麻綿原アジサイと白浜海女まつり | 魚との対話

麻綿原アジサイと白浜海女まつり

我々は、7月20日(火)13時に北条海岸(館山市)にあるココス駐車場に集合した。

遊子の会の小さな旅、麻綿原アジサイと白浜海女まつりに参加するためで、13時は海女まつりのメインイベント

海女の夜泳見学に合わせたのである。

参加者21名、車5台に分乗して一路内浦山県民の森をめざして出発する。


私は主宰者であるYUさんの運転する1号車だったので、道すがらYUさんから歴史を主とした様々な話を聞くことが出来た。和田町では捕鯨の話に続いて、私がかつて花嫁街道黒滝のそばで見た奇妙な墓のことを尋ねたところ、YUさんの話はこうだ。

「それは向西坊入定窟だ。向西坊は群馬県安中市出身で元の名は元助。赤穂47士の一人、片岡源五右衛門高房の下僕として仕え、47士自刃後出家して諸国巡錫の旅に出る。晩年を花園(和田町)で送り、天命を知り

その窟に入定した。」


麻綿原天拝園のアジサイ


車は内浦山県民の森管理事務所前に到着。一端休憩後曲がりくねった林道を走り、アジサイの麻綿原天拝園を

めざす。途中ハイカーの為にヤマヒル対策として塩水スプレーが随所に置かれていた。

数万株にも及ぶというアジサイは青一色。実に見事で涼しげである。

YUさんによれば、ここに来るには清澄寺から徒歩でも来れるがヤマヒルが多いので県民の森からの車での

コースにしたとのこと。



魚との対話-麻綿原のアジサイ

麻綿原高原天拝園のアジサイ



魚との対話-ヤマヒル対策

足許をご覧あれ、これぞヤマヒル対策


麻綿原高原の一番高い所を「初日山」、一帯を「天拝園」と呼ぶ。初日山には六角堂が立ち、その中に

日蓮聖人の立像があった。初日山は日蓮が悟りを開いたところと言われているが、ここでYUさんは日蓮に

ついて熱弁を振う。



魚との対話-初日山 六角堂

初日山六角堂前でYUさん日蓮を語る。


鴨川 大賀ハスの里


麻綿原高原を下り、「時間があれば寄ります」と言っていた鴨川北小町の大賀ハスの里を訪れることになった。

そこは長狭街道の主基奉田(略してすきたと呼ばれているという)の信号から入ると言う。YUさんによれば、

主基斎田(奉田)とは、明治天皇即位の際に国内で二箇所選ばれた斎田のうちの一つだという。

   斎田  :  神に供える米を栽培する田

長狭米は大変美味しいお米だ。我家はスーパーオワリアの特売セールで買い求めているが、そのルーツとも

言うべき主基斎田の話は興味深いものであった。


さて、大賀ハスの里であるが、大賀ハスは田んぼに植えられていた。夕方近くとあって花は閉じていたが、

周囲の雰囲気とマッチして素晴らしかった。

ここで、卓球仲間で夫婦としては初参加のUさん夫婦に写真を撮らせてもらった。

皆の冷やかし言葉にすっかり照れた二人の笑顔は、私にとって忘れられないこの日一番の写真となった。



魚との対話-大賀ハスの里
鴨川 大賀ハスの里


白浜海女まつり


大賀ハスの里を辞し、丸山町を通って千倉白間津へ向う。夕食を房州ラーメンでとるためである。

丸山町は風車とローズマリーの町とのことだが、風車は竹下登元首相の全国の市町村に一律1億円を支給する

「ふるさと創生事業」で取り揃えたものだという。

私は、点在する風車を見るたびに、もっと良い使い道はなかったのだろうかと思う。


さて、房州ラーメンでは2名の会員が合流して店は大賑わい。

ここで名物のハマグリラーメンを食べる。ハマグリが何個も入っていて美味しかった。

海女まつり会場は駐車の大問題があると言うのに、懇談しながらゆっくりラーメンなど食べていて良いのだろうか、と思っていたところ、そこはYUさん、会員のKONさんの勤める白浜の老人施設に駐車をお願いしてあった。


20時過ぎ、メインイベントの海女の夜泳が始まった。白装束の海女さんが手に松明を持ち夜の海を泳ぐ光景は、

実に幻想的である。 最後に花火が打ち上げられ海女まつりは終了した。

梅雨もあけ、いよいよ海の季節到来である。



魚との対話-海女の夜泳

海女の夜泳



魚との対話-海女の夜泳

海女の夜泳