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家族ドライブ

私の新年のスタートは、妻と東京からやって来た娘夫婦を乗せてのドライブであった。

昨年4月にダイハツムーブを購入し、30年振りに車を運転することになった私にとって、家族全員を乗せての

初の遠出となったのである。


1月1日  妙音院~洲崎神社~温泉露天風呂 風花


無風快晴、暖かい元日である。娘夫婦は若いわりには信仰心があり、また温泉が好きなので、館山市内の

社寺めぐりと海の見える温泉露天風呂に決めた。


寺は安房高野山妙音院を訪れ、その裏山にある安房高野山八十八ヶ所霊場を歩く。

そこでは、八十八ヶ所に弘法大師の像が祀られているが、娘夫婦は自分の年齢の石工作りの大師尊像の前で

ねんごろに手を合わせていた。


神社は地元の漁師たちの信仰を集める洲崎神社を訪れ、妻が数えたら148段あったと言う急な階段を登る。

山や階段を登らせたのは、妻の手作りの正月料理を美味しく食べてもらう為の親心である。



魚との対話-洲崎神社

洲崎神社境内からの眺望


洲崎から平砂浦に進み、オーシャンヴェール館山の関連施設である温泉露天風呂 風花に入る。

露天風呂では、平砂浦の海岸越しに大島が間近に見える。

婿はサーフィンの愛好家だが、この日の平砂浦海岸はめったにない良い波だと、サーフィンが出来ないことを

しきりに悔しがっていた。

しかし、初詣でのハシゴと海辺のドライブのこのコース、娘夫婦は気に入った様子であった。



魚との対話-風花から見える風景

温泉露天風呂 風花のテラスからの眺望


1月2日  道の駅「三芳村」鄙の里~伊予ヶ岳(車中)~佐久間ダム・をくづれ水仙郷


今日も穏やかな正月である。昨日は海辺だったので、今日は南房総の山間部と決めた。

先ずは、道の駅「三芳村」鄙の里で休憩。広々とした田園風景をゆったりと望める所だ。

田植え後は、さぞかし素晴らしい眺めだろうと思う。


平群天神社へ向う。車窓からは房総のマッターホルン伊予ヶ岳を見ることが出来る。

我等夫婦は昨年12月初めに登ったんだ、と自慢するも娘夫婦からは応答なし。


その後、カーブの多いまさに山間の道を進み、佐久間ダム・をくづれ水仙郷へ向う。

水辺や山の斜面一帯に水仙が咲き誇っている。

早くも観光バスのツアー客で賑やかである。

それから、保田駅に出て127号線で帰路に着いたのである。



魚との対話-水仙

佐久間ダム・をくづれ水仙郷


館山から南房総市(三芳・平群)~鋸南町と遠出したのだが、私の住む沼の里山散策が気に入っている娘夫婦

には、田園と山間部のこのコースは受けなっかた様子であった。

「骨折り損のくたびれ儲け」という訳である。




除夜祭

謹賀新年

 皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます


大晦日、紅白歌合戦を見終わって、私は東京からやって来た娘夫婦を誘い、満天の星空の下、沼区(館山市)の

天満神社に向った。

参道に入るやお焚き火の炎を認め、ドーン、ドーンという太鼓の音を聞く。

かろうじて、0時に集まった全員で一斉に参拝する新年参拝に間に合ったのである。

そして、顔見知りの人々と「おめでとうございます」と挨拶を交わす。


引き続いて、天神会の若者がお神輿を担ぎ出す。天神会はお祭りの際の実行部隊である。

昨年の夏祭り(館山のまつり)では、彼等に依頼されて、私は写真係を勤めたが、その時の団長が「皆、馬鹿みたいでしょう}と話し掛けてきたので、私は「いや~、元気でいいよ、いいよ」と応じた。



魚との対話-除夜祭

菅原道真を祀る沼区天満神社の除夜祭 年越しイベント


拝殿下の広場で副団長から甘酒やみかんを頂く。また、お焚き火の前で集まった皆さんと一緒にお神酒をどうぞと勧められたが、娘が望まなかったので、次回以降のお楽しみとして、その場を辞すことにした。


