北京五輪・銅メダリスト、坂本花織選手に学ぶ | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は4164文字です。(読破予想時間:約9分54秒)

 

■はじめに

北京での冬季五輪を終えて、けっこうな時間が経過してしまいましたね。

 

 

その後、ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界中の注目がそこに集まっているといった感じです。

 

僕には何も出来なくて歯がゆい思いもありますが、せめて、ウクライナに1日も早く平和な日々が戻るよう祈りたいと思います。

 

さて、北京五輪に話を戻しますが、今回の記事は、スポーツにまつわる話ではなく、北京オリンピック、フィギュアスケート女子・日本代表で、銅メダルを獲得した坂本花織選手のコメントから、自分につなげて話を展開させる予定です。

 

 

何て事ない、その時に思った事を、今頃になって少し遅れて書こうってだけの記事ですが、どうかお付き合いを。

 

■「自分らしさ」の強さと「出来る事をやる」と言う事の大切さ

興味を持って応援していた人達はご存知だと思うが、坂本花織選手には、4回転ジャンプもなければトリプルアクセルもない

 

ロシアの選手達が4回転ジャンプを連続で成功させる中、彼女は、自分らしさを選んだ

 

そして、「できることをする」と、ステップ、スピンなど細部にわたって精度を高め、全体の完成度を高めてきた

 

その結果が、本人が「個人でメダルを取れると思ってなかった」と言う程の快挙である、銅メダル獲得に繋がったという訳だ。

 

自分らしさ、それを個性と言い換えていいのかもしれない。

 

個性とは出そうとせずとも自然に出るものだと僕は以前から思っているが、その自然にでる個性を前面に押し出してそれを武器にするのは案外難しく、出ている個性に気付かずに個性を出そうとして、逆に他人の持つ個性を取り入れようとしたり、知らず知らずに自分らしさを損なってしまう人は本当に多い。

 

 

でも、自分らしさで勝負できるのなら、自分の武器としては、それより勝るものはない。

 

そして、「できる事をやる」。

 

これも、できる事を着実にやり、更にそれを磨きあげる事の大切さと、それを武器に出来た時の強さは、坂本花織選手が証明済みだ。

 

■僕にも必殺技はない

僕も、一人の音楽家として、基本的には坂本花織選手と同じで、フィギュアで言えば4回転ジャンプのようなものはない。

 

言うなれば、立っている場所は違えども、僕は坂本選手と大きなくくりでは同じ種類の人間であるといえる。

 

僕は、ボーカルをメインにしたシンガーソングライターで、マルチプレイヤーである

 

 

マルチプレイヤーと言っても、本当に何でも出来ると言う意味ではなく、自分がリリースしている楽曲はどのパートも自分で演奏しているという程度の意味である。

 

 

ボーカルはさておき、楽器の面で言うと、どの楽器も誰にも負けないと言う様な大技はなく、でも、僕のプレイが好きだと言ってくれる人もいると言った感じだ。

 

世の中には、あんな難しいプレイを出来る人は、あの人だけだと言う凄腕のプレイヤーは何人もいる。

 

僕には、これは自分にしか出来ないなんて技は一つとしてない

 

ただ、自分が出来る事を駆使して仕上がるアレンジは、自分以外の何者でもない音楽に仕上がっていると思う。

 

細かい部分を取り上げて、ここが何に似ているとか言い出せば、それは屁理屈や揚げ足取りであると言えるし、そして何かに似ているフレーズや空気感は、当然、あちこちに出てくるだろう。

 

一言で言えば、音楽ではそんな事はあって当たり前だからである。

 

同じ様にトリプルアクセルを飛んだとしても、その美しさや豪快さにはそれぞれ違いがあるし、演技全体の構成で言えば、皆違っていて同じ物はない。

 

僅か12音で構成されている音楽で、何にも似てない作品を作るなんてまず無理と言ってもいい。

 

 

もし、何にも似てない音楽を作れると言う人がいるのなら、その人はきっと、常人には思いも及ばない大天才か、よっぽど何も分からず無茶苦茶な曲作りをしているか、他からの影響を受けて取り入れる事が出来ない致命的に感受性の鈍い才能のない人間だろう。

 

音楽のみならず、芸術・文化というものは、継承・発展を繰り返して新しくなっていくものであるから、何かの影響を感じたり、どこか何かに似ているのが当然の姿なのである。

 

 

