旧・日常&読んだ本log

流れ去る記憶を食い止める。

2005年3月10日~2008年3月23日まで。

以降の更新は、http://tsuna11.blog70.fc2.com/で。


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中野 由貴, 出口 雄大

宮沢賢治のお菓子な国


宮沢賢治のレストラン 」のコンビが贈る、お菓子を切り口にした本なのです。

お菓子と言えば、生きていくために、必ずしも必要なものではない。けれど、それがあることで、幸せな気持ちになったり、一緒にお茶の時間を過ごすことで、素敵な時を持つことが出来たり。そんなちょっと余計な部分であるからこそ、より愛しいもの。

ちと長くなるけれど、「お菓子なごちそう」「巨きな菓子の塔」より引用します。

 「お菓子って何だろう」と考えると、童話集『注文の多い料理店』の序文を思い出す。

 ですから、これらのなかには、あなたのためになるところもあるでせうし、ただそれつきりのところもあるでせうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだが、わけのわからないところもあるでせうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。
 けれども、わたくしは、これらのちひさなものがたりの幾きれかが、おしまひ、あなたのすきとほつたほんたうのたべものになることを、どんなにねがふかわかりません。

 なくても大して困らないし、十分に生きていくことはできる。でも、それだけではきっとつまらないだろう、と気づかせてくれるもの。
 ほっとしたり、うれしくなったり、楽しくなったり、普段とちょっと違った気分や時間を味わわせてくれるもの。
 それがお菓子なのだ。きっと。賢治はそんなお菓子の効能をよく知る人だったのだと思う。
                 
                           (p14-15より引用)

そして、それはきっと物語も同じ。実用書や仕事に必要な書物だけでは、体を作る食べ物としては十分なのかもしれないけれど、それだけではちょっと心がカサカサしてしまう。そこを潤してくれるのが、こういった「お菓子」(勿論、この本の中に出てくるお菓子は、現実に存在するものばかりではない)であったり、想像力豊かな「物語」なのでしょう。ま、現実と同様、お菓子ばかり食べて生きていくことも、また同様に出来ないことだろうけれど、そういった楽しみも必要だよね。

本としては、お菓子を扱う分、ちと細切れになってしまう印象が強いので、「食べ物」を扱った「~レストラン」の方に分があるかなぁ、とも思うのだけれど、こういった切り口は大好きだし(そして、実に良く調べておられること!)、出口さんの水彩画も相変わらずの美しさ。まさにお菓子のように、ちびちびと少しずつ読む楽しみがある本でした。

目次
はじめに
○お菓子なごちそう*和洋菓子
○森のおもてなし*くだものなど
○野原の菓子屋のお気に入り*駄菓子など
○イギリス海岸のティパーティ*のみもの
○イーハトーヴ横丁*お店など
索引
イーハトーヴ<作品別>たべもの帖(宮沢賢治作品別たべもの索引)
参考文献
おわりに


*臙脂色の文字の部分は本文中より引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡ください。
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岡田 恵美子

ペルシアの四つの物語

目次
王書―サームの子ザールの誕生   フェルドウスィー
ホスローとシーリーン          二ザーミー
ライラとマジュヌーン           ニザーミー
七王妃物語                ニザーミー
解説


構成上第三部に分かれるという「王書」から取り上げられるのは、英雄伝説時代を描いたという第二部から「サームの子ザールの誕生」。サームの子、ザールは、頬は陽とまがう類稀なる美しさなのに、不吉にも生まれた時から髪は真っ白。不幸を恐れたサームにより、捨てられたザールは、霊鳥スィーモルグに育てられる。なんかね、この辺は、色なしの膚を持つ捨て子ファラー(@古川日出男「アラビアの夜の種族 」)を思い出しました。アラビアとペルシアは厳密には違うのだろうけれど、古川さんはこの辺も参考にされたのかな、なんて。