私は、天神会の若者達の活き活きとした姿に、暮れの産経抄に載った町おこしについての次のような記事を

思い出し、頼もしい気分になったのである。

「町おこしというと、外部からどれだけ多くの人を呼べたかばかりを評価しがちだ。しかし、高齢化などの要因で、

消滅の危機に直面している集落をいくつも見てきた夏井さんは、最近違う考えを持っている。

住民たちがつながりを確かめ、楽しめる場を作ることができれば、立派な町おこしだと。」


帰り道、今度はゴーン、ゴーンという鐘の音を聞く。

地元では、沼の大寺と呼んでいる総持院(真言宗の古刹)の鐘の音だ。

境内は、かがり火が焚かれ厳粛な雰囲気である。

お参りしてから娘夫婦は鐘を打つ、と言う。

打鐘の作法の立て札通りに「南無大師遍照金剛」と三度、続いて「家内安全」と三度唱えた後、鐘を打つ。

すると、静寂な境内にゴーンという音が響き渡った。

かくして、私は平成23年の新年を迎えたのである。



魚との対話-沼の大寺

総持院(沼の大寺)



魚との対話-沼の大寺

総持院(沼の大寺)

忘年茶話会

12月22日(水)、「遊子の会」の忘年茶話会が旧三芳村下滝田にある山鹿(やまが)さんのギャラリーsfkで

36名が出席して執り行われた。

sfkの玄関を入ると、受付の脇で勝山の惣四郎寿司のご夫婦が寿司を握っていた。昼食は出張寿司という訳である。受付で席番号のくじを引き、所定のテーブルにつく。テーブルは四つあり、この日の為に山鹿さんのご主人(大工)が松の木で作ったものだと言う。何とも有難いことである。

また、テーブルの上には飲食物に混じってHさん手作りのフラワーアレンジメントやKさんの奥さん手作りのローストチキン、料理教室のMさん手作りの米粉によるロールケーキが並べられている。

卓越した企画力の持主である主宰者YUさんとの事前の打ち合わせが偲ばれる光景である。



魚との対話-忘年茶話会

ギャラリーsfkでの忘年茶話会  N子さん提供



魚との対話-ローストチキン

「遊子の会」の文字が浮かぶローストチキン


YUさんの「遊子の会」の歩みや皆の自己紹介の後、白身の魚にこだわる惣四郎寿司を食す。

それから1時間ほどエキゾチックな顔立ちのプロ歌手リエさんの歌を聞く。

オリジナルソングの他に森山良子のさとうきび畑や中島みゆきの歌を目の前で聞くことが出来た。

リエさんは山鹿さんと交流があり、出演してくれたようだ。



魚との対話-プロ歌手リエさん

プロ歌手リエさんの歌を聞く


一般の忘年会と違うところがさらに続いた。クリスマスプレゼント交換である。

皆が持ち寄った贈物には世話係によって番号札が付けられ、出席者は席番号と同じ番号の贈物を受け取るのである。私はKONさん手作りのフラワーアレンジメントの置物が当たった。とても綺麗なので寝室の出窓に飾ることにした。私からのプレゼントは、今年完成した館山港多目的観光桟橋に停泊したパシフィックビーナスの写真で

