出来ないと決めないで、少しずつでもやらないよりはいい | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は6424文字です。(読破予想時間:約15分17秒)

 

■プロローグ

今回のテーマで記事を書く事になったきっかけですが、何と、気がつけばこのブログを始めて1000記事を既に突破していました。( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ クラッカークラッカークラッカー

 

その1000記事目に当たる記事が北京五輪を総括した記事だったので、今書いているこの記事は1002記事目と言う事になります。

 

 

今回のテーマは、この話をきっかけに自分自身の音楽生活の変化と言うか、音楽との関わり方のほんの少しの大きな変化を書こうと思っています。

 

ブログを始めた当初から1〜2年くらいだっか3年くらいだったかは、ほとんど毎日の様に記事をアップしてたのですが、次の作品がなかなか生み出せなくて、本格的に次の作品作りに取り組む為だとか、その他もろもろ、個人的な事情が重なりまして、ブログを書く事に時間が割けない日が長く続いているのが、今現在の状況です。

 

書くのが面倒な訳でもなく、ネタがなくなった訳でもありません

 

書きたい事はたくさんあります

 

でも、自分の状況が徐々に変化してきて、「ブログを書く時間がない」と感じ始めた時、「ブログはもう書けない」とやめていたら1000記事には達っしなかった訳で、「少しずつでも書ける時に書こう、全く書かないよりはマシ」と思って書き続けた結果、まさに「塵も積もれば山となる」と言った感じで、ここまで積み上がりました。

 

ブログの更新が激減して3ヶ月くらい経過した頃には、ブログのアクセス数も急激に落ちて、それも3分の1以下に激減した状態が続いていた時期も長かったのですが、今ではどういう訳か、以前のアクセス数に戻ってます。

 

一時期は、ペースダウンがGoogleの再評価で低評価になったものの、これも少しずつでも記事が増えている事と、記事数の多さが再びの高評価に繋がったのではないかと思えてなりません。

 

断続ではありすが、これも「継続は力なり」と言う事なのでしょうか。

 

1000記事を既に達成していたと言う事に気付いて、今回の話を書こうと思ったのですが、思いつくがままに書きなぐりますので、相当散らかった文章になりそうで、着地点もいまだ見えてませんが、とにかく始めたいと思います。。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ

 

それでは、スタート!φ(.. )カキカキ

 

■僕はボーカリストでマルチプレイヤー

僕は、ミュージシャンである。

 

歌う事がメインのボーカリストではあるが、自分の楽曲のすべてのパートを自分でこなすマルチプレイヤーと言うスタイルをとっている音楽アーティストでもある。

 

 

マルチプレイヤーと言っても、例えば、ボーカリストとして、ベーシストとして、ドラマーとしてお金を頂いて生活の足しにしていた事はあるが、ギタリストとしてお金を稼いだ事など一度もない

 

 

てか、ギタリストとしてギター専門でやっていける腕もない。

 

曲全体の中で鳴らすギター、歌う為の伴奏としてのギターだから何とか成り立っているにすぎないと言った程度の腕だ。

 

 

正直、下手くそな楽器や中途半端な腕前の楽器は除いて、自分の使える楽器の中で、一番、レベルが低いのがギターと言える。

 

ちなみに、キャリアはギターが一番長いのだが。(-""-;)ウ〜ン

 

つまり、マルチプレイヤーと言っても、僕のギターの腕の話からも分かる様に、全てが一流などと言ってる訳ではなく、僕の言うマルチプレイヤーとは、単純に「一人で全部やってます」と言う事に過ぎない

 

でもまあ、自分がこう言う音を出したいと思った通りの演奏は、妥協してより簡単なフレーズに下げる事なく自然にやれているので、一人でこなす事に特に問題はない。

 

 

他の楽器も細かく説明したい所だが、取り敢えず、バンドのサウンドを支える骨格の所だけにとどめておく事にする。

 

ざっと、大雑把であるが自己紹介をするとこんな所だ。

 

■1日は短く、人生も短い

マルチプレイヤーと聞くと大袈裟に聞こえる人も多いと思うが、僕の場合、その言葉が指す内容は先ほど話した通り、単純に「一人で全部やってます」と言う程度のもので、そうたいそうな話でもない。

 

ただ、マルチプレイヤーであり続けるのもけっこうたいへんで、いろいろと悩みも苦労もある

 

その代表的な悩みは、各楽器の技術・テクニックの維持だ。

 