印象深かったのは、「ライラとマジュヌーン」。「マジュヌーン」とは、「狂人」を意味する言葉。ライラを恋するあまり、狂人となってしまった、一人の男。もともと、実は思い合っていた二人は、幸せになれたはずなのに…。恋の純度が高すぎたために、男は狂気の淵を軽々と飛び越えてしまう。それともそれは逆なのかな。本来、恋の障害はなかったはずなのに、恋の純度、密度を高めるためか、男は狂人となってその恋に自ら大きな障害を作ってしまう。

本当はもっと長い物語の、ハイライトのみを紹介するような形の本なので、詳しい方には物足りないかもしれないのだけれど、私のようなペルシア文学入門者にはちょうど良い本でした。美しい「ミニアチュア」もふんだんに載せられているしね。

ミニアチュアの語源は、Minium 鉛丹(四酸化三鉛)であり、初期には中国の影響である鳳凰や雲が画面を埋めていたのだけれど、次第に空間をビッシリと紋様で埋める独自の画法が定着したとのこと。ササン朝ペルシアから唐草文様が伝わったと、むかーしむかし、小学校の教科書で読んだ気がするけど、ここで載せられているミニアチュアも、所謂中東的という感じではなく、何も言われなければ、中国のものと信じてしまうような画風。シルクロードってことなのかしらん。そして、イスラム教ではなく、ゾロアスター教を信仰していたのも、関係しているのかなぁ。

少し前に読んだ「柘榴のスープ 」など、ちょっとイラン(ペルシア)に興味がわいている今日この頃。ペルシアの名だたる物語のハイライトを読んだだけだけれど、やっぱりペルシアは物語る民族なんじゃないかなぁ、と感じました。しかも、口承文学な気配が漂って、何だか物語に酔える感じ。もうちょっと周辺を読んでみようと思います。ペルシアは美しいな。
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中野 由貴, 出口 雄大

宮沢賢治のレストラン

宮沢賢治というと、ついつい「雨ニモ負ケズ」などとストイックな様を思い出すのだけれど、彼の童話や詩には美しく豊かなイメージが溢れている。
実際、賢治は裕福な家に生れたのであるし、明治、大正を生きた人間としては、随分ハイカラなものを日常的に食べたり、身近にしたりもしていたらしい。
この本は、賢治の作品に出てきた食べ物をキーワードに、賢治その人や、賢治が生きた時代を紹介したもの。また、表紙もとても綺麗なのだけれど、内部にもこういった美しい水彩画がふんだんに使われていて、目で眺めても美しいのが嬉しいところ。

目次
 はじめに
野原と畑の収穫/穀物・野菜・果物
海の幸・山の幸/海産物・魚・きのこ・木の実
まきばのごちそう/肉類・卵・乳製品
お茶の時間/飲み物・酒
イーハトーヴのデザート/お菓子・嗜好品・器
 索引
 イーハトーヴたべもの帖(宮澤賢治作品のたべもの索引)
 参考文献
 おわりに


私は賢治の作品は、メジャーどころのほんの一部しか読んだことがないのだけれど、それでも楽しく読みました。宮澤賢治のファンなら、更に嬉しいのではないかなぁ。

実際の食べ物・飲み物から、幻想の食べ物・飲み物まで、たっぷり紹介されたこの一冊。
賢治の世界を堪能することが出来ました。

☆関連過去記事☆
あまの川 」← 賢治の作品から選りすぐったウタの世界。
         宮沢賢治の世界には、水彩画が良く似合うなぁ。

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川上 弘美
センセイの鞄

目次
月と電池
ひよこ
二十二個の星
キノコ狩 その1
キノコ狩 その2
お正月
多生
花見 その1
花見 その2
ラッキーチャンス
梅雨の蕾
島へ その1
島へ その2
干潟―夢
こおろぎ
公園で
センセイの鞄

駅前での一杯飲み屋での十数年ぶりの再会から、逢瀬を重ねるセンセイとわたし。センセイは、わたし、月子の高校時代の国語の教師であった。二人は「センセイ」、「ツキコさん」と呼び合い、共に酒を愉しむ仲になる。