ある。この桟橋の先端でアジやイワシ釣りをやったね、との記念になるかと思い持参したのだが、何とこれに

YUさんが当たり喜んでもらえた。


プレゼント交換の歓喜のざわめきが静まったところで、芸達者がそれぞれ得意の芸を披露する。

手品、民話、詩吟、日本舞踊と続いた。

中でも、民話の庄司さんさんは抜群の間合いの語り口で、プロの落語家のようであった。

ショータイムの終わりは、鋸南町の生まれ育ちで今は四街道に住むAさんの裁判員裁判の体験談だった。

気軽な気持ちではとうてい出来ないことであったとの話が印象深い。



魚との対話-手品

手品



魚との対話-民話

民話



魚との対話-詩吟と日本舞踊

詩吟と日本舞踊

さて、プログラムの最後に来年のおおまかな計画が披露される。

「遊子の会」の旅はYUさん、料理教室はMさん、釣り同好会は私、山歩き同志会はKさんが担当した。

来年も大いに楽しみである。


アットホームな雰囲気の中、6時間があっという間に過ぎ、SIGEさんの一本締めで忘年茶話会は終了した。

実はこの内容で会費は3千円である。あらためてYUさんの企画力には感服する。

また、YUさんと共に準備や進行に汗を流してくれた皆さんには深く感謝申し上げます。

ガーデニング~2010.12

近所の正力教会のラクウショウが茶色に色付いた。今朝(28日)は初霜を認める。

沼の元気印(ご婦人)が、餅をついたからとあんびん餅を持って来てくれた。

あんびん餅とは餅つきの時に作る大福餅のことだが、家庭で餅つきをする習慣が消えた今、めったに口にする

ことは出来ない。それ故珍味であり、懐かしさも加わり実に美味しかった。



魚との対話-ラクウショウ

茶色に色付いたラクウショウ  12月21日撮影


昨日(27日)、我家ではタクワンを漬けた。一週間ベランダに干し、手で曲げられるようになったダイコン20本を

漬け込んだのである。重さは8kgであった。昨年は12kgだったので、今年は不作だと妻は言う。

タクワンとして食べられる1ヶ月後が楽しみであるが、すが入っているものが多かったので、期待できないとも

言う。

不作と言えば、極めつけはサトイモだ。猛暑と水不足の為のようだが、かろうじてお正月の雑煮用が確保出来た

状態である。

一方、好調なのはハクサイとナバナである。

ハクサイは、妻が毎朝虫退治に精を出したお陰で、昨年のリベンジを果たすことが出来た。

15日に初収穫のハクサイを漬け込み、21日には初のハクサイ漬けを食すことが出来た。

この時季、私はハクサイ漬けを好んで食べるのだが、料理番組通りに作ったと言う妻のハクサイ漬けは、ハクサイの甘味が味わえて大変美味しかった。



魚との対話-ハクサイ

ハクサイ   12月19日撮影



魚との対話-ハクサイの漬物

初めてのハクサイ漬け   12月21日撮影


ナバナ(食用菜の花)は、私の住む沼地区(館山市)では稲作跡地で作る冬の収入源となる野菜である。

今年は種から挑戦してみた。結果は道行く人から「これは何ですか」と聞かれるほどの出来栄えである。

11日に初収穫、27日には二度目の収穫が出来た。

ナバナはさっと茹でてめんつゆに漬け込んだり、からしあえで食べると一足早い春が感じられて美味しい。



魚との対話-ナバナ

ナバナ   12月19日撮影


今年はリーフレタス・玉レタス・サニーレタス・ミズナ・キャベツといった葉物野菜も初めて育てている。

その内、リーフレタスとサニーレタスは、既に何度もサラダで食卓に上ったが、レタス類は虫が付かないのが

何ともいい。他は狭い畑ゆえ、遅めの植え付けとなったが、今のところ順調で収穫が楽しみである。


さて、年の瀬に我家の近くの貸し農園で熱心に野菜作りをしていたセキグチさん(ご婦人)が引退することになった。子供さんから高齢を理由にストップがかかったようである。

セキグチさんは、朝早くきちんとお化粧をして自転車でやって来る。

そして、失敗しながら学んだ日々でした、と語る謙虚な人である。

私は色々質問をして教えてもらったり、苗をもらったりと何かとお世話になった。

セキグチさんは、私に代わりにやりませんかと言うので、私は今の状態で目一杯なので、とお断りし代わりに  

今年定年になり移住して来たご夫婦を紹介した。

とんとん拍子に話はまとまり後継者は決まった。セキグチさんにほんの少し恩返しが出来たかなと思った。






伊予ヶ岳登山

伊予ヶ岳は、336.6mと低山ながら千葉県で唯一の「岳」の名前の付く山で、その姿から房総のマッターホルンと言われている。この山に「遊子の会」のメンバーがミスターアウトドアーKさんのガイドで登ったのである。