各パートで言っても、僕は、このパート(楽器)だけは誰にも負けないと言うものもない

 

しかし、自分がこう演奏したいと頭に描いたものは、即音に出来ると言うくらいには出来るので、自分で全てやりたい自分としてはその条件だけは最低限満たせている。

 

これも、どんな演奏でも出来ると言っている訳ではない。

 

自分がこう演奏したいと言うフレーズは出来ても、別にやりたくもない他人が演奏しているフレーズは、まあ、大抵の場合は演奏出来ない。

 

でも、それでも問題はない。

 

やりたくもないフレーズが出来ても何の意味もないからだ。

 

だから、ジャンプにもアクセルやルッツや何だとあるが、全てのジャンプを跳ぶ必要もなく、フィギュアスケートにはジャンプ以外にもスピンやステップなど他にも色々な要素がある。

 

全員がアクセルを飛ばなきゃならない訳でもないし、全員が4回転を入れなきゃならない訳でもない。

 

そういう意味で、僕は、坂本花織選手と同タイプだと思えた訳だ。

 

当たり前だが、同レベルだと言っているのではない

 

■彼女の言動で、確証が積み上がる

でも結局、それで良かったのだと、改めて思わせてくれたのが坂本選手の「トリプルアクセルも4回転ジャンプもないけれど、自分の出来る事をやる」そして「その精度・完成度を極限まで高めた」と言う言葉だ。

 

とまあ、僕はこの件で迷いも悩みもしていないが、やはり、五輪のメダリストからこの言葉が聞けると、自分のスタンスに対する確証が更に一段積み上がるのは確かだ。

 

非常に心強い。

 

■坂本選手とここがちょっと違う

ただ、僕が彼女とちょっと違うのは、メインのボーカル、そして曲作りと違って、楽器に関して僕は、その精度・完成度を極限まで高めようとはしていないと言う点にある。

 

勿論、歌う事については、もっと上をと、曲作りにおいても、もっと表現力をと、これからも研鑽を重ねていくつもりだし、だが、楽器に関しては、むしろいかに力をキープするかが課題となっている。

 

 

詳しくは既に『出来ないと決めないで、少しずつでもやらないよりはいい』や『マルチプレイヤーの憂い』に書いたので、簡単に書くが、要は、楽器の数が増えると増えた分だけ、各楽器を触る時間は減る訳で、放っておくとどんどん下手になっていくので、キープするのが大変と言う話である。

 

■正解は1つじゃないけれど

音楽における坂本花織流は、僕が今まで見てきた音楽アーティスト達を思い浮かべると、その流儀を音楽に当てはめる事が正解かどうか、すぐに答えは出る。

 

当然、正解である。

 

めちゃくちゃ、指が早く動く訳でなくても、確実に磨き上げたフレーズでしっかり訴えかけてくるギタリストのギターにはしびれるし、派手な技はなくても、要所要所をビシバシと決めてくれるドラムは気持ちがいいし、超絶テクニックがなくとも、自分の得意な技と音域をしっかり磨きこんで、じっくりと歌いこまれた曲をボーカリストに聴かされると感動がとまらなくなる

 

これが正解でなくて何なのか。

 

誰でも出来る様な平凡な技でも、皆がやってる様なありきたりのフレーズでも、その精度や練度によって聴く側の印象が大きく変わるのは、何度も何度も経験してきた事だ。

 

勿論、いろんなタイプがいるので、世界中探しても誰も出来ない事をやると言う道を目指すのも一つの正解かもしれないし、何かの技でナンバー1を目指すのもアリだと思う。

 

正解は1つではないけれども、少なくとも僕にとってはこれが正解である。

 

■最後に

これで、今回の話は終わりますが、いかがでしたか?

 

これって、フィギュアスケートや音楽に限らず、何にでも当てはまる話だと思いませんか?

 

羽生結弦選手のように、まだ誰も跳んだ事がないクアッドアクセルに挑むもよし、坂本花織選手のように、出来る事を磨き上げるというのもよし。

 

 

何はともあれ、自分のタイプに合わせる事や、自分の心の声に従う事

 

それぞれ意味がまた更に広がる言葉ですが、広げるのはやめにして、そんな事が大切なような気がします

 

僕も歌う事や曲作りにおいては、必殺技など求めず自分の出来る事をやる、そして、それを磨き上げると言うスタイルを貫きたいと思います。

 

それでは、また。

 

ごきげんよう。(^-^)ノ~~

 

 

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