逢瀬といっても最初の頃は、それは実に淡い交わり。歳は三十と少し離れているけれど、肴の好み、人との間の取り方が似ている二人は互いに近しく思う。

淡い交わりはいつしか恋に変わる。しかし、それはツキコさんの一人芝居のようにも見え、またツキコさんの前にも高校時代の同級生である男、小島孝が現れる。年齢的にも、また男性としても、ふつうの女であれば、こちらの方が相応しいと思われる小島孝であるけれど、しかし彼はツキコさんには馴染まない。

ああ、こういうのって分かるなぁと思ったのが、以下の部分。

 年齢と、それにあいふさわしい言動。小島孝の時間は均等に流れ、小島孝のからだも心も均等に成長した。
 いっぽうのわたしは、たぶん、いまだにきちんとした「大人」になっていない。小学校のころ、わたしはずいぶんと大人だった。しかし中学、高校、と時間が進むにつれて、はんたいに大人でなくなっていった。さらに時間がたつと、すっかり子供じみた人間になってしまった。時間と仲よくできない質なのかもしれない。

センセイもツキコさんも、時間からはぐれた迷子のような人間だったのかも。

途中まではこんなにずっぽり恋愛になるとは思わずに読んでいたので、花見におけるツキコさんの嫉妬心に驚いたり、面白がったりしながら読んでいた。いや、この二人、相当すっとぼけているのですよ。けれども、花見を過ぎた中盤あたりからは、時間が限られている恋愛に切なくなった。勿論、若い人であっても持っている時間は無限ではないけれど・・・。あわあわと、しかし濃ゆくもある、恋物語。

 ← こちらは文春文庫

*臙脂色の文字の部分は、本文中より引用を行っております。何か問題がございましたら、ご連絡ください。
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コロナブックス編集部
作家の食卓  

目次
作家の食卓
立原正秋/石川淳/永井荷風/壇一雄/円地文子/色川武大/森瑤子/寺山修司/
澁澤龍彦
(コメント 立原潮/石川活/永井永光/壇太郎/冨家素子/色川孝子/伊集院静/
加藤タキ/九條今日子/澁澤龍子)
好きな場所、愛した味
内田百閒/織田作之助/谷崎潤一郎/白洲正子/吉田健一/池波正太郎/森茉莉/開高健
作家のおやつ
林芙美子/岡本太郎/獅子文六/吉行淳之介/宇野千代/山口瞳
食卓をめぐるエッセイ
食卓のポルトレ
ことばの御馳走帖
食いしん坊作家たちのアラカルト事典

料理に関する作家本人の小説や文章からの抜粋、ゆかりの料理の写真、それぞれゆかりの人々のコメントで構成される、満足、満腹の一冊(ゆかりの人によるコメントは、「作家の食卓」の章のみだけれど)。

色川武大さんちの、大きなクマのぬいぐるみとか(一体、ナぜ??)、「大きな体を伸ばしてくつろいだ、とっておきの場所」であるソファーなど、作家のプライベートが薄っすら透ける。色川さんの本は、このブログでは全然書いてないけど、沢山読んだ時期もあって、好きな作家さんなのです♪(それらの本は、実家なんです・・・)

食卓をめぐるエッセイ」では、「マドレーヌ菓子に蘇る<失われた時>」なども素敵。これ自体、有名なエピソードのようだけれど、マルセル・プルースト「失われた時を求めて」におけるマドレーヌ菓子のエピソードが紹介される。紅茶にひたしたマドレーヌを口に入れた時、忘れていた幼き日々があふれ出すように蘇る。匂いや音、記憶を連れ戻すものは数あれど、食による記憶は結構根強い。無条件に幸せになるメニューを沢山持ってる方が、何だか幸せに生きていけそう。あの長さに恐れをなして、一度も手にした事はないんだけど、「失われた時を求めて」にもちょっぴり興味が沸きました。
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別役 実
鳥づくし―真説・動物学大系 続  
「鳥は鳥であるか」
の章から始まる本書は、「鳥とは一体何であるか?」、それを我々は実は全く知らないのだ、という前提から始まる。そして、我々がこれまで鳥だと思っていたものが、実は鳥ではないかもしれない、そんな目を持つ事から、「新しい鳥学」が始まるのだと、一席ぶつ。