メンバーは、主宰者のYUさんと私、山ガール7名の計10名である。

Kさんのガイドは完璧であった。我等中高年用にたっぷり時間をかけ、山登りの醍醐味を味わせてくれた。

12月7日(火)のことである。



魚との対話-平群

登山の出発点 平群天神社  後方に伊予ヶ岳南峰が見える。


館山では早朝雨が降り、実施が危ぶまれたが登山口の平群天神社はくもり。

準備体操をして10時20分に出発。綺麗に色付いた紅葉やもう咲き出した水仙を見ながら歩き出す。

平群では雨は降らなかったようだ。

やはり、山歩きの最初はきつい。野菊や万両、一両の赤い実に心が和む。

休憩小屋の見晴台に到着。予想外の素晴らしい景観が広がる。ほぼ正面に御殿山、その右に大日山、

そして右手(西側)が富山だと言う。


一服後、伊予ヶ岳南峰をめざす。ロープや鎖を頼りに急斜面を登り、いっぱしのアルピニスト気分になる。

掲示板では40分とあるところを1時間かけて南峰(330.4m)に立つ。

頂上は狭く鎖で囲まれているが、下をのぞくと足がすくむ。なにせ房総のマッターホルンなのだ。



魚との対話-伊予ヶ岳 何峰

伊予ヶ岳南峰



魚との対話-伊予ヶ岳 何峰

伊予ヶ岳北峰から見た南峰


記念の集合写真を撮ってから北峰(336.6m)に向う。

尾根ずたいに10分程で到着する。振り返って見ると南峰は確かにワニの口のようである。


南峰に戻り、テーブルと椅子のある頂上前のちょっとした広場で昼食をとる。

例によって色々な食べ物が飛び交ったが、極めつけはKさんご夫妻のおもてなしである。

夫はコーヒーを入れ、妻は茶を立てて抹茶のサービスだ。さらに、Oさんが採ったサルトリイバラの葉に手作りの

マロングラッセをのせてのご馳走である。いやはや恐縮至極である。


さて、下山の手始めは急斜面の鎖場だ。鎖やロープを頼りに足場を確認しながら下りる。

慣れて来た為か結構楽しい。

休憩小屋で一服後、ワニの口や富山が見渡せる山道でYUさんは富山にまつわる伏姫(里見八犬伝)を語る。

続いて、KANさんと一緒に詩吟「富士山」を吟ずる。

山中で詩吟が聞けるとは「遊子の会」ならではである。


少し行くと登って来た道と富山方面の分岐点に出くわす。ガイドのKさんは富山方面を選択する。

これは正解であった。落葉を踏みしめて、ややなだらかな下り坂を歩く。

途中、冬イチゴの群生に出合う。皆で食べてみたが、やはりすっぱかった。

下山口となる六地蔵登山口近くの麓では南峰と北峰の両方を望むことが出来た。



魚との対話-伊予ヶ岳

麓より望む伊予ヶ岳  左が北峰 右が南峰


平群天神社に戻り、整理体操を終えた時は14時を回った頃だったであろうか。

「遊子の会」の仲間との山歩きにすっかり満足した私は、ガイドのKさんに御殿山や大日山もよろしくとお願いしたのであった。


小松寺と妙音院

11月25日(木)~12月4日(土)にかけて、私はダイハツムーブを運転して身近な紅葉スポットを巡った。

その中の小松寺(南房総市千倉)と妙音院(館山市上真倉)について書き留めておきたい。


小松寺


11月27日(土)、妻とエミさんを乗せて小松寺を訪れる。南房総きっての紅葉の名所とあって大賑わいである。

エミさんは、かつて大変お世話になった人だが、今は足が弱まり耳も遠くなりデイサービスに通うお婆さんである。何とか入口の駐車場に止められて、ご迷惑をかけずに済む。



魚との対話-小松寺



魚との対話-小松寺