 

実際、年々少しずつ各楽器のテクニックが落ちていってると言う感覚は自分の中に明確にある。

 

演奏する楽器が増えれば、1つの楽器に割ける練習時間は当然減る訳で、何かの楽器を専門にやっていた頃より、徐々に落ちていくのは当然と言える。

 

つまり、僕はそのテクニックの維持が出来ていないのが現状だ。

 

実際、今現在、僕がほぼ毎日やっているものと言えば、ボーカル、言い換えればボイストレーニングとオカリナの練習くらいだ。

 

 

それ以外に家事は当然として、作詞作曲もしなければならないし、本を読んだり、ネットを見たりと言う時間も必要だ。

 

いつも思うのは、「1日って何て短いんだ」と言う事と「人生って何て短いんだ」って事である。

 

本当に1日でやれる事と、一生を通してやれる事は限られている

 

■マルチプレイヤーであり続ける為に

僕には一つ、以前からよく思う事がある。

 

それは、もうほとんど触らなくなった楽器など、完全にやめずにたまにでもいいから、ちょくちょく触っていたら今頃どうだったのだろうと言う事だ。

 

例えば、昔覚えたスプーンと言うパーカッションがあるのだが、特に人前で演奏する機会もなく、練習する時間も無くなってきて、心のどこかで「練習時間の確保は無理だ」と自然と諦めてしまった楽器である。

 

そこそこ使えるレベルまで鍛えた楽器だったのだが、何年か前に触ってみると全くと言っていい程、演奏出来なくなっていて、コツも積み上げたフレーズもほぼ全てが失われていた。

 

こう言う事は他の楽器や音楽以外の事でもあって、それらの諦めたものについて思う事がある。

 

毎日触らなくてもいい、たまにでもいい。常に頭の片隅に置いて忘れずにいて、少しでもいいから触り続けていたら、今頃どうなったのだろう

 

そんな風に思えてならないのだ。

 

そして、先ほど話したスプーンの様に、失われてしまったものはともかく、今、まだ失われていないものに関しては、そう意識して少しでもいいから、毎日でなくてもいいから触り続けようと思っている。

 

でないと、色々なものがどんどん失われていって、とても勿体ない事になるのは目に見えている。

 

そして、そういった形で断続の継続を続けたならどうか。

 

答えは、「何もしないよりは絶対にいい」だと思う。

 

■それでも落ちるものは落ちる

ただ、それなりのレベルにまで達したテクニックと言うものは、少しでもいいからと触り続けたところでやはり、テクニックは落ち続ける

 

全盛期、本職としてやっていた頃は、毎日毎日明けても暮れてもその楽器を演奏していたのだから、その練習時間が減れば、その分腕が落ちるのは当然の話である。

 

僕の場合、歌う事が大好きで、最初は弾き語りから入ったので、この頃から今に至るまでずっと、歌う事がメインであると言う意識に変わりはない。

 

その内、他人の曲ではなく自分の曲を歌いたくなって、シンガーソングライターが僕の肩書きとなった訳であるが。

 

 

僕が、初めてのバイトでフォークギターを買って本格的に音楽を始めたのは15歳の夏

 

 

そしてベースを始めたのが18歳。

 

そこからは、ボーカルのトレーニングと曲作りのかたわら、毎日毎日、ベース三昧の日々だった。

 

そして、ドラムを始めた二十歳の頃、その中にドラムも加わった。

 

30歳くらいまでは、その全てを明けても暮れても演奏出来ていたのだが、他にも音楽や人生の幅を広げようとする内に、いつの間にか、毎日の日課となるのはボーカルのみとなっていた。

 

そこからの経験で分かるのだ。

 

ある一定の線を超えたレベルの楽器の練習量が落ちれば、腕も落ちる

 

しかし、ここからが重要で、今回言いたいのは、ほとんど長年触れていなかった楽器をたまに触れると少しずつまたレベルが上がり始めると言う事。

 

少ししか触れないので、劇的に上手くなる事はないのかもしれない。

 

けど、そこそこ使えるレベルに戻すのとそれを維持する事くらいは出来る。

 

そして、一定のレベル以上あった楽器も、触れば触るほど、その落ちていく曲線を緩やかにする事は出来る

 

経験値は失われないので、元のレベルが相当にあれば、自分が生きている間、或いは、体が動く間くらいは、使えるレベルくらいは維持出来るのではないかと言うのが、自分自身の体感だ。