何といおうが、鳥が鳥であることは自明のことであり、ここから少々荒唐無稽な本書は色々な方向へと広がっていく。

こういった本は、洒落に寄るか、馬鹿馬鹿しい方に寄るか、難しい所であると思うけど、残念ながら本書は大分馬鹿馬鹿しい方に寄ってしまっている。そんなわけで、所々は、「そんなわけないじゃん!」とイラっと来る事も。
でも、章のタイトルや扉絵はなかなか好みであったのだ。

幾つかの章について少し。

◆「威風ドードー」◆
ドードー鳥は、周知の通り、人為的に短期間で絶滅させられた鳥として有名である。ドードーはどうして、飛んで逃げる翼もなく、武器として使うことも出来ぬ嘴を持ち、逃げ足も遅く、木に登る事も出来ずに、「生きてゆくことが出来る」と考えたのであろうか。
ドードーは「文明」に対して、全く無用心に進化してしまった種である。
ドードーはなぜこのような特殊な進化を遂げたのか?

◆「唄を忘れたかなりや」◆
小さく儚いかなりや。
「唄を忘れたかなりやは、うしろの山に棄てましょか」の詩や、炭鉱で有毒ガスの探知機とされる事に代表される、我々のかなりやに対する思いとはいかに?
かなりやには、人間本来が持つ、残酷で野蛮な本性を呼び覚ます力がある。

◆「バード・ウォッチングの正しいはじめ方」◆
バード・ウォッチャーとは、ただ漫然と鳥を見る人を指すのではない。

タイトルに「続」とあるように、これの前に更に本があるようなのだけれど、それを読むかどうかは微妙な感じ。また、図書館で見かけたら、借りてもいいかな位。
でも、ちょっと表紙が綺麗でしょ? (よーく見ると、かなり不思議なんだけど)
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長いこと、斎藤澪奈子氏(お亡くなりになっていたとは、知らなかった!)と混同していたのだけれど、斎藤美奈子氏は文芸批評家なのでした。 ahahaさんの所で取り上げられていて、面白そうだなぁと思っていたのです。

■取り上げておられる本が私とは異なりますが、ahahaさんの記事はこちら
 →「
あほらし屋の鐘が鳴る」斎藤美奈子
   「
誤読日記」斎藤美奈子

下記の本が図書館にあったので、借りてきた。

斎藤美奈子「趣味は読書。」

目次
本、ないしは読書する人について
1 読書の王道は現代の古老が語る「ありがたい人生訓」である
2 究極の癒し本は「寂しいお父さん」に効く物語だった
3 タレントの告白本は「意外に売れない」という事実
4 見慣れた素材、古い素材もラベルを換えればまだイケる
5 大人の本は「中学生むけ」につくるとちょうどいい
6 ものすごく売れる本はゆるい、明るい、衛生無害

この本は、私も常々疑問に思っていた、「ベストセラーの読者はどこにいる?」から始まっている。その答えは、健全な市民=善良な読者がベストセラーの主な購買層であり、彼らに支持される条件をそなえた本だけが、ベストセラーになる。ちょっと長くなるけれど、ここに至るまでの道筋が面白い。
「ベストセラーの読者は善良な読者である」に至る道筋
「本を読む人」はもともと人口の一割にも満たないが、彼らはさらに言語や文化の異なる多数の部族に分かれている。すなわち、「偏食型読者」「読書原理主義者」「読書依存症」らである。

■「偏食型読者」
:ビジネス書、ミステリ、ファンタジー小説、歴史小説、専門書、健康本、特定作家の追っかけに近いディープなファン。そのジャンル「しか」読まない読者。

■「読書原理主義者」
:本であれば何でもいい、本ならば何でも読めというタイプ。この中の武闘派が、声に出して本を読めとか、三色ボールペンで線を引けとか、人の世話を焼く。