境内は紅葉のグラデーションが見られ、実に見事なたたずまいである。とりわけ、本堂横の竹と真赤な紅葉の

コントラストが印象的であった。

エミさんには、この日も「ああ~、楽しかった!!」と言ってもらえた。


妙音院


今年は「安房国四十八ヶ所薬師如来霊場寅歳本開帳」の年であった。

私は妻と薬師堂めぐりと称して家の近くの三ヶ所をお参りしたのだが、その時の10月16日(土)が妙音院との 初めての出会いである。

薬師堂は黒く焦げているし、本堂はプレハブだ。高野山真言宗とか安房高野山妙音院とか安房高野山八十八ヶ所霊場とかの文字が目に入る。かなり異様な雰囲気である。

しかし、世話係や後で寺の嫁さんと知る法衣をまとった若い女性の温かいおもてなしには恐縮してしまった。


寺の嫁さんから頂いた資料によれば、この寺は里見家の祈願寺として開山された南房総では唯一の古義(高野山)真言宗とのこと。また、太平洋戦争東京大空襲の後、一発の焼夷弾が当院にも落とされ、本堂、庫裡、諸堂

が焼失したという。薬師堂が黒く焦げているのはその為だと分かった。



魚との対話-妙音院

妙音院 仮薬師堂(旧鐘楼)


寺の嫁さんから大イチョウ(樹齢100年)が黄葉するとこんな感じです、と写真を見せてもらったが、その大イチョウのことが11月2日付けの地元の房日新聞に載った。

それによると、妙音院の大イチョウはギンナンが葉の先に付くオハツキイチョウと葉がラッパ状に丸まるラッパイチョウの両方の特徴があるオハツキラッパイチョウという突然変異樹であると確認されたという。

私は、黄葉の時期を見計らって11月26日(金)に写真を撮りに行った。

オハツキやラッパの落葉を見つけることは出来なかったが、境内の掲示板でそれらを見ることが出来た。

また、大イチョウの周辺は黄色い絨毯を敷き詰めたようで、中々の風情があった。



魚との対話-妙音院  妙音院大イチョウ


寺の嫁さんから、四国八十八ヶ所霊場を移した裏山は、30分ほどで一周出来ますから登ってみて下さい、と言われたが、それが安房高野山八十八ヶ所霊場のことであった。

私は、12月1日(水)に妻と一緒に登ってみた。先ずは入口の山門を見て驚いた。

何と 奉納 佐々木建築 佐々木小次郎とある。我家を建てた棟梁が寄贈したのだ。

遊歩道沿いの斜面には、やぐらが幾つもありその中に石工作りの88体の大師尊像が祀られている。

また、随所に「南無大師遍照金剛」の旗が立っている。

88体には番号があり、それぞれが年齢を表している。例えば33番は女の大厄との表示がある。

私は自分の年齢の番号の大師尊像前で、静かに手を合わせた。


山であるから、色々な樹木や野草にも出合う。

ノギク・リンドウ・ツワブキ・マンリョウ・サルノコシカケ・クマササ・・・・・・・・。

50番台辺りだったであろうか、綺麗に色付いた紅葉並木は実に見事で、まさに隠れ紅葉スポットと言った所である。そこを過ぎると美しい竹林が現れる。手軽なハイキングコースとしても楽しめる山である。

また、桜の木も多く見られたので、その時季にはまた登ろうと思う。


12月4日(土)、写真を撮ろうと再び登った。残念なことに前日の強風で、あの美しかった紅葉は散ってしまっていた。写真は後で・・・・・は駄目ということである。



魚との対話-妙音院

妙音院  安房高野山八十八ヶ所霊場33番



魚との対話-妙音院

妙音院 安房高野山八十八ヶ所霊場 紅葉並木











塩屋岬から紅葉の常陸・奥久慈を巡る旅 (2)