 

■よりいいのは断続の継続

それが、仕事であれば、毎日毎日、決まった量をこなす事は出来るだろう。

 

しかし、仕事や義務ではないものとなれば別だ。

 

よく、「1日たったの10分続けるだけで」とか言うのがあるが、僕は、こういうのはけっこう続かなくてダメだと思っている。

 

「寝る前にたった5分、こんな風にマッサージをするだけで、凄く健康を維持できます」とかTVで観たりして、「それなら出来そう」とやってみた事は何度もあるが、1週間と続いた試しはない。(^_^;)

 

タイプによるのかもしれないが、少なくとも僕は、時間や曜日を決めるとキツくなる

 

例えば、ドラムとベースとギターとピアノとバイオリンをやっていたが、全てを両立する事が出来ず、どれも今ではやめてしまったと言う人がいるとする。

 

これを、月曜日はドラム、火曜日はベース、水曜日はギター、木曜日はピアノ、金曜日はバイオリンと、それぞれ1時間ずつやって、土日は休みにして他の用事に当てようと決めたとしよう。

 

僕の場合、こんな風に決めると、少しずつほころびを感じる様になった時、それはストレスに変わり、結局は続かなくなると言うタイプだ。

 

そして、僕ならきっとその全てがいつの間にか自分の1日から消えてしまうだろう。

 

ボーカルとオカリナは毎日続いているが、これは別にそうしようと決めてやっているのではない。

 

ボーカルに関しては歌う事が生きる事だと僕は感じているし、オカリナは同じ音楽ではあるもののまだまだ下手で趣味と言ってもいいもので、上達していくのがただただ楽しくて、毎日上手くなろうと吹いているだけの事だ。

 

 

その毎日の中で、毎日でなくていいから、時間も決めなくていいから、思いついた時に、いくつでもいいから何かそれ以外の楽器を触ろうと言う話である。

 

強いてルールの様なものがあるとすれば、同じものを連続するより、前回は、ピアノだったので、今回はバイオリンにしようと言う具合に万遍なく出来ればいいかなってくらいだ。

 

これも、厳格にルール化している訳ではないので、前回の楽しさが残っていて、また同じ楽器に触れたければ、そこは臨機応変に心のままに従えばいいと思っている。

 

ちなみにバイオリンはあくまで例であって、僕はやった事もないし僕の話でもない。

 

■エピローグ

そんな風に思う様になったのは、そんなに前の話でもないのですが、その考えを持つ様になってから、明らかに自分の日常に変化が現れています。

 

長い間触ってなかった楽器を演奏してみて、思っている以上に体が覚えていたりで、久しぶりにたまに演奏してみる楽器が増えた事。w川・o・川w ワーォ!

 

ほんの5分程度でも構わないと思いながら触れてみたものの気が付くと1時間以上が経っていたなんて事はザラで、たまに触る楽器がけっこう増えました。

 

かと言って、それに時間を取られすぎる事もなく、日課でもあるボーカルとオカリナの時間は相変わらず変わってませんし、創作活動の時間も変わったとは感じませんし、色々勉強する時間も変わっていません。

 

そして、断続的に触ってきたドラムやベースやギターを触るサイクルも短くなり、トータル時間も少し増えました。

 

決め事をするのではなく、少し意識するというだけで、生活のリズムがこんなに変化するものなのかと驚いています。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

 

ただ、やはり1日は24時間と決まっているので、動画を見たり短歌を楽しんだりする時間など、その他色々な時間は減っている様に思います。

 

 

でも、時間=人生だと誰かが言ってましたが、今の方が時間を無駄にせず人生を豊かに過ごせている様な気がしています。

 

なので、短歌なども、楽しめる時には少しでもいいので楽しもうと同じスタンスでいきたいと思っています。

 

て事で、ブログも断続の継続でいいので続けたいと思います。

 

とにかく、どんな形・ペースであれ続ける事でそこに意味は絶対生まれます

 

■そして最後に。

1000記事を超えるたくさんの記事を、これまで本当に大勢の方に読んで戴いた事に心より感謝致します

 

この先、もっともっといい記事をたくさん書いていければなと思っています。

 

書く度に、たくさんの方に読まれている事がとても励みになって、お陰様でここまでやってくる事ができました。

 

ここまで続いたのも、ひとえに読者の皆様のおかげです。

 

本当にありがとうございます。

 

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

皆見 つかさ(Tsukasa Minami)

 

 

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