■「読書依存症」
:新刊情報にやたら詳しく、本におぼれ、頼まれもしないのに、ネットで読書日記を公開したりする。おっと、私のことですか?(新刊情報には疎いですが)

これらのタイプは、どこか一癖があり「多かれ少なかれ治療が必要な人々」と、斎藤氏は括っている。

これらの他に、読書人の多数派を占めるのが、善良な読者」たち。他の本読み族がそれぞれ鼻持ちならないのに比べ、善良な読者」は健全で友好的な平和主義者。明朗で前向き。彼らの唯一の欠点は、本の質や内容までは問わない点。「感動しろ」、「泣け」、「笑え」と言われれば、その通りに行動する。

「善良な読者」は同時に「健全な労働者」であり「真っ当な生活者」である。だから、自らの意識を根底から覆すような本は読みたくないし、後々までズシリと残るような重たい本も読みたくない。その場限りの楽しい娯楽。本を閉じたら、日常業務に即戻る。読書はあくまで趣味なのである。

これらの健全な市民=善良な読者が、ベストセラーの主な購買層なのではないだろうか。そして、こういった人たちに支持される条件をそなえた本だけが、ベストセラーになる。
読書人は同じ民族同士がかたまって生活文化圏を形成する傾向にあり、しかもそれぞれが「自分たちこそがいっぱしの読書人」と信じている。さらに、異民族同士は言語も文化も風習もちがうので、互いに話が通じない。

しかし、もともとが少数派同士。狭い世界で民族紛争をはじめる前に、互いの文化を知ることが平和的共存の道である。善良な読者」はメディア・リテラシーを多少は養った方がいいし、「ベストセラーなど読みたくない」「読まなくてもわかる」とうそぶく「邪悪な読者」の一群は、自分が「あんな大衆食堂のメシなど食いたくない」「食わなくてもわかる」とうそぶく嫌味ったらしい美食家と同類であることを、少しは自覚したらよい。

以上が前置き。要約したつもりだけれど、やっぱり長くなってしまった。この前提のもとに、互いを知るための異文化探検(ベストセラー本の分析)が始まる。

ベストセラーを斬るこれらの話は面白かったのだけれど、惜しむらくは、私も「ベストセラーなんて・・・」とうそぶきがちであるので、きちんと読んでる本が少なかったこと。

読んだことがあったのは、「人間まるわかりの動物占い」T・ケイ「白い犬とワルツを」天道荒太「永遠の仔」宮部みゆき「模倣犯」乙武洋匡「五体不満足」J・K・ローリング「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」の6冊。この本では全41冊が取り上げられているので、6冊と言う数字はきっと少ない。これは「邪悪」が入っている証拠なのかもしれない。

逆に、読んでいない本で興味を持ったのは、西尾幹二「国民の歴史」(「新しい歴史教科書をつくる会」関連の本)。この本に関しては、斎藤氏も「関ヶ原の合戦におもむいた小早川秀秋の気分」だそうであります。小声で面白い、って仰ってます。

斎藤 美奈子
趣味は読書。

☆この記事の反響に吃驚して、別に上げた記事はこちら
 →
読書に関する雑感

読んだことがあった6冊の、私の感想は以下。

■「人間まるわかりの動物占い」
:会社でぐるぐると回っていた。ちなみに、私は「たぬき」です。関係性という点では、面白い本だったと思う。
■「白い犬とワルツを」
:親の本棚にあったから読んだけど、私にはこれがさっぱり分からなかった。どこで泣けと?
■「永遠の仔」
:「AC小説である!」、と斬るのは分かるけれど(私は、危うい所で踏みとどまっていると見た)、でも、私は感動したなぁ。
■「模倣犯」
こちら に感想あり。私はいい小説だと思った。
■「五体不満足」
:確かにこれ以降、「健全なる」障害者が持て囃されるようになったのかも。でも、彼が好青年で、努力の人であることは間違いない(ハンサムだし)。
■「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
:私はハリー・ポッターはいい物語だと思う。最初は間口を広げ、段々本来書きたかった事に近付いているのではないのかなぁ。
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