二日目 晴れ りんご狩り~袋田の滝~永源寺~竜神大吊橋~西山荘


二日目は、先ず早朝散歩で男性会員が見つけた下滝を見学後、奥久慈・大子町の観光へ出発する。

車窓にはりんご園が次々と現れる。

我々は、予約済の石井りんご園でたっぷり試食後、りんご狩りを楽しむ。



魚との対話-リンゴ園

石井りんご園


たわわに実るりんごの木を背景に、私の「りんご園の少女撮るよ~」の掛け声にその気になったコギャル達は、

カメラの前で様々なポーズをとる。中には脚立に乗った人もいた。

帰宅後、パソコンに取り込んだ写真を見たら、西岬のSさん夫妻の年を重ねられた穏やかな笑顔が、とてもいい

なと思った。


バスは袋田の滝に到着。トンネルを歩きエレベーターに乗り、新観瀑台の最上階の第3デッキに立つ。

真赤な紅葉越しに滝が流れる。観光ポスターのような光景である。



魚との対話-袋田の滝

袋田の滝 新観瀑台第3デッキより撮影


エレベーターで下り、従来の展望台に立つ。袋田の滝は巾73m、高さ120m、四段に落下するところから

別名四度の滝と呼ばれるという。何ともスケールの大きな滝である。



魚との対話-袋田の滝  袋田の滝


我々は、元の道に戻らずに展望台を出て吊橋を渡り遊歩道を進み、バスの駐車場に戻ったのだが、お陰で

色々な角度から袋田の滝を観賞することが出来た。


永源寺へ向う車中で俳句が披露される。

  YUさん作   岩壁を 紅葉舞い上げ 落ちる滝

  O さん作   四度の滝 末(すえ)の流れに 紅葉浮く

また、唱歌「紅葉」の大合唱である。夕べとは違うコギャル達、一体どちらが本物なのだろうか??


永源寺は久慈川の辺、水郡線ひたちだいご駅を少し過ぎた所にあった。紅葉寺の名の通り、高台の境内は

鮮やかな赤や黄色に染まり、実に綺麗であった。



魚との対話-永源寺

永源寺 紅葉寺と呼ばれる。



魚との対話-永源寺

永源寺 カーブミラーに写る黄葉


紅葉の写真では「鐘楼を入れて撮ったら」とか、カーブミラーに写る黄葉を見つけて「これって面白いんじゃない」

とかコギャル達から鋭い指摘を受ける。

さて、次の写真が主宰者のYUさんである。抜群の企画力、行動力と巧みな話術の持主だが、この日大きな

声が出なくなってしまった。かくして、私は大声を出す役目を引き受けたのであった。



魚との対話-主宰者のYUさん  

「遊子の会」主宰者のYUさん(永源寺にて)


昼食は袋田温泉「関所の湯」で、皆予約済の「奥久慈御膳」を食したが、そば・ゆば・さしみこんにゃく等、地元

の食材料理で大変美味しかった。


バスは常陸太田市に入り、竜神大吊橋を見学する。竜神大吊橋は、竜が棲んでいたとされる竜神峡にかけられた長さ375mでダム湖面から100mの空中散歩を楽しめる大吊橋だ。

紅葉した渓谷は雄大で、幅員3mの歩道には随所に100m下のダム湖をのぞけるガラス窓があり、ぞっとする。



魚との対話-竜神大吊橋
竜神大吊橋


続いて、バスは最終見学場所である西山荘に入る。西山荘は水戸黄門(徳川光圀)の別邸であり、YUさんに

よれば、光圀はここで「大日本史」を編纂したと言う。また、助さん、格さんは書生とのこと。

「大日本史」は水戸学を生み、その尊皇思想が明治維新をもたらせたことを思えば、ここは由緒ある場所なのだ

と知る。園内は良く整備され、紅葉のグラデーションが見られ風格が感じられた。



魚との対話-西山荘

西山荘


西山荘の売店でお土産を物色している皆は「集合時間ですよ~」との私の大声にバスに乗り込み、日立南太田

ICから常磐自動車道に入り、館山への帰路に着いたのである。  おわり



塩屋岬から紅葉の常陸・奥久慈を巡る旅 (1)

今年の「遊子の会」の秋の旅は、「塩屋岬から紅葉の常陸・奥久慈を巡る旅」であった。

11月18日(木)~19日(金)にかけて参加者25名、主宰者YUさん夫妻の下見のお陰で、塩屋岬(福島県)の海と常陸・奥久慈(茨城県)の紅葉を十分に堪能することが出来た。

