に置かれていた。

数万株にも及ぶというアジサイは青一色。実に見事で涼しげである。

YUさんによれば、ここに来るには清澄寺から徒歩でも来れるがヤマヒルが多いので県民の森からの車での

コースにしたとのこと。



魚との対話-麻綿原のアジサイ

麻綿原高原天拝園のアジサイ



魚との対話-ヤマヒル対策

足許をご覧あれ、これぞヤマヒル対策


麻綿原高原の一番高い所を「初日山」、一帯を「天拝園」と呼ぶ。初日山には六角堂が立ち、その中に

日蓮聖人の立像があった。初日山は日蓮が悟りを開いたところと言われているが、ここでYUさんは日蓮に

ついて熱弁を振う。



魚との対話-初日山 六角堂

初日山六角堂前でYUさん日蓮を語る。


鴨川 大賀ハスの里


麻綿原高原を下り、「時間があれば寄ります」と言っていた鴨川北小町の大賀ハスの里を訪れることになった。

そこは長狭街道の主基奉田(略してすきたと呼ばれているという)の信号から入ると言う。YUさんによれば、

主基斎田(奉田)とは、明治天皇即位の際に国内で二箇所選ばれた斎田のうちの一つだという。

   斎田  :  神に供える米を栽培する田

長狭米は大変美味しいお米だ。我家はスーパーオワリアの特売セールで買い求めているが、そのルーツとも

言うべき主基斎田の話は興味深いものであった。


さて、大賀ハスの里であるが、大賀ハスは田んぼに植えられていた。夕方近くとあって花は閉じていたが、

周囲の雰囲気とマッチして素晴らしかった。

ここで、卓球仲間で夫婦としては初参加のUさん夫婦に写真を撮らせてもらった。

皆の冷やかし言葉にすっかり照れた二人の笑顔は、私にとって忘れられないこの日一番の写真となった。



魚との対話-大賀ハスの里
鴨川 大賀ハスの里


白浜海女まつり


大賀ハスの里を辞し、丸山町を通って千倉白間津へ向う。夕食を房州ラーメンでとるためである。

丸山町は風車とローズマリーの町とのことだが、風車は竹下登元首相の全国の市町村に一律1億円を支給する

「ふるさと創生事業」で取り揃えたものだという。

私は、点在する風車を見るたびに、もっと良い使い道はなかったのだろうかと思う。


さて、房州ラーメンでは2名の会員が合流して店は大賑わい。

ここで名物のハマグリラーメンを食べる。ハマグリが何個も入っていて美味しかった。

海女まつり会場は駐車の大問題があると言うのに、懇談しながらゆっくりラーメンなど食べていて良いのだろうか、と思っていたところ、そこはYUさん、会員のKONさんの勤める白浜の老人施設に駐車をお願いしてあった。


20時過ぎ、メインイベントの海女の夜泳が始まった。白装束の海女さんが手に松明を持ち夜の海を泳ぐ光景は、

実に幻想的である。 最後に花火が打ち上げられ海女まつりは終了した。

梅雨もあけ、いよいよ海の季節到来である。



魚との対話-海女の夜泳

海女の夜泳



魚との対話-海女の夜泳

海女の夜泳












ガーデニング~2010年7月

7月に入り、近所の庭先にはノーゼンカズラの花が目に付くようになったが、我家の庭では去年は咲かなかった

カンゾウが花開いた。

頂いた人からは黄色ですよ、と聞いていたが、一体どんな花なのかと思っていたら、ノーゼンカズラの花の色と

同じオレンジであった。これと柿の木の下に咲くモントブレチアの赤は、いよいよ夏到来を思わせる。



魚との対話-カンゾー

我家の庭に咲くカンゾウ   7月3日撮影


私の去年の涼しさの演出は、ゴーヤの緑のカーテンであったが、今年はフーセンカズラの鈴生りの緑の風船に

決めた。寝室の出窓からカラタケの枝にぶら下がる緑の風船を眺めようとの魂胆である。



魚との対話-フーセンカズラ

フウセンカズラ   7月15日撮影


一方、我家の畑では夏野菜が絶好調で、朝取り野菜の美味しさを堪能している。

7月21日(水)には、東京に住む娘夫婦にダンボール箱で10種類の野菜を送ることが出来た。

即ち、キュウリ・ナス・ミニトマト・ゴーヤ・ピーマン・オクラ・葉ショウガ・ミョウガ・青ジソ・クーシンサイである。


さて、梅雨明け(7月17日)前の話であるが、私が工夫を凝らした構築物の中の二点について書き留めて

おきたい。

先ずはゴマの支柱である。

「遊子の会」や卓球サークルでご一緒するMさん(ご婦人)からゴマの種をもらう。

Mさんは、多くを語らない人だ。

     Mさん    「ゴマは倒れやすいから」

     私      「どの位の高さになるの?」

     Mさん    「1m位」

先日、大豆と小豆の種を頂いた時も・・・・・・。

     私      「何時まいたらいい?」

     Mさん    「大豆は7月10日、小豆は20日」

それだけである。

そこで、次の写真が私がゴマの成長を見ながら作った支柱である。



魚との対話-ゴマ

ゴマの支柱   7月15日撮影


支柱に結んだ麻縄で倒れるのを防ごうとの試みである。今やゴマは成長して高いもので130cmにもなり、

麻縄は5段にもなった。収穫が楽しみである。


もう一点は落花生のタヌキ対策用ネットである。

妻のかつてのクラスメートで、卓球仲間でもあるHさんより落花生の苗をもらう。

私は、秋野菜の用地を考慮しながら何とか苗を植え終えたが、今度はHさんや近所の人からタヌキが出るから

ネットを張らなきゃ~ね、と言われる。

早速、コメリに行ったら「動物よけネット」なる物が売っていた。次の写真が私が工夫して作ったタヌキ対策用

ネットである。



魚との対話-落花生

落花生のタヌキ対策用ネット   7月15日撮影


果たして、無事美味しい落花生を収穫出来るであろうか。

なお、写真中の二個の風車はモグラ対策用で、隣組の大変器用なSinoさんが、作ってくれたものである。

お陰でモグラの痕跡を見かけることはなくなった。ありがとうございました。