ウサギタイプとカメタイプ | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は3353文字です。(読破予想時間:約7分59秒)

ウサギとカメ の話は、ご存知だろうか?


ウサギとカメが競争して、圧倒的にリードしていたウサギがカメを侮って油断して、昼寝をしてる間にカメに抜かされて負けてしまうと言う、あの有名な話。
この話って、どんなに能力が優れてると思っていても、或いは、もう勝ったと思っても油断してはならないよ、負けちゃうよ

そんな話だと僕は思ってる。

でも、コツコツと真面目に休まず続ける事が正しい事なのだと言う教訓話と受け取ってる人が、余りにも多くて、ちょっと戸惑いがある。

カメの様にコツコツと真面目に休まずが正しいという解釈は、カメもウサギも双方がカメの様に努力したら、カメは永久にウサギに勝てないと言う解釈になるのではないだろうか。

言葉を変えれば、ウサギは油断さえしなければ、カメになんか絶対に負けないって話になってしまう

なのに、カメが正しいと言う解釈には無理がある

その解釈に従うなら、そんなもの、能力が高くて油断さえしなけりゃ勝てるウサギがいいに決まってる

全く同じ様に行動すれば、必ず勝つウサギより、同じ事をしても絶対に負けるカメを選ぶなんて、普通は有り得ない。

確かに、コツコツと真面目に努力を続ける事は素晴らしい事だし、実際、強いと思うが、足が速いと言うのもとても分かりやすい有利な能力だ。

どんな素晴らしい能力も、つまり、カメの“努力を続ける能力”も、ウサギの“素早い能力”も、どちらも油断したら敗北するぞって話だと思うのだが。

明治時代の教科書には『ウサギとカメ』と言うタイトルではなく、『油断大敵』と言うタイトルで掲載されてたらしいので、その事からも自分の解釈で正しいと推測出来る。


更に加えると、カメもウサギもどっちが正しいと言う訳ではなく、単にタイプの違いだと思う。

カメに早く走れと言っても無理な事は誰にでも分かる。

それと同じく、ウサギに休まず走れというのも無理なのだ。

この二つ目の『ウサギに休まず走れというのが無理』って言うのが納得出来ない人は、けっこういると思うが、ウサギとカメを短距離ランナーと長距離ランナーに置き換えたらどうだろうか?

まず、短距離専門のランナーが速度を落として休まず走った所で、長距離専門のランナーに勝てない

そして、長距離専門のマラソンランナーにスプリンター並みの速度で完走しろというのが無理なのは、誰でも分かると思う。

では、短距離専門のスプリンターにその速度で42.195km駆け抜けろって無茶な指示をして、それを全う出来る選手はいるだろうか?

この二つは、実は、タイプの違う二人に、言い方は違うが、スプリンター並みの速度でマラソンを完走しろと言う全く同じ指示をしている事になるのだ。

要は、カメは長距離ランナーウサギが短距離ランナーと考えれば、話の本質を捉えやすい。

スタミナがあって持続性があるのが長距離ランナーなら、瞬発力に優れているのが短距離ランナー。

そう考えると、ウサギとカメのどっちが正しいとかどっちが優秀って話ではないと言う事が分かるのではないだろうか。

どちらも特徴があって、その特徴を活かしつつ、有利な展開になっても油断はするなって事だと捉えると矛盾がなくなる。

つまり、ウサギは油断してカメに抜かれた事すら気付かない程、本気で昼寝してしまったのが敗因で、ウサギの取るべき作戦は、休憩がダメなのではなく、ペース配分を考えながら、そしてカメの様子を常に把握しながら軽い休憩を挟むべきだったのだ。