また、自称専属カメラマンの私にとっては、写真と歌を思い起こす愉快な旅でもあった。


一日目 くもり 塩屋埼灯台~花貫渓谷~横川温泉・中野屋旅館


東京に入り、荒川沿いをバスは進む。今話題のスカイツリーが見える。YUさんは634mでムサシと覚えると良い

と言う。ちなみに東京タワーは333m。

さらに、バスは最初の目的地である塩屋岬をめざして常磐自動車道を走る。車中YUさんは旅の行程を説明しながら塩屋埼灯台や八幡太郎義家、水戸黄門の話をして皆を飽きさせない。バスガイド顔負けの話術である。


「遊子の会」にはカラオケ上手が多い。今回の旅の課題曲は美空ひばりのみだれ髪ということで、車中6人位の

人がソロで歌う。実に上手い!!続いて皆で「みだれ髪」と「喜びも悲しみも幾年月」の大合唱だ。

YUさんにはめられ、皆否応無しに塩屋岬に期待を膨らませる。

勿来ICで下り、小名浜のいわきららミューで昼食を取る。ここは、新潟の寺泊を彷彿させる鮮魚店がずらっと

並ぶ。私は海鮮丼を食す。



魚との対話-塩屋岬

塩屋埼灯台からの眺め


らせん状の103段の階段を上り塩屋埼灯台に立つ。風が強く帽子が飛ばされそうだ。

写真を撮る私に、KONさんは帽子を持ってくれた。そのKONさん、みだれ髪の作詞をした星野哲郎は同じ体験

が発端で書き上げたのではないか、と言う。そうかもと思うほどの風の舞であった。

灯台の坂道を下りると、みだれ髪の歌碑や歌が流れる美空ひばりのレリーフのある広場に出る。

そこで、集合写真を撮り塩屋岬を後にしたのである。



魚との対話-花貫渓谷

花貫渓谷 汐見滝吊り橋



魚との対話-花貫渓谷

花貫渓谷 紅葉並木


茨城県高萩市に戻り、花貫渓谷を訪れる。汐見滝吊り橋の紅葉を眺めた後、三々五々紅葉並木の遊歩道を

散策する。穏やかでしっとりとした風情の紅葉である。

駐車場に戻る私を、吊り橋の下でコ(古)ギャル達が呼ぶ。ここで撮ってのリクエストだ。

中々のビューポイントに驚く。



魚との対話-花貫渓谷

花貫渓谷 吊り橋下からの眺め。


今夜の宿は、花貫渓谷から袋田の滝に向う途中にある横川温泉・中野屋旅館である。

車中のYUさんの話によれば、ここは武士の草分け八幡太郎義家の奥州征伐の際の湯治場とのこと。

また、民宿レベルなのであまり期待しないで、と言う。

さにあらん、温泉も部屋も申し分なく、岩盤浴にカラオケ付き宴会が用意されており、民宿レベルとはYUさんの

計略であった。

さて、宴会だが、カラオケ上手が次々と舞台に上がり大いに盛り上がる。男をとっかえひっかえて「銀座の恋の

物語」を歌った人もいた。二次会はカラオケとお酒の好きな不良コギャルが残り、これに男性会員が付き合ったのである。コギャルは元気、元気である。さらに、紳士の部屋にやって来てたわいない話に盛り上がる。

何故か「ケンスケ!!」という言葉が思い浮かぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

昭和18年生まれが中心の「遊子の会」では男女の関係は、気心が知れて来て幼い頃に逆戻りである。

それが自然体の会話を生むのであろう。

かくして、普段は20時には居眠り状態の私は、0時頃まで目を開けていたのである。


翌朝、何気なく中野屋旅館のパンフレットを見ていたら、徒歩10分の所に下滝と呼ぶ滝があるという。

早速、朝食前に男5人で行ってみた。それは木々に囲まれた風情のある滝であった。  つづく



魚との対話-横川温泉郷

横川温泉郷  わら葺屋根の民宿(中野屋旅館の裏)



魚との対話-下滝

横川温泉郷  下滝

棚田の夜祭り

11月2日(火)朝、「遊子の会」主宰者のYUさんから電話が入る。

鴨川の大山千枚田に3000本の松明が灯る「棚田の夜祭り」を案内すると言う。


16時30分、YUさん夫妻と私共夫婦はN子さんの運転でYUさん宅を出発。

途中、丸山湖に立ち寄る。YUさんの特別サービスである。

丸山湖は丸山川をせき止めた人造湖で農業用水の為と言う。私は、南房総では、堰は幾つか目にしているが

湖は初めてで、しかもこんな身近な所にあるとは予想だにしなかったのである。


鴨川の「みんなみの里」に到着。ここで参加費500円のチケットを購入して大山千枚田への送迎バスに乗り込む。チケットには200円の買物券が付いているので、300円が入場料とマイクロバス代といったところであろうか。

バスは坂道を上る。棚田に至る沿道にも松明が灯っている。

会場に到着後、坂道を歩く。棚田のあぜ道であろうか無数の松明が灯っている。

実に幻想的な光景である。!!!



魚との対話-棚田の夜祭り



魚との対話-棚田の夜祭り


棚田のオーナーの集いの場だと言う棚田倶楽部を通り過ぎ、会場の高台にたどり着く。

そこには軽食を提供する夜店が並ぶ。買物券で買ったみたらし団子を食べながら棚田の夜景をじっくり観賞する。棚田の中に設けられたステージでは津軽三味線の演奏が始まった。



魚との対話-棚田の夜祭り



魚との対話-棚田の夜祭り


帰り際、もう一枚の買物券でYUさんと私は、長狭米のつかみ取りに挑戦した。

欲張って両手を広げ過ぎた私は、かなりのお米をこぼしてしまった。失敗!!


かくして、私共夫婦は、YUさんのお陰で先日の「平群の祭り」に続いて幻想的なあかりの風景を楽しむことが

出来たのである。

しかし、「写真を撮る」ということで言えば、真っ暗になる前の山や空がぼんやりと見える時が良いかな、と思った。

平群の祭り

10月23日(土)、「遊子の会」主宰者YUさんの希望者は平群(へぐり)の祭りを案内しますよ、との誘いに

北条海岸(館山市)にあるココスに集合した会員は19名。5台の車に分乗して17時前に出発する。

平群(南房総市)は、館山から見ると三芳のさらに奥の村のイメージであるが、この日は大賑わい。

富山国保病院の駐車場には、あやうくセーフで到着。


YUさんによれば、平群の祭りは菅原道真を祀る平群天神社の祭りで、8台の屋台がそれぞれの地区から

平群小学校下のグランドに集結すると言う。


皆で、平群天神社を目指して田舎道を歩き始める。

満月の夜空の下、太鼓の音が響き、提灯のあかりに屋台が浮かび上がって見える。

時折、山の上に花火が上がる。村祭りの風情である。



魚との対話-平群天神社   平群天神社


平群天神社にお参りする。驚いたことには、背後に伊予ヶ岳が聳えていたのである。

伊予ヶ岳は336.6mと低山ながら、房総のマッターホルンと呼ばれているだけあって、中々の雄姿である。

ここで、コ(古)ギャル達の要請にKさんは12月に伊予ヶ岳登山をガイドすることを承諾する。

大いに楽しみである。



魚との対話-屋台

沢山の提灯をぶら下げた屋台



魚との対話-屋台

グランドに至る坂をかけ上がるかつぎ屋台


屋台は変わっている。沢山の提灯をぶら下げ、山車のように綱で引っ張るのではなくかつぐのである。

それ故、かつぎ屋台と言うようである。



魚との対話-屋台の集結

8台の屋台が集結



魚との対話-屋台の集結

8台の屋台が集結


しかし、地区内の8台のかつぎ屋台が平群小学校下のグランドに集結した時、その光景は実に幻想的なもので

あった。

しばし見学した後、YUさんはグランドを離れて今までとは反対側から、整列した屋台を下から見上げる場所に

案内した。そこでは、提灯のあかりに浮かび上がる8台の屋台と背後に満月の月あかりに聳える伊予ヶ岳が

見られた。かつて、見たことのない素晴らしい風景であったが、私のカメラと技術では、それを撮ることは出来なかった。

なお、祭りの模様は11月6日(土)の夜にチバテレビで放送されるとのことなので、私はもう一度じっくりと

見ようと思っている。