塩屋岬から紅葉の常陸・奥久慈を巡る旅 (1)
今年の「遊子の会」の秋の旅は、「塩屋岬から紅葉の常陸・奥久慈を巡る旅」であった。
11月18日(木)~19日(金)にかけて参加者25名、主宰者YUさん夫妻の下見のお陰で、塩屋岬(福島県)の海と常陸・奥久慈(茨城県)の紅葉を十分に堪能することが出来た。
また、自称専属カメラマンの私にとっては、写真と歌を思い起こす愉快な旅でもあった。
一日目 くもり 塩屋埼灯台~花貫渓谷~横川温泉・中野屋旅館
東京に入り、荒川沿いをバスは進む。今話題のスカイツリーが見える。YUさんは634mでムサシと覚えると良い
と言う。ちなみに東京タワーは333m。
さらに、バスは最初の目的地である塩屋岬をめざして常磐自動車道を走る。車中YUさんは旅の行程を説明しながら塩屋埼灯台や八幡太郎義家、水戸黄門の話をして皆を飽きさせない。バスガイド顔負けの話術である。
「遊子の会」にはカラオケ上手が多い。今回の旅の課題曲は美空ひばりのみだれ髪ということで、車中6人位の
人がソロで歌う。実に上手い!!続いて皆で「みだれ髪」と「喜びも悲しみも幾年月」の大合唱だ。
YUさんにはめられ、皆否応無しに塩屋岬に期待を膨らませる。
勿来ICで下り、小名浜のいわきららミューで昼食を取る。ここは、新潟の寺泊を彷彿させる鮮魚店がずらっと
並ぶ。私は海鮮丼を食す。
塩屋埼灯台からの眺め
らせん状の103段の階段を上り塩屋埼灯台に立つ。風が強く帽子が飛ばされそうだ。
写真を撮る私に、KONさんは帽子を持ってくれた。そのKONさん、みだれ髪の作詞をした星野哲郎は同じ体験
が発端で書き上げたのではないか、と言う。そうかもと思うほどの風の舞であった。
灯台の坂道を下りると、みだれ髪の歌碑や歌が流れる美空ひばりのレリーフのある広場に出る。
そこで、集合写真を撮り塩屋岬を後にしたのである。
花貫渓谷 汐見滝吊り橋
花貫渓谷 紅葉並木
茨城県高萩市に戻り、花貫渓谷を訪れる。汐見滝吊り橋の紅葉を眺めた後、三々五々紅葉並木の遊歩道を
散策する。穏やかでしっとりとした風情の紅葉である。
駐車場に戻る私を、吊り橋の下でコ(古)ギャル達が呼ぶ。ここで撮ってのリクエストだ。
中々のビューポイントに驚く。
花貫渓谷 吊り橋下からの眺め。
今夜の宿は、花貫渓谷から袋田の滝に向う途中にある横川温泉・中野屋旅館である。
車中のYUさんの話によれば、ここは武士の草分け八幡太郎義家の奥州征伐の際の湯治場とのこと。
また、民宿レベルなのであまり期待しないで、と言う。
さにあらん、温泉も部屋も申し分なく、岩盤浴にカラオケ付き宴会が用意されており、民宿レベルとはYUさんの
計略であった。
さて、宴会だが、カラオケ上手が次々と舞台に上がり大いに盛り上がる。男をとっかえひっかえて「銀座の恋の
物語」を歌った人もいた。二次会はカラオケとお酒の好きな不良コギャルが残り、これに男性会員が付き合ったのである。コギャルは元気、元気である。さらに、紳士の部屋にやって来てたわいない話に盛り上がる。
何故か「ケンスケ!!」という言葉が思い浮かぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
昭和18年生まれが中心の「遊子の会」では男女の関係は、気心が知れて来て幼い頃に逆戻りである。
それが自然体の会話を生むのであろう。
かくして、普段は20時には居眠り状態の私は、0時頃まで目を開けていたのである。
翌朝、何気なく中野屋旅館のパンフレットを見ていたら、徒歩10分の所に下滝と呼ぶ滝があるという。
早速、朝食前に男5人で行ってみた。それは木々に囲まれた風情のある滝であった。 つづく
横川温泉郷 わら葺屋根の民宿(中野屋旅館の裏)
横川温泉郷 下滝