そうなるとウサギは手強い。

カメはただ地道にコツコツだけでは厳しい勝負になる。

コツコツを武器にいかにプレッシャーを与えて、ウサギのペース配分を乱すかの勝負になるのかも知れない。

いずれにしても、だんだん高度な戦いの域に入ってくる。

もう、戦う者同士にも見てる者にも勝敗は予想出来なくなってくる。

と、盛り上がって来た所で話の腰を折るようだが(笑)、この話もただの昔話であり、ただの例え話なので、実際のランナーが競争をすれば専門分野の違いで、どの距離で戦うのかで、戦う前から明らかに有利不利があり、ほぼ結果は見えてくるので、そこを突つく様なへ理屈は勘弁して欲しい。(笑)


ちなみに、僕は、一つの作業などの短期的な意味では、ウサギタイプで、完全にスプリンター型である。

勿論、実際に走る場合の話ではなく、自分の人間としての特徴をランナーに例えているだけだ。

僕の場合、とにかく何かを始めようとスイッチを入れると、他が見えなくなって、もの凄い集中力を発揮する のだが、一旦途切れると、その集中力を持続する為に必要なエネルギーが充電されるまで、完全に腑抜けの役立たずになる。

◇集中力は二種類ある?

子供の頃からずっとそうだ。

しかし、この世の中、真面目でコツコツを尊ぶ日本人の気質からなのだろうか?

学校などでも、コツコツ型を賞賛する話が生徒達に話される事が多く、その内容には問題なかったと思うのだが、コツコツ型ではない僕は、自分で勝手に、自分がダメな人間であるかの様に言われてる様に思ってしまう事が度々あった

それを気にしてたって訳ではないが。

休まずコツコツと続ける事が出来ない子は、将来、大変ですよ」的な説教が生徒達に向けて飛ぶ。

その説は間違ってはいないと思う

大人達の親心だ。

コツコツ出来る奴は間違いなく強い。

出来るものなら、絶対に出来た方がいい。

そう。

出来るものなら

でも、ある程度の年齢まで、自分には持続力がないのだと、真剣に思っていた

そして、それを身につけようと努力もした。

でも、よく考えたら元々、長いスパンでは誰よりも一つの事が長続きしてるタイプだったのだ。

だから先程自分の事を「僕は、一つの作業などの短期的な意味では、ウサギタイプで、完全にスプリンター型」と言ったのだ。

趣味・仕事・恋愛・食事など、基本、何事にも飽きると言う事がほとんどない。

音楽歴も数えるのが面倒なくらいの年月が経過している。

ただ、短い数日間のスパンや一日だけのスパンを考えると、黙々と集中した後は、まるで飽きたかの様にダラダラと役立たずっぷりを披露する、そんなタイプだったので、学校や他の大人達の言うダメな子供のタイプの説明に自分が完全に合致していると思っていた

そうではなく、自分はそういうタイプ(ウサギタイプ)なのだと、その形でないと本来の力を発揮しにくいタイプなのだと気付いたのは、いつ頃だったかおそらく20代前半くらいだったと思う。


ここまでの話だけで終わるとどっちのタイプでもOKって話になってしまうが、そうではない。

どっちのタイプであっても気にしなくて大丈夫って話ではなく、自分はどういうタイプなのか 理解した方がいいって話だ。

◇人の役割には、それぞれに適した3つのタイプがある。

己を知る事の強みの話。

自己分析が的確に出来た上での戦略は、本当に恐ろしい程の威力を発揮する。

気付くのが遅くなったおかげで、それに気付く前と気付いてからの違いがよく分かるのだが、自分の特徴というのをしっかり把握した上で、それをどう使うかしっかり考えて行動した方が、やっぱり有利だと実感した。

自分が言い訳でなく、ウサギタイプだと確信したからには、充電中は、府抜けてても当たり前だと開き直った方が質の高い充電期間が過ごせる。

そうする事によって、また、質の高い集中を得る事が出来る。

自分のタイプを把握してない頃は、充電期間も何かさぼってる様な気が常にしてた。(実は今でもその感覚が時折、襲ってくるのだが)

当然、そんな状態での充電期間の過ごし方はいい循環を生まない。


もし、僕と同じ様に必要な休憩に罪悪感を感じてる様な人がいれば、一度ゆっくり、自分のタイプを分析してみてはどうかと思う。


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