この記事は3451文字です。(読破予想時間:約8分13秒)
生まれて初めて買ったシールドがとうとう寿命を迎えてしまいまして、長年使ったシールドですので愛着はありますが、処分する事にしました。
Fender・シールド(3メートル)グリーン
Fender・シールド(3メートル)のプラグ部分のロゴ
Fender・シールド(3メートル)グリーン・ロゴ
ちなみに、ミュージシャンや音響のエンジニアの人以外には、ケーブルとかコードとか言った方が分かりやすいと思いますが、僕たちのこの業界では、楽器をアンプに繋いだり、マイクをミキサーに繋いだりするコードやケーブルを「シールド」と表現するのが一般的です。
てか、シールド以外の言い方をするプロジェッショナルな業界人がいるのかどうかまでは知りませんが、僕の経験では、今までに会った事はございません。
音響にあまり興味がなく詳しくもないミュージシャンの場合、たまにいたりもしますが。
て事で、この記事では表記を「シールド」で統一させて頂きます。
そして、プラグとプラグの間のコード部分を「コード」や「ケーブル」と表現する事と致します。
この記事は、僕のちょっとしたプロフィールに絡めながら、シールドを寿命と判断せざるを得ない場合って、どう言う状態になった時を指すのかを話してみたいと思います。
僕が音楽を初めたのは、何度も話してますが、高校1年生の夏ですので、15歳の時になります。
僕の曲に、『なるようになるさ(JASRAC作品コード:215-8074-0)』と言う曲があるのですが、その曲の歌詞でもその事は歌われています。
◇なるようになるさ/皆見つかさ
(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。 』)
中学を出て直ぐにバイトを始めて、15才の夏に初めてYAMAHAのFG-250Dと言うアコースティックギターを買ったのが、僕の本当の意味での音楽人生の始まりでした。
フォークギターですので、当然、最初に始めたのはギターの弾き語りです。
この記事は2364文字です。(読破予想時間:約5分37秒) YouTubeに動画をアップしてからの4日間、急にアクセスが激減すると言う不思議な現象に見舞われて…
アコギ以外の楽器を最初に買ったのは、高校を出てすぐの18歳の時です。
その楽器とは、ベースです。
ベースを練習するのに、小さなベースアンプやチューナーやシールドを一通り揃えたのですが、その時に買ったFenderの3Mのシールドが今回寿命を迎えたと言う訳です。
3Mと書いて「さんめーとる」と読んで下さいね。たまに「スリーエム」と読む人がいるので。←実話 ( ゚ ▽ ゚ ;)エッ!?
ちなみに、スリーエムの粘着テープを見て「これ3メートルあるんですね」と言った子もいます。これも実話 ( ̄□ ̄;)マ、マジカ!
このベースを買って、一ヶ月もあったのかなかったのか、僕は、ベーシストとしてほぼ初心者ばかりのバンドに誘われて加入を決めたのが、ベーシストとして第一歩であり、それが初めてのバンド経験でもありました。
と書くと、初めてこのブログに訪れてくれた人は皆、「あ〜、この人はベーシストなんだな」と思われてしまいそうなので、念の為書いておきますが、僕は、ベーシストやドラマーとしても本格的に活動していた時期もけっこう長いですが、最初から最期までメインは歌う事です。
しかし、今から思えば、初めてバンドに参加したのは、ボーカリストとしてではなくベーシストとしてだったのと言う事は自分でも意外な事に感じます。
僕が始めてシールドを楽器屋で選んだ時、シールドの長さはあまり気にしていませんでした。
特に深く考える訳でもなく、シールドなんて3メートルもあれば十分だろうと思ってましたし、実際に、当時住んでは四畳半の僕の部屋では、3メートルでも長すぎるくらいでした。
長さより、楽器屋でシールドを選んでいる時に少し迷ったのはシールドの形状でした。
それは、この時買ったストレートのシールドとコイル状になっているシールドの2種類です。
シールドを買う時に少し心を動かされた、そのコイル状になった伸び縮みをするシールドにしておけば良かったかなと何度も頭をその事がよぎりました。
でも、スタジオでバンドのリハーサルをする時には、ちょうどいいくらいで、当たり前ですが、初心者ですので、動きながら演奏する事も出来ないし、ベースアンプの前で動き回らずにリズムを取りながら一定の場所でただ黙々と弾いてただけですので、当時の僕には丁度ほどよい感じだったんですね。
しかし、初めてのライブの時です。
ライブと言う程のものではありませんが、ほとんど身内ばかりのライブイベントに出演する事になったのはその年の6月で、ベースのキャリアは一ヶ月あるかないかと言うくらいの時です。
弾き語りではライブは経験済みですが、バンドでの初めてのステージはいつもより随分広く感じて、3メートルのシールドの長さが短すぎる事に初めて気づいたのは本番当日の事でした。
それから、5Mのシールドを買いましたが、それでもライブでは短くて、結局、ライブ用に10Mを買って、それ以来、ライブでは今でも10Mのシールドを使います。
とまあ、随分自分の話ばかりになりましが、そんな思い入れのあるシールドが寿命を迎えたのです。
シールドが寿命を迎える時とは、音が出なくなった時だと思ってる人も多いと思いますが、実はそうではありません。
シールドの寿命は音が出なくなった時でも、ノイズが出る様になった時でもありません。
シールドの音が出なくなったり、ノイズが発生し始めた時は、半田付けで、簡単に修理出来ます。
僕は、音響屋で働いてた経験があって、そこでは、シールドのメンテナンスは日常の業務ですし、それプラス、プラグとコードを別々に仕入れて、シールドそのものも1から何本も作ったりした事もありますし、自分自身のシールドも過去に何度も自分で修理してきています。
しかし、今回の症状は全く修理をする事は出来ません。
修理をする時に、コードの端の外側を剥いて、中の銅線をより出すのですが、より出す前の銅線は網目状になっていて、その網目を解きながらよりだすのです。
しかし、剥かれたコードの内側は溶けかけていてやたらベタベタするし、その網目状の銅線は、少し触るだけで、ボロボロと崩れていくのです。
もっと、コードを剥いていけば、綺麗な銅線が出てくるのかと思い、どこまでも剥いてみたのですが、全てがボロボロに崩れる状態でした。
このシールドも何度も修理をしてきたので、今では3メートルの長さはありませんが、それでも、何度となく復活してきたのです。
しかし、今回はさすがに無理でした。
こうなると、どうあがいても修理は出来ません。
コードの部分は、コードだけでも売ってますし、ロールでまとめて買う事も出来ます。
そして、プラグだけでも売ってます。
その両方を半田付けすれば、シールドが出来上がります。
そして、自分で作る方が市販品を買うより断然安くあがるのです。
しかし、自分の使っているシールドを修理するのはいいけど、いくら安くあがるとは言え、仕事でもないのに一から作るのは正直面倒です。
今回ダメになった僕のシールドのプラグ部分はまだ使えると言えば使えます。
プラグの1つや2つは置いておけば、また、プラグ部分が壊れた時にでも使えますが、これも、それ程たくさんストックしておいても場所をとるだけです。
なので、今回は、全部処分する事にしました。
最後に。
シールドさん、長い間ありがとう!
おかげでここまでやってこれたよ。
て事で、今回はこれにて。
何か、半分以上自分語りだった様な。(-""-;)ウ〜ン
